LG22-001.jpg

 今回は前フリ無しで、早速本題。
 今回のレビューは「トランスフォーマーレジェンズ」より、7月よりスタートしたヘッドマスターコンセプトの第1弾トイの1体である「LG22 スカル」を紹介します。
(´-`).。oO(前回の記事で色々語りすぎた…)

関連記事:「LG21 ハードヘッド」レビュー(2016年10月20日更新)


※画像をクリックすると、元のサイズで表示されます。
※「LG21 ハードヘッド」は、別売りです。
※一部の画像に写っている「di:stage」「トランスフォーマー専用ディスプレイスタンド」は、別売りです。


■トイ概要
 このトイは、2016年7月23日にタカラトミーより4,320円(税8%込)で発売されました。「トランスフォーマーレジェンズ」シリーズの第22弾トイです。
 トイの仕様は、2016年に海外で「TITANS RETURN(タイタンズリターン)」シリーズの1体として発売された「SKULLSMASHER」(以下「海外版」)の仕様変更品で、カラーリングが本トイ独自のものに変更されている他、新規金型を使用したパーツの採用や、他商品のパーツの追加も行われています。




LG22-002.jpg

 パッケージ表面。
 パッケージはボックス形式で、サイズは縦約15cm×横約22cm×奥行約6.5cmとなっています。このサイズは、本トイと同時に発売された「LG21 ハードヘッド」のパッケージと同じサイズです。
 表面の大部分はウィンドウになっており、中のトイが見えるようになっています。その下には、本トイの為に描き下ろされたスカルのイラストが描かれています。




LG22-003.jpg

 パッケージ裏面。
 ビースト⇔ロボットの完全変形が可能である事やパートナードローン「バトラ」との連動した遊びが可能である事が掲載されている他、公式サイトへの案内も掲載されています。また、同シリーズの他のトイと同様にキャラクター紹介文も掲載されていますが、文章は非常に短いものとなっています。




LG22-004.jpg LG22-005.jpg

 パッケージを斜め上から見た写真。
 表面のウィンドウは上面まで続いています。左側面には表面に掲載されているイラストと同じイラストが掲載されており、右側面にはヘッドマスターと連動した遊びが出来る事が写真と共に掲載されています。




LG22-006.jpg

 パッケージ底面には、取り扱いや遊び方の注意文が掲載されています。




LG22-007.jpg LG22-008.jpg
LG22-009.jpg

 付属している取扱説明書には、パッケージにも使用されているスカルのイラストが掲載されている他、キャラクター設定も掲載されています。
 また出張版コミック第22話も掲載されています。コミックでは、第21話でサイバトロンヘッドマスターと手を組んだアクサロン社に対抗してテラクラッ社もデストロンヘッドマスターと手を組んだ事や、サイバトロンから盗んだ情報を元にトランステクターとパートナードローンを作り上げた事や、そのトランステクターを得たスカルの活躍が描かれています。




LG22-010.jpg LG22-011.jpg

 ヘッドマスター。このトイのリメイク元で、1987年に発売された「D-85 ヘッドマスター/湿原兵 スカル」(以下「旧トイ」)では、このヘッドマスターには「グラックス」という名前が付いていましたが、本トイではパッケージ・説明書共に「ヘッドマスター」としか記載されていません。これはスカルが活躍した「トランスフォーマー ザ☆ヘッドマスターズ」(以下「アニメ」)の劇中ではヘッドマスターの名前が呼ばれていなかった為と思われます。
 全高は約3.5cmで、旧トイのグラックスよりも少し小さいサイズとなっています。また、旧トイのグラックスでは背部に有る顔の額の装甲を動かして顔を隠す変形機構が有りましたが、本トイではそれがオミットされている為、背部の顔が丸見えになっています。




LG22-012.jpg

 ヘッドマスターはの可動箇所は首、肩、股関節、膝に有り、これらの部分が動かせます。
 首と肩にはボールジョイントを採用しており、ある程度であれば首を傾けたり、腕を広げたりすることが可能です。また股関節と膝は脚が左右一体になっている為、片脚だけを動かす事は出来ません。




LG22-013.jpg

LG22-014.jpg LG22-015.jpg

 ヘッドマスターのヘッドモード。
 旧トイのグラックスと同様に、脚を胴体側に折り畳む形で変形します。顔部分は海外版とは異なる新規金型のパーツが採用されており、これによって、旧トイとは異なるアニメ劇中でのデザインの頭部を再現しています。




LG22-016.jpg LG22-017.jpg
LG22-018.jpg

 トランステクターのビーストモード。ワニに変形します。
 デザインは旧トイのデザインを踏襲していますが、全体的に旧トイよりもフラットなデザインになっているだけでなく、旧トイよりも生物らしさの漂うデザインとなっています。




