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 昨日、グランドプリンスホテル新高輪で行われた、バンダイナムコホールディングスの「第11回定時株主総会」に行ってきました!
 バンダイナムコグループのこの1年間は、一昨年から昨年にかけての「妖怪ウォッチ」のブームが一段落した一方で、ガンダム作品は「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」をはじめとして、映像作品と共に展開されるシリーズが多数出ました。また、その他の映像作品では「ラブライブ!」や「ガールズ&パンツァー」等の作品が大ヒットしました。
 今年も管理人の最大の目当てはガンダムシリーズではあったのですが、昨年の紅白歌合戦で奈々さんに取って代わるような形での出場を果たした「μ's」を生み出したラブライブの動向も気になっていました。
 なお、バンダイナムコホールディングスの株主総会レポートは毎年前後編に分けて掲載しているのですが、今回は諸事情により、1記事で掲載します。その為、これまでに無く長い記事となっていますので、予めご了承下さい。

関連記事:
 ・「㈱バンダイナムコホールディングス 第10回定時株主総会」レポート(後編)(2015年6月24日更新)
 ・「㈱バンダイナムコホールディングス 第10回定時株主総会」レポート(前編)(2015年6月23日更新)


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 会場に入るとすぐに、ガンダムとザクのスタチューが設置されていました。また当日の気温を予め考慮していたようで、一昨年や昨年には無かった冷たいおしぼりの配布も行われていました。
 その先の通路には毎年恒例となっている、バンダイナムコグループの主要なIP(キャラクター等の知的財産)を紹介したパネルが置かれており、各IPの簡単な紹介文も有りました。「妖怪ウォッチ」や「ラブライブ!サンシャイン!!」は単体の作品として紹介されていた一方で、「動物戦隊ジュウオウジャー」「仮面ライダーゴースト」「機動戦士ガンダム サンダーボルト」「アイカツスターズ!」等の作品は、「スーパー戦隊シリーズ」「仮面ライダーシリーズ」「機動戦士ガンダムシリーズ」「アイカツシリーズ」等、シリーズ全体を包括する形で紹介されていました。




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 廊下を更に下っていった先に、受付会場が有りました。受付を済ませた株主には、今回の総会の進行についての案内が記載された色付きのシートと株主出席票、そしてお土産が渡されました。
 色付きシートには複数の色が有り、総会中の質問の際には、このシートを掲げるよう指示がありました。また株主出席票の裏面は「浅草花やしき」の1日フリーパス引換券となっています。
 これらについては昨年の株主総会と同じです。




 総会は、大宴会場の「飛天」で、予定通り10時から開始されました。
 任期満了する取締役と新任予定の取締役候補が壇上に上がると共に、「田口三昭(たぐち・みつあき)」社長が議長席に立ちました。

1.社長挨拶
 田口社長による挨拶と、第11期(2015年4月~2016年3月)の取締役と監査役の紹介。
 ここで、田口社長が定款の定めにより本総会の議長を務める事が発表されました。

2.監査報告
 監査役からの監査に関する報告。バンダイナムコホールディングスやその取締役、そして本総会の決議事項が、法令や定款(会社の憲法)への違反の有無や、不正の有無について報告されます。
 報告内容によれば、いずれも問題は無いとの事です。

3.事業報告
 第11期の事業報告。内容は映像上映で行われ、ナレーションは「寺崎裕香」さんが担当していました。
 報告の内容は、「第11回定時株主総会招集ご通知」の内容をそのまま読んで行くと共に、詳細な部分については、事前に読んでいる事を前提に省略する形で進められていきました。なお、報告内容は12ページ~18ページに記載されています。

 ・2016年(平成28年)第11回定時株主総会招集ご通知(バンダイナムコホールディングス公式サイト、pdfファイル)

 内容に関する細かな紹介は割愛しますが、多くの事業が対前年比で売上高・営業利益共に減少しているか、もしくは営業利益のみ減少となっている中で、映像音楽プロデュース事業だけは「ラブライブ!」と「機動戦士ガンダムシリーズ」が好調で、売上高・営業利益共に増加となっていました。
 トイホビー事業ではガンダムシリーズ、ドラゴンボール、妖怪ウォッチが好調であった一方、大人向けフィギュアの売上が不調だったそうです。また海外では「Power Rangers(パワーレンジャー、以下カナ表記)」が堅調だったそうです。ネットワークエンターテインメント事業においては「DRAGONBALL XENOVERSE(ドラゴンボール ゼノバース)」「NARUTO-ナルト-疾風伝 ナルティメットストーム4」「アイドルマスター シンデレラガールズ スターライトステージ」が好調で、また昨年の株主総会で苦戦していると報告されていたアミューズメント事業はゲーム機販売が苦戦しつつも、様々な見直しによって収益が改善したとの事でした。

