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 10月に入って秋の新作アニメも色々放送開始されたので、今回はその話題。
 管理人が毎週観てたアニメや聴いてたラジオ番組が、この秋の改編に伴って多数放送終了した事は以前の記事で書いたのですが、この秋あたりからは奈々さんが不定期に出演している(or出演予定が有る)と聞いて、「マギ」「NARUTO 疾風伝」「NARUTO SD ロック・リーの青春フルパワー忍伝」を、そこそこユルくチェックしてます(笑)。また、来年1月より、あの「みなみけ」の第4期シリーズ「みなみけ おかえり」の放送が決定した事を受けてか、現在、第1期と第2期の再放送が行われています。こちらは本放送当時毎週観ていたので、これまたユルくチェックしてます。
 あと、奈々さんと直接の関係は無いのですが、「水樹奈々のMの世界」で頻繁にネタにされる「ジョジョの奇妙な冒険」のアニメ版が今秋より放送開始された為、取り敢えず1話だけ観てみたら、シリアスなのかギャグなのか分からないカオスに引きずり込まれて、気が付けば観てたりします(笑)。
 観てるアニメの本数自体は今夏よりも増えていると思うのですが、追加したアニメの殆どはユルくチェックする程度のものばかりなので、HDDの空き容量に注意しつつ(笑)、サクサク消化して行こうと思います、

 さて、ここから本題。
 今回のレビューは今年3月末に発売された、「AM-04 ラチェット」です。ちなみにトランスフォーマープライムは、毎週欠かさずリアルタイム視聴と録画でしっかり観てます!(ドヤァ
 このトイは発売から既に半年ほど経過していますが、写真では後発商品を絡めた遊び方の例も紹介します。実はこのラチェット、記事内で紹介するスーパーコンボウェポン「スターセイバー」を作りたいが為に、アームズマイクロン目当てで購入しました。その為、当初レビュー記事を書く予定は無く、それ故に貼付前のシールの写真や組み立て前のアームズマイクロンのランナーの写真は有りませんが、ご容赦下さい(苦笑)。

関連記事:
 ・アームズマイクロン「シャイニングビーツー」レビュー(2012年8月22日更新)
 ・「AM-01 オプティマスプライム」レビュー(2012年7月24日更新)


※画像をクリックすると元のサイズで表示されます。
※アルエ以外の写真に写っているアームズマイクロンは全て別売です。


■キャラクター設定
 「ラチェット」は、TVアニメ「超ロボット生命体 トランスフォーマープライム」に登場するキャラクターです。
 アニメではオートボットの看護員として仲間の修理を担当している他に、基地内部の整備や修理も担当する事が多く、技術の面で仲間達を大きく支えています。
 日本版の声優は、「ビーストウォーズ」の「空中戦闘員 テラザウラー」、「ビーストウォーズメタルス」の「砂漠戦指揮官 クイックストライク」、「スーパーリンク」の「航空戦略兵 ナイトスクリーム」等を演じた、飛田展男さんが担当しています。

■トイ概要
 このトイは、2012年3月31日にタカラトミーより、メーカー希望小売価格2,100円(税込)で発売されました。
 海外では「ROBOTS IN DISGUSE」というシリーズの内の1体として発売されたラチェットのトイをベースに、日本版独自の要素である「アームズマイクロン」に対応した一部仕様の変更がされている他、アームズマイクロン「アルエ」が付属しています。




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 パッケージ表面。ボックスのサイズはベロを含めて縦約18.5cm×横約22cm×奥行約8cmで、同じ価格帯のアームズマイクロンシリーズ(以下「AMシリーズ」)のトイのパッケージと同じサイズです。
 正面中央にはオープニングアニメーションでも使われたラチェットのイラストが描かれている他、ロボットから救急車にトランスフォームする事やアームズマイクロンが付属している事が記載されています。 




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 パッケージ裏面。ラチェットのキャラクター設定やアームズマイクロンの紹介の他に、他のAMシリーズに付属するアームズマイクロンと組み合わせた遊び方も紹介されています。
 大きな写真で紹介されているラチェットは「アームズアップラチェット(デストロイモード)」と紹介されており、本トイに付属する「アルエ」と「オーピー(「AM-01 オプティマスプライム」に付属)」「ビーツー(「AM-02 バンブルビー」に付属)」「シエル(「AM-03 クリフジャンパー」に付属)」を装備しています。




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 パッケージを斜め上から見た写真。
 上部にはこのトイの変形の複雑さを示す「テクニカルレベル」の記載が有り、数値は「3」となっています。また、両側面の下部には、ラチェットとアルエのテクニカルデータが掲載されています。