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 今回のレビューは、今年5月に発売された「機動戦士ガンダム MOBILE SUIT ENSEMBLE 06」(以下「モビルスーツアンサンブル06」)を紹介します。
 このモビルスーツアンサンブル06は発売時に購入したのですが、その約1ヶ月後に行われたバンダイナムコホールディングスの第13回定時株主総会において、バンダイベンダー事業部の商品の一例として展示されていました。管理人は興奮のあまり、株主総会レポートの中で「このガシャポンについては、近日中に別の記事で紹介しようと思います。」と書いたのですが、書かずに放置して今に至ります(汗)。当初は7月下旬には更新するつもりだったので、この記事は7月分の記事と考えて書いてます(つまり、今月中にもう1回は更新するつもり)。
 このモビルスーツアンサンブル06ですが、実はバンダイナムコの株主総会の前に開催された「東京おもちゃショー2018」のバンダイブースの中に有ったガシャポンコーナーの中にも有りました。東京おもちゃショーでのガンプラ関係の展示は「ガンダムビルドダイバーズ」や「ガンダムベース東京」といった子供向けのものに絞り込まれてたのですが、そんな中で対象年齢15歳以上のこのガシャポンの販売が行われていたという事は、管理人が思っている以上に販促に力を入れているのかもしれません…。

関連記事:
 ・「㈱バンダイナムコホールディングス 第13回定時株主総会」レポート(2018年6月20日更新)
 ・「機動戦士ガンダム MOBILE SUIT ENSEMBLE 05」レビュー(2018年2月14日更新)

関連リンク:機動戦士ガンダム モビルスーツアンサンブル(ガシャポンワールド)


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■トイ概要
 このフィギュアシリーズは、2018年5月第4週(厳密には5月25日頃)にバンダイより発売されました。バンダイが展開しているカプセルトイ「ガシャポン」の商品の一つで、1回500円でフィギュアが入ったカプセル1個を入手出来ます。また、同じ価格でブラインドボックスでの販売も行われています。
 このフィギュアシリーズは「機動戦士ガンダムシリーズ」のメカの魅力の一つである「重装」をテーマにした「MOBILE SUIT ENSEMBLE(モビルスーツアンサンブル、以下カナ表記)」シリーズの第6弾です。全高約6.5cmのモビルスーツのフィギュアは全身各所の関節の可動を生かしてアクションポーズで楽しむ事が出来る他、同シリーズの支援機と合体させたり、武器や装備を合体・交換して楽しむ事も出来ます。




■パッケージ、他

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 カプセルに入った状態。写真は「035 ガンキャノン」の物を使用しています。
 ガシャポンとしては高額な商品の為、カプセルも大きいサイズの物が使用されていますが、この中に多数のパーツが目一杯に入れられています。
 関節部分のパーツとスタンドは全てランナーの状態で入っており、組み立てを要します。それ以外のパーツも、一部は切り取りを要します。




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 ミニブック。
 表面はフルカラーで、本シリーズにラインナップされている全てのトイの見本写真が掲載されています。裏面はモノクロ印刷で、「01」に入っていた「ガンダム」を見本にした組み立て方が掲載されています。なお、それぞれの詳細な組み立て方説明は、公式サイトに掲載されています。
 表面では毎回次弾の告知もされており、次の「07」は、2018年9月発売予定と告知されていますが、本シリーズの発売後に、正式な発売は8月(第5週)と告知されました。




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 本シリーズのフィギュア全種を並べた状態。
 本シリーズは「033 V2ガンダム(アサルト)」「034 スターク・ジェガン」「035 ガンキャノン」「036 ガンタンク」「037 MS武器セット」の全5種類となっています。




■033 V2ガンダム(アサルト)

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 V2ガンダム(アサルト)。「機動戦士Vガンダム」の主役モビルスーツ・V2ガンダムに、アサルトパーツを装備したモビルスーツです。
 この機体の正式名称は「V2アサルトガンダム」ですが、ここでの商品名は何故か上記のような表記となっています。その為、以降は「V2アサルトガンダム」と表記します。
 大部分のパーツが前弾(以下「05」)にラインナップされた「029 V2ガンダム」と同じで、アサルトパーツを新規金型で作り起こしています。
 V2アサルトガンダムは右手にメガ・ビームライフルを、左手にメガ・ビームシールドをそれぞれ装備していますが、このフィギュアでは「1カプセルに詰め込めない」という理由からオミットされており、2つの武器は後述のMS武器セットの中に入れられています。




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 V2アサルトガンダムのアクションポーズの一例。
 モビルスーツアンサンブルの基本的な可動箇所(首、肩、肘、手首、腰、股関節、膝、足首)は全て動きます。
 公式の遊び方ではありませんが、サイドスカートに付いているV.S.B.R.(ヴェスバー)は、先端部を前方に向ける事が構造上可能になっており、これによって発砲しているかのようなポージングを取る事も可能です。




