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 この前の日曜日の話になるのですが、管理人も毎週観ている「トリコ」のエンディングテーマが、奈々さんの歌う「Lovely Fruit」(12/12発売の9thアルバムに収録予定)に変わりました!実はラジオでの先行オンエアもまだされていなかったので、先日放送のトリコが初オンエアとなりました。
 LIVE UNION千葉公演のMCでは「『トリコ』に合わせたコミカルな曲」という内容の話をしてた通り、「DISCOTHEQUE」に近い感じの楽曲になってますが、歌詞に「いただきます」を入れている点は「(作品を)分かってるな~」と思いました(笑)。
 この楽曲の作詞・作曲者は既に奈々さんの公式サイトでも公表されていますが、作詞は「Sacred Force」を手がけた「Hibiki」さん、そして作曲は、「ETERNAL BLAZE」や「Synchrogazer」の作曲者にして「戦姫絶唱シンフォギア」の原作者でもある「上松範康」さんです。実はこのコンビ、過去には「Pray」や「ROMANCERS' NEO」といった、「リリカルなのは」の楽曲も手がけたコンビなのですが、今回の曲は、それらとは全く異なるノリの楽曲になっているので、聴いた事が無い方は聴き比べてみるのも楽しいかと思います。
 なお、現在「トリコ」のエンディングは1クールで変える方針のようなので、短くても今年12月までは「Lovely Fruit」が聴けると思います!

 さて、ここから本題。
 今回のレビューは水樹ブルーが素敵な(違)、コトブキヤのプラキット版「グランゾン」のレビューです。ブログ移転後の新作レビュー記事でスーパーロボット大戦のプラモのレビューをするのは、実はこれが初だったりします(笑)。
 このプラキットの発売は大分前で既に何度か再販もされているのですが、グランゾン好きな管理人は気にしていながらも予算の都合によりこれまでスルーしまくってました(泣)。ところが、来年1月に同じシリーズで「ネオ・グランゾン」が発売されるとの事でそちらを予約したら、「ネオも買うんだったらグランゾンも買わなきゃ!」と思い、遂に購入しました(笑)。
 今回のレビュー記事では、素組みしたものに一部塗装とスミ入れを施しています。本格的なプラキットを作るのは久々だったので粗い所も有ると思いますが、その点はご容赦を…(笑)


※画像をクリックすると元のサイズで表示されます。
※画像のキットは、素組みした物に細かい塗装とスミ入れを施したものです。実際の商品とは仕様が異なります。


■作品概要  ~「スーパーロボット大戦」「スーパーロボット大戦OG ORIGINAL GENERATIONS」とは~
 「スーパーロボット大戦」は、1991年にバンプレストより発売されてから現在もシリーズ展開が継続中のシミュレーションRPGです。ガンダムシリーズ・マジンガーシリーズ・ゲッターロボシリーズを中心に、古今のロボットアニメ作品のキャラクターが一堂に会して戦います。ファミコンソフト「第2次スーパーロボット大戦」以降は完全オリジナルのロボットやキャラクターも登場しています。
 「スーパーロボット大戦OG ORIGINAL GENERATIONS」は、2007年6月に発売されたプレイステーション2専用ソフトです。ゲームボーイアドバンスで発売された「スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION」「スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION2」をプレイステーション2用にリメイクして1本のソフトに収録している他、新規シナリオが追加されています。

■「グランゾン」とは
 「グランゾン」は、「サイバスター」「ヴァルシオン」と共に「第2次スーパーロボット大戦」で初登場した、最も古いオリジナルロボットの1体です。設定は登場するシリーズによって微妙に違いが有りますが、「異星人に対抗する為に、異星人の技術を使用して造られた人型兵器」「重力を自在に操り、それを武器とする」という点は全シリーズ共通となっているようです。
 ゲームでは全シリーズを通して、「DC(ディバイン・クルセイダーズ)」に協力する開発者兼テストパイロットの「シュウ・シラカワ」が搭乗します。グランゾンの機体性能の高さに加えてパイロットであるシュウの操縦技能の高さも相俟って、シリーズ初期のスーパーロボット大戦シリーズでは難敵として登場する事が多々有りました。また、利害の一致から仲間になり使用可能になる事も少なくないです。

