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 昨日、グランドプリンスホテル新高輪で行われた、バンダイナムコホールディングスの「第12回定時株主総会」に行ってきました!
 総会前に郵送された招集通知にも書かれていたのですが、昨年のバンダイナムコグループは過去最高売上高と最高益を達成するという好調な業績で、それに伴い本総会で決定される配当金の議案も、例年より高い金額となっていました。
 管理人は例年、ガンダムシリーズ関係を楽しみにしてバンダイナムコの株主総会に臨んでいるのですが、今年4月に「鉄血のオルフェンズ」が完結した事もあって個人的なガンダム熱が少し落ち着いていたので、ガンダム以外のIPの動向を勉強するつもりで臨みました。その中でも一番気になっていたのは、(一応)奈々さんといのりんの出演作品にもなった「ラブライブ!サンシャイン!!」だったのですが…(笑)。

関連記事:「㈱バンダイナムコホールディングス 第11回定時株主総会」レポート(2016年6月21日更新)


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 会場に入ると、昨年と同様に冷たいおしぼりの配布が行われていました。
 その先の通路には毎年恒例となっている、バンダイナムコグループの主要なIP(キャラクター等の知的財産)を紹介したパネルが置かれており、各IPの簡単な紹介文も有りました。「妖怪ウォッチ」や「アイドルマスター」「ラブライブ!サンシャイン!!」は単体の作品として紹介されていた一方で、「宇宙戦隊キュウレンジャー」「仮面ライダーエグゼイド」「アイカツスターズ!」等の作品は、「スーパー戦隊シリーズ」「仮面ライダーシリーズ」「アイカツシリーズ」等、シリーズ全体を包括する形で紹介されていました。これらの中で「機動戦士ガンダムシリーズ」だけは2枚のパネルが展示されており、1枚は現在OVAが展開中の「THE ORIGIN」で、もう1枚は今月23日より配信で展開がスタートする「機動戦士ガンダム Twilight AXIS(トワイライト アクシズ)」でした。




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 廊下を更に下って行った先に、受付会場が有りました。受付を済ませた株主には、今回の総会の進行についての案内が記載された色付きのシートと株主出席票、そしてお土産が渡されました。
 色付きシートには複数の色が有り、総会中の質問の際には、このシートを掲げるよう指示がありました。また株主出席票の裏面は「浅草花やしき」の1日フリーパス引換券となっています。
 これらについては例年と同様です。




 総会は、大宴会場の「飛天」で、予定通り10時から開始されました。
 任期満了する取締役が壇上に上がると共に、「田口三昭(たぐち・みつあき)」社長が議長席に立ちました。

1.社長挨拶
 田口社長による挨拶と、第12期(2016年4月~2017年3月)の取締役と監査役の紹介。
 ここで、田口社長が定款の定めにより本総会の議長を務める事が発表されました。

2.監査報告
 監査役からの監査に関する報告。バンダイナムコホールディングスやその取締役、そして本総会の決議事項が、法令や定款(会社の憲法)への違反の有無や、不正の有無について報告されます。
 報告内容によれば、いずれも問題は無いとの事です。

3.事業報告
 第12期の事業報告。内容報告は映像上映で行われ、ナレーションは「ラブライブ!サンシャイン!!」で主人公・高海千歌を演じている「伊波杏樹」さんが担当していました。
 報告の内容は、「第12回定時株主総会招集ご通知」の内容をそのまま読んで行くと共に、詳細な部分については、事前に読んでいる事を前提に省略する形で進められていきました。なお、報告内容は19ページ~23ページに記載されています。

 ・2017年(平成29年)第12回定時株主総会招集ご通知(バンダイナムコホールディングス公式サイト、pdfファイル)

 内容に関する細かな紹介は割愛しますが、トイホビー事業は前年を下回るもガンプラ等の定番商品は好調、ネットワークエンターテインメント事業は増益、映像音楽プロデュース事業は「ラブライブ!」シリーズや「ガールズ&パンツァー」が人気を集めると共にガンダムシリーズも好調で増益、となっていました。
 この他、「対処すべき課題」(27ページ~28ページ)、「企業集団の現況」(19ページ~46ページ)、「連結計算書類」(47ページ)、「連結損益計算書」(48ページ)、「連結株主資本等変動計算書」(49ページ)、「計算書類」(50ページ~52ページ)、「監査報告」(53ページ~56ページ)も、大部分もしくは全部を省略して報告されました。

