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 実は数日前の話になるのですが、3月10日をもって、このブログが旧HP時代から数えて7周年を迎えました!
 旧HP開設当初はトイレビュー記事が殆どを占めてたのに、最近の記事を見返してみるとTCCや奈々さんの話題とイベントレポが殆どで、レビュー記事の比率が大分減ったなぁ…などと思ってたり(苦笑)。
 最近では主にツイッターを通じて奈々さんファン繋がりやTCC会員繋がりのフォロワーさんやブロ友さんが増えています。その一方でリアルにおいても旧HP開設当初に比べると管理人を取り巻く環境がガラリと変わっていて、結構多忙な状況になってしまった為にマメな更新がしづらくなっているのですが、今後も出来る限りマメに更新して行きたいと思っています。

 さて、久々になる今回のレビューはTCCの2012年度限定トイの1つである、通称「定フト」こと「SHATTERED GLASS DRIFT(シャッタードグラス・ドリフト)」のレビューです。
 久々のレビューというだけでなく、昨年のボットコン2011での発表以来、手に入れるのが待ち遠しかったトイの1体なので、今回はいつもより気合入ってます!(笑)


※画像をクリックすると元のサイズで表示されます。

■キャラクター設定
 「ドリフト(DRIFT)」は、ボットコン2008限定コミック「SHATTERED GLASS(シャッタード・グラス、以下カナ表記)」の世界のキャラクターですが、本レビュー記事掲載時点では関連コミック等への登場はしていません。性格等の設定は、「悪のオートボット」に所属する「冷やかし屋のオートボット」で、おしゃべりで、金やスリルを目的に仕事をする「傭兵」とされています。

■トイ概要
 このトイは、「Transformers Collectors' Club(トランスフォーマーズ・コレクターズ・クラブ、以下「TCC」)」のクラブストアで、2012年1月31日午前6時40分頃(日本時間)より予約受付を開始しました。TCC会員への販売価格は49アメリカドル、非会員への販売価格は89アメリカドルでした。予約受付は2月3日夜(日本時間)に予定個数に達した事で終了し、トイの発送は2月17日頃より順次開始されました。
 トイの仕様は、「TRANSFORMERS GENERATIONS(トランスフォーマー ジェネレーションズ)」の「AUTOBOT DRIFT」(日本では一部仕様を変更して、「UN08 オートボットドリフト」として販売、以下「通常版」)をベースに、本トイオリジナルのカラーリングへの仕様変更が行われている他、「UN16 オートボットブラー」に付属した2丁の拳銃と同型の銃が付属しています。また、通常版と区別する為か、商品名の頭に「SHATTERED GLASS」が付けられています。




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 パッケージアート。ボックスのサイズは縦約19cm×横約19cm×奥行約8.5cmとなっています。
 パッケージイラストは、TCC公式サイトでこのトイの画像と一緒に公開されたイラストが使用されており、背景には「悪のオートボット」のインシグニア(エンブレム)が、ガラスが砕けたようなデザインで描かれています。また、「TRANSFORMERS TIMELINES」のタイトルロゴは海外版のG1シリーズ風のデザインが使用されています。



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 パッケージを斜め上から見た写真。このトイのパッケージは過去にTCCクラブストアで限定販売されたトイと同様の化粧箱形式のパッケージになっています。両側面にはトイの写真とキャラクター名に関する記載が有り、上下それぞれの面にはTCC入会を勧めるメッセージや、TCCの事務所の所在地が記載されています。




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 蓋を取り外した、パッケージの内側。ドリフト本体はビークルモードで収納されている他、ビークルモード時には余剰パーツとなる2丁の拳銃を収納するスペースも有ります。




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 内容物一式。ドリフト本体と拳銃の他に、キャラクターカードと説明書が入っています。キャラクターカードと説明書はビニール製の袋に一緒に封入された状態で、スポンジの下に入っていました。




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 取扱説明書は裏表両面に印刷がされています。こちらのロゴも「TRANSFORMERS TIMELINES」の記載が有り、このトイの為に作られた説明書となっています。説明書にはビークル⇔ロボットの変形と刀の持たせ方・取り付け方について記載されていますが、拳銃については全く触れられていません。




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 ビークルモード前面。車に変形します。
 通常版は全体的にホワイトをメインカラーとしてレッドのタンポ印刷が施されたものになっていましたが、このトイはレッドをメインカラーにブラックで縁取りしたホワイトやブラックのタンポ印刷が施されており、対照的なカラーリングになっています。




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 ビークルモード後ろ。




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 ビークルモードを斜め上から見た写真。通常版はドアに「侍」の字がタンポ印刷されていましたが、このトイはボンネットに「定」の字がタンポ印刷されています。この「定」の字が選ばれた理由については2011年10月にTCCからアナウンスがされており、当ブログでは下記の記事で紹介しました。