■キット概要
 このキットは、2010年1月にコトブキヤより、「スーパーロボット大戦OG ORIGINAL GENERATIONS」のプラキットシリーズである「S.R.G-S」シリーズの1体として、メーカー希望小売価格6,090円(税込)で発売されました。グランゾンを立体化した商品は非常に少なく、プラキット化はこのキットが初となりました。




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 パッケージアート。パッケージは厚紙製のボックスに厚紙製のフタをする、ガンプラのパッケージに似たものとなっています。
 ボックスのサイズは縦33.5cm×横21.5cm×奥行14cmです。パッケージイラストは、このシリーズのパッケージイラストではお馴染みの「開田裕治」さんが手掛けています。
 イラストはブラックホールと思われるものを背景に、横を向いているグランゾンが描かれています。




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 パッケージ右側面には、このキットの仕様や付属品やギミック、そして機体設定に関する簡単な紹介文が掲載されています。




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 パッケージを斜め上から見た写真。左側面には同じシリーズのプラキット(別売)が紹介されています。




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 本体前面。全高は約16cmあります。ブルーをメインにしたカラーリングが特徴的で、機体性能の高さもあって「蒼き魔神」の異名を持ちます。また、全体的に直線をメインとしたデザインも特徴的で、曲線をメインとしたデザインの「ヴァルシオン」とは、カラーリングの面も含めて対照的なデザインとなっています。
 このキットは「NONスケール」とされていますが、グランゾンの全高(27.3m)から計算すると、約1/170のスケールで立体化されている事が分かります。
 全体的なデザインは、ファミコンソフト「第2次スーパーロボット大戦」の製作に際して描き起こされたイラストに近い形で立体化されています。




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 本体後ろ。翼を思わせる形状のスラスターが特徴的です。
 グランゾンの後姿は、近年のシリーズまではゲーム中で見れる機会が少なかった為、近年になってスラスターの存在に気付いた方も多いのではないかと思います。




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 塗装前の写真。
 殆どの部分が色分けされているだけでなくフェイス部やスネ、スラスターには一部に塗装が施されており、そのまま組み立てるだけでも設定に近いカラーリングとなります。しかしながら、脚部フィンのブラックや胸部内部のレッド等、細かい部分のカラーリングまでは再現されていません。
 本レビュー記事で撮影している完成品は、これらの部分に「ガンダムマーカー」で足りない色を足すと共に、スミ入れも行っています。また、キットをランナーから切り出した際の「バリ」が気になる部分にも、近い色のガンダムマーカーで塗装しています。




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 頭部。
 放射状に伸びた4本のツノに頭頂部の十字のアンテナ等、イラストのグランゾンの頭部を忠実に立体化しています。フェイス部分の目(イエロー)とマスク部のブルーは塗装済みの状態の為、この部分は塗装が不要です。
 頭部は左右の側面のレッドのみ、塗装を施しています。




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 グランゾンの特徴の一つでもある巨大な肩アーマーは主に2つの部分で構成され、それを繋ぐアームによりある程度自由に可動します。
 説明書に記載されている設定によれば、この肩アーマーは「歪曲フィールド発生装置」との事で、その中には「ビーム・実体弾問わず、威力が無効化される場合がある。」という記載が有り、直接的ではないものの、「第2次スーパーロボット大戦」や、リメイク作品の「第2次スーパーロボット大戦G」でグランゾンだけの特殊能力として付けられていた「間接攻撃無効」を裏付けるものと思われる設定になっています。
 また、説明書に記載されている設定によれば、前腕は「重力制御装置」となっており、グランゾンのMAP兵器としてお馴染みの「グラビトロンカノン」は、この装置を使って発生させるとの事。その演出は「スーパーロボット大戦OG ORIGINAL GENERATIONS」で使用した際の戦闘デモで見る事が出来ます。
 前腕や肩アーマー等にはクリアーオレンジのパーツが使用されていますが、これらのパーツは一度はめ込むと取り外しが非常に困難になってしまう為、塗装派の方は注意する必要が有ります。
 この部分の塗装は、クリアーオレンジのパーツの周りのレッドをガンダムマーカーで足しています。なお、レッドは成型色の色を非常に通し易いので、下地にガンダムマーカーのホワイトを塗った上で塗装しています。




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 「ワームスマッシャー」「ディストリオンブレイク」「ブラックホールクラスター」といった、グランゾンの様々な武器を繰り出す胸部も立体的に再現されており、またハッチは差し替え無しで開閉が可能になっています。
 中央部のレッドは開封時より塗装済みの状態ですが、その両横に有るブルーは塗装が施されていなかった為、この部分はガンダムマーカーで塗装しました。なお、ブルーの部分はハッチ開閉の際にパーツの上面と下面が干渉する為、この部分は敢えて塗装していません。