 映像による事業報告の後には、田口社長による中期経営計画の説明が有りました。
 昨年と同様に、中期経営計画における「IP軸戦略」や「海外展開の強化」等の概要説明の後、その成果として、今後はアジアはきめ細かい展開、欧米は攻めの施策を進めて行くとの事でした。また、前期に過去最高業績を更新し、中期経営計画の目標を1年前倒しで達成出来た事については「良い結果を残せた」としながらも、「油断せずに危機感とスピードをもってチャレンジして行きたい」との事でした。

 この後、株主と取締役の質疑応答となりました。
 質問は1人につき1問のみとされていましたが、多数の挙手が有った事から、中には質問出来ずに終わった株主さんもいました。
 質疑応答の内容は以下の通り。各々の話の内容を簡潔に纏めて記載してます。
■旧ナムコ創業者の「中村雅哉(なかむら・まさや)」さんが(1月に)亡くなった。中村さんのファンだったので株主になったのだが、今ネットでは「昔のナムコは死んだ」と言われている。中村さんに名誉相談役の地位を与えるなど、功績が残る何かを残して欲しい。
→(中村さんが亡くなった事について)大変残念で、寂しい。中村さんのおもてなしの精神やこだわりをもった商品づくりは、今のバンダイナムコにも有る。(石川会長)
→昨年、熊本地震でバンダイナムコの施設も被災したが、早くに営業再開した。(中村さんの)おもてなしの気持ちは今も残っている。(田口社長)

■先日上海に行ったが、そこでは中国の「追いつけ追い越せ」の気概を感じた。中国では海賊商品も多いが、対策を教えて欲しい。
→ガンプラはコピー商品が多い。2002年から政府と連携して対応していて、摘発数も多い。近年はアプリの海賊商品についても、現地当局と共に対応している。(田口社長)

■「アイドルマスター」シリーズは色々なグッズが出ているが、「アイドルマスター XENOGLOSSIA」はグッズが全く出ていない。サンライズフェスティバルの上映作品にも抜擢され、矢立文庫で読みたい作品のアンケートでも多く得票しており、人気は有るはず。今年は放送から10周年なので、大きな事はしなくても、ブルーレイボックスの発売はやって欲しい。
→ありがとうございます。素晴らしい質問。シリーズ全体を総ざらいした上で検討する。(大下取締役)

■映像音楽プロデュース事業は好調との事だが、東京オリンピック開催に伴って、ビッグサイト等のコンサート会場が使えなくなる問題が発生している。施設を運営している協会等とは話し合いをしているのか。
→会場が使えなくなる問題はマーケット全体の問題。最近はライブ・ビューイングも増えているが、それも含めた新しい仕組みでフォローして行きたい。(川城取締役)

■プレミアムバンダイの抽選販売について、ネットでは外れた人の嘆きの声が多いだけでなく、転売も多い。需要に見合った数を供給出来ていないのではないか。株主への優先販売権や、買い逃した人への2次募集等は出来ないか。
→プレミアムバンダイの商品は、殆どが受注販売方式となっている。また、イベントで(限定品を)買えなかった人への救済措置も行っている。しかしまだ足りない所も有ると思うので、今後もお客様の声を聞いて対応したい。(川口取締役)

■ナムコの古いIPはコアなファンばかりのニッチな分野で、事業には向かないと思うが、そういった分野を専門とする子会社を作ってやってもらいないだろうか。
→バンダイナムコでは、カタログIP(一部のIPをクリエイターに開放して二次創作に使えるプロジェクト)をやっている。(田口社長)
→IPは古い・新しいにかかわらず、大切な財産。昨年カタログIPで200件の案件が有り、その内50件は既に動いている。新たなIPの活用方法については、(提案された)子会社設立も含めて検討したい。(大下取締役)

■ネットワークエンターテインメント事業について、高額の課金が社会問題になっている。これが原因で作品のファンを止めてしまうような人が出てくれば、IPを毀損する事になるのではないか。
→CESA(一般社団法人コンピュータエンターテインメント協会)のガイドラインや、日本オンラインゲーム協会のガイドラインに則ってやっている。ゲーム作りはIPの世界観を毀損しないように作っている。(田口社長)

