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 今回のレビューは、「スタジオシリーズ」より「SS-11 メガトロン」を紹介します。

関連記事:
 ・「SS-05 オプティマスプライム」レビュー(2018年6月3日更新)
 ・「MB-03 メガトロン」レビュー(2017年2月15日更新)


画像をクリックすると、元のサイズで表示されます。
※本トイのセット内容以外のトイ等は、全て別売りです。


■トイ概要
 このトイは2018年7月21日に、実写映画版トランスフォーマーシリーズの新たなトイシリーズである「スタジオシリーズ」のトイの1体として、小売価格4,860円(税8%込)でタカラトミーより発売されました。
 実写映画第2作「トランスフォーマー/リベンジ」に登場した時の「メガトロン」(以下「リベンジ版メガトロン」)を、完全新規金型で立体化しています。




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 パッケージ表面。
 パッケージはボックス形式で、サイズは縦約24cm×横約17cm×奥行約8.2cmとなっています。これは同シリーズの同価格帯のトイのパッケージとほぼ同じサイズです。
 パッケージのデザインは海外版のデザインとほぼ同じですが、日本版専用のパッケージとして新規に作り起こされており、日本語の商品名等が記載されたシール貼付はされていません。




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 パッケージ裏面。
 掲載されているメガトロンの写真は海外版と同じですが、海外版のパッケージには掲載されていないキャラクター紹介やスタジオシリーズのコンセプトの紹介文が掲載されており、海外版とは掲載されている情報が大きく異なっています。




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 パッケージを斜め上から見た写真。
 天面にはウィンドウが有ります、また両側面には、前面とは異なるメガトロンのイラストが、それぞれ異なる形で掲載されています。
 なお、本トイのパッケージに使用されているメガトロンのイラストは全て「トランスフォーマー/リベンジ」公開時に描かれたもので、本トイの為に新規に描き起こされたイラストは有りません。




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 パッケージ底面。
 遊ぶ際の注意等が、全体にわたって掲載されています。




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 本トイのセット内容一式。
 メガトロン本体の他に、取扱説明書が付属しています。




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 本トイの取扱説明書は、A3サイズの紙に両面印刷が施されています。
 ロボットモードからビークルモードへの変形手順を、両面を使って説明しています。なお、ビークルモードからロボットモードへの変形手順は、番号を逆に戻って行うよう指示されています。
 この取扱説明書は、トランスフォーマーオフィシャルサイトの商品情報ページからダウンロードする事も可能です。




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 ビークルモード。エイリアンタンクに変形します。
 全体的なデザインは劇中のデザインを再現したものとなっていますが、劇中で復活直後に変形した際に見せた、ウイングを展開した飛行形態への変形までは再現されていません。




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 ビークルモード底面。
 クローラーには車輪が付いており、これにより転がし走行が可能になっています。




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 車体上部に付いている2門の小型のキャノン砲は、約90°動かす事が可能になっています。




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 ロボットモード。全高は約19cmあります。
 ビークルモードのクローラーが脚部に変形し、それ以外の部分が胴体に変形します。
 変形と可動を両立させたリベンジ版メガトロンのトイは、2009年にリーダー・クラスの「RD-01 メガトロン」(以下「RD-01」)と、ボイジャー・クラスの「RD-11 メガトロン」(以下「RD-11」)の2種類が発売されましたが、RD-01は腕の形状が劇中デザインに忠実ではなく、またRD-11は大きなガワが背中に残るデザインとなっていました。本トイではそれらが解消されており、劇中のデザインに近いスタイルとなっています。




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 ロボットモードのバストアップ。
 頭部は、口を開いた状態で作られています。ビークルモードの車体上部の外装は背部パーツになる為、2門の小型のキャノン砲は、ロボットモード時には背部の肩の付け根部分に来ます。




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 ロボットモードの可動機構は首、肩、二の腕、肘、股関節、太腿、膝、足首に有り、これらの箇所が動きます。また、左手の指は2パーツで構成されており、開閉が可能になっています。
 脚部は造形が特徴的である事から可動箇所や可動範囲にも独特のクセが有り、やや動かしづらいです。また、首のボールジョイントは軟質素材が使用されており、これが原因で首の関節が固くなってしまっています。




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 腰ブロック後部には穴が有ります。
 説明書には記載されていませんが、これは別売りの「トランスフォーマー専用ディスプレイスタンド」等のアクションフィギュア用スタンドのアームを接続する為の穴です。しかしながら、この穴の径はアーム先端のピンの径よりも若干広く、それにより固定させるのが難しくなっています。




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 パッケージの中に有る台紙は簡易式のジオラマになっており、ここにメガトロンを立たせて、劇中のワンシーンを再現する遊びを楽しめます。
 この遊び方は、海外版ではパッケージ裏面に掲載されていますが、本トイではパッケージ・取扱説明書のどちらにも掲載されていません。




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 ここからは、アクションポーズの一例を紹介。
 1枚目は、右腕の剣状の武器・デスロックピンサーで攻撃しようとしているイメージでのポーズ。劇中でのデスロックピンサーの使用頻度は少なかったですが、中盤の森林戦ではこれでオプティマスプライムを後ろから一突きするという、強く記憶に残る使い方がされていました。




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 2枚目は、右腕のフュージョンカノンで射撃するイメージのポーズ。
 説明書には記載されていない遊び方ですが、デスロックピンサーは変形機構の関係で収納が可能になっている事から、ポージングに応じた選択が可能になっています。




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 2枚目は、劇中での復活直後の浮上シーンのイメージでディスプレイ。
 トランスフォーマー専用ディスプレイスタンドを使えば、浮き上がるシーンや飛んでいるシーンの再現も可能になります。




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 同シリーズの「SS-05 オプティマスプライム」(以下「SS-05」)と。
 メガトロンの設定全高は35フィート(約10.668m)で、またオプティマスプライムの設定全高は28フィート(約8.53m)となっており、メガトロンの方がオプティマスプライムよりも大きいサイズとなっています。本トイはおよそ1/56.2スケールとなっているのに対し、SS-05はおよそ1/51.7スケールとなっており、スケールに若干の違いが有ります。




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 SS-05と、対決しているイメージでディスプレイ。
 どちらも「トランスフォーマー/リベンジ」劇中中盤での森林での戦いの時の姿を再現している事がパッケージの中に有る台紙から窺える為、森林での戦闘シーンをイメージしたディスプレイをすると違和感無く楽しめます。




 以上、SS-11 メガトロンでした。

 完全新規金型で立体化されたリベンジ版メガトロンのトイは、「トランスフォーマー/リベンジ」の商品展開が終了して以降は全く無かった為、実に約8年ぶりの完全新規金型での立体化となりました。「トランスフォーマー/リベンジ」公開時のリベンジ版メガトロンのトイは、いずれもデザインに大きな難点が有りましたが、本トイはそれらが解消されており、ビークルモード・ロボットモード共に、劇中のデザインに非常に近いデザインとなっています。
 一方、残念な点は首の可動機構で、ボールジョイントに軟質素材を使用した為に、顔を大きく左右に向ける事が出来ません。また脚部も特徴的なデザインである事から可動機構が独特なものになっていて動かしづらいですが、この点は仕方が無いと思います。
 本トイは、全体的にはリベンジ版メガトロンの決定版とも言える完成度になっており、劇中に近いデザインのリベンジ版メガトロンが欲しかった人には満足出来る仕様になっているのではないかと思います。ただ、本トイは変形と可動以外で楽しめるギミックが無い為、単体でのプレイバリューはあまり高くありませんが、SS-05と組み合わせれば更に楽しめるようになります。