figma129-001.jpg

 昨日のTCC限定ラナマックに続くゴールデンウィークの新作レビュー記事第2弾は、姫様こと「ミルヒオーレ・F・ビスコッティ」のfigmaです。
 「DOG DAYS」のfigma化決定は、TVシリーズ第1期放送開始前の昨年2月に開催された「ワンダーフェスティバル2011[冬]」で発表されましたが、それから1年以上が経過した今年4月に、その第1弾となるこのfigmaが発売されました。折しもこのfigmaが発売された現在はTVシリーズ第1期の再放送がTOKYO MX他で行われているだけでなく、7月からは第2期シリーズの放送開始が決定していたりと、管理人も予想外のタイムリーな時期の発売となりました。
 今回が管理人初のDOG DAYSフィギュアのレビューとなるのですが、figmaは昨年発売された「キャロ・ル・ルシエ バリアジャケットver.」以来購入していなかったので、約1年ぶりに購入したfigmaだったりもします(笑)。


※画像をクリックすると元のサイズで表示されます。

■作品概要 ~DOG DAYSとは~
 「DOG DAYS(ドッグデイズ)」は、2011年4月~6月にTOKYO MX他で放送された、「魔法少女リリカルなのは」シリーズ等の原作者として知られる都築真紀原作のアニメ作品です。
 作品は、犬や猫等の耳と尻尾を持つ人々が暮らし、スポーツ大会のような戦争である「戦(いくさ)」が繰り広げられる異世界「フロニャルド」を主な舞台とします。この世界に召喚された、主人公である地球人の少年シンク・イズミは、召喚主であるミルヒオーレ・F(フィリアンノ)・ビスコッティが治めるビスコッティ共和国をガレット獅子団領国の侵略から守るべく、「勇者」として戦います。
 本作品は2012年7月より、続編作品である第2期シリーズ「DOG DAYS'(ドッグデイズ ダッシュ)」の放送開始が決定しています。

■フィギュア概要
 このフィギュアは、2012年4月27日に「figma」の1体としてメーカー希望小売価格3,200円で発売されました。figmaにおける初の「DOG DAYS」の商品です。
 フィギュアの内容は、劇中で最も多く身に着けていた衣装を身に纏ったミルヒオーレ・F・ビスコッティの姿を立体化しており、全身フル可動とプロポーションの両立を図っています。また、付属のパーツにより、劇中での様々なシーンが再現可能になっています。




figma129-002.jpg

 パッケージ表面。箱のサイズは縦約22cm×横約15cm×奥行約7.5cmとなっており、既存の大多数のfigmaのパッケージと同じサイズです。
 パッケージのデザインは、輝力発動をイメージした光と紋章が裏面を除く全面にわたって描かれています。




figma129-003.jpg

 パッケージ裏面。既存のfigmaと同じく、各種ギミックや付属品の説明が写真入りでされています。




figma129-004.jpg figma129-005.jpg

 パッケージを斜め上から見た写真。片方の側面にフィギュアの大きな写真が掲載され、もう片方にfigmaの大きなロゴが掲載されるレイアウトは、既存のfigmaと同様のものです。




figma129-006.jpg

 このフィギュアのパッケージの大きな特徴の一つが、名前の下に「フロニャ文字」が書かれている点です。
 このフロニャ文字は、解析すると「みるひおれ ふいりあんの ひすこててい」となり、「ミルヒオーレ・F・ビスコッティ」をフロニャ文字で書いている事が分かります。




figma129-007.jpg

 フィギュア本体前面。全高は約13cmあります。
 衣装は髪の毛の色に合わせたピンクをメインにしており、肩が露出している一方で下半身はロングスカートになっている点が特徴的です。




figma129-008.jpg

 フィギュア本体後ろ。犬を思わせるピンクの尻尾が特徴的です。
 背中の中央に有る穴は、後述の台座のアーム先端のピンを差し込む為のものです。




figma129-009.jpg

figma129-010.jpg figma129-011.jpg

 頭部。ミルヒオーレの基本となる髪形はアホ毛、お団子、リボン、犬耳と非常に複雑なものになっていますが、それを綺麗に立体化しています。




figma129-012.jpg

 このfigmaにも既存のfigmaと同様に、差し替え式の表情パーツが2種類付属しています。
 1つ目は、満面の笑みを浮かべた「笑顔」。差し替え方法は一旦前髪を取り外してから差し替えるという、既存のfigmaと同じ方法が採られています。




figma129-013.jpg

figma129-014.jpg figma129-015.jpg

 2つ目の表情パーツは、第1話等で見せていた「しょんぼり顔」です。
 この表情パーツに合わせて耳パーツも差し替え式でしょんぼりしたものに変更出来るようになっており、しょんぼりした感じが更に出るよう工夫がされています。




figma129-016.jpg

 頭部を分解した状態。
 耳も含めた表情の差し替えは、下記の手順で行います。

  ①前髪パーツを取り外す
  ②表情パーツを取り外す
  ③耳パーツを取り外す
  ④付けたい耳パーツを取り付ける
  ⑤付けたい表情パーツを取り付ける
  ⑥前髪パーツを取り付ける