■ライブイベントについて、ある舞台俳優がツイッターで、バンダイナムコのIP作品に出演したところ、その出演料は生活保護以下の金額であったと書いていた。俳優を安い出演料で出演させる事は、IPの毀損になるのではないか。
→個別の事については今は答えられないが、一般論で答えると、俳優や声優等の出演タレントやスタッフ等に対してそれぞれの仕事に見合った対価を支払うのは、事業継続に必要。個別の事案については当然対応する。(川城取締役)

■2017年が減収減益と予想されている。減収減益が予想される事業とその理由を教えて欲しい。
→ネットワークエンターテインメント事業が減ると見込んでいる。昨年海外では「ダークソウル」や「ドラゴンボールゼノバース」等の家庭用ゲームがヒットしたが、今期は同様のヒットが見込めない。また、アプリの減収減益も見込んでいるが、これは多めに見込んでいる。少しでも積み上げられる(減収減益の額を少なくする)ようにしたい。(浅古取締役)

■ネットワークエンターテインメントや映像音楽プロデュースは業績が良いが、トイホビー事業の業績が良くない。もう一策考える見込みは有るのか。
→妖怪ウォッチ(の売上減)をカバーする為の新たなIPを作っている。ハイ・ターゲット向け商品の伸びを利用したり、ネットワークIPの人気を流す事や、「オトナ女子」等の新たなターゲットに向けたIPを掘り起こしている。横連動でやって行く。(田口社長)

■「ヒミツのここたま」のファンなのだが、限定グッズ等が貰えるイベントが中学生以下の子供限定になっている事が多い。全年齢で受け入れられるようなものにしてほしい。
→IPを愛してくれた人への感謝は基本。特定の層の人を排除する事など考えてはいない。今回のご意見は参考にしたい。(田口社長)

■「妖怪ウォッチ」のグッズのデザインだが、最近は気持ち悪いのが多い。「スナックワールド」へファンをシフトさせようとしているのではないか。また「スナックワールド」は、世界観が「甲竜伝説ヴィルガスト」に似ているので、ソーシャルゲーム等で復活して欲しい。
→妖怪ウォッチのグッズのデザインが気持ち悪いのは、妖怪(を元にしたデザイン)だからだが、スナックワールドへのシフトが目的ではという指摘には当たらない。スナックワールドはレベルファイブが作っているので、ヴィルガストは関係無いが、ヴィルガスト復活のリクエストが多ければ、前向きに検討したい。(田口社長)

■「魔法騎士レイアース」のコスメの発売が決定したが、あれは誰が使うのだろうか。マーケティングがずれているのではないか。
→ターゲットは中間層だが、(その前に)「導火線の火を点ける所」を考えて狙っている。(大下取締役)
→お客様のご意見に向き合って開発する。(田口社長)

■ドリコムと共同出資で、オンラインゲーム開発会社「BXD」の設立を発表したが、今まで開発していたゲームを終了して、同じようなゲームをそちらで始めるのか。それとも今までとは異なる全く新しいゲームを作るのか。
→BXDでは、「HTML5で遊べるゲーム」を開発中で、これが最も重要な部分。アイドルマスターやドラゴンボールのゲームが検討中だが、(やるか否かは)マーケティングした上で決定する。HTML5は少し前から有る技術だが、iOSのシャットアウトを受けない(=端末の種類を問わず遊べる)。8月3日に会社がスタートして発表も有るので、楽しみにして欲しい。(大下取締役)

■プリキュアの玩具について。今年の玩具は「スマイルプリキュア!」の玩具に似ている。子供もレビュー動画やリサイクルショップで昔の玩具を知っている。
→プリキュアは何年も展開しているシリーズなので、昔のシリーズの玩具と似ないように気をつけているが、そのような指摘は参考にしている。今後も気をつける。(川口取締役)
 質疑応答はここで終了となりましたが、他に質問したい株主については、総会終了後に取締役が展示会場を視察する際に受け付けるというアナウンスがされました。

4.議案審議
 事業報告に関する質疑応答の後は、議案の審議が行われました。議案は3つ有り、それぞれの議案を述べた後に質疑応答が行われました。
 なお、各議案の隣に書かれているページ数は、株主総会招集通知に記載されているページです。