■034 スターク・ジェガン

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 スターク・ジェガン。「機動戦士ガンダムUC」に登場した、地球連邦軍の指揮官用特務型モビルスーツです。
 武器は、ビームサーベルが付属しています。これは「機動戦士ガンダムUC」の劇中で、使用済みの装備を全て捨てて「クシャトリヤ」と剣戟を繰り広げた時の状態を再現したものです。フル装備の状態を再現する為の武器は、後述のMS武器セットの中に入れられています。




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 スターク・ジェガンのアクションポーズの一例。
 モビルスーツアンサンブルの基本的な可動箇所は全て動きます。別のシリーズの商品に入っている平手パーツを使用すれば、劇中での剣戟のシーンに更に近付ける事が出来ます。




■035 ガンキャノン

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 ガンキャノン。「機動戦士ガンダム」に登場した、地球連邦軍の中距離砲撃用モビルスーツです。
 特徴的な2門の240mmキャノン砲は、元々のデザインは胴体(首と肩の間)から伸びる形のデザインとなっていましたがが、このフィギュアではバックパックから伸びる形のデザインに変更されています。




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 ガンキャノンのアクションポーズの一例。
 モビルスーツアンサンブルの基本的な可動箇所が全て動く他、240mmキャノン砲を上下に動かす事も可能になっています。また、可動機構を生かしてオープニングアニメーションでの四つん這いになって砲撃しているポーズを再現する事も一応可能になっています。




■036 ガンタンク

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 ガンタンク。「機動戦士ガンダム」に登場した、地球連邦軍の試作型モビルスーツです。
 モビルスーツアンサンブルシリーズは毎回、モビルスーツの支援メカを必ず1体入れるのが暗黙のルールになっているようなのですが、本シリーズでは支援機が入れられておらず、その枠にこのガンタンクが入れられています。




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 頭部のキャノピーは取り外しが可能になっており、中にはコックピットがしっかり作られています。




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 ガンタンクのアクションポーズの一例。
 可動箇所は首、肩、腰に有る他、120mm低反動キャノン砲を上下に動かす事も可能になっています。
 モビルスーツアンサンブルシリーズ共通の関節パーツを使用していない事もあって、可動箇所や可動範囲は他のモビルスーツよりも少なくなっています。




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 腰の関節のピンの径が共通している事を生かして、上半身をガンキャノン+下半身をガンタンクにする等、コアブロックシステムの設定を生かした組み替えをする事が可能になってます。なお、同じコアブロックシステムを有する設定の「003 ガンダム」(「01」にラインナップ)とも、同様の交換が可能になっています。
 また、ガンタンクの腰部分は特徴的な造形になっており、ガシャポンブログでは、これを手に取り付ける事でクローアームとする遊び方を紹介していました。




■037 MS武器セット

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 MS武器セット。
 モビルスーツアンサンブルシリーズでは毎回武器セットがラインナップされていますが、本シリーズでもラインナップされました。なお、内容は毎回異なるものになっています。
 本シリーズの武器セットはスターク・ジェガン用のパーツが大部分を占めていますが、その他に、V2アサルトガンダムのメガ・ビームライフルとメガ・ビームシールド、そしてガンキャノンのスプレーミサイルランチャーが入っています。




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 メガ・ビームライフルとメガ・ビームシールドをV2アサルトガンダムに取り付ける事で、V2アサルトガンダムをフル装備状態にする事が出来ます。




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 V2アサルトガンダム・フル装備状態のアクションポーズの一例。
 メガ・ビームライフルはグリップ部分を持たせると共に基部を前腕に取り付ける形になっている為、外れにくくなっています。また、武器が可動を妨げる事はあまり無い為、比較的自由にポージングする事が可能です。




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 スプレーミサイルランチャーをガンキャノンに装備した状態。
 240mmキャノン砲を取り外し、交換する形で取り付けます。




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 スプレーミサイルランチャー装備状態のガンキャノンのアクションポーズの一例。
 可動箇所や可動範囲は特に変わらない為、通常状態と同様のポージングが可能です。




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 3連装ミサイルポッドとビームライフルをスターク・ジェガンに取り付ける事で、スターク・ジェガンをフル装備状態にする事が出来ます。




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 フル装備状態のスターク・ジェガンのアクションポーズの一例。
 3連装ミサイルポッドが肩の可動を妨げる為、肩を上に上げる際にはミサイルポッドを少し上に上げる必要が有ります。また、(公式な遊び方ではありませんが)ハイパーバズーカの後部を90°動かして、砲身を腋の下に挟む形で持たせれば、「機動戦士ガンダムUC」劇中に登場した機体を再現する事も可能です。




