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 1週間ほど前の2月1日の事ですが、タカラトミーとauより「au×TRANSFORMERS PROJECT」というプロジェクトが発表され、ネットニュースでも話題になりました。
 このプロジェクトは一言で言うと「トランスフォーマーとauのコラボ」です。近年の日本のトランスフォーマーは他社ブランドとコラボする事が珍しくないのですが、今回はこれまでのコラボとは少し変わったやり方をしています。それが最近話題になっている「クラウドファンディング」の採用で、auの携帯電話「INFOBAR」に変形するトランスフォーマートイを、クラウドファンディングを通して販売するというものです。これは事実上の通信販売で、注文した人の購入価格が出資金となるようになっています。事前から「目標金額に達していなくても販売する」というアナウンスがされていたものの、開始初日には既に目標金額の100万円を達成しており、現時点では1600万円以上の出資が集まっています。
 今回のクラウドファンディングはテストマーケティングが目的という事がアナウンスされています。その為、今回の結果次第では、今後auとコラボしたトランスフォーマートイの第2弾が登場したり、トランスフォーマーとコラボしたauのサービスが開始される可能性も有るのかもしれません…!

 さて、ここから本題。
 今回のレビューは「ムービー ザ ベスト」シリーズより、「MB-02 バンブルビー」を紹介します。

関連記事:
 ・「MB-01 オプティマスプライム」レビュー(2017年2月7日更新)
 ・「TAV01 バンブルビー」レビュー(2015年3月27日更新)
 ・「DA05 バンブルビー&メックテックホルダー」レビュー(2011年5月19日更新)


※画像をクリックすると、元のサイズで表示されます。
※本トイのセット内容以外のトイは、全て別売りです。
※一部の画像に写っている「トランスフォーマー専用ディスプレイスタンド」は、別売りです。


■トイ概要
 このトイは、実写映画「トランスフォーマー」の公開10周年を記念し、過去の実写映画シリーズの傑作トイを一部仕様変更して再販する「ムービー ザ ベスト」シリーズの1体として、2017年2月4日にタカラトミーより小売価格3,780円(税込)で発売されました。
 2011年5月に発売された「DA05 バンブルビー&メックテックホルダー」(以下「DA05」)の仕様変更品で、カラーリングや付属品等が変更されています。




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 パッケージ表面。ボックスのサイズは縦約12cm×横約20cm×奥行約9cmで、同時期に発売されたムービー ザ ベストシリーズのトイのパッケージの中では最も小さいサイズです。
 バンブルビー本体はビークルモードで梱包されています。また、下部にはバンブルビーのイラストが描かれています。




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 パッケージ裏面。
 本トイのビークルモードとロボットモードの写真が掲載されている他、バンブルビーの簡単なキャラクター紹介文も掲載されています。また、本トイがDA05の仕様変更品である事についても書かれています。




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 パッケージを斜め上から見た写真。
 ウィンドウは表面、右側面、上面が一つに繋がっています。また左側面には、実写映画第1作から第4作までの簡単な作品紹介が掲載されています。




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 パッケージ底面。
 この面は遊ぶ際の注意事項や、流通上記載が必要なものが書かれています。




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 同梱されている説明書は、本トイの為に新規に作られたものです。
 印刷は両面に施されています。表面にはビークルモードからロボットモードへの変形手順が掲載されており、裏面にはロボットモードからビークルモードへの変形手順が掲載されています。




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 ビークルモード。カマロ(「シボレー・カマロ5th・カスタムモデル)に変形します。
 形状や成型色・塗装色はDA05と概ね同じですが、タンポ印刷が大幅に変更されており、これによって実写映画第2作「トランスフォーマー/リベンジ」に登場した際の仕様に近いデザインとなっています。




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 ビークルモード底面。
 ロボットモードの頭部や腕が収納されている事が分かります。




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 ビークルモードからロボットモードへの変形は、20ステップで行います。大まかな手順は以下の通り。
 ①車体天面パーツを上げた後に折り畳み、ヘッドライト部分を前に出して上げる。(第1~第5ステップ)
 ②ドアと前輪を開いてドアのガラスを出し、車体底面から腕を出し、バンパーを上げる。(第6~第10ステップ)
 ③車体後部以外のパーツを変形して、上半身と太腿にする。(第11~第19ステップ)
 ④車体後部を変形して、脚にする。(第20ステップ)
 なお、説明書では前述の通りビークル→ロボットの手順とロボット→ビークルの手順を別々に掲載しています。




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 ロボットモード前面。頭頂高は約14cm、全高は約15cmあります。
 こちらもビークルモードと同様に形状はDA05とほぼ同一で、タンポ印刷部分のみが変更されています。




