今回のレビューは、「トランスフォーマー/最後の騎士王」のトイシリーズより、「TLK-02 バリケード」を紹介します。
関連記事:
・トイザらス限定「オプティマスプライム」レビュー(2017年5月25日更新)
・「TLK-01 バンブルビー」レビュー(2017年5月15日更新)
※画像をクリックすると、元のサイズで表示されます。
※本トイのセット内容以外のトイ等は、全て別売りです。
■トイ概要
このトイは2017年4月29日に、「トランスフォーマー/最後の騎士王」(以下「最後の騎士王」)のトイシリーズの1体として、小売価格3,024円(税8%込)でタカラトミーより発売されました。
最後の騎士王に登場する「バリケード」を、完全新規金型で立体化しています。
パッケージ表面。
パッケージはボックス形式で、サイズは縦約22.5cm×横約14.5cm×奥行約6.3cmとなっています。これは同時期に発売された同シリーズの同価格帯のトイのパッケージとほぼ同じサイズです。
パッケージのデザインは海外版のものを流用しており、日本語の商品名や日本版のタイトルが記載されたシールが貼付されています。なお、パッケージに掲載されている紹介文は、英語を含む4ヶ国語が並列表記されています。
パッケージ裏面。
こちらも海外版と同一ですが、下部には商品の流通上必要な情報が記載された日本語のシールが貼付されています。ここには同シリーズの他のトイの紹介もされていますが、バリケードのキャラクター紹介文は有りません。
この面にはビークル⇔ロボットの変形が11ステップで完了する事も記載されていますが、後述する取扱説明書では12~13ステップの手順で書かれています。
パッケージを斜め上から見た写真。
ブリスターは右側面まで繋がっています。天面にはメガトロン、バリケード、ディセプティコンバーサーカーのイラストが描かれています。また左面にはバリケードのイラストが描かれており、その上には「SINISTER TRICKSTER(訳:邪悪なペテン師)」という、簡単なキャラクター紹介文が掲載されています。
パッケージ底面。
遊ぶ際の注意等が記載されたシールが、全体にわたって貼付されています。
本トイのセット内容一式。
バリケード本体の他に、ガトリング砲型、拳銃型、警棒型の、計3種類の武器が付属しています。
本トイの取扱説明書は、A4サイズの紙に両面印刷が施されています。
表面と裏面の一部でロボットモードからビークルモードへの変形手順を説明しており、裏面の大部分でビークルモードからロボットモードへの変形手順を説明しています。
ビークルモード。パトカー(アメリカンパトカー)に変形します。
バリケードは、2007年に公開された実写映画第1作(以下「TF1」)に登場した際にもアメリカンパトカーに変形していましたが、最後の騎士王でもアメリカンパトカーに変形します。
車体後部には、ガトリング砲型の武器を展開して取り付けます。
ビークルモード底面。
後部に拳銃型の武器と警棒型の武器を取り付けます。ロボットモードの頭部は、ほぼそのままの状態で収納されています。
左右のリアタイヤの上には、「to punish and enslave(訳:(罪人を)罰し服従させよ)」の一文がタンポ印刷されています。
これはTF1でのバリケードのビークルモードの車体後部に書かれていた一文で、ロサンゼルス市警察のパトカーに記されている「to protect and to serve(訳:市民を保護し、市民に奉仕せよ)」をもじったものです。
ビークルモードからロボットモードへの変形は、13ステップで行います。大まかな手順は以下の通り。
ロボットモード前面。頭頂高は約12.5cm、全高は約14cmあります。
ビークルモードの車体後部が下半身に変形し、車体前部が上半身に変形します。全体的に暗いカラーリングや突き出た肩等、TF1でのバリケードの姿を踏襲したデザインとなっています。
太腿には拳銃型の武器と警棒型の武器が付いており、これも相俟ってTF1登場時よりも警察官らしいデザインとなっています。この2つの武器は、取り外す事無く変形する事が出来ます。