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 フル装備状態のスターク・ジェガンの頭部と胸部を交換し、更に肩に大型ミサイルを装備し、手にハイパーバズーカを持たせれば、CCA-MSV版のスターク・ジェガンになります。
 このCCA-MSV版は、アニメ版でのスターク・ジェガンの基になったとされるもので、アニメ版よりも重武装なデザインとなっています。




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 CCA-MSV版スターク・ジェガンのアクションポーズの一例。
 大型ミサイルは可動を妨げない為、フル装備状態のスターク・ジェガンとほぼ同様の可動箇所・可動範囲となっています。




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 アニメ版スターク・ジェガンとCCA-MSV版スターク・ジェガン。
 CCA-MSV版は、大型ミサイルによってアニメ版とは大きく異なるシルエットになっている事が分かります。




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 本シリーズにラインナップされている4体のモビルスーツを、MS武器セットを可能な限り装備した状態で並べた状態。
 全種揃えると、ガンタンクを除く3体のモビルスーツの装備を変える事が可能になります。




■V2アサルトバスターガンダム

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 フル装備のV2アサルトガンダムに、05にラインナップされている「029 V2ガンダム」と「032 MS武器セット」のバスターパーツを装備させる事で、V2アサルトバスターガンダムを作る事が出来ます。
 V2アサルトガンダムの背部パーツを外して、「029 V2ガンダム」のビームライフルを持たせると共に「032 MS武器セット」のバスターパーツ一式を取り付ける事で、完成します。
 ガシャポンブログでは05と06のラインナップが確定するよりも前にV2アサルトバスターガンダムの試作品が公開されていた為、恐らくは先にV2アサルトバスターガンダムの開発が行われ、そこから逆算する形でラインナップが決まって行ったものと思われます。




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 V2アサルトバスターガンダムのアクションポーズの一例。
 アサルトパーツとバスターパーツは、可動を極力妨げないよう工夫されているようです。過去の雑誌に掲載された、左手に持ったビームライフルを構えているイラストを再現する事も可能になっています。




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 アサルトパーツとバスターパーツの装備を、公式サイトでの説明とは異なる形に変更する事で、「機動戦士Vガンダム」劇中登場時のV2アサルトバスターガンダムにする事も可能になっています。
 V2アサルトガンダムにメガ・ビームシールドと「029 V2ガンダム」のビームライフルを持たせ、「032 MS武器セット」のバスターパーツの背部パーツのみを取り付ける事で、この形態にする事が出来ます。
 「機動戦士Vガンダム」劇中ではフル装備のV2アサルトバスターガンダムは登場しておらず、この状態で活躍しました。しかしながら、野戦換装で調整が不十分だった事も災いしてか十分なパワーは出せておらず、僅かな活躍で終わりました。




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 「機動戦士Vガンダム」劇中登場時のV2アサルトバスターガンダムのアクションポーズの一例。
 メガ・ビームシールドからビームを放って敵を引き付けようとするシーンのポーズも、一応再現可能になっています「。




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 「機動戦士Vガンダム」劇中登場時のV2アサルトバスターガンダムと、フル装備のV2アサルトバスターガンダム。
 装備の違いは、ビームライフルの大型マルチプルランチャー、メガ・ビームライフル、マイクロミサイルポッドの計3点の有無です。




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 V2ガンダムの全ての装備形態を揃えた状態。
 左からV2ガンダム、V2バスターガンダム、V2アサルトガンダム、V2アサルトバスターガンダムです。本シリーズの発売をもって、V2ガンダムの全ての装備形態が揃いました。




 以上、モビルスーツアンサンブル06でした。

 この06は、既存の他のシリーズと比べると「他シリーズとの連動を前提にしたラインナップ」という点が特徴的で、V2アサルトガンダムは05と組み合わせる事でV2アサルトバスターガンダムになるようになっており、スターク・ジェガンは「EX02 クシャトリヤ」と組み合わせて遊ぶ事を踏まえた仕様になっており、そしてガンキャノンとガンタンクは「003 ガンダム」と組み合わせて遊ぶ事を前提としたものになっています。「003 ガンダム」や「EX02 クシャトリヤ」は本記事掲載時点において定価での入手は困難となっていますが、05は本記事掲載時点でも定価での入手が比較的容易です。
 もちろん、このシリーズだけでも十分楽しめますが、V2アサルトガンダムやスターク・ジェガンはMS武器セットを装備する事でフル装備となる為、単体で楽しめる範囲は非常に限られます。しかしながら、スターク・ジェガンはMS武器セットが有れば様々な装備が再現出来るようになり、遊びの幅が一気に広がります。
 本シリーズは前述の性質上、シリーズの展開開始時からコレクションしている人とそうでない人で楽しめる範囲が大きく異なるのではないかと思いますが、V2アサルトバスターガンダムは完成が比較的容易な事に加えて、そのボリュームはガシャポンらしからぬ大ボリュームなものになる為、V2アサルトバスターガンダムが好きな人は、05と共に購入する事をおススメします。