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 急遽書き上げた奈々リッチキャンペーン(笑)で少し掲載が遅れてしまいましたが、今回のレビューはBOTCON2011(ボットコン2011)で限定販売された「SHATTERED GLASS(シャッタード・グラス)」版の「GALVATRON(ガルバトロン)」です。
 作品をご存知無い方の為に、シャッタード・グラスについて簡単に解説。この作品はBOTCON2008で発表された作品で、「善のディセプティコン」と「悪のオートボット」が戦う、トランスフォーマーの定番である構図が反転した世界が舞台の作品で、現在も小説やオリジナルトイ等で展開が続いています。
 このガルバトロンもその設定に漏れず、「正義の軍団のリーダー」という設定のキャラクターです。過去の作品に登場した同名のキャラクターは精神病院に入院させられたりしたのとか寝てばっかりだったのとか「コンボイヤァー!」と叫んだりしたのがいたりで、何気に濃ゆいキャラクターが多いのですが(笑)、このガルバトロンは強く高潔である一方で過去のトラウマに悩まされているという、これはこれでヒーローらしくて愛すべきガルバトロンになっていると思います。

関連記事:「SHATTERED GLASS GALVATRON」キャラクターバイオ(2011年8月22日更新)


※画像をクリックすると元のサイズで表示されます。

■キャラクター設定
 「GALVATRON(ガルバトロン、以下カタカナ表記)」は、Transformers Collectors' Club(以下「TCC」)の2009年度の会報で連載されたコミック「REUNIFICATION(訳:再統合)」のパート6に登場したキャラクターです。CYCLONUS(サイクロナス)の裏切りによって瀕死の重傷を負ったMEGATRON(メガトロン)が、NEXUS PRIME(ネクサス・プライム)によって転生した新しい姿として登場しました。

■トイ概要
 このトイは、2011年6月2日~5日にアメリカのカリフォルニア州パサデナにあるパサデナコンベンションセンターで開催された「BOTCON2011(ボットコン2011、以下カタカナ表記)」の会場で、「SHATTERED GLASS THUNDERCRACKER(シャッタードグラス・サンダークラッカー、以下カナ表記)」との2体セットで限定販売されました(1500セット限定)。
 トイの仕様は、「TRANSFORMERS CYBERTRON(邦題:トランスフォーマー ギャラクシーフォース)」シリーズの「EVAC(日本名:ライブコンボイ、以下日本名表記)」をベースに、作中に登場するガルバトロンに準拠したカラーリングに変更しています。




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 パッケージ。梱包はビニール袋で、本体を梱包している袋と説明書・キャラクターカードを梱包している袋の、2つの袋で別々に梱包されています。
 管理人はネットオークションで購入したのですが、このトイは元々シャッタードグラス・サンダークラッカーとの2体セットだった為、シャッタードグラス・サンダークラッカーと一緒に梱包する袋が有ったようです(現物を見てはいませんが)。




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 内容物一式。ガルバトロン本体と一部ギミック発動に必要な「CYBER PLANET KEY(サイバープラネットキー、以下カタカナ表記)」の他に、キャラクターカードと説明書が入っています。




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 付属の取扱説明書。変形機構はライブコンボイのそれから変更されてはいませんが、ロボットモード時の遊び方の一部に違いが有ります。




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 ビークルモード前面。このトイの基になったライブコンボイから本体色が全面的に変更されていますが、新造されたパーツは有りません。なお、ライブコンボイではこのビークル形態は「救助用ヘリコプター」とされていましたが、このトイでは「Swift attack copter(高速攻撃ヘリ)」とされています。




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 ビークルモード後ろ。テールローターは手動で回転させる事が可能です。




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 ビークルモードを斜め上から見た写真。メインローター基部の正面中央には、「善のディセプティコン」のインシグニア(エンブレム)がタンポ印刷されています。




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 ビークル側面に有る文字のタンポ印刷も新規のものとなっています。コックピット近辺には「LIFE FLIGHT-1」の文字と謎のエンブレムが、テールローター近辺には「EMS LF-1」の文字が、それぞれゴールドでタンポ印刷されています。





 メインローター基部に有る赤いボタンを押すと、プロペラが回転します。連続で押した場合、回転時間は押した回数に比例して長くなります。
※動画です。再生ボタンを押すと動画が再生されます。