 映像による事業報告の後には、田口社長による中期経営計画の説明が有りました。
 昨年と同様に中期経営計画における「IP軸戦略」の説明の後、その初年度の成果として「IP軸戦略はラブライブ、ドラゴンボール、ガンダムが人気を集めている」「ライブイベントやネットワークコンテンツがIPの出口として成長している」「大人女子など新たなターゲットへのアプローチ」等が報告されました。
 また、「ファインディング・ドリー」の商品化権獲得や、主に「たまごっち」や「デジタルモンスター」で提携してきた「ウィズ」の完全子会社化、ガンプラ等の定番IPをアジア圏へ拡大する為に中国に新会社を設立した事等も報告されました。
 2015年度は中期経営計画で定めた目標は達成したものの、今後も慢心せず、常に危機感をもって行動するとの事です。

 この後、株主と取締役の質疑応答となりました。
 質問は1人につき1問のみとされていましたが、多数の挙手が有った事から、中には質問出来ずに終わった株主さんもいました。
 質疑応答の内容は以下の通り。各々の話の内容が長くなっている事が多かった為、忘れてしまった部分が一部に有りますが、ご容赦下さい(汗)。
■VR(バーチャル・リアリティ)関連には着手しているのか。VRはシューティングゲームとの相性が良いと思うので、既存のシリーズの新作にVRを使ってはどうか。
→年内には間に合わないかもしれないが、企画には取り入れている。(大下取締役)

■アイドルマスターの10thライブ(THE IDOLM@STER M@STER OF IDOL WORLD!! 2015)のブルーレイが品薄になっている。公式サイトで申し込んだが、キャンセルされた。ファン皆に行き渡るような数量を出して欲しい。
→申し訳なく思っている。(需要の調査は)タイムリーに隈無く行っているが、まだ読めない部分が有るので、今後改善するように努める。(川城取締役)

■「機動戦士ガンダム エクストリームバーサス マキシブースト」の家庭用ゲーム機への移植の予定は有るのか。
→企画の中の検討に入ってはいないが、合ったものを考えている。(大下取締役)

■ナンジャタウンのファンだが、「おそ松さん」とのコラボイベントを開催した時に混乱が有ったという。再発防止策は講じているのか。
→確かに混乱は有った。それを経験として、今後に生かすよう検討している。(大下取締役)

■「ウルトラマンオーブ」終了後の展開を教えて欲しい。ウルトラマンシリーズが終わってしまうのではないかと心配している。
→次回作は色々企画しているが、今は教えられない。いずれ発表する。「オーブ」は内容が濃く、話数も多いので、期待して欲しい。(上野取締役)

■「ラブライブ!」のファイナルライブの情報や「ラブライブ!サンシャイン!!」のPVが、発表前に海外でリークしていた。IPの情報流出への対応はどうしているのか。
→大変申し訳ない。個々の理由や状況は異なるが、インターネットセキュリティの問題。現在は再発防止策を講じている。また質問には無かったが海賊版対策もしており、難しいながらも撲滅に努めている。(川城取締役)

■ネットワークエンターテインメント事業の業績が悪い要因に、アミューズメント事業のゲーム機販売が悪い事を上げているが、ゲームソフトの売上も悪いのではないか。
→ネットワークエンターテインメント事業にはネットワーク、パッケージ等、4つのビジネスが有る。アミューズメント事業は黒字に転換したが、その事業を含むロケーション事業は(数字に出るのに)タイムラグが有る。(浅古取締役)

■株主数が昨年よりも減少している。「テイルズ オブ ゼスティリア」がネットで炎上した事や、パナマ文書にバンダイナムコの名前が有った事等で、イメージが悪くなっているのではないか。自社が置かれている状況を理解しているのか。
→昨年は「妖怪ウォッチ」のブームもあって2万人増えた。妖怪ウォッチの前期の売上は100億、IPの中では3位となっているが、ブームが過ぎた事で離れた株主もいたのではないかと思う。(田口社長)
→(置かれている状況の把握について)インターネットの書き込みはチェックして、対策もしている。(田口社長)
→(パナマ文書について)バンダイナムコに関係有るとされるものが3件有ったが、2件は関係無い法人だった。残る1件の「バンダイネットワーク」という法人は、過去に純粋な投資目的で関係有ったが、今は関係無い法人。(田口社長)