ロボットモード後ろ。
ルーフ部分は、ほぼそのまま巨大な背部パーツとなります。
ロボットモードのバストアップ。
ビークルモードのフロント部分はそのまま胸部となっており、この点はTF1登場時と同様となっています。一方、頭部はTF1登場時から大きく変化して全く新しいデザインとなっており、4つの目を有するデザインが特徴的です。
両手にはナックルのディテールが有ります。
右手のナックルには「PROTECT」の文字が反転したモールドが有り、左手のナックルには「SERVE」の文字が反転したモールドが有ります。
ロボットモードの可動機構は首、肩、二の腕、肘、手首、股関節、太腿、膝に有り、これらの箇所が動きます。
腰は動かないものの、可動範囲は概ね問題無いものとなっています。
腰ブロック底部には六角形の穴が有ります。
説明書には記載されていませんが、これは別売りの「トランスフォーマー専用ディスプレイスタンド」等のアクションフィギュア用スタンドのアームを接続する為の穴ですが、取り付けようとすると背部パーツが干渉する為、接続前に一旦背部パーツを上げる必要が有ります。
説明書には記載されていませんが、ガトリング砲型の武器は右手に装備したり、ビークルモード時の取り付け位置である背部パーツに取り付ける事が可能になっています。
拳銃型の武器と警棒型の武器は、手に持たせる事も可能です。また、警棒型の武器はトンファーのように持たせる事も可能です。
この遊び方も説明書には記載されていない遊び方ですが、パッケージ裏面には拳銃型の武器を持った写真が掲載されている為、この遊び方を説明書に書き漏らした可能性が有ります。
これも説明書には記載されていない遊び方ですが、拳銃型の武器と警棒型の武器は、前腕の横に有る穴に取り付ける事が出来るようになっています。
ここからは、アクションポーズの一例を紹介。
1枚目は、跳びながらガトリング砲型の武器で攻撃するアクションポーズ。トランスフォーマー専用ディスプレイスタンド等のアクションフィギュア用スタンドを使う事で、手軽に跳んでいるイメージでディスプレイ出来ます。
2枚目は、拳銃型の武器で銃撃するアクションポーズ。
拳銃型の武器と警棒型の武器を持たせる事が可能になっている事に加えて、ガトリング砲型の武器を背部に取り付ける事も可能になっている為、様々な装備のバリエーションを余剰パーツ無しで楽しむ事が出来ます。
同シリーズの「TLK-01 バンブルビー」(以下「TLK-01」)と。
最後の騎士王のトイシリーズは、過去に発売されたトイの仕様変更品と完全新規金型のトイの混成となっています。本トイは完全新規金型のトイですが、TLK-01は過去に発売されたトイの仕様変更品です。
以上、TLK-02 バリケードでした。
最後の騎士王のトイの第1弾の情報は、発売の約2ヶ月前に開催された「ワンダーフェスティバル2017[冬]」での展示で発表されましたが、本トイは発売日前日頃まで情報が伏せられるという、他のトイとは異なる扱いがなされていました。また、それに合わせて小売店での予約受付も行われませんでした。この理由については公式サイトやツイッター等で言及されておらず、本記事掲載時点においても、その理由ははっきりと分かっていません。恐らくは何らかの事情が有った上での事と思われますが、情報を小出しにしたり、断片的にヒントを出したりする等の宣伝をしても良かったのではないかと思います。
トイの仕様は、肩の付け根部分の変形が少し難しくはあるものの、全体的にはシンプルで分かりやすい変形機構となっています。武器は同価格帯のトイの中では多い3種類が付属しており、(説明書に記載されていない遊び方も含めれば)プレイバリューの高いトイとなっています。また各所に文字のディテールが有る事でデザイン面の情報量も多く、その点でも楽しめます。
本トイは同シリーズの他のトイと一緒に遊んで楽しむ事が出来ますが、過去に発売されたバリケードのトイと並べて、デザインやギミックの違いを比べても楽しいのではないかと思います。
※本トイのセット内容以外のトイ等は、全て別売りです。
■トイ概要