 コックピット右側面にはフックが有ります。このフックは手動で引っ張ると紐製のワイヤーが伸び、基部側面に有る赤いボタンを押すとワイヤーを巻き取ります。なお、フック基部は360°回転させる事が可能です。
※動画です。再生ボタンを押すと動画が再生されます。
※撮影の関係上、メインローターのプロペラは取り外してあります。




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 サイバープラネットキー。日本では「フォースチップ」という名称になっていました。造形はライブコンボイのものと同じ「地球」のサイバープラネットキーですが、成型色・塗装色共に変更されています。





 ビークルの上部後方にはサイバープラネットキーの挿入口が有ります。ここにサイバープラネットキーを挿入すると、キャノン砲が展開されます。
※動画です。再生ボタンを押すと動画が再生されます。
※撮影の関係上、メインローターのプロペラは取り外してあります。




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 キャノン砲展開状態。説明書には、このキャノン砲は「plasma rocket launchers(プラズマロケットランチャー)」と記載されています。




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 プラズマロケットランチャーは、緑の円で囲んだ部分のボタンを押すとミサイルが発射されます。




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 ロボットモード前面。全高は約18cmあります。造形はライブコンボイと同一ですが、カラーリングは全体的にパープルとグレーをメインにしたカラーリングに変更されており、「戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー2010」に登場した同名のキャラクターを基にしたカラーリングになっています。




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 ロボットモード後ろ。




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 ロボットモード頭部。形状はライブコンボイのものから変更されていませんが、カラーリングの変更とライブコンボイの頭部の造形を活かして、作中のガルバトロンの頭部形状に近づけたデザインとなっています。




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 後頭部には近年のトランスフォーマートイではお馴染みの集光装置が有り、光を当てる事で目を発光させる事が出来ます。




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 可動は首、肩(各2ヶ所)、肘、股関節、膝が可動する他、サイドスカートアーマーを跳ね上げれば腰も可動します。




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 ビークルモード時のプロペラは2枚を1組にまとめて武器になります。説明書には、この武器は「spin blades(スピンブレード)」と記載されています。TCC会報30号のキャラクターバイオによれば、この武器は固体金属をも切り刻む事が出来る設定になっているようです。なお、ボタンを押すことでプロペラを回転させるギミックはロボットモードでも行う事が出来ます。




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 ビークルモード時にコックピット右側に付いていたフックは、ロボットモード時には右前腕に付きます。こちらもビークルモード時と同じギミックをロボットモードでも行う事が可能です。




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 右前腕側面に付いているピンは、本来はビークルモード時にメインローターの基部を接続する為のものですが、これを活用すれば、キャラクターバイオの設定どおりに同シリーズのメガトロンのメイン武器である「Rumbler(ランブラー)」を取り付ける事が可能です。ただし、偶然ジョイントの径が合っているだけなので、取り付けた際の出来には違和感が生じます。




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 アタックモード。テイルローターを跳ね上げるだけでこの形態になります。特にこれといったギミックは有りません。




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 キャラクターバイオ掲載のイラストを再現。説明書に記載は有りませんが、ロボットモード時にプロペラを展開する事も可能です。




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 プラズマロケットランチャーは、ロボットモード時には背部に付きます。サイバープラネットキーによる展開ギミックはロボットモード時でももちろん可能です。




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 全武装展開形態。通常形態時と比べると、ボリューム感が格段に増します。




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 TCCの2005年度~2009年度の無料配布トイ5体が合体した「NEXUS MAXIMUS(ネクサス・マキシマス)」と。ネクサス・プライムは命名の過程で紆余曲折があった為に、トイでの名称はネクサス・マキシマスとなっています。ネクサス・プライムによってメガトロンはガルバトロンに転生し、侵攻してきたオートボットの巨大兵士を撃退すべく、共に出撃します。




