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 今回は前フリ無しで、早速本題。
 今回のレビューは、アニメ新シーズンの放送スタートを今夏に控えている「トランスフォーマー アドベンチャー」のトイシリーズの一つである「アドベンチャーシリーズ」より、「TAV40 アイアンジャム&バンブルビー鋼鉄アーマー」を紹介します。
 今年の4月をもって、いよいよ「トランスフォーマー アドベンチャー」のシリーズ展開が2年目に突入しました。来年には実写映画第5作の公開が予定されている事もあってか、既に海外で発表された予定によればシリーズ展開は今年で終了してしまうようですが、管理人は最後までしっかりチェックして行こうと思います。

関連記事:
 ・「TAV29 バンブルビーシュプリームモード」レビュー(2015年10月29日更新)
 ・「TED-07 バンブルビー」レビュー(2015年6月3日更新)
 ・「TAV01 バンブルビー」レビュー(2015年3月27日更新)


※画像をクリックすると、元のサイズで表示されます。
※「TAV01 バンブルビー」は、別売りです。
※一部の画像に写っている「トランスフォーマー専用ディスプレイスタンド」は、別売りです。


■キャラクター設定
 「バンブルビー」は、2015年3月15日よりCS放送「アニマックス」やYouTube、ニコニコ動画で放送・配信が開始された「トランスフォーマー アドベンチャー」に登場するキャラクターで、本作の主人公です。
 アニメでは、伝説の司令官「オプティマスプライム」の導きによって地球に降り立ったオートボット達のリーダーとして、仲間達と共に、逃亡したディセプティコンの囚人達と戦います。
 アニメでの声優は、「キュートランスフォーマー 帰ってきたコンボイの謎」の「バンブルビー(バンブル)」や、「革命機ヴァルヴレイヴ」の「エルエルフ」等を演じた、「木村良平」さんが担当しています。

■トイ概要
 このトイは、2016年4月29日に、タカラトミーより2,700円(税8%込)で発売されました。
 トイの仕様は、先行して海外で発売された「MINICON BATTLE PACK(ミニコンバトルパック、以下カナ表記)」シリーズのバンブルビーと「DECEPTICON BACK(ディセプティコンバック、以下カナ表記)」のセット商品で、ミニコンバトルパックシリーズ版とは一部の仕様等が変更されています。




■パッケージ

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 パッケージ表面。
 パッケージはブリスターで梱包されています。サイズは縦約20cm×横約22.5cm×奥行約5.5cmで、本トイと同時に発売されたアーマーとマイクロンをセットにしたアドベンチャーシリーズのトイのパッケージとほぼ同じサイズです。
 バンブルビー本体とアイアンジャムはロボットモードで梱包されています。また台紙部分にはバンブルビーのイラストが描かれていますが、このイラストはこれまでに「TAV01 バンブルビー」(以下「TAV01」)をはじめとして複数のトイのパッケージに使用されています。




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 パッケージ裏面。
 バンブルビーとアイアンジャムの全ての形態や活躍を描いたイラストが一面全体にわたって掲載されている他、プロフィールには本トイの設定が書かれています。なお、イラストの中の鋼鉄アーマーを装備したバンブルビーの後ろには「ハイパーサージオプティマスプライム」が幻影のように描かれています。




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 パッケージを斜め上から見た写真。
 右側面には本トイが完全変形出来る事が写真と共に掲載されており、また左側面には流通の関係上必要な情報が掲載されています。




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 パッケージ底面には、取り扱いや遊び方の注意文が掲載されています。
 注意文の中には、「この商品は、トランスフォーマークロニクルには対応していません」という文章が掲載されています。本トイにはトランスフォーマーコードが描かれたシールが貼付されてはいるものの、そのコードはスマートフォンアプリ「トランスフォーマーチャンネル」でスキャンしてもトイが登録されないものとなっています。




■バンブルビー

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 ビークルモード。スポーツカーに変形します。
 デザインはこれまでに発売されたバンブルビーのトイと同様にアニメでのデザインを再現したものとなっていますが、ブラックで塗装が施されたウィンドウ部分や塗装が一切施されていないタイヤ等、「TED-07 バンブルビー」のビークルモードを彷彿とさせるデザインとなっています。




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 ビークルモード底面。
 頭部と胸部はそのままの状態で収納されています。