このトイは2017年4月29日に、「トランスフォーマー/最後の騎士王」(以下「最後の騎士王」)のトイシリーズの1体として、小売価格3,024円(税8%込)でタカラトミーより発売されました。
最後の騎士王に登場する「バリケード」を、完全新規金型で立体化しています。
パッケージ表面。
パッケージはボックス形式で、サイズは縦約22.5cm×横約14.5cm×奥行約6.3cmとなっています。これは同時期に発売された同シリーズの同価格帯のトイのパッケージとほぼ同じサイズです。
パッケージのデザインは海外版のものを流用しており、日本語の商品名や日本版のタイトルが記載されたシールが貼付されています。なお、パッケージに掲載されている紹介文は、英語を含む4ヶ国語が並列表記されています。
パッケージ裏面。
こちらも海外版と同一ですが、下部には商品の流通上必要な情報が記載された日本語のシールが貼付されています。ここには同シリーズの他のトイの紹介もされていますが、バリケードのキャラクター紹介文は有りません。
この面にはビークル⇔ロボットの変形が11ステップで完了する事も記載されていますが、後述する取扱説明書では12~13ステップの手順で書かれています。
パッケージを斜め上から見た写真。
ブリスターは右側面まで繋がっています。天面にはメガトロン、バリケード、ディセプティコンバーサーカーのイラストが描かれています。また左面にはバリケードのイラストが描かれており、その上には「SINISTER TRICKSTER(訳:邪悪なペテン師)」という、簡単なキャラクター紹介文が掲載されています。
パッケージ底面。
遊ぶ際の注意等が記載されたシールが、全体にわたって貼付されています。
本トイのセット内容一式。
バリケード本体の他に、ガトリング砲型、拳銃型、警棒型の、計3種類の武器が付属しています。
本トイの取扱説明書は、A4サイズの紙に両面印刷が施されています。
表面と裏面の一部でロボットモードからビークルモードへの変形手順を説明しており、裏面の大部分でビークルモードからロボットモードへの変形手順を説明しています。
ビークルモード。パトカー(アメリカンパトカー)に変形します。
バリケードは、2007年に公開された実写映画第1作(以下「TF1」)に登場した際にもアメリカンパトカーに変形していましたが、最後の騎士王でもアメリカンパトカーに変形します。
車体後部には、ガトリング砲型の武器を展開して取り付けます。
ビークルモード底面。
後部に拳銃型の武器と警棒型の武器を取り付けます。ロボットモードの頭部は、ほぼそのままの状態で収納されています。
左右のリアタイヤの上には、「to punish and enslave(訳:(罪人を)罰し服従させよ)」の一文がタンポ印刷されています。
これはTF1でのバリケードのビークルモードの車体後部に書かれていた一文で、ロサンゼルス市警察のパトカーに記されている「to protect and to serve(訳:市民を保護し、市民に奉仕せよ)」をもじったものです。
ビークルモードからロボットモードへの変形は、13ステップで行います。大まかな手順は以下の通り。
①ガトリング砲型の武器を取り外し、ルーフ部分とドアを一旦上に上げた後に畳む。(第1~第4ステップ)説明書では前述の通りビークル→ロボットとロボット→ビークルの変形手順を別々に記載しており、ロボット→ビークルの変形手順は12ステップで掲載されています。
②車体後部を変形して、脚にする。(第5~第6ステップ)
③車体前部底面から腕を引き出し、フロントタイヤと共に変形する。(第7~第11ステップ)
④車体前部を約90°動かして胸部にし、ガトリング砲型の武器を左腕に取り付ける。(第12~第13ステップ)
ロボットモード前面。頭頂高は約12.5cm、全高は約14cmあります。
ビークルモードの車体後部が下半身に変形し、車体前部が上半身に変形します。全体的に暗いカラーリングや突き出た肩等、TF1でのバリケードの姿を踏襲したデザインとなっています。