第1号議案:剰余金の処分の件(4ページ)
 所謂「配当金の金額の決定」。今回の期末配当は、安定配当12円に業績連動配当38円、更に中期経営計画の前倒し達成による特別配当20円を加えた70円とする議案が出されていました。
 この議案の際の質問は無く、第1号議案は承認されました。

第2号議案:取締役10名選任の件(5ページ~11ページ)
 田口社長をはじめとする10名の取締役は、本総会終了の時をもって全員が任期満了となります。その為、新しい取締役を選任します。今回は任期満了となる10名全員が候補となっていました。
 この議案の際の質疑応答の内容は以下の通り。
■田口社長は、旧ナムコ創業者の中村さんの精神を、具体的にどのように受け継ぐのか。
→熊本地震で被災した施設での早い営業再開の件(おもてなしの精神)だけでなく、新宿のVR施設(7月にオープンする「VR ZONE SHINJUKU」)は技術とおもてなしの融合で、これはバンダイナムコにしか出来ない事と思っている。お客様が満足しているかを確認しながら成長させていく。(田口社長)
 質疑応答の後、第2号議案も承認されました。

第3号議案:取締役を対象とする業績条件付報酬の内容の変更(業績条件付株式報酬制度への移行)の件(12ページ~18ページ)
 昨年春の法改正により、取締役への報酬として「譲渡制限付き株式」の支給が解禁された為、従来のストックオプション(自社株式購入権)の制度を廃止し、それに代わって在任期間中の売却が制限されている現物株式を報酬として支給する制度。これによって取締役も株主となり、株主との利益相反を防ぐ事が出来るようになります。
 この議案の際の質問は無く、第3号議案は承認されました。

5.閉会
 田口社長からの挨拶が有った後、本総会は閉会しました。
 閉会したのは11時39分で、1時間39分の総会でした。




■会場内展示物
 毎年、株主総会の会場となる「飛天」の手前に有るロビーには、バンダイナムコグループの展示が行われており、さながらイベント会場のようになっています。
 この展示は総会開始前と総会終了後のどちらでも見れるようになっていました。総会終了後には取締役もスタッフの案内の下で展示を見に来ており、株主が取締役に直接質問や意見を言えるようになっていました。




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 会場案内図。
 株主は青い矢印の「ご入場口」から入場してロビー入口の「受付」で受付を済ませた後に、ロビーの奥に有る「株主総会会場」に入る、という順路でした。
 昨年は展示の殆どが「海外展開商品・サービス紹介」というテーマで統一されていましたが、今年も同様のテーマで統一されており、日本でも人気が有る「ガンプラ」や「ラブライブ!サンシャイン!!」も、海外展開に関する展示が目立つものとなっていました。
 昨年は写真撮影禁止の場所がかなり多かったですが、今回は写真撮影が可能な場所が殆どで、禁止になっている場所はラブライブ!サンシャイン!!の展示スペースに有るディスプレイの映像のみでした。




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 「ラブライブ!サンシャイン!!」の展示コーナーでは、世界各国の民族衣装を纏ったAqours(アクア)のメンバーのスタンディや、公式通販サイト「浦の星女学院購買部」で販売された缶バッジが展示されていました。
 また、この他にディスプレイが2個設置されており、1つはAqoursのメンバーの声優さん達による浦の星女学院購買部の紹介映像を流しており、もう1つでは海外でのイベントの様子を撮影した映像を流していました。




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 ラブライブ!サンシャイン!!の展示コーナーの」隣には、「株主優待」の展示コーナーが有りました。株主優待に関する展示は例年無いのですが、今回は新しい株主優待品が追加された為、それに関する告知が大きな目的だったようです。
 株主優待は毎年1回貰えるポイントを「こども商品券」や「イタリアントマトお食事券」等に交換出来るのですが、今年から交換出来る品物に「アート・コレクション」が追加されます。
 今年のアート・コレクションの絵は「機動戦士ガンダム」と「ラブライブ!サンシャイン!!」の2種類で、1つにつき4000ポイントが必要となります。その為、このアート・コレクションは500株以上保有していなければ貰う事が出来ません。