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 TAV01のビークルモードと。
 サイズはTAV01の方が一回りほど大きいサイズです。またTAV01はウィンドウ部分のクリアーパーツやタイヤの塗装等、本トイよりも豪華な仕様となっています。




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 ビークルモードからロボットモードへの変形は、6ステップで行います。大まかな手順は以下の通り。
 ①ドアを上げ、腕を動かし、リアボンネットを上げる。(第1~第3ステップ)
 ②ルーフとドアを一体で上げる。(第4ステップ)
 ③車体前部を180°回転して変形し、下半身にする。(第5~第6ステップ)
 なお、説明書ではロボット→ビークルの手順とビークル→ロボットの手順を別々に記載しています。




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 ドアの内側の2ヶ所に、ツメが付いています。
 前述の①の変形を行う際、このツメが腕やウィンドウ部分のパーツに干渉して変形しづらくなっています。変形を開始する前に車体底面に有る腕の肘を曲げる事で腕への干渉を避ける事が出来ますが、ウィンドウ部分のパーツへの干渉を避ける事は出来ません。
 このツメはビークルモード時でもあまり重要な部分にはならない為、技術の有る人なら切り落としを試してみても良いのではないかと思います 。




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 ロボットモード前面。全高は約10.5cmあります。
 ビークルモードの車体前部が下半身に変形し、リアタイヤとその周辺が肩に変形します。車体底部に収納されている頭部と胸部は、変形の過程で露出して行きます。




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 ロボットモード後ろ。
 フクラハギ部分は変形機構の関係もあって穴が多い形状になっています。ウィンドウ部分とドアは一体で背部パーツとなり、ドアはアニメやTAV01と同様に小さな翼のようになります。




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 ロボットモードのバストアップ。
 頭部は一体成型となっており、額とフェイス部分には塗装が施されています。胸部中央には「トランスフォーマー アドベンチャー」シリーズでは定番の「トランスフォーマーコード」が描かれたシールが貼付されていますが、このコードはスキャンしても「トランスフォーマークロニクル」に登録されないのは、前に述べた通りです。




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 腰部ブロックの後部には、小さな穴が有ります。
 これは別売りの「トランスフォーマー専用ディスプレイスタンド」等のアクションフィギュア用スタンドのアームを接続する為の穴です。




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 ロボットモードの可動箇所は首、肩、肘、腰、股関節、膝に有り、これらの部分が動きます。
 肘、股関節、膝にはボールジョイントが採用されており、簡素な構造でありがらも広い可動範囲を確保していますが、ボールジョイント部分の保持力はそれほど高くない為、大きな武器を持たせると倒れてしまう恐れが有ります。




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 ロボットモードの手首は5mm径となっており、同シリーズの他のトイに付属している武器の殆どが装備可能になっています。




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 TAV01のロボットモードと。
 TAV01の全高は本トイの約1.5倍あります。車体前部が下半身に変形して車体後部が上半身に変形する等、変形機構には似通っている部分も多く見られますが、ビークルモードのボンネット部分がロボットモード時には180°異なる形になる等、大きな違いも多く見られます。




■アイアンジャム

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 バレットモード。
 球のような形に変形します。「バレット」の意味についてはパッケージ・説明書共に詳細な記載が無く、またアルファベット表記も有りませんが、恐らくは「弾丸」や「小さな玉」を意味する「BULLET」の事と思われます。
 ミニコンバトルパックシリーズ版のバンブルビーには、ディセプティコンに属する「MAJOR MAYHEM(メジャー・メイヘム)」というミニコンが付属していましたが、本トイではミニコンバトルパックシリーズ版のグリムロックに付属していたディセプティコンバックの金型を流用して作られています。また設定やカラーリングはディセプティコンバックから大幅に変更されています。




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 バレットモードからロボットモードへの変形は、2ステップで行います。大まかな手順は以下の通り。
 ①腕を出して広げる。(第1ステップ)
 ②両側部を横に広げる(これに連動して頭部がせり出し、脚が開く)。(第2ステップ)
 なお、説明書ではロボット→バレットの手順のみを掲載しています。




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 ロボットモード。全高は約5cmあります。
 バレットモードから頭部、腕、脚が展開する、シンプルな変形機構です。後部にはトランスフォーマーコードが印刷されたシールが貼付されています。
 元々ディセプティコン側のキャラクターとしてデザインされていただけに、顔は凶悪さの漂う造形となっています。また可動機構は変形機構の関係で腕を広げたり閉じたりする事が可能ではあるものの、それ以外の可動機構は有りません。