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 ハッチは造形の関係上、開閉手順が決められています。
 最初に、中央の両横に有るハッチを開きます。「スーパーロボット大戦OG ORIGINAL GENERATIONS」の戦闘デモでは、この状態で「ワームスマッシャー」を放っている描写が有りました。




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 前述の展開から、②中央部分を手前に倒し、③残る4つのハッチを開く事で、ハッチを完全に開く事が出来ます。
 胸部内側も立体的に造られており、特に中央部分は複数のパーツで構成されている為に非常に立体的です。
 この部分もレッドを足す塗装を施しました。なお、この部分も下地にホワイトを塗装した上で行っています。




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 背部スラスターは基部で可動する他、6つのフィンが独立可動して展開時の状態を再現出来ます。しかしながら、基部はパーツの干渉による制約が大きく、あまり大きく動かす事は出来ません。
 この部分は12枚有るフィンの裏側をグレーで塗装していますが、かなり雑になってしまったので写真は省略します(苦笑)。




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 全体の可動は多数の関節にポリパーツを使用している事も有って多数の箇所が可動しますが、デザインの関係で可動が妨げられている部分も有ります。




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 肩関節は引き出す事で、前後に可動させる事が可能です。これによりポーズの幅が広がっています。




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 その他の付属品。
 手首パーツは通常の握り拳の他に、差し替え式の平手が付属している他、武器持ち手が右手のみ付属しています。武器持ち手の甲は、握り拳のものを取り付けて使用します。
 グランゾン唯一の携行武器である「グランワームソード」は、2種類のブレードが付属しており、どちらか1つを柄に取り付けて使用します。




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 グランワームソードを持たせた状態。武器持ち手の穴に柄を通し、それにブレードを取り付けます。
 前述の通り、グランワームソードはグランゾン唯一の携行武器ですが、「スーパーロボット大戦α」以降の戦闘デモでは使用時に空間を割って作った穴から取り出す演出がされており、常時携行してはいない設定となっています。
 このブレードはメタリックグレー1色のみで成型されており、また開封時は塗装が全く施されていない為、刃のシルバー部分と中央部のゴールド、メタリックレッドはガンダムマーカーで塗装しました。




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 もう1つのブレードは、「スーパーロボット大戦α」や「スーパーロボット大戦α外伝」で使用したブレードです。こちらの方が若干大きめの造形となっています。
 塗装は、刃の部分とブルー部分は成型色をそのまま活かしていますが、オレンジ部分とブラックは塗装を施しています。オレンジはガンダムマーカーのイエローとレッドを5:1くらいの比で混ぜ合わせたものを細筆で塗装し、その後にブラック部分を塗装しました。




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 一応フル装備で立ちポーズ。
 造形の良さもあって、ただ立たせているだけのポーズでも非常にカッコ良く決まります。




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 グランワームソードの両手持ちは残念ながら出来ないのですが、肩関節を前に出し、左手を平手にして柄に添える事でそれっぽいポーズに出来ます。また、写真のように突きを行うようなポージングも可能です。




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「さて、いきますよ!」

 「スーパーロボット大戦OG ORIGINAL GENERATIONS」でグランワームソードを使用している戦闘デモの一部ポーズも、スラスターが可動する事もあって写真の通りに再現可能です。




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「逃げても無駄ですよ」

 別売の「メカニカルベース フライング3」を使えば、グランゾンが飛行しているポーズも再現可能です。股間部分に台座アーム先端のピンを差し込む穴が有り、そこで接続します。
 説明書の機体設定解説によれば、グランゾンは機動力よりも火力、装甲、防御能力を重視した機体として設計されたとされていますが、一部作品では機動力の高いサイバスターよりも速く移動している描写や設定が有ります。




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「この一撃が、新たな戦いの幕開けとなるのです」

 「スーパーロボット大戦OG ORIGINAL GENERATIONS」での、巨大なブラックホールを投げ飛ばすブラックホールクラスターも再現可能ですが、肩アーマーが腕の可動に連動してしまう為、完全には再現出来ません。