LG22-019.jpg LG22-020.jpg

 トランステクターのビーストモードの頭部。
 口は開閉が可能になっており、口の中には舌のディテールも有ります。




LG22-021.jpg

 トランステクターのビーストモードの底面。
 中央部分は、ロボットモード時に胴体や太腿になります。




LG22-022.jpg

 トランステクターのビーストモードには前述の口の他にも首、前脚、後脚、尻尾に可動機構が有り、これらの部分が動きます。
 これらの可動機構により、動いているイメージでのポーズを取る事が可能になっています。




LG22-023.jpg

 トランステクターの中央天面にはハッチが有り、ここにヘッドマスターを乗せる事が出来ます。




LG22-024.jpg

 説明書には記載されていませんが、前脚には小さなピンが各1個(計2個)有り、これらを使う事で、ヘッドマスターをその部分に立たせる事が出来ます。




LG22-025.jpg LG22-026.jpg
LG22-027.jpg LG22-028.jpg

 ビークルモードからロボットモードへの変形は、11ステップで行います。大まかな手順は以下の通り。
 ①尻尾を取り外し、頭部を後ろに倒す。(第1~第3ステップ)
 ②胴体部分後部を変形し、脚にする。(第4~第5ステップ)
 ③前脚を変形し、腕にする。(第6~第10ステップ)
 ④ヘッドモードに変形したヘッドマスターを合体(ヘッドオン)し、左肩に尻尾を取り付ける。(第11ステップ)
 なお、説明書ではビースト→ロボットの手順しか記載されておらず、ロボット→ビーストの変形は番号を逆に戻って行うよう記載されています。




LG22-029.jpg

 ロボットモード前面。全高は約14.5cmあります。
 変形機構は旧トイをのそれを踏襲しており、ビーストモードの前脚が腕に変形し、胴体後部が脚に変形します。しかしながら胴体の変形機構は旧トイとは大きく異なっており、旧トイではビーストモードの背中が胴体になっていたのに対し、本トイではビーストモードの腹部が胴体になります。
 頭部以外の形状は海外版と同じで、カラーリングも海外版のそれとは大きな違いの無い配色となっています。胸部にはデストロンのエンブレムがタンポ印刷されていますが、これは海外版には無い、本トイ独自の仕様です。




LG22-030.jpg

 ロボットモード後ろ。
 ビーストモードの頭部はそのまま背部パーツになりますが、これは旧トイでも同様となっています。




LG22-031.jpg

LG22-032.jpg LG22-033.jpg

 ロボットモードのバストアップ。
 旧トイではヘッドオンによって胸部カバーの下に隠されているメーターが上がるギミックが有りましたが、本トイではそれがオミットされています。




LG22-034.jpg

 ロボットモードの可動機構は首、肩、二の腕、肘、腰、股関節、太腿、膝に有り、これらの部分が動きます。
 前述のメーター上昇ギミックがオミットされた事により、首が動くようになっています。また腕は肩に2ヶ所の可動箇所が有り、可動範囲は比較的広くなっています。
 全体的に可動範囲は広いものの、踵は短く接地面積も少ない為に立たせづらくなっています。




LG22-035.jpg

 腰部ブロックの後部には、小さな穴が有ります。
 これは別売りの「トランスフォーマー専用ディスプレイスタンド」等のアクションフィギュア用スタンドのアームを接続する為の穴です。




LG22-036.jpg LG22-037.jpg

 ビーストモード時に尻尾の先端に付いていた武器(銃)は、ロボットモード時に手に持たせる事が出来ます。
 画像では右手に持たせていますが、左手に持たせる事ももちろん可能です。




LG22-038.jpg

 左肩に付いている尻尾は、取り外して先端に銃を取り付ける事で「尻尾銃」という武器になります。
 説明書では名称の記載は有るものの、設定に関する記述は有りません。なお余談ですが、旧トイでの尻尾は「テールサーベル」という剣になっていました。




LG22-039.jpg

 説明書には記載されていませんが、尻尾銃は裏返す事で、ヘッドマスターを搭乗させる事が出来ます。
 コミックでは、トランステクターをまだ持っていない「ウィアードウルフ」がこのような使い方をしていました。またコミックでの描写から、設定では飛行も可能である事が窺えます。





LG22-040.jpg LG22-041.jpg
LG22-042.jpg

 スカルのパートナードローン・バトラのバードモード。
 このビーストはタイタンズリターンの「CRASHBASH(クラッシュバッシュ、以下カナ表記)」に付属しているビーストの仕様変更品で、カラーリングが変更されています。
 説明書のキャラクター紹介文やコミックでは、このバトラは世話好きなドローンという設定が有り、クチバシでスカルのトランステクターの歯の手入れを行う事を主な役割としています。




