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 8月も終わりに近づき、いよいよ9月3日には奈々さんの「ファンクラブイベントⅤ」が日本武道館で開催されますが、先日ようやく、S.C. NANA NETからそのチケットが届きました。席はスタンド席なのですが大分前の列らしいので、仙台公演の時のように生でハッキリ奈々さんが見れるか、今から楽しみです!
 ちなみにイベント内では、東日本大震災の発生に伴う電力不足を考慮して延期されていた「POP MASTER」のPV撮影が行われる為に、歌詞の内容に合わせてブルーのサイリウムやペンライトを用意するようNANA NETからお願いがされています。「LIVE JOURNEY」の時はオレンジを振っている人が結構いましたが、ファンクラブからのこのお願いで、今後のPOP MASTER演奏時はブルー1色になる方向に進みそうですね…。

 さて今回のレビューは、そんなブルーをメインカラーとしている、TCCの2011年度会員無料配布トイ「SIDE BURN(サイドバーン)」のレビューです。
 サイドバーンについては、このブログに移転して以来TCC関連の最新情報で逐次紹介してきましたが、それだけでなく会報内コミックでの活躍(?)も相俟って、到着した時の感動は過去の無料配布トイよりも大きかったです。到着した時は嬉しさのあまり、ツイッターで「そう、煌めくblueは僕ら(TCC会員)の合図!(着弾的な意味で)」とpostしてたり…(笑) これは奈々さんファンなら言わずもがなの「POP MASTER」の歌詞の一部なのですが(一部いじってますがw)、post後にトイをよく見たところ、サイドバーンのブルー成型のパーツには若干のラメらしきものが入っており、一部塗装のメタリックブルーも相俟って、まさに「煌めくblue」でした(笑)。
(´-`)。oO(最近、この手のネタを抵抗無く使える程度には脳内が改造されてる)


関連記事:「SIDE BURN」 キャラクターバイオ(2011年6月8日更新)


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■キャラクター設定
 「SIDE BURN(サイドバーン、以下カタカナ表記)」は、Transformers Collectors' Club(以下「TCC」)の2011年度の会報に連載のコミック「BATTLE LINES(訳:戦線)」に登場するキャラクターで、本作のメインキャラクターの1人です。作中では、彼の隠れた能力を見込んだプロールによってオプティマス・プライム率いるオートボット軍団のメンバーに半ば強制的に加入させられますが、程無く脱走してしまいます。

■トイ概要
 このトイは2011年度のTCC会員への無料配布トイとして、2011年3月16日時点で会員になっている人全員に1体ずつ配布する形で、2011年7月29日(日本時間)に発送を開始しました。また、TCCクラブストアにおいて会員価格32ドル、非会員価格72ドルで数量限定販売もされました。トイの仕様は「TRANSFORMERS CLASSICS(トランスフォーマー:クラシックス)」版の「RODIMUS(日本では一部仕様を変更して「変形!ヘンケイ!トランスフォーマー」シリーズの「C-05 ホットロディマス」として発売)」の仕様変更品で、作中のサイドバーンに準拠したカラーリングに変更されています。




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 トイを梱包しているパッケージ。本体や武器を梱包している袋と、取扱説明書とキャラクターカードを梱包している袋の、2つの袋が一緒に入っています。この梱包は過去の無料配布トイでも似たようなものになっていました。




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 内容物一式。サイドバーン本体、取扱説明書、キャラクターカードが入っています。




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 付属の取扱説明書。説明書そのものはこのトイの為に新規に印刷されたものですが、ギミックや武器の名称は「CLASSICS」版「RODIMUS」と同一になっています。また、上の端には「ADULT COLLECTIBLE(大人向けの収集品)」の記載が有ります。




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 ビークルモード前面。スーパーカーに変形します。元になったトイである「変形!ヘンケイ!~」版ホットロディマス(以下「ロディマス」)の本体色はレッドがメインでしたが、このトイはブルーをメインにしたカラーに変更されています。




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 ビークルモード後ろ。ロディマスのビークルモードと同様に、ロケットエンジンには炎のエフェクトパーツが付いています。




