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 今回のリニューアルレビュー記事は、「トランスフォーマー アニメイテッド(TRANSFORMERS ANIMEITED)」より、最大級サイズのトイである「ロール・アウト・コマンド・オプティマスプライム(ROLL OUT COMMAND OPTIMUS PRIME)」のレビューです。
 実は管理人は、このトイを先日再掲載したヴォイジャー・クラス版よりも先に購入しました。劇中の形状に近い形状のアックス、ライト&サウンドギミックの搭載、リーダー・クラス版メガトロンを超えるサイズと、魅力的な要素が盛り沢山だったのですが、実際のトイのそれ以外の部分は、管理人の予想とは大きく異なるものになっていました(笑)。

※本レビュー記事は、2009年1月5日に旧ホームページに掲載したレビューに一部加筆・修正等を加え再掲載したものです。


※画像をクリックすると元のサイズで表示されます。

■キャラクター設定
 「オプティマスプライム(OPTIMUS PRIME)」は、「トランスフォーマー アニメイテッド(TRANSFORMERS ANIMEITED)」に登場するキャラクターです。アニメでは、過去のシリーズの定番となっていた「オートボット(AUTOBOTS)の総司令官」という設定ではなく、「オートボットのスペースブリッジ修復部隊の指揮官」という設定で登場し、メガトロン(MEGATRON)率いるディセプティコン(DECEPTICONS)と、シーズン1では偶然手に入れてしまったオールスパークを巡り、そしてシーズン2では砕け散ったオールスパークの欠片を回収しメガトロンの野望を阻止する為、4人の仲間と共に戦います。

■トイ概要
 このトイは2008年7月頃に「トランスフォーマー アニメイテッド」シリーズのトイの1体として発売されました。このトイの発売より若干早く発売されたヴォイジャー・クラス(VOYAGER CLASS)版とは、サイズ・可動範囲・ギミック・付属品の他、変形機構の細部にも違いがあります。




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 パッケージアート(表)。箱のサイズは縦38cm×横32cm×奥行15.3cmで、最大級サイズの「スプリーム・クラス(SUPREME CLASS)」に分類されるとおり、アニメイテッドシリーズのトイの中では最大級のサイズとなっています。
 箱の形状はこのシリーズではお馴染みのちょっと複雑な形をしています。また、ブリスター中央部には大型のサウンドギミック搭載TFではほぼ定番となっている「TRY ME!」と書かれた穴が有り、サウンドギミックを試せるようになっています。




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 パッケージアート(裏)。各種ギミックの説明やキャラクター説明が書かれています。




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 ビークルモード。オプティマスプライムとしては定番のトレーラートラックに変形します。
 劇中では放送回毎に異なる数種類のコンテナが後ろについていましたが、このトイには付いていません。
 各所にはサウンドギミックが搭載されています。ギミックについてはそれぞれ下記の通りです。

  ・車輪を転がし走行する → フロントライトを光らせ走行音が鳴る
  ・左側ルーフ部分のライトを押す → パトランプを光らせサイレン音が鳴る
  ・中央部分のオートボットのインシグニア(エンブレム)を押す → 押す毎に交互に「Let's Go!」「Roll OUT!」と喋る






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 変形途中。変形の最初はフロントバンパーにある青いスイッチを切り替えて転がし走行をする事で、上半身のほとんどの部分が変形します。写真はそれを完了した状態です。
 この際にもサウンドが鳴り、「走行音→変形が完了すると『Roll Out!』の台詞→変形サウンド」の順に鳴ります。この回転しながら変形するシステムは、劇中でオプティマスも含めたトランスフォーマーが変形する際、回転しながら変形しているように描かれている為、それを基に考えられたのではないかと思われます。




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 ロボットモード。前述の状態から拳を出し下半身を変形させる事で完成します。
 全高は29cmあり、当然ながら発売時点でのアニメイテッドシリーズのトイとしては最大のサイズです。プロポーションについては足の爪先の塗装が省略されている他、前述の転がし走行による連動変形の関係で形にも影響が出ており、上半身の二の腕の部分がアニメとは違う形になっていたり、後ろのパトランプの一部が飛び出しています。
 また、連動変形や後述の左腕のパンチギミックの関係で、上半身は右腕の肘を真っ直ぐに出来る以外は可動箇所は無く、下半身も膝や股関節に可動箇所が有るものの、あまり広くは動きません。




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 ロボットモード頭部。オプティマス・プライムとしては典型的なタイプの形状です。
 劇中では通常は口がむき出しになっており、激しい戦闘の時等に、一時的に内蔵されているマスクを展開して装着します。
 この状態でも左側のライト部分を押すとサイレン音が鳴りますが、胸のオートボットマークを押すと、マスクを動かし目を光らせながら、押す毎に交互に異なる台詞を喋ります。喋る台詞は下記の通りです。

  ・My name is Optimus Prime!(訳:私の名はオプティマスプライム!)
  ・Bring it on!(訳:かかってこい!)






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 付属武器のアックス(斧)。パッケージには「ウルトラアックス(ULTRA AXE)」と書かれています。
 劇中では主力武器として使用されています。なお、劇中では戦況に応じて柄を長くする事もできるのですが、このトイにはそのギミックは有りません。
 持ち手の部分のツメを押し込む事で、クリアーパーツの刃と後ろの炎が展開されます。また本体右手の手甲の下にある手の甲にスイッチがあり、これを押す事で持たせた状態で刃等を展開する事も出来ます。アックス自体はどちらの手にも持たせる事が可能ですが、アックス関係のギミックが右手に集中していることから、右手に持たせる事を推奨しているようです。
 また、右腕の後ろにあるレバーを下ろしてから放すと、アックスを振り下ろすアクションと同時にサウンドが鳴ります。サウンドは恐らくアックスを振る音として入れられているものと思われますが、劇中では同じサウンドがアックスの刃を展開する際の効果音として使用されています。




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 アックスは収納状態でビークルモードの後部に取り付ける事も出来ます。説明書ではこの形態を「ストレージモード(STORAGE MODE=保管形態)」と名付けています。




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 左腕は、後ろのレバーを下に下げる事でパンチギミックを繰り出します。腕が真っ直ぐになると金属を叩くようなサウンドが鳴ります。また、右腕にも同様のサウンドギミックが有るのですが、3回~5回に1回、サウンドの後に「Ha! Ha!」と、楽しそうに聞こえる台詞を喋ります。




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 ヴォイジャー・クラス版との比較。サイズ差は2倍前後あります。ヴォイジャー・クラス版がアクション重視の造りになっているのに対し、このトイはサウンドギミック等の電気系ギミックを重視した造りになっています。




 以上、ROLL OUT COMMAND OPTIMUS PRIMEでした。

 「アニメイテッド」のシリーズ展開がスタートしていきなりの大型トイとして発売されたこのトイですが、個人的な感想としては、可動を犠牲にした代わりにサウンドとアクションが連動する変形やアクションを多数搭載しており、それ故に遊べるトイとなっています。
 この手のギミックはどちらかと言うと子供向けのような気がしますが、最近のフリーポーザブルトイばかりのトランスフォーマートイの中においては、ある種のユーザーの需要を見込んだ作りになっていると思います。可動を重視する方にはオススメ出来ませんが、ライト&サウンドギミックをとことん詰め込んだトイを楽しみたい方は購入の価値があるかと思います。