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 今回のリニューアル記事は、まさかの「魔法少女リリカルなのは The MOVIE 1st」公開初日に発売となった、figma「053 高町なのは The MOVIE 1st ver.」のレビューです。
 今年は「~The MOVIE 2nd A's」の公開年なので、とりあえずリリカルなのは関連の記事を最優先にリニューアルして行こうと思います。ソンナニカズハナインダケドネ(;´∀`)

※本レビュー記事は、2010年2月9日に旧ホームページに掲載したレビューに一部加筆・修正等を加え再掲載したものです。


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■作品概要 ~魔法少女リリカルなのは The MOVIE 1stとは~
 「魔法少女リリカルなのは The MOVIE 1st」は、2010年1月23日に公開された、「魔法少女リリカルなのは」シリーズのアニメ映画作品です。作品の内容は、2004年10月~12月に TV放映された「魔法少女リリカルなのは(第1期)」を、物語の大筋はそのままに、ドラマCD「サウンドステージ」シリーズで語られた内容等の追加を行い、全編を完全新規の映像で作り直し、演出面の強化を行った「パワーアップ・リメイク」作品です。
 「高町なのは」は本作の主人公で、異世界の少年ユーノ・スクライアとの出会いをきっかけに手にした魔法の力で、異世界に存在した高度な魔法技術の遺産(ロストロギア)である「ジュエルシード」を巡る事件に関わり、その事件の中で、物語のもう一人の主人公「フェイト・テスタロッサ」と出会い、ジュエルシードを巡る魔法バトルを繰り広げます。

■フィギュア概要
 このフィギュアは、「魔法少女リリカルなのは The MOVIE 1st」公開初日の2010年1月23日に「figma」の1体としてメーカー希望小売価格2,800円で発売されました。figmaにおける「魔法少女リリカルなのは」シリーズの第7弾の商品であり、「~The MOVIE 1st」のfigmaとしては第1弾の商品です。
 フィギュアの内容は、防護服である「バリアジャケット」を身に纏った高町なのはの姿を立体化している他、関連した各種パーツが付属しています。figmaのキャッチコピー「よくうごく、キレイ。」の通り、全身フル可動とプロポーションの両立を図っており、また、付属のパーツにより、劇中での様々なシーンが再現可能になっています。




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 パッケージアート(表)。箱のサイズは縦22cm×横21cm×奥行8cmとなっており、figmaのパッケージとしては大きめのサイズですが、既存のリリカルなのはシリーズのfigmaとは同じくらいのサイズです。
 ボックスのデザインも既存のリリカルなのはシリーズからマイナーチェンジが図られており、ウィンドウ部分の魔法陣は、既存の物は一部が欠けていたのがこのパッケージでは全面的に描かれている他、背景のデザインも既存の物が空をイメージしたものだったのに対し、このパッケージでは劇中でなのはとフェイトが戦場とした「夜の市街地」をイメージした感じのものになっています。




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 パッケージアート(裏)。既存のfigmaと同じく各種ギミックや付属品の説明が写真入りでされています。




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 高町なのは本体。全高は約10cmあります。着用しているバリアジャケットは今回の映画化に当たって新規でデザインされたもので、「~StrikerS」での「エクシードモード」時のなのはが着用していたバリアジャケットに近いデザインになっています。
 映画の劇中では、バリアジャケットのデザインはレイジングハートが決めていましたが、基になったTVシリーズではなのはがデザインを決めていました。




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 頭部。ツインテールに大きな白のリボンが付いているのが特徴です。基本となる表情は笑顔ですが、既存のfigmaと異なり左を見ているデザインになっています。




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 頭部パーツは既存のfigma同様に、交換用のパーツも付属しています。このフィギュアでは、リリカルなのはシリーズのfigmaではお馴染みの反転前髪と、主に戦闘シーンの再現の際に使用する「怒り顔」の表情パーツが付属しています。




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 このフィギュアには「SP007 高町なのは 制服ver.」の表情パーツを使用することも可能です。どちらも「9歳の高町なのは」の為、取り付けても違和感は有りません。しかしながら、個体差かもしれませんが表情パーツを差し込むツメの部分の噛み合わせが若干悪いです。




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 上とは逆に「SP007 高町なのは 制服ver.」に、このフィギュアの表情パーツを取り付ける事も可能です。しかしながら、反転前髪のパーツは形状が合わない為に使用出来ません。




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 このフィギュアもスカートの下までキッチリ作り込まれています。劇中では演出の関係上スカートが翻ってその下が見えるシーンがほんの僅かですが有りました。




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 このフィギュアには、なのはが空を飛ぶ際に足に現れる「フライヤーフィン」が付属しています。取り付け方は「005 高町なのは バリアジャケットver.」と同じで、足の裏にあるピン穴にこのパーツのピンを差し込んで取り付けます。




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 なのはに魔法の力をもたらした「ユーノ・スクライア」のフィギュアも付属しています。本来は人間の男の子で、劇中では中盤以降は本来の姿になりますが、最後のなのはとフェイトが別れるシーンでは、再びこの姿になっています。
 なお、ユーノがフェレットに変身した理由についてはTVシリーズでは言及されていませんでしたが、「~The MOVIE 1st」では「ユーノの体質的問題で地球の大気中魔力素と適合不和を起こしていた為に、負傷後に変身した」という理由が追加されていました。




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 ユーノフィギュアは形状の関係で、なのはの肩に乗せる事も可能です。




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 「SP007 高町なのは 制服ver.」に付属しているユーノフィギュアとの比較。ポージングが四つん這いと直立で異なっている他、塗装色にも若干の違いが見られます。