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「ブラックホールクラスター、発射!」

 「魔装機神Ⅱ REVELATION OF EVIL GOD」でのブラックホールクラスター発射ポーズを可能な限り再現。
 スーパーファミコン版やプレイステーション版のブラックホールクラスターは胸部で作り出したマイクロブラックホールをそこからそのまま飛ばす攻撃方法でしたが、近年の作品では戦闘デモの演出が強化された事もあってか、胸部で作り出したマイクロブラックホールを両手もしくは片手で投げる発射方法に変更されています。




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「この武器は空間と時間、全てを歪曲し、破壊します」

 「魔装機神Ⅱ REVELATION OF EVIL GOD」で新たに登場した武装「ディストリオンブレイク」の一連のポーズも、一応再現可能です。




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 ファミコン版~プレイステーション版初期の、戦闘デモがあまり動かなかった時代のグランゾンのポーズを再現。左腕(敵ユニット登場時は右腕)を上げているポーズが特徴的でした。




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 前述のポーズの状態で、武器使用時のポーズも再現。個人的に、片腕だけ上げているポーズだったのはブラックホールクラスター使用時の演出を考えての事だったのではないかと、今更ながら思います。
 グランワームソードは「第4次~」に準拠した持たせ方にしていますが、「~EX」等では横にして持っていました。




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 「超ロボット生命体 トランスフォーマープライム」の「アームズマイクロン」達と。
 グランゾンのメカデザインを手がけた「青木健太」さんは、「ビーストウォーズⅡ」の「新破壊大帝ガルバトロン」のデザインを担当されて以来、トランスフォーマーのデザインも多数手がけており、本記事掲載時点ではアームズマイクロンのデザインも多数手がけているとの事です。どのアームズマイクロンのデザインを担当されたのかは不明ですが、主にオートボット側のアームズマイクロンを手がけているそうです。
 ちなみに、青木さんのブログにはグランゾンのデザインをした際の思い出話も書かれています。




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「アームズアップ!」

 この記事の為の写真を撮影している最中に気付いたのですが、グランゾンの武器持ち手の穴はアームズマイクロンの5mm径のピンより若干広い為、アームズマイクロンをアームズアップ(装備)させる事も可能です(写真は「オーピー」を使用)。ただし、径に若干の差が有る為、保持力はあまり有りません。




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「ククク…これならどうです?」

 「シャイニングオーピー」「シャイニングビーツー」「シャイニングアルエR」をリンク(合体)させたスーパーコンボウェポン「スターセイバー」をアームズアップ。
 スターセイバーもグランワームソードと同じ大剣なので、装備させる武器としてはあまり違和感が無いと思います。カラーリングは別として…(笑)。




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 説明書には組み立て方だけでなく、グランゾンやシュウ・シラカワに関する解説文が長文で掲載されています。一番最初にデザインされたグランゾンのイラストはフルカラーで掲載されていますが、このイラストには背部スラスターと思われるものが描かれていません。青木さんのブログでのグランゾンに関する記事によれば、背部は後からデザインしたとの事なので、このイラストはそれを裏付けるものになっていると思われます。




 以上、グランゾンでした。

 グランゾンの初出となった「第2次スーパーロボット大戦」から、実に20年近くの歳月を経てのプラキット化となりました。このプラキットの発売よりも前に組立塗装済の完成品が限定販売されるなどしましたが、グランゾンの立体物がこれほどまでに入手し易くなった事は過去に無かったと思います。その意味では、昔からのファンにとっては非常に価値の有る一品だと思います。
 肝心のキットですが、パーツの殆どが色分けされているだけでなく一部は塗装も施されているので、組み立てるだけでも十分設定に近いカラーリングになっています。また、細かい部分の塗装にこだわる方は一部の塗装だけで済むので、塗装関係については全体的にユーザーへの負担が少なめだと思います。一方でパーツの密度は結構濃く、とりわけ肩アーマーや腕、頭部には細かいパーツも有るので、組み立て中の紛失には十分注意しなければなりません。可動については、デザインの関係もあってそこまでガシガシ動かせるものにはなっていませんが、そもそもゲームでのグランゾンがあまり激しいアクションをしないので、この可動範囲で十分及第点だと思います。
 昔からグランゾンを知っている、あるいは思い入れが有る方にとっては、ゲームやイラストだけでは分からなかった部分まで分かるようになっている事から、アクションキットという点以外にデザインの面でも十分楽しめると思います。また、因縁の有る、同シリーズの「サイバスター」と一緒に楽しむのも良いのではないかと思います。





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