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 TCC会報第43号のレビュー記事で紹介したとおり、この会報第43号の「MTMTE」には、2012年度の無料配布トイである「ラナマック(RUNAMUCK)」のキャラクターバイオが掲載されています。
 2012年度のTCC限定トイ3体の内、このラナマックだけがTCC公式サイトのトイ紹介ページでバイオが掲載されませんでした。ラナマックのキャラクターバイオ掲載は今回が初となりますが、今回の記事ではこれを全文翻訳してラナマックのキャラクター像を把握してみます。翻訳していくと、会報内コミック「A FLASH FORWARD」開始前の出来事も垣間見えてきます。

関連記事:Transformers Collectors' Club会報第43号レビュー(2012年2月17日更新)


※訳文の一部には意訳を含んでいます。

ラナマック

役割:ショック・トルーパー ※「傭兵」と解釈するのが妥当かもしれません。

(座右の銘)「道路は俺の遊び場、車は俺のおもちゃだぜ」

ビークルモード:テイスティ・チューナー ※「面白い改造車」と翻訳するのが妥当かもしれません。


キャラクターバイオ
 歪んだゲームの一つとして、ラナマックは高速道路で自身が作り出した混乱の中を、最高速度で喜びながら走る。道路上の他の車両とサイバトロニアンは、爆走するラナマックとの間に有る単なる障害物にすぎず、ラナマックはそれらが急ブレーキを踏み、コントロールを失ってスピンする様を見たいと思っているのである。煙を噴く残骸の中から、走り去るラナマックの狂った笑い声が聞こえるのだ。

 一部の人々は、ラナマックが恐怖を蔓延させる為にこれらの歪んだゲームをしていると信じている。実際のところは、ラナマックは、歪んだゲームという美しい災害の結果として発生する衝突や爆発が見れるだけなのである。その衝突や爆発は、ラナマックを魅了する。ラナマックは地球に滞在していた短い期間に、地球人が美術館の絵画や彫刻を見るように、ガラクタ置き場やスクラップの山を見つめていたのだ。そのような鑑賞をしていた期間は短かったが、ラナマックの相棒である「ラナバウト(RUNABOUT)」は、そのガラクタやスクラップの美しさを高める役割を買って出たのである。これは、一般的には、より凄まじい爆発や大混乱の事を言うのだ!

 ラナマックは恐れを知らない態度を見せているが、これは彼の知能が低い為に自身を取り巻くおそれのある危険の分析が遅い事によるものなので、実際は勇敢ではないのだ。ラナマックは非常に高い場所にいる時だけは怯える態度を見せる。しかし、ラナバウトが飛行能力で高所での楽しみを見つけた事で、ラナバウトはラナマックの高所恐怖症を治す為の特訓をする事が出来たのである。


武器 / 能力
 ラナバウトとラナマックは数年間で、高速化と大混乱を生み出す大きな能力を得られるという約束の下、多くの実験的な強化を受けてきたのである。最新のバトルチャージャー・フレームでは、前のフレームの素早い変形能力が失われてしまったが、以前より増加した武装と重装甲で失われた能力を補っている。ビークルモード時のラナマックは、新しく大きなエンジンにより、最高で時速250マイル(=時速約402.33km)を出す事が出来る。ロボットモード時のラナマックは、足の車輪により、時速160マイル(=時速約257.5km)を維持して装甲する事が出来る。


弱点
 ラナマックは、自分に翼が付いていると思っている。彼は自分が空を飛べると思っているのだ。ラナマックの相棒(=ラナバウト)は、ラナマックの高所恐怖症を理由にフライトモード(飛行形態)を組み込むのを拒否した事を、いつもラナマックが思い出すようにしなければならない。ラナマックはいつも、ラナバウトの注意を無視して自分が発見できた頂上に登りだしてしまうのである。渓谷の床が崩れる状況に陥ると、ラナマックは自分が飛べない事を思い出すのだ。



 ラナマックの肩書きや座右の銘は、所謂「G1」シリーズの同名キャラクターのものと同一です。バイオの記載内容には、改造前のボディは素早い変形機構を有していた旨の記載が有る事から、改造前の姿はG1シリーズの同名キャラクターと同じであった事が窺えます。ラナマックとラナバウトが誰に改造されたのかについては書かれていませんでしたが、会報内コミックの内容から察するに、彼らがガルバトロンから鞍替えした新しいボス・ジアクサス(JHIAXUS)によるものではないかと思われます。
 ラナマックが高所恐怖症であるという設定はG1シリーズの同名キャラクターにも有り、このコミックの世界のラナマックにも同様の設定が有りましたが、ラナバウトの特訓によって克服されています。しかしながら、特訓を受ける前にボディの改造を受けたようで、ラナバウトに有る飛行能力が、ラナマックには無いとの事。高所恐怖症を克服出来たまでは良かったのに、逆に飛行能力が無い事を忘れて危険な高所に登るようになり、落下してしまった時に飛行能力が無い事を思い出す…という、残念なキャラクターになっています(笑)。
 ラナマックは上記のバイオで「知能が低い」とされていますが、TCC公式サイトに掲載された「オーバーラン(OVER-RUN)」=ラナバウトのバイオによれば、ラナマックの方がラナバウトよりも若干知能が高いとの事。とはいえ、ラナマックの知能も上記の記載内容から察するに、ラナバウトとはどんぐりの背比べ程度の差でしかなさそうな気がしますが…(笑)。

 ラナマックの無料配布の対象となるTCC会員は「2012年3月16日時点での会員」の為、今から会員登録をしても、ラナマックの無料配布が受けられます。また、ラナマックの発送時期について、TCCは公式ツイッターアカウントで「3月16日の締切日経過直後に発送を開始する」とのツイートをしているので、もしかすると4月下旬に開催予定のボットコン2012よりも前に、対象となった会員全員にラナマックが届くかもしれません…。