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 ロボットモード後ろ。
 ウイングのようになっているドアのガラス部分はロボットモード時にのみ展開し、ビークルモードでは畳むという変形方式が採用されています。これは他のバンブルビーのトイには無い変形機構で、DA05やその仕様変更品にしか採用されていません。




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 バストアップ。
 頭部は劇中のデザインに近く造られていますが、特徴的なツノは、変形の都合もあってあまり目立たなくなっています。額には、DA05には無かったオートボットのエンブレムのタンポ印刷が施されています。




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 後頭部に有るクリアー成型の部分は集光装置になっており、ここに光を当てる事で、目を発光させる事が出来ます。




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 ロボットモードの可動箇所は首、肩、肘、手首、腰、股関節、膝、スネ、足首に有り、これらの部分が動きます。
 スネと足首は変形機構の関係で動くようになっており、これを利用する事で膝を大きく曲げたポーズが取れるようになっています。なお、手の親指にも可動軸が有るものの、パーツの干渉等が原因であまり動きません。




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 前腕には、バーのディテールが有ります。
 説明書にもこのバーの使用方法に関する記載は有りませんが、これは2010年頃に発売された一部のトランスフォーマートイに付属している武器に採用されていた「Cジョイント」に対応しているものと思われ、Cジョイントが採用された武器が付属している「N.E.S.T.」シリーズの「リーコンアイアンハイド」「ユナイテッド」シリーズの「ストラクサス」等の武器を取り付ける事が出来ます。




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 ビークルモード時のルーフ部分の裏側にはキャノン砲のようなディテールが有り、ロボットモード時にはこのディテールが背中から見えるようになります。




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 本トイには銃が付属しています。説明書には「武器」と記載されています。
 この武器はDA05には付属していなかった武器で、「DA34 レッドフット」に付属していた武器を流用しています。なお、本トイに付属するにあたってカラーリングが変更されており、全体にシルバーの塗装が施されています。




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 武器を装備した状態。
 武器の装備方法は、前腕に有るピン受け穴に差し込んで取り付ける方法と、手に持たせる方法の2通りが有ります。なお、手の指は元々あまり開かない仕様になっている為、手に持たせる際には親指の付け根の白化や破損に注意しなければなりません。




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 ロボットモードのフル装備状態。
 劇中では腕をブラスターに変形させて戦っていた為、劇中とは異なる装備となっています。




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 武器は、ビークルモード時にはルーフ部分中央のピン受け穴に取り付ける事が可能です。




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 ここからは、アクションポーズの一例を紹介。
 1枚目は、走りながら射撃するイメージでのポーズ。腕や脚の可動範囲が広い事に加えて腰にも可動箇所が有る事で、様々なポーズを取る事が出来ます。




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 2枚目は、別売りの「トランスフォーマー専用ディスプレイスタンド」を使用して、跳び上がりながら銃撃するポーズでディスプレイ。
本トイはトランスフォーマー専用ディスプレイスタンドには対応していませんが、別売りのアクションフィギュア用スタンドのクリップ等を使用する事で、跳び上がっているイメージでのディスプレイが可能になります。




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 「TAV01 バンブルビー」と。
 バンブルビーは2007年の実写映画第1作で登場し活躍した事をきっかけに、その後のシリーズにおいてもオプティマスプライム(コンボイ)、メガトロン、スタースクリームと並ぶトランスフォーマーの定番キャラクターの一人となりました。トランスフォーマーシリーズにおけるバンブルビーの役割は年々大きくなってきており、「トランスフォーマーアドベンチャー」に登場したバンブルビーは主役兼司令官を務めた他、2018年に公開が予定されている実写映画シリーズのスピンオフ作品では、バンブルビーが主人公となる事が決定しています。




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 本トイと同時に発売された「MB-01 オプティマスプライム」と。
 ムービー ザ ベストシリーズの第1弾で発売されたオートボット側のキャラクターのトイは、この2体でした。どちらも実写映画版トランスフォーマーシリーズの代表的なキャラクターで、全ての作品でメインキャラクターとして活躍している他、2017年夏公開の最新作「トランスフォーマー/最後の騎士王」にも登場する事が決定しています。
されたトイが仕様変更元となっています。




 以上、MB-02 バンブルビーでした。

 バンブルビー本体はDA05からの変更点が殆ど有りませんが、元々変形と可動の両立がよく出来た完成度の高いトイだっただけに、ムービー ザ ベスト版でDA05の型が採用されたのには十分納得出来ます。
 不満点は付属武器で、メックテックウェポンを採用せずに別のトイの武器を流用した点です。劇中で多用していたブラスターのような武器を新規金型で作っていれば、メックテックウェポンの不採用によって単体でのプレイバリューが落ちてしまっていても個人的には納得が出来ただけに、この点は残念でした。
 武器については不満点が有るものの、バンブルビー本体は変形と可動で十分楽しめるトイになっているので、武器にこだわらなければ買って損は無いと思います。