■IPの内容がガンダム、ドラゴンボール、NARUTOと、頭打ち(もう伸びない)なものにこだわっていないか?東芝やシャープは頭打ちの商品にこだわった結果、業績が悪り経営が危うくなった。新しいIPが出せるようになっていないのではないか。
→不調の原因はアミューズメント事業のゲーム機販売。ガンダムシリーズの売上は最高記録を更新中。ガンプラが好調で、海外での売上は(ガンプラの売上全体の)4割にまで増えている。ドラゴンボールはデータカードダスが人気だが、欧米では家庭用ゲームソフトが人気。ナルトは中国でオンラインゲームがヒットした。今後はこれをますます磨き上げたい。新しいIPはアイドルマスター、ラブライブ、妖怪ウォッチが有る。今年はデジモンも力を入れる。(田口社長)

■ソーシャルゲームの「ガチャ」が社会問題になっている。「アイドルマスター シンデレラガールズ スターライトステージ」の課金システムはやり過ぎなのではないか。これについてはどう考えているのか。
→ガチャに関して言われる前に、業界団体のガイドラインに乗っ取ったものに改善した。しかしどんなにガイドラインに乗っ取っていても誤認されてしまってはいけないので、徹底して注意している。結構厳しめにやっている。(大下取締役)

■ROE10%以上は低いのではないか。
→安定的にきちんと利益を出すために、この数値にしている。日本企業の平均と比べても高い数値。ROEは重要な指標なので、今後もっと上げられるようにしたい。(浅古取締役)

■今年はガンダムゲームが30周年。1995年12月に発売された「SDガンダムGNEXT」は、ユニークなシステムが好きで今でも遊んでいるのだが、このソフトはこれまで続編が出ていない。自分が遊んでいるスーパーファミコンがもう壊れそうなので、バーチャルコンソールで配信するか、「カタログIPオープン化プロジェクト」の対象ソフトにしてほしい。
→ありがとうございます。(株主席の)後ろに開発の担当がいる。後日行う企画会議で議題に乗せる。(大下取締役)

■最近まで東南アジアに住んでいた。ショッピングモールでバンダイナムコの商品を見かける事は有ったが、スペースが少なく、マーベルの方が多く販売されていた。その上、値段が高かった。どういう層をターゲットにしているのか。
→韓国・台湾では善戦しているが、東南アジアやオーストラリアではハズブロ等に負けている。昨年から低価格帯商品の販売も始めており、(一例として)仮面ライダーの玩具で日本の半分の価格に設定したものが有る。これまでターゲットは富裕層中心だったが、もっとターゲットを広げたい。インドネシアに新会社を作った。今後もチャレンジしていく。(上野取締役)

■妖怪ウォッチがヒットしたが、バンダイナムコグループの直接的利益は玩具だけだったのではないか。アニメ製作のサンライズやゲーム開発のバンダイナムコエンターテインメント等、バンダイナムコグループが総力を挙げれば、もっと利益が出せたのではないか。「デジモン」でやったようにやってはどうか。
→妖怪ウォッチはキャラクターを立体化できるメーカーとして指名を頂いた。デジモンについてはグループ全体で進めており、海外でも展開する予定。(田口社長)

■アーケードゲームの苦戦について。「機動戦士ガンダム U.C.カードビルダー」が座って(プレイして)いる人を見かけない上に、撤去されている店舗も有る。今後の対処はアップデートと撤退のどちらにするのか。
→改善余地が有る段階と考えている。時代に合っていないのではないかと思う。(アミューズメント事業全体について)悪い事は分かったので、今は良い事をやろうとしている。その効果は今年下期あたりから出る見込み。(大下取締役)

■「アイドルマスター シンデレラガールズ」に登場するアイドルは、キャラクターボイスが順次付けられているが、稼動から5年で、183人中61人に声が付いた。これは「ミリオンライブ」に比べると少ない。このペースだと全員に声が付くのは12年後になる。もっと早めて欲しい。
→声は順次付けて行く。声優さんが歳を重ねるのに伴って生じる声の変化の問題も有るが、前向きに検討する。(大下取締役)

■ウィズの完全子会社化等で知的財産の量が増えているが、管理スタッフの人員は足りているのか。また育成は行っているのか。
→たまごっちやデジモンは海外でリクエストを貰うほどの人気が有るIP。IPへの投資は広く海外に展開して行きたいし、パートナーとアライアンスを組んでオープンにやって行きたい。(田口社長)
 質疑応答はここで終了となりましたが、他に質問したい株主については、総会終了後に取締役が展示会場を視察する際に受け付けるというアナウンスがされました。

4.議案審議
 事業報告に関する質疑応答の後は、議案の審議が行われました。議案は2つ有り、それぞれの議案を述べた後に質疑応答が行われました。
 なお、各議案の隣に書かれているページ数は、株主総会招集通知に記載されているページです。