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 手首パーツは平手、握り拳、角度に若干の違いがある持ち手2種類の他、後述の「レイジングハート・カノンモード」のグリップを握る際に使用する、人差し指の立った手首が付属しています。既存のfigma同様、使用しない手首パーツはスタンドに取り付けて保管します。
 また、写真には有りませんがfigmaでは定番の余剰パーツを入れる袋も付いており、パーツの紛失防止対策は十分に出来ています。




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 インテリジェント・デバイス「レイジングハート」。物語開始時はユーノが持っていましたが、なのはに託されてからは彼女のパートナーとして活躍します。
 このフィギュアでは、劇中で登場する「デバイスモード」「カノンモード」の2形態を立体化している他、カノンモードはグリップ部分の展開・収納をパーツの差し替えで再現しています。




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 レイジングハート・デバイスモードを装備。劇中では砲撃魔法以外の魔法を使用するときはこの形態だった他、近接戦闘時にもこの形態で使用していました。





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 「005 高町なのは バリアジャケットver.」に付属している「レイジングハート・エクセリオン」との比較。
 レイジングハート・エクセリオンのマガジン部分は「~A's」で追加されたものですが、それを除いた場合、このフィギュアのレイジングハートは、ブルーやホワイトのカラーリングが施された機械的なパーツが追加されている事が分かります。




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 レイジングハート・カノンモード(グリップ収納状態)を装備。劇中では突撃時や「スターライトブレイカー」発動時にこの形態になっていた他、宣伝用のイラスト等でこの形態になっている物も有りました。




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 レイジングハート・カノンモード(グリップ展開状態)を装備。杖を持っているのですが、見た目は銃火器を持っているように見えます。
 劇中ではこの形態の時にレイジングハートのヘッドの付け根近辺からフライヤーフィンに似た羽根が三方に展開していましたが、残念ながらこのフィギュアでは再現されていません。




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 グリップ近辺。形状はピッタリ合っています。なお、右手にグリップを持たせる事も可能ですが、なのはは左利きの為、持たせる場合は左手にグリップを持たせる方が基本となります。




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 figmaでは定番の台座ももちろん付属しています。なのはは劇中で空中戦を行うシーンが多い為、空中戦のシーンを再現する場合にはこの台座が必須となります。




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 付属品をフルに使用したポージングの一例。




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 「SP007 高町なのは 制服ver.」の表情パーツを使用すれば、魔法を使おうとしているイメージのポージングも可能です。




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 「ディバインバスター」の発射シーンももちろん再現可能です。劇中では、初変身時にはただの砲撃魔法でしたが、練習を重ねた結果、物語中盤には一つの技として形になっています。




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 劇中でフェイト・テスタロッサとの決戦の際に使用した切り札「スターライトブレイカー」も再現可能です。
 TVシリーズではデバイスモードで使用していましたが、本作では大火力の砲撃を行う為か、カノンモードで使用しています。発射の際に片手(左手)持ちの状態でレイジングハートを振り下ろすモーションは TVシリーズから変更されていませんでしたが、本作では大火力砲撃やとどめの一撃という点から、演出面が大幅にパワーアップされています。




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 このフィギュアを梱包している台紙の一部は、切り取る事で「di:stage」用のスキンとして使用できます。




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 台紙を使用したポージングの一例。足元に魔法陣を展開した状態を再現できます。
 台紙を取り付けた面のアーム用ピン穴は全部塞がれてしまう為、アームを必要とするポージングの場合には、他にステージを取り付けて、そこにアームのピン穴を差し込みます。また、スキンにはこのフィギュアの名称が記載された面があるので、それを有効に活用する為には「クリアーver.」のパーツが必要となります。
※この写真では「di:stage 基本(ベーシック)セット」を2個使用しています。




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 「005 高町なのは バリアジャケットver.」との比較。設定年齢が9歳と19歳で相当違う為、素体は全く異なるものが使用されています。また、「バリアジャケットver.」のバリアジャケットのデザインは、TVシリーズ第1作や「~A's」でなのはが着用していたバリアジャケットがデザインのベースとなっている為、胸に赤いリボンが付いています。




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 「SP007 高町なのは 制服ver.」と。表情パーツの流用こそ可能ではあるものの、「制服ver.」のなのはは「~A's」版を基にしている為、本作のなのはとは服装の面で若干の差異が有ります。




 以上、figma「053 高町なのは The MOVIE 1st ver.」でした。

 劇場公開日が決定したのとほぼ同じ時期にfigma化が決定したこのフィギュア、当初は公開に先行して2009年12月の発売予定となっていましたが、事情により発売が延期されて映画公開初日と同日の発売となってしまい、当初PRされていた「映画公開に先行して」が守られなかったのが少し残念でした。
 フィギュアの内容は、劇中でのシーンをほぼ再現可能になっており、付属品も不足が殆ど無く、「高町なのは 制服ver.」でなされた手首パーツの改善がこのフィギュアにもなされており、非常に遊び易いフィギュアとなっています。欲を言えば、カノンモード時にレイジングハートのヘッド付け根部分に展開した羽根も付けて欲しかったのですが、時期的な面を考えると、このフィギュアは恐らく公開前に出された各種のイラスト等を基に造っており、そこに羽根が描かれていなかった為にこの仕様になったのではないかと思われます。
 このフィギュアはfigmaの最新技術が各所に採用されている他、「高町なのは 制服ver.」や「di:stage」があれば遊びの幅を更に広げられる為、TVシリーズを知っていれば映画を見なくても十分楽しめると思いますが、映画を見た後であれば、劇中の再現が出来る感動もあって、もっと楽しめると思います。