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 2010年度のTCCクラブストア限定トイである「SHATTERED GLASS CYCLONUS(シャッタードグラス・サイクロナス)」と。サイクロナスはメガトロンを暗殺しようとした罪で4デカサイクル(約4ヶ月)の間独房入りとなり、そこで自身を追い詰めてしまうほどの深い反省をした後、ディセプティコンのメンバーとして復帰しました。しかしガルバトロンには、一時的とはいえサイクロナスに裏切られた事が大きな精神的ショックとなっており、サイクロナスに撃たれた際の傷が完全に消えたにもかかわらず、精神的な傷はその後もなお残っています。




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 付属のキャラクターカードは近年のTCCやボットコン限定トイの定番となっているデザインで、縦約9.5cm×横約14cmの厚紙に片面だけ印刷がされたものとなっています。TCC会報のキャラクターバイオでは「最初の13人」の力が燃料ラインに流れている為に強い、とされている事からか全体的に能力値が高く、特に「COURAGE(勇気)」は最高値を超える「10+」とされています。なお、「ENDURANCE(耐久力)」は数値が「10」とされているにもかかわらずメーターは「7」を示している間違いが有りますが、どちらの数値が正しいのかは不明です。
 また、キャラクター解説文の訳文は下記の通りです(意訳を含んでいます)。ガルバトロンはTCC会報30号のコミックで登場し、その回のラストでネクサス・プライムが別の並行世界に旅立ってしまった為に出番は終了していますが、このカードにはその後日談が書かれています。


ガルバトロン
役職:ディセプティコンのリーダー

「力は、知恵が無ければ成り立たない」

 死とのせめぎ合いを経て復活したガルバトロンは、より賢く、そしてより情け深い、勇敢なディセプティコンのリーダーとなった。
 ガルバトロンは、サイバトロン星と地球の両方においてオプティマスプライムが率いる軍団との戦闘を指揮する為に、新しい力を使っている。ガルバトロンののケミカルレーザーキャノン(恐らくはプラズマロケットランチャーの事と思われます)は、2マイル(約3200m)の範囲まで届き、また彼のフックを用いた格闘戦の戦闘スタイルは、非常に頑丈なデストロニウム製の鎖による支えが有ればこそ可能となっているのだ。
 ネクサス・プライムとアクアリウスが未知のパーツを求めてシャッタード・グラス世界のサイバトロン星から離れて結構な日数が経過した後、アルファ・トライオンによって建造されたステラ・スパナ(スペースブリッジ)は破壊された。しかし、アイアコン(サイバトロン星の首都)の内側からいくつかの奇妙なエネルギーが流れてくるのが観測されており、ステラ・スパナの技術が何者かに再び使用されている可能性があるのだ…。





 以上、BOTCON2011限定SHATTERED GLASS GALVATRONでした。

 ガルバトロンは、管理人がトランスフォーマーのキャラクターの中で最も好きなキャラクターの1人なので、TCC会報でシャッタード・グラス版ガルバトロンが登場して以来、トイ化されるのを心待ちにしていました。販売されたボットコン2011は「アニメイテッド」がメインになっていた為にこのトイが注目されていなかったのか、ネットオークションでの相場が結構安く、発売を心待ちにしていたにもかかわらず予算を大幅に下回る金額で購入できたのは本当に良かったと思っています。
 トイの出来ですが、ライブコンボイ自体が非電飾系ギミックが充実したトイになっていたおかげで、このトイもトイとして非常に遊び応えのあるものになっています。また、シャッタード・グラスシリーズのキャラクターは善悪反転世界の設定の関係上、基になったキャラクターと大きく異なるカラーリングになっているものが多いのですが、このガルバトロンは基になったキャラクターのカラーリングを近い形で残している、かなり稀なケースだと思います。頭部はボットコンやTCC限定トイではお馴染みの新規造形はされずにライブコンボイの頭部をそのまま活用する形となっていますが、ライブコンボイの頭部形状がガルバトロンの特徴である3本のツノが有るように見える点を上手く活かして作ったと思う一方で、キャラクターカードのイラストでは明らかなガルバトロン型の頭部デザインなので、新規で作って欲しかったと思うところも有ります。
 前述のとおり、このトイはギミックのおかげで非常に遊べるトイになっていますが、ネットオークションや一部輸入トイショップでは比較的安い価格で販売されているので、シャッタード・グラス版ガルバトロンに思い入れの有る方なら購入しても損はしないと思います。



注:上のリンクはサンダークラッカーとのセット版です。



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