LG22-043.jpg

 バトラ・バードモードの底面。
 尻尾の先端は、後述する恐竜モード(ヘッドマスター拘束モード)の頭部になります。




LG22-044.jpg

 バトラには後述する他の形態への変形機構の関係で首の付け根、翼の付け根、脚の付け根、尻尾に可動機構が有り、これらの部分が動きます。




LG22-045.jpg

 バトラにはヘッドマスターを搭乗させる事が可能になっています。




LG22-046.jpg

 スカルのビーストモードと。
 クラッシュバッシュに付属しているビーストはパープルとライトグレーをメインカラーとしていましたが、バトラはレッドとパープルをメインとしたカラーリングに変更されており、これによってスカルとのカラーリングにおける統一感を作り出しています。




LG22-047.jpg

 バトラがトランステクターの歯の手入れをしているイメージでディスプレイ。
 設定では、スカルのトランステクターの歯は金属を切り刻む事が可能とされており、その切れ味を保つ為にはバトラの手入れが欠かせられないようです。




LG22-048.jpg LG22-049.jpg
LG22-050.jpg

 バトラの恐竜モード(ヘッドマスター拘束モード)。
 上下を逆にしたヘッドマスターを翼と尻尾で覆うようにして取り付け、脚とバードモード頭部の位置を変えます。合体によってヘッドマスターの腕がこの形態の腕になる他、脚部は顎になります。
 このモードはその名の通りに敵のヘッドマスターを拘束する形態で、コミックではクロームドームを拘束していました。しかしながら、本トイのヘッドマスターを拘束する事も可能になっています。




LG22-051.jpg

 バトラ・恐竜モード(ヘッドマスター拘束モード)の底面。
 この形態では、バードモードの頭部が尻尾になります。




LG22-052.jpg LG22-053.jpg

 バトラ・ウェポンモード。
 バードモードから頭部と翼を畳んで脚の位置を変え、尻尾底面に有るピンを引き出して、この形態になります。スカル本体には手に持たせる形で装備します。




LG22-054.jpg

 ロボットモードでのフル装備。
 旧トイでは一振りの剣と1丁の銃を装備していましたが、本トイでは2丁の銃を装備しており、旧トイとは異なる装備となっています。




LG22-055.jpg

 ここからは、アクションポーズの一例を紹介。
 1枚目は、2丁の銃で銃撃するイメージでのポーズ。肩や腕の関節の保持力は高く、ウェポンモードのバトラを持たせた状態でも様々なポーズを取る事が出来ます。




LG22-056.jpg

 2枚目は、トランスフォーマー専用ディスプレイスタンドを使用してディスプレイ。
 前述の通りの立たせづらさから、単体では脚のポージングの幅が限られてしまいますが、トランスフォーマー専用ディスプレイスタンドを使う事でそれを解決出来ます。




LG22-057.jpg

 同シリーズの「LG21 ハードヘッド」(以下「LG21」)と。
 「トランスフォーマー ザ☆ヘッドマスターズ」に登場したヘッドマスターの内、この2体がリメイクトイの第1弾となりました。その他のキャラクターは今後順次発売される予定となっています。




LG22-058.jpg

 このトイは、LG21と頭部を交換する事が可能です。旧トイでは同じヘッドマスターシリーズのトイと頭部を交換する「クロスヘッドオン」が可能になっており、本シリーズのヘッドマスターモデルでもそれが可能になっています。
 ヘッドマスターモデルは新商品が今後順次発売される予定となっている為、それに伴って合体のバリエーションも増えて行きます。




 以上、LG22 スカルでした。

 このトイもLG21と同様に、先行して発売された海外版のプレイバリューの高さをそのままにしつつ新たなパートナードローンを加えた事で、単体でも非常にプレイバリューが高いものになっています。またトランステクターはビーストモードでも一定の可動範囲が確保されているので、ビーストモードでも楽しく遊べます。
 一方で残念だったのは下半身の関節強度が弱い点と、足の接地面積の少なさが原因でやや立たせづらい点です。前者は瞬間接着剤等で関節を固くする等の補強をすれば解決出来ますし、後者は前述の通りトランスフォーマー専用ディスプレイスタンドを使えば解決出来ますが、元々プレイバリューの高いトイであるだけに、この点は残念に思いました。
 本トイでは単体でも十分楽しめるトイではありますが、デストロンのヘッドマスターは9月にウィアードウルフが発売された他、11月にはワイプも発売される為、それらと組み合わせれば更に遊びの幅を広げられます。また12月発送予定のe-HOBBY限定トイの「コンボバット」(本記事掲載時点では受注終了)に付属している「メガリゲーター」は、このトイのトランステクターとの合体を想定したカラーリングとなっているようなので、コンボバットを予約した人は、それと組み合わせても楽しむ事が出来ます。