 差し替え式の耳は左右で別パーツとなっています。耳パーツは一見するとどっちが通常耳でどっちがしょんぼり耳なのか分かりにくいですが、それぞれの耳パーツには頭部に接触する面に左右の別(L、R)と番号がモールドされており、「1」がモールドされているのが通常耳、「2」がモールドされているのがしょんぼり耳となっています。




figma129-017.jpg

 特徴的な尻尾は付け根部分で可動します。付け根にはfigmaの肘等に使われているものとほぼ同型のジョイントが使われており、ミルヒオーレ本体のポーズに合わせて様々なポージングが出来ます。




figma129-018.jpg

 設定に準拠したものかどうかは不明ですが、スカートの下はストッキングとパンツがガーターベルトで繋がれた造形がされています。




figma129-019.jpg

 このフィギュアには、表情パーツや耳以外にもミルヒオーレのポージングの幅を広げる為のパーツが付属しています。
 手首パーツは基本となる「平手」の他に、「握り拳」「開き具合の弱い平手」「指差し」「持ち手」の4種が左右とも付属しています。使用しない手首パーツはスタンドに取り付ける事で紛失を防止出来ます。
 その他には演説等で使用した「マイク」と、劇中で輝力を発動させた際に手の甲の上にに浮かび上がった紋章を再現した「輝力エフェクトパーツ」が付属しています。




figma129-020.jpg

 マイクを持たせた状態。マイクの柄尻を持ち手の穴に差し、そこから通す形で持たせます。




figma129-021.jpg

 持ち手は付属のマイクだけでなく、他のfigmaに付属している武器等や、グリップ部分の径が合えばその他のフィギュアの武器類を持たせる事が出来ます。
 写真では、「053 高町なのは The MOVIE 1st ver.」に付属している「レイジングハート(デバイスモード)」を持たせています。




figma129-022.jpg figma129-023.jpg

 輝力エフェクトパーツは、クリアーピンクのパーツに紋章のタンポ印刷が施されています。
 取り付けは、穴が開いている部分に手首パーツのピンを通して固定し、その状態で腕に取り付けます。一応全ての手首パーツに取り付けが可能ですが、手首パーツのピンの径が微妙に異なっている為、平手以外の手首パーツに取り付ける際には接続部分のヒビ割れに注意しなければなりません。




figma129-024.jpg

 figmaでは定番の、アーム付台座とパーツ紛失防止用袋も、もちろん付属しています。




figma129-025.jpg

 ここからは、アクションポーズ例を何枚か紹介。
 このfigmaは衣装デザインの関係で肩がむき出しになっている為、手を上げたり振ったりするようなポーズも不自然さを感じる事無く取る事が出来ます。また、リボンはお団子の付け根で左右に可動する為、飛び跳ねる等の躍動感が必要となるポーズを取る際には少し横に動かすと、より一層躍動感が増します。




figma129-026.jpg

 2枚目はしょんぼりしたポーズ。
 腕や脚だけでなく、表情に合わせて尻尾もしょんぼりした感じにさせると、ポーズがより際立ちます。




figma129-027.jpg

 前述のとおり腕の可動範囲は非常に広いので、腕を横に広げたポーズも難なく取れます。
 また、衣装デザインの関係上、首の可動を妨げる物も無いので、後ろを向いたポーズも難なく取れます。




figma129-028.jpg

 マイクを持たせれば演説をしている時のポーズを再現する事が可能です。また、衣装は異なるものの、ライブ時のポーズを取らせてみても良いかもしれません。
 写真では輝力エフェクトパーツを付けていませんが、輝力エフェクトパーツの取り付けももちろん可能です。
 なお、このフィギュアは上半身の可動範囲は非常に広い一方で、下半身は一体成型のロングスカートの為、脚のポーズが分かりにくくなっています。




figma129-029.jpg figma129-030.jpg

 このフィギュアを梱包している台紙の一部は、切り抜いて別売の「di:stage」用スキンにする事が出来ます。これは2010年発売のfigmaリリカルなのはシリーズより定番になっています。用途は様々で、写真のように足元に使う方法だけでなく、di:stageの配置を変えて背景として使用したりする事も出来ます。その他、このスキンをコピーすれば様々な素材として使用する事も可能です。
※この写真では「di:stage 基本(ベーシック)セット」を2個使用しています。




figma129-031.jpg

 原作者が同じ作品の「魔法少女リリカルなのは」より、figma「053 高町なのは The MOVIE 1st ver.」と。ミルヒオーレの設定年齢は14歳で、なのはの設定年齢は9歳の為、大きさが若干異なっています。
 ミルヒオーレの担当声優である「堀江由衣」さんと高町なのはの担当声優である「田村ゆかり」さんは、当時の所属事務所が同じだった事もあってか、1999年より「やまとなでしこ」というユニットを組んで活動していました。やまとなでしこは2003年頃に事実上の活動休止となってしまいましたが、お二人の共演作は近年でも「B型H系」「けんぷファー」等多数存在するだけでなく、2011年の田村さんの誕生日を堀江さんがお祝いする等、個人的な交流は今も続いているようです。
 「リリカルなのは」効果もあってか、近年声優ファンの中では田村ゆかりさんのコンビの相方は奈々さんというイメージを持っている方がかなり多いようなのですが、やまとなでしこ時代を知っている管理人としては、田村ゆかりさんのコンビの相方は堀江由衣さんのイメージが強いです(笑)。




 以上、figma「129 ミルヒオーレ・F・ビスコッティ」でした。

 このフィギュアはfigma初のDOG DAYSキャラクターとなったミルヒオーレのフィギュアですが、表情パーツと手首パーツを除いた付属品はマイクと輝力エフェクトパーツしか無く、その点では不満の残るフィギュアとなっています。しかしながら、上半身の非常に広い可動範囲と尻尾の可動に、表情パーツや手首パーツの差し替えで様々なポーズが取れる為、付属品無しでも結構楽しめるフィギュアとなっています。
 この記事を掲載した時点で、DOG DAYSのキャラクターのfigmaは第2弾の「レオンミシェリ・ガレット・デ・ロワ」の発売が既に決定していますが、今後のラインナップの充実にも期待しています。