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 アミューズメント施設の紹介コーナーでは、海外で展開しているアミューズメント施設を紹介したパネルが設置されていました。




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 「ネットワークコンテンツ」と「家庭用ゲームソフト」の紹介コーナーでは、海外で配信されているネットワークコンテンツや、海外で販売されている家庭用ゲームソフトを、ディスプレイに上映する形で紹介していました。なお、上映されている映像は全て海外版のものでした。




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 コレクターズフィギュアの紹介コーナーでは、バンダイナムコグループの企業が海外で販売しているフィギュアを企業別(バンダイ、バンプレスト、メガハウス)に分けて展示していた他、販売されている国・地域も紹介されていました。




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 ガンプラの紹介コーナーでは、ガンプラの歴史を紹介したパネルが掲出されていた他に、ガンダムシリーズの作品を放映・展開した国・地域を紹介する展示や「GUNPLA BUILDERS WORLD CUP(ガンプラビルダーズワールドカップ)」を紹介する展示が有りました。
 また、今年夏にお台場にオープンする「THE GUNDAM BASE TOKYO(ガンダムベース東京)」を紹介する展示や、そこで販売される限定ガンプラの展示も有りました。




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 ガンプラの展示コーナーの隣には、今年が15周年となる、バンダイの子会社が展開している絵本作品「くまのがっこう」の展示が有り、これまでに刊行された絵本が展示されていました。




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 くまのがっこうの展示スペースの隣には、昨年と同様に、バンダイナムコグループのCSR(企業の社会的責任)活動を紹介するスペースが有りました。
 今年は他のIPの展示に多くのスペースを割いた為か、例年よりも少なめの展示となっていました。




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 株主総会が行われた「飛天」の入り口の近くに有る壁では、7月にオープンする「VR ZONE SHINJUKU」の紹介をしており、宣伝映像も上映されていました。




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 株主総会が行われた「飛天」では、正午より「ラブライブ!(無印)」第1期第1話の英語吹き替え版の上映が行われました。
 上映時間は約25分でした。映像は台詞が吹き替えられていただけでなく英語の字幕も表示されていましたが、ライブシーンの歌唱は日本語版がそのまま使用されていました。




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 キャラクターステージでは、「宇宙戦隊キュウレンジャー」と、くまのがっこうの「ジャッキー」のステージイベントが行われていました。
 このステージイベントでは毎年、株主総会開催時点において放送中の仮面ライダーが登場していますが、今年は「仮面ライダーエグゼイド」は登場せず、代わりにキュウレンジャーが登場しました。




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 以上、バンダイナムコホールディングス第12回定時株主総会レポートでした。

 今回の株主総会の事業報告では、定番IPは堅調さを見せてはいたものの、ネットワークエンターテインメント・映像音楽プロデュースが増収増益だったのに対してトイホビーは逆の結果となっており、質問でも有った「もう一策」が必要である事が浮き彫りになりました。また、今期は前期の業績が好調だった事による反動減も予想されており、これに対する危機感も垣間見えました。
 今年の会場内の展示関係は、事業報告のナレーションに伊波杏樹さんを起用した事も含めて「ラブライブ!サンシャイン!!」が目立つものとなっていました。ラブライブシリーズ関係の展示は一昨年から毎年やっているのですが、今年の展示はとりわけ海外向け展開に関する展示が目立つものとなっており、前作で築いた「大ヒットIP」の地位を経て「定番IP」に移行しようとする段階に入っているように見えました。
 ここ数年の株主総会は12時頃に終了していましたが、今年はそれよりも約20分早く終了となり、展示関係も例年より早く終了していました。個人的にはこれまでのバンダイナムコの株主総会は長く感じていたので、これについては有り難かったです。




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 今回の株主総会のお土産。
 今回のお土産は、展示にも有った「くまのがっこう」が15周年を迎えた事にちなんで、くまのがっこうの自由帳と色鉛筆の2点でした。また、これらを入れていたバッグも、くまのがっこうが15周年を迎えた事が分かるデザインとなっていました。
 昨年は子供向けのリンスインシャンプーと入浴剤でしたが、今年も子供にとって実用的なものがお土産となりました。もしかすると、今後のお土産も子供にとって実用的なものが選ばれるようになるのかもしれません…・。