第1号議案:剰余金の処分の件(4ページ)
 所謂「配当金の金額の決定」。今回の期末配当は、安定配当12円に業績連動配当28円を加えた40円とする議案が出されていました。
 この議案の際の質疑応答の内容は以下の通り。
■配当金の額が安くないか。取締役の報酬が高くないか。借入金が多いのではないか。
→安定配当24円(12円×年2回)をベースに配当性向30%で計算している。今回の配当性向は33%で計算している。役員報酬は、算定式を定めて透明性を確保している(30ページ)。借入金はバンダイナムコグループ全体の分を借り入れており、返済に要する資金は傘下企業から吸い上げる方式を取っている。(浅古取締役)

■現預金の額が多いと思う。これを負債に充てて配当性向を上げる事は出来ないのか。
→ビジネス上、現預金は厚くしてある。昨今は配当性向を50%~100%にして株主に還元する企業も多いので、検討する。(浅古取締役)
 質疑応答の後、第1号議案は承認されました。

第2号議案:取締役10名選任の件(5ページ~10ページ)
 田口社長をはじめとする9名の取締役は、本総会終了の時をもって全員が任期満了となります。その為、新しい取締役を選任します。石川会長や田口社長のように継続する候補もいる一方で、今回は候補とならずに退任する取締役、そして今回選任されれば新任の取締役となる候補もいました。退任する取締役の内の1人は、昨年8月にバンダイの社長を退任した上野取締役でした。
 この議案の際の質疑応答の内容は以下の通り。
■上野取締役が退任するが、上野取締役はCGO(チーフ・ガンダム・オフィサー)も務めてきた。これまでのノウハウはどのように受け継いで行くのか。
→CGOは当面はそのまま続ける。現在バンダイの取締役会長になっている為、取締役としての地位は変わっていない。今回はホールディングスの役員を退任するだけ。(上野取締役)

■女性役員(桑原取締役)の起用に関連して、女性登用の状況について教えて欲しい。
→女性取締役は現在グループ全体で7名おり、徐々に増えてきている。女性には出産等の、男性には無い人生の節目が有るので、個別の事情に合わせて時短やフレックスを活用してもらうようにしている。(田口社長)

■元ウィズの株主だが、元ウィズの社長や取締役を取締役に選任して欲しい。
→選任はIP活用等に応じて考えている。(田口社長)

■(弁護士の桑原取締役について)選任されたら、ソーシャルゲーム等のリーガルリスクの高いプロジェクトに対応して欲しい。
→これまでに「ワニワニパニック」等、ナムコ関係でいくつか担当している。しっかりやって欲しいと思う。(田口社長)

■Ultra HD Blu-rayの中長期的な対応はどのように考えているのか。
→新しいものについては研究し、対応している。(川城取締役)
 質疑応答の後、第2号議案も承認されました。

5.閉会
 退任する2名の取締役の紹介と挨拶が行われた後、本総会は閉会しました。
 閉会したのは12時ちょうどで、2時間の総会でした。




■会場内展示物
 毎年、株主総会の会場となる「飛天」の手前に有るロビーには、バンダイナムコグループの展示が行われており、さながらイベント会場のようになっています。
 この展示は総会開始前と総会終了後のどちらでも見れるようになっていました。総会終了後には取締役もスタッフの案内の下で展示を見に来ており、株主が取締役に直接質問や意見を言えるようになっていました。




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 会場案内図。
 株主は青い矢印の「ご入場口」から入場してロビー入口の「受付」で受付を済ませた後に、ロビーの奥に有る「株主総会会場」に入る、という順路でした。
 展示の内容は毎年、定番IP、何かの節目を迎えたIP、大ヒットしたIPのいずれかとなっていましたが、今年は展示の殆どが「海外展開商品・サービス紹介」というテーマで統一されていました。
 毎回、殆どの展示が写真撮影可能となっていますが、今回は写真撮影禁止の場所がかなり多くなっていました。




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 「ラブライブ!」と「ラブライブ!サンシャイン!!」の展示コーナーは、Aqours(アクア)のメンバーを紹介したパネルや「ラブライブ!サンシャイン!!」のPV等を上映しているディスプレイが設置されていた他に、統一テーマに合わせてμ'sの海外公演を選択して視聴出来る大型ディスプレイや、海外でのライブの物販会場で販売されたグッズ、そして海外版のブルーレイの展示も行われていました。
 なお、上の画像のパネル以外は全て撮影禁止となっていました。




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 アミューズメント施設の紹介コーナーでは、海外で展開しているアミューズメント施設を紹介したパネルが設置されていました。