 ・「SG DRIFT」のボンネットに書かれている「定」の文字の意味が判明!(2011年10月27日更新)




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 ビークルモード底面。通常版と同様に、底面には付属の長剣を取り付ける事が出来ます。




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 ロボットモード前面。全高は約15cmあります。
 ビークルモードのボンネット部分は腕に、運転席部分は胴体に、後部は脚部になります。太モモや二の腕等はブラック成型になっており、レッドに次ぐメインカラーとなっています。




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 ロボットモード後ろ。
 余談ですが、このドリフトのキャラクター設定は、基になったドリフトの設定である「寡黙な侍」と正反対にする事が当初から決まっていたようで、「Mech with a Mouth(おしゃべりなメカ)」と発表されたとの事です。これは「X-MEN」の登場人物「デッドプール」のキャラクター設定である「Merc with a Mouth(おしゃべりな傭兵)」のパロディと言われています。このトイの配色はデッドプールのカラーリングに似たものにもなっていますが、これは通常版のカラーリングと対になる事以外にその点も意識したものだったのかもしれません。




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 ロボットモードのバストアップ。頭部の形状は通常版から変更されていませんが、本体に合わせた配色の変更がされています。目はホワイトで塗りつぶされており、後述の集光装置を使ったギミックは使えなくなっています。




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 頭頂部中央のクリアーブラック成型の部分は、通常版と同様の集光装置です。通常版はこの部分に光を当てることで目を発光させる事が出来ましたが、このトイは前述の通り目が塗りつぶされている為にギミックが使えなくなっています。




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 両肩の中央部分には、「悪のオートボット」のインシグニアがタンポ印刷されています。




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 可動は首、肩、二の腕、肘、手首、股関節、太もも、膝が可動する、近年のトランスフォーマートイではお馴染みのフリーポーザブル仕様です。腰は可動しませんが、肩関節の可動は変形機構の関係もあって片方だけで3ヶ所の関節が有り、これを駆使する事で様々なアクションポーズを取る事が出来ます。




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 付属武器一式。通常版にも付属していた長剣1本と脇差2本の他に、「UN16 オートボットブラー」に付属した2丁の拳銃と同型の銃が付属しています。剣は本体への収納やマウントが可能ですが、拳銃は収納やマウントが出来ない為、ビークルモード時には余剰パーツとなってしまいます。




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 長剣を持たせた状態。長剣は全長約13cm、刃の部分だけでも約9cmの非常に長い剣となっています。通常版の長剣と同様に、刃の部分には「天下無双」の字がモールドされていますが、塗装箇所は変更されています。ドリフト本体の腕の可動が充実しているお陰で両手持ちが可能ですが、剣は軟質素材製の為にグリップを若干曲げる事も可能で、これが両手持ちを更にしやすくしています。




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 肩関節の可動が充実しているお陰で、長剣を両手持ちした状態で振りかぶったポーズを取る事も可能です。上の写真はアングルに一工夫加えて、他作品の「蒼ノ一閃」の発動シーンのワンカットっぽくしてみました(笑)。




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 長剣は背部にマウント出来ます。マウントに使うジョイントはビークルモード時の車体底部取り付けの際に使うジョイントと同じですが、ジョイントに引き出し機構が付いている為に、マウントした状態でも脚部の可動を極力妨げないよう配慮がされています。




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 脇差を持たせた状態。脇差の刃のタンポ印刷は本トイオリジナルのものです。




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 脇差は、ビークルモードのドア部分が変形した腰の鞘に収納する事が出来ます。刃とツバの間にはジョイントが有り、ビークルモード時にはこの部分で折り畳みます。




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 拳銃を持たせた状態。「UN16 オートボットブラー」にはこの他に長い銃1丁が付属しており拳銃との合体ギミックも有りますが、このトイには長い銃は付属しておらず、このトイ単体では拳銃は単品でしか使用できません。




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 拳銃を持たせた状態でのアクションポーズ例。肩関節の可動箇所が充実している為、腕を交差した発射ポーズを取る事が出来ます。




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 説明書には無い遊び方ですが、ビークルモード時のドアガラス部分とドア部分の間に拳銃を挟む事で、拳銃と脇差を一緒に腰に収納する事が出来ます。




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 刀と銃の組み合わせで持たせる事ももちろん可能で、持たせる武器のバリエーションは幅広いです。




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 フル装備状態。刀は全て収納・マウントし、両手には拳銃を持たせています。TCC公式サイトのトイ紹介ページでもこの状態の写真が掲載されています。