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 ビークルモードを斜め上から見た写真。ルーフ部分には大きなオートボットのインシグニア(エンブレム)がタンポ印刷されています。
 なお、サイドバーンのカラーリングについては、TCC会報36号で詳細が発表された際に、「Transformers:Robots in Disguise(日本題:トランスフォーマー カーロボット)」に登場した同名のキャラクター(日本名:スピードブレイカー、以下日本名表記)を基にした事が発表されており、このカラーリングは全体的にスピードブレイカーのビークルモードの配色に酷似しています。




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 ビークルモードのフロント部分のアップ写真。ロディマスと同様に、運転席部分も造り込まれています。また、ボンネットからサイド部分にかけてタンポ印刷されているファイヤーパターンは、ロディマスのものとは全く異なるデザインとなっています。




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 ビークルモードの後部中央を前に倒すとロケットエンジンがキャノン砲になり、「ATTACK MODE(アタックモード)」となります。TCC会報39号に掲載されたサイドバーンのキャラクターバイオではこの形態に関する記載も有り、サイドバーンがこの形態を取れる事が公式設定として説明されています。




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 ロケットエンジンに付いている白色のパーツはミサイル発射スイッチになっており、押す事で炎のエフェクトパーツがミサイルとして発射されます。




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 ロボットモード前面。全高は約14cmあります。ロボットモードのカラーリングもビークルモードと同様に、スピードブレイカーを基にしたカラーリングとなっています。
 ちなみにTCC会報39号に掲載されたサイドバーンのキャラクターバイオでは、彼は挑んだレースに圧倒的なスピードをもって勝利する事から「Speedbreaker(スピードブレイカー)」という異名を持っているという設定が書かれており、基になったキャラクターの日本名を知っている人に対する一種のファンサービスのような設定が付けられています。




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 ロボットモード後ろ。こちらも前面と同様に、ブルーとホワイトをメインとしたカラーリングになっています。




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 ロボットモード頭部。造形はロディマスのそれから変更されていませんがカラーリングが変更されています。他の部分と同様のブルーをメインにしたカラーリングに、額の右半分および中央と左目周辺にイエローの塗装を施す事で、スピードブレイカーの頭部に近い配色を再現しています。




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 後頭部には近年のトランスフォーマートイではお馴染みの集光装置が有り、光を当てる事で目を発光させる事が出来ます。集光装置の成型色はクリアーイエローですが、目がレッドで塗装されている為に、オレンジ色に近い色で発光します。




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 ロディマスは胸にオートボットのインシグニアがタンポ印刷されていましたが、サイドバーンは胸にインシグニアが無く、代わりに左前腕にインシグニアがタンポ印刷されています。これはスピードブレイカーのインシグニアが左前腕にモールドされていた事を基にしたものと思われます。




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 可動は首、肩、肘、股関節(2ヶ所)、膝が可動します。可動範囲・箇所はロディマスと同一です。可動範囲はそれ程広くありませんが、アクションフィギュアに必要な一定範囲の可動は確保されています。




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 ビークルモード時にロケットエンジンとなっていた部分は、ロボットモード時には銃になります。取扱説明書には銃の名称に関する記載は有りませんが、TCC会報39号のキャラクターバイオでは「plasma rifle(プラズマライフル)」という名称が付いており、またTCC会報40号のコミックでこの武器を使用した際には「plasma exhaust(プラズマエグゾースト)」という名称で呼ばれており、異なっています。しかしながら、どちらも「対象物を燃やして破壊する」という設定は同じです。




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 銃はアタックモード時と同様に、白色のパーツを押す事で炎のエフェクトパーツがミサイルとして発射されます。




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 説明書には無い遊び方ですが、銃は背部中央に取り付ける事が可能です。




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 右腕にはロディマスと同様に、拳の下に武器が内蔵されており手動で引き出す事が出来ます。説明書には、この武器の名称は「CLASSICS」版「RODIMUS」と同様に「DATA-COM COMMUNICATOR(データコム・コミュニケーター)」という通信装置のような名称が付けられていますが、TCC会報39号のキャラクターバイオでは「sonic buzz saw(ソニックバズソー=音速回転ノコギリ)」という名称が付いており、ロディマスの「レーザーチェーンソー」に近い設定の近接戦闘用武器とされています。




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 全武装装備&展開。右腕のソニックバズソーが小さくて目立たない為、通常時とあまり変わり映えしません。