太腿には拳銃型の武器と警棒型の武器が付いており、これも相俟ってTF1登場時よりも警察官らしいデザインとなっています。この2つの武器は、取り外す事無く変形する事が出来ます。
ロボットモード後ろ。
ルーフ部分は、ほぼそのまま巨大な背部パーツとなります。
ロボットモードのバストアップ。
ビークルモードのフロント部分はそのまま胸部となっており、この点はTF1登場時と同様となっています。一方、頭部はTF1登場時から大きく変化して全く新しいデザインとなっており、4つの目を有するデザインが特徴的です。
両手にはナックルのディテールが有ります。
右手のナックルには「PROTECT」の文字が反転したモールドが有り、左手のナックルには「SERVE」の文字が反転したモールドが有ります。
ロボットモードの可動機構は首、肩、二の腕、肘、手首、股関節、太腿、膝に有り、これらの箇所が動きます。
腰は動かないものの、可動範囲は概ね問題無いものとなっています。
腰ブロック底部には六角形の穴が有ります。
説明書には記載されていませんが、これは別売りの「トランスフォーマー専用ディスプレイスタンド」等のアクションフィギュア用スタンドのアームを接続する為の穴ですが、取り付けようとすると背部パーツが干渉する為、接続前に一旦背部パーツを上げる必要が有ります。
説明書には記載されていませんが、ガトリング砲型の武器は右手に装備したり、ビークルモード時の取り付け位置である背部パーツに取り付ける事が可能になっています。
拳銃型の武器と警棒型の武器は、手に持たせる事も可能です。また、警棒型の武器はトンファーのように持たせる事も可能です。
この遊び方も説明書には記載されていない遊び方ですが、パッケージ裏面には拳銃型の武器を持った写真が掲載されている為、この遊び方を説明書に書き漏らした可能性が有ります。
これも説明書には記載されていない遊び方ですが、拳銃型の武器と警棒型の武器は、前腕の横に有る穴に取り付ける事が出来るようになっています。
ここからは、アクションポーズの一例を紹介。
1枚目は、跳びながらガトリング砲型の武器で攻撃するアクションポーズ。トランスフォーマー専用ディスプレイスタンド等のアクションフィギュア用スタンドを使う事で、手軽に跳んでいるイメージでディスプレイ出来ます。
2枚目は、拳銃型の武器で銃撃するアクションポーズ。
拳銃型の武器と警棒型の武器を持たせる事が可能になっている事に加えて、ガトリング砲型の武器を背部に取り付ける事も可能になっている為、様々な装備のバリエーションを余剰パーツ無しで楽しむ事が出来ます。
同シリーズの「TLK-01 バンブルビー」(以下「TLK-01」)と。
最後の騎士王のトイシリーズは、過去に発売されたトイの仕様変更品と完全新規金型のトイの混成となっています。本トイは完全新規金型のトイですが、TLK-01は過去に発売されたトイの仕様変更品です。
以上、TLK-02 バリケードでした。
最後の騎士王のトイの第1弾の情報は、発売の約2ヶ月前に開催された「ワンダーフェスティバル2017[冬]」での展示で発表されましたが、本トイは発売日前日頃まで情報が伏せられるという、他のトイとは異なる扱いがなされていました。また、それに合わせて小売店での予約受付も行われませんでした。この理由については公式サイトやツイッター等で言及されておらず、本記事掲載時点においても、その理由ははっきりと分かっていません。恐らくは何らかの事情が有った上での事と思われますが、情報を小出しにしたり、断片的にヒントを出したりする等の宣伝をしても良かったのではないかと思います。
トイの仕様は、肩の付け根部分の変形が少し難しくはあるものの、全体的にはシンプルで分かりやすい変形機構となっています。武器は同価格帯のトイの中では多い3種類が付属しており、(説明書に記載されていない遊び方も含めれば)プレイバリューの高いトイとなっています。また各所に文字のディテールが有る事でデザイン面の情報量も多く、その点でも楽しめます。
本トイは同シリーズの他のトイと一緒に遊んで楽しむ事が出来ますが、過去に発売されたバリケードのトイと並べて、デザインやギミックの違いを比べても楽しいのではないかと思います。