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 2009年度の無料配布トイ「HEATWAVE(ヒートウェーブ)」、2010年度のクラブストア限定トイ「SHATTERED GLASS CYCLONUS(シャッタードグラス・サイクロナス)」と。
 シャッタード・グラスがボットコン2008で発表されて以来、TCC限定トイでもシャッタード・グラスのキャラクターのトイが度々商品化されています。このドリフトはシャッタード・グラスのキャラクターを商品化したTCC限定トイとしては3体目ですが、その中での「悪のオートボット」のキャラクターとしては初の商品となりました。




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 付属のキャラクターカード。サイズやデザインは近年のTCCやボットコン限定トイの定番となっているデザインで、縦約9.5cm×横約14cmの厚紙に片面だけ印刷がされたものとなっています。
 能力値は、「SKILL(テクニック)」が最高値の10で、次いで「FIREBLAST(火力)」と「SPEED(素早さ)」が9となっており、傭兵である事を考慮したと思われるものになっています。
 また、キャラクター解説文の訳文は下記の通りです(意訳を含んでいます)。TCC公式サイトのトイ紹介ページに記載されたキャラクター解説文を一部削除したものが掲載されています。

ドリフト
役割:ディメンショナル・フラグメント・エリミネーター(次元の破片の除去者)
    (他の次元から来た侵略者を狩る役割をしている事から、思いつきでこのように語っている)

(座右の銘)「奴らを確実に殺す為に、もう一度殺す!」

 極悪で邪悪なオートボットの大軍団の中にありながら、ドリフトはその中で最も残忍とされている。
 法や道徳では、ドリフトを留まらせる事が出来ない。金と利益だけが彼を留まらせる事が出来るのである。そして、彼は時々、スリルを理由に留まる事もある。
 ドリフトは仕事の報酬が支払われたならば、自分自身のバッチ・イニシエータ(一括命令発生装置)を殺す。もしくはドリフト自身が楽しいと思った場合にも、彼は同様の事をする。
 通常は、オートボットのリーダーであるオプティマス・プライムによって、ドリフトの行動は任務が完了するまで自由に行動出来るようになっており、ドリフトがターゲット(標的・目標)に対して話す方法については、彼のイマジネーション(想像力)だけが制限しているのである。言い換えれば、ドリフト達傭兵の行動はほぼ無制限なのである。
 傭兵達はマークしたターゲットを新しい手段で分解する事を夢見て楽しみ、そして朝に再起動した時、彼らはその手段について記録しておくのである。
 ドリフトはいつも、自分が精巧なトラップをセットしたかどうかにかかわらず、引き金に乗せた指、またはブレードを持った手でターゲットに止めを刺すのである。



 なお、このキャラクターカードで削除されてしまった部分には、ドリフトがターゲットをまくし立てるようになじる、おしゃべりなキャラクターである事や、「ペトロ・ラビット(Petro-rabbit)」という生物を、特にこれといった理由も無く恐れている事が書かれています。ペトロ・ラビットの詳細は不明ですが、「トランスフォーマー ザ・ムービー」の劇中で、「チャー」が「アルファナインの戦い」についてつぶやいた話の中にも同様の名前が出ており、トランスフォーマーにとっては脅威となっている生物のようです。
 なお、TCC公式サイトに掲載されたキャラクター解説文は、下記の記事で全文を翻訳しています。

 ・2012年度TCCクラブストア限定トイ「SG DRIFT」の画像が公開!(2011年10月26日更新)




 以上、TCC限定シャッタードグラス・ドリフトでした。

 通常版のトイは非常に人気が高かった事もあって管理人は入手するチャンスを逃してしまったので、今回初めてこの型のトイを手に取りました。手にとってみての感想は、下半身の稼動箇所や範囲は可もなく不可もなくと言った感じですが、上半身は肩関節の可動箇所が多い為に腕を色々な方向に動かす事が出来、それを使って武器を持った様々なアクションポーズが取れるようになっています。また、長い剣を持ったキャラクターは個人的に結構好きなので、その点でも気に入っています。
 このシャッタードグラス・ドリフトは通常版の武器に加えてオートボットブラーのものと同型の拳銃2丁が付属しており、これを持たせた様々なアクションポーズを取らせる事が出来るだけでなく、剣と合わせてアクションポーズのバリエーションを広げたり、傭兵らしさを出したりするのにも一役買っています。ただ、欲を言えば、オートボットブラーに付属していた長い銃も付けて欲しかったです。
 この記事を掲載した時点では、このドリフトが登場するコミック作品は有りませんが、発売が予定されているボットコン2012限定コミックではシャッタード・グラスの世界のキャラクターが多数登場するようなので、その中で活躍する事を個人的に期待しています。