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 アイアンジャムの底面中央には、5mm径のピンが有ります。
 これはディセプティコンバックには無い本トイ独自の仕様で、これによりバンブルビーと連動した遊びが可能になっています。しかしながら、ピンの長さは脚よりも長い為、4本の脚で立たせる事が出来なくなっています。




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 前述のピンを利用して、ロボットモードのアイアンジャムをバンブルビーに持たせる事が出来ます。
 なお、バレットモード時には脚がピンの周りを囲んでしまう為、持たせる事が出来ません。




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 説明書には記載されていない遊び方ですが、バンブルビーのビークルモードのルーフ部分には5mm径のピン受け穴が有る為、ここにアイアンジャムを取り付ける事も可能です。




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 バンブルビーとアイアンジャムのトランスフォーマーコードは同じものが貼付されています。
 これをスマートフォンアプリ「トランスフォーマーチャンネル」でスキャンしても本トイが登録されないのは前述の通りですが、バンブルビーがお礼と他商品の宣伝をするメッセージが出現します。




■鋼鉄アーマー

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 鋼鉄アーマー一式。
 5つのアーマーパーツと武器1個の、計6つのパーツで構成されています。説明書では各アーマーパーツはA〜Eのアルファベットで分けられ、また武器には「アーマー武器」という名称で記載されています。
 ミニコンバトルパック版ではこれらのパーツはクリアーブルーで成型されていましたが、本トイではパッケージ裏面に記載されている「アイアンジャムが金属を形状変化させて作った」という設定を踏まえてか、クリアーブラック成型に変更されています。




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 バンブルビーに鋼鉄アーマーを装着した状態。
 頭部、胸部、肩、脛にアーマーを取り付けます。アーマー装着によって、全体的に刺々しさの有る、ワイルドさの漂う姿に変わります。




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 鋼鉄アーマー装着状態のバストアップ。
 頭部は額にツノのようなものが付き、口にはマスクが装着されます。頭部と胸部のアーマーは一体成型となっている為、この状態にすると首を動かす事が出来なくなります。




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 5つのアーマーは、アーマー武器に取り付ける事も可能です。
 脛のアーマーをアーマー武器前部の両側面に取り付け、肩のアーマーをアーマー武器後部の両側面に取り付けた後、胸部と頭部のアーマーを天面中央に取り付けます。
 説明書の記述によれば、これによって武器がパワーアップするという設定になっているそうです。




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 説明書には記載されていませんが、バンブルビーのビークルモードのルーフ部分に武器を取り付ける事も可能です。
 画像ではアーマーを取り付けた状態の武器を取り付けていますが、アーマーを取り付けていない状態でももちろん取り付けられます。




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 ここからは、アクションポーズの一例を紹介。
 1枚目は、鋼鉄アーマー装着状態で跳び上がりながら銃撃するイメージでディスプレイ。別売りの「トランスフォーマー専用ディスプレイスタンド」が有れば、跳び上がった状態をイメージした様々なディスプレイが可能になります。




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 2枚目は、バンブルビーがアイアンジャムを守りながら戦うイメージのポーズ。
 バンブルビーにアイアンジャムを持たせた状態でも、様々なイメージでのポージングが可能になっています。




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 本セットの内容物一式。
 ミニコンバトルパック版とは多数の違いが有るのは前述の通りですが、バンブルビーにマイクロン1体とアーマーパーツ一式が付属している点はミニコンバトルパック版と同じです。




 以上、TAV40 アイアンジャム&バンブルビー鋼鉄アーマーでした。

 これまでのアドベンチャーシリーズの本トイと同じ価格帯のトイは、変形+可動で楽しむというシンプルな内容となっていましたが、本トイはバンブルビーにアーマーパーツとマイクロンが付属している事で、変形+可動以外にアーマーパーツやマイクロンのギミックでも楽しめるようになっています。その一方でバンブルビーの変形機構や可動機構はTAV01のものよりも遥かに簡素なものとなっていますが、この点についてはやむを得ない点だと思います。
 個人的に残念だったのがドアの裏側に有るツメで、これについては実際に何度も変形した上で不要部分であると実感したので、この部分の変形機構についてはもう少し考えて欲しかったと思います。
 本トイは単体でも十分楽しめますが、既にミニコンバトルパック版を手に取った人でも日本版独自の新しい設定や仕様で楽しむ事が出来るのではないかと思います。