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 2010年度のTCC会員無料配布トイである「DION(ダイオン)」と。オプティマス・プライム率いるオートボット軍団から脱走したサイドバーンは、デスザラスとの戦闘準備をしていたマグナムが率いるエリートガードにからんだ際にディセプティコンの襲撃を受けたことにより、否応無しにエリートガードと共に戦う事になります。このエリートガードの中にはダイオンもおり、連携こそしていないものの共に戦っていました。
 また、サイドバーンのコミック初登場シーンは、ダイオンが九死に一生を得た体験を自分の体験であるかのようにパブの女性オートボットに話すホラ話のシーンでした。




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 2011年度のTCCクラブストア限定トイである「RAMJET」、「CHEETOR」と。2011年度のTCC限定トイはこの3体が販売されましたが、ラインナップは2010年度と同様にデラックス・クラス相当のトイ3体となりました。また2012年度のTCC限定トイもデラックス・クラス相当のトイが3体販売される事が決定している事から、2010年度をもってTCC限定トイのラインナップの方向性が決定したようです。




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 付属のキャラクターカードは近年のTCCやボットコン限定トイの定番となっているデザインで、縦約9.5cm×横約14cmの厚紙に片面だけ印刷がされたものとなっています。能力値についてですが、前述のとおり「スピードブレイカー」の異名を持つだけに「SPEED(速度)」は最高値の「10」となっています。
 また、キャラクター解説文の訳文は下記の通りです(意訳を含んでいます)。TCC会報39号掲載のキャラクターバイオでは「Soldier(戦士)」だった役職が「Speedy Knight(素早い騎士)」に変更されています。この役職については、ツイッター等で「スピードブレイカーの役割(爆走銃士)とロディマスの役割(騎士)をミックスしたものなのではないか?」という情報があったので、それを踏まえて「爆走騎士」と翻訳しています。


サイドバーン
役職:オートボットの爆走騎士

「俺に追い付いたままでいられると思ってるのか? 俺はそうは思わないね!」

 サイドバーンは生まれつきの目立ちたがり屋である。もしサイドバーンが騒々しいものや速いものや場当たり的なもので挑戦した賭けがあったなら、それは普通なら挑戦しようとは思わない賭けである。賭けをすると、サイドバーンは地元のエネルゴン・パブでその自慢話をするのである。
 サイドバーンは、新しいスパークエンジンによるアップグレード後の走行中に「今なら自分が前人未到の最も速いスピードで走れる」と少しでも思ってしまうと、スピードを制限せずに走りだしてしまうのである。
 彼はサーキット場で幸福以上の体験をしてきたが、その判読できない程度のぼやけしかないフロントガラスで世界の流れを見てもいたのである。そしてサイドバーンは、いつかは自分のスピードがディセプティコンとの戦いを有利に進められる鍵となるであろう事を知っているのだ。
 プロールと新しく編成されたオートボット軍に所属するプロールの友人達でさえ、彼の前途については意見が一致していないのである。





 以上、Transformers Collectors' Club限定SIDE BURNでした。

 前年度の無料配布トイであったダイオンは会報内コミックでの見せ場が少なかったのに対し、サイドバーンは初登場時から見せ場(と言っていいのかどうかが微妙ですが…)が多く、コミックでは毎回見どころに恵まれていた為にキャラクターそのものに好感が持てていたおかげで、トイの到着を以前の無料配布トイよりも楽しく待つ事が出来ました。トイそのもののギミックはロディマスから何も変更されていないのでギミック的な魅力は少ないのですが、コミックでの活躍によるキャラクター面での魅力や、ファンにはたまらないであろうスピードブレイカーを徹底的にリスペクトしたカラーリングが、トイとしての面における乏しさを補って余りあるものを出していると思います。
 このトイも例年の無料配布トイと同様にTCCクラブストアで数量限定販売がされましたが、開始から約2時間で完売するという、恐らくは史上最速の早さとなりました。レビュー記事掲載時点では輸入トイショップ等でも既に完売が相次いでいるようで入手は困難になっていますが、サイドバーンのキャラクターそのものだけでなく、カラーリングの基になったスピードブレイカーが大好きな方も、機会があれば購入してみる価値は有るのではないかと思います。