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 4連続で再掲載した「高町なのは」アクションフィギュアシリーズに続く今回のリニューアル版レビュー記事は、旧ホームページ開設時の第1号レビュー記事となった、「恐怖大帝メガザラック」のレビューです。
 旧ホームページを開設したのが今から約7年前で、使っていたのは100MBのサーバーでした。当時はごく標準的(だったと思う)な仕様でしたが、その後、ホームページやブログのサービスで提供されるサーバーの容量は増加して行き、現在では旧ホームページサーバーの約10倍に当たる1GBまで無料で使えるサービスも珍しくなくなっています。また、一般的なPCのディスプレイの解像度の変化に伴って掲載される画像のサイズも大きくなって行きました。
 その為、本レビュー記事の画像は今ではかなり小さいものになってしまっていますが、リニューアルプロジェクト開始時に書いた「掲載する写真は初掲載当時のものを出来る限りそのまま使用します」に基づき、初掲載時の画像で掲載します。

※本レビュー記事は、2005年3月10日に旧ホームページに掲載したレビューに一部加筆・修正等を加え再掲載したものです。


※画像をクリックすると元のサイズで表示されます。

■キャラクター設定
 「メガザラック」は、「トランスフォーマー ザ☆ヘッドマスターズ」に登場したキャラクターです。アニメでは、当初はデストロン・ヘッドマスターズのリーダーとして登場し、サイバトロン総司令官「フォートレス」への復讐と、その目的を達成する為の道具としてデストロン軍団の乗っ取りを企むキャラクターとして登場します。物語の途中でデストロンのリーダー「ガルバトロン」が行方不明になってからは、自ら「恐怖大帝」を名乗ってデストロンのリーダーとなり、「プラズマエネルギー」を手に入れる為に、火星や地球の爆破を目論見ます。
 なお、海外では「トランスフォーマー ザ・リバース(TRANSFORMERS THE REBIRTH)」という、「ザ☆ヘッドマスターズ」とは全く違う設定・ストーリー展開の作品に「スコーポノック(SCORPONOK)」という名前で登場しました。

■トイ概要
 このトイは、1987年にタカラからメーカー希望小売価格4,980円で発売されました。海外では、ほぼ同じ時期に「HEADMASTER DECEPTICON BASE/SCORPONOK」の名前で、同じ物がハズブロ(HASBRO)から発売されました。




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 パッケージアート(表)。箱のサイズは縦31cm×横49cm×奥行20cmと、当時のデストロンのトイとしては最大級のサイズを誇ります。なお、海外版の「HEADMASTER DECEPTICON BASE/SCORPONOK」も同じような形状・デザインです。
 パッケージに写っている写真のトイは、実際の製品ではグレーの部分が緑で成形されています。イラストのメガザラックにはザラックシールド(盾)、銃のカバーが有りませんが、国内、海外共にアニメ、トイどちらでも装備しています。




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 パッケージアート(裏)。イラストは海外版のものと同じですが、日本オリジナルの「ライデン」や、海外オリジナルのターゲットマスター版「ホットロッド(HOT ROD)」等がおらず、国内・海外両方で発売された商品のみが描かれています。




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 サソリ型戦艦形態。前進・後退させると、底部分の車輪との連動で8本の足が不気味に動きます。また、中にはスコルポノックが乗れるようになっています。
 アニメでは、ヘッドマスターが搭乗するビークルやビーストは「トランステクター」という、いわば可変式の鎧のような存在として扱われていました。その中でもメガザラックのトランステクターは、物語の途中で完成するという悪の軍団のリーダーに相応しい展開がされていました。




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ファストトラック発進ギミック

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レバーを前に押し出すと発進します。


 デストロンシティ形態。中央に居る「ファストトラック」は、レバーの操作で発進します。




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 ヘッドマスター「スコルポノック」。メガザラックの頭部になります。
 スコルポノックは当初、黒い影のような姿で姿を見せずに登場していましたが、このトイのボディ部分であるサソリ型トランステクターの完成と同時に姿を現します。




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 「ファストトラック」。所謂「警備ロボ」です。変形機構は単純ですが、細かいパーツが多いので、紛失しないよう気を付けないといけません。
 アニメでは続編作品の「超神マスターフォース」の劇中において、同型の「ブラックロリッチ(「D-311 ヘッドマスター/暗黒大帝 ブラックザラック」に付属)」と共に登場していました。




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 サソリ型トランステクターとスコルポノックが合体し、「メガザラック」となります。全高は約40cmあり、当時のデストロンのトイとしては最大級のサイズです。




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 「ヘッドマスター」のシリーズは、トランステクターに頭部を取り付ける「ヘッドオン」をすると、胸に能力値を表すメーターが出ます。他のヘッドマスターともヘッドを交換でき、それぞれ違う能力値が出ます。




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 武器は反重力砲とザラックシールド(盾)の2つです。アニメでは、ザラックシールドは「フォートレスマキシマス」の持つ剣「マスターソード」の秘密を暴いたメガザラックが、それに対抗する為の盾として作った事が描かれています。




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 肩のキャノン砲は、説明書では砲身が腕に重なるように付けるよう指定されていますが、国内・海外共にアニメでは砲身が斜め上を向いています。




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 当時のトランスフォーマートイでは定番となっていた「シークレットエンブレム」は、ロボットモードの下腹部近辺に付いています。指を当てる等して暖める事で、所属軍団のエンブレムが浮かび上がります。




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 付属の小物類。スコルポノックの他にファストトラック、デストロンシティ用パーツや武器が有ります。大型トイの割に細かいパーツが結構多く、中古品の場合はいずれかが欠品しているものが殆どです。




 以上、恐怖大帝メガザラックでした。

 恐怖大帝メガザラックは、昔、懸賞の賞品手に入れて遊んだ事から、管理人が一番思い入れのあるトランスフォーマーです。
 トイそのものの仕様についてですが、サイズが大きい割にデストロンシティ形態時のレーダーやファストトラックの武器等細かいパーツが多く、パーツの紛失に十分注意しなければならないトイだと思います。サイズはフォートレスマキシマスには及ばぬものの、ロボットモードのサイズは「マイクロン伝説」展開時に販売された「ユニクロン」に匹敵するサイズで、子供が持ち歩いて遊ぶには難しいトイとなっています。
 ギミックに関しては、ファストトラックの発進やサソリの足の可動等、電池不要の秀逸なギミックが多数搭載されています。ちなみに発進ギミックは、ファストトラックの他にスクランブル合体シリーズのコンバットロン(スィンドル、ブロウル)でも出来るようです。