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 「ネットワークコンテンツ」と「家庭用ゲームソフト」の紹介コーナーでは、海外で配信されているネットワークコンテンツや、海外で販売されている家庭用ゲームソフトを、ディスプレイに上映する形で紹介していました。




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 パワーレンジャーの紹介コーナーでは、映像の上映や販売されたトイの展示の他に、パワーレンジャーシリーズの歴史を紹介したパネルも掲出されていましたが、全ての展示物が撮影禁止となっていました。




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 バンダイナムコグループが商品化権を獲得したディズニー作品「Finding Dory(ファインディング・ドリー)」の紹介コーナーでは、関連玩具が展示されていた他、映像の上映するディスプレイも設置されていました。




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 ガンプラの紹介コーナーでは、ガンプラの歴史を紹介したパネルが掲出されていた他に、「RX-78-2 ガンダム」の歴代キットの展示や、海外のガンプラ関連イベントの紹介や限定キットの展示も行われていました。




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 ガンプラの展示スペースの隣には、昨年と同様に、バンダイナムコグループのCSR(企業の社会的責任)活動を紹介するスペースが有りました。




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 株主総会が行われた「飛天」では、12時20分より「機動戦士ガンダム」の関連映像作品上映が行われました。
 上映時間は約30分でした。冒頭に二人の老人が一年戦争の記憶を振り返る内容の実写映像が上映され、その後には現在テレビ朝日系列で放送中の「機動戦士ガンダムユニコーン RE:0096」の第3話「それはガンダムと呼ばれた」の英語字幕付バージョンが上映されました。上映前のアナウンスによれば、これは海外で配信されているものとの事でしたが、映像や音声の内容はテレビ放映されたものと同じで、文字通り英語の字幕が付けられただけの映像作品でした。




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 キャラクターステージでは、「仮面ライダーゴースト&スペクター」と、ナムコナンジャタウンの「ナジャヴ&モジャヴ」のステージイベントが行われていました。
 仮面ライダーゴースト&スペクターのステージイベントは2回行われました。ステージイベントは撮影会と握手会を兼ねたものとなっており、株主さんの子供達だけでなく複数の株主さん達も、仮面ライダーと握手をしていました。なお管理人も二人のライダーと握手してきました(笑)。




 以上、バンダイナムコホールディングス第11回定時株主総会レポートでした。

 今回の株主総会の事業報告では、定番IPとなっているガンダムシリーズが売上記録を更新している事に加えて、映画等が大ヒットしたラブライブや、昨年7月より完全新作アニメの放送がスタートした事もあって関連商品の売上が好調なドラゴンボールの業績への貢献が非常に目立つ内容となっていました。とりわけラブライブはガンダムシリーズと共に映像音楽プロデュース事業の業績向上に大きく貢献した事が窺え、バンダイナムコにとっては主要なIPの一つに位置付けられるほどの人気になっている事を改めて感じました。
 昨年の株主総会で大きな課題の一つとされていたアミューズメント事業については黒字への転換が出来たとの事ですが、大下取締役が今年下期以降に改善の成果が出る事を力強く話していたので、今後の業績の推移に注目しようと思います。
 今年の株主総会の展示は「海外向けの商品」を統一テーマにしていましたが、国内ではバンダイナムコの海外向け商品を目にする機会はあまり無い為、非常に貴重な機会だったと思います。また事業報告等の内容から、中期経営計画の「日亜拡大」は着々と進んでいる事も窺えました。
 今年の総会の中で多く取り上げられたガンダム、ドラゴンボール、ラブライブの3作品は現在いずれも新作を展開中、もしくは展開の予定が有る状況となっており、好調が続けば、来年の株主総会でも良い結果が聞けるのではないかと思います。




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 今回の株主総会のお土産。
 今回のお土産は、「動物戦隊ジュウオウジャー」のリンスインシャンプー、「仮面ライダーゴースト」の「ゴーストアイコン入浴剤2」、そして「魔法つかいプリキュア!」の「ミラクルマジカルジュエリーレ入浴剤」の3点でした。いずれも子供向けの商品で、株主総会の質問の中では、お土産に感謝しつつも「今回のお土産は使いづらい」と話していた株主さんがいました。
 今回の株主総会では、子供を連れて出席している株主さんが多く見られました。今年から「ジュニアNISA」の制度が始まった為、それをきっかけにした子供への投資の勉強も兼ねているかのように思えました。バンダイナムコ側が今回のお土産に敢えて子供の生活に寄り添った商品のみを選んだのには、もしかすると子供達にも株主になってもらいたいとする意図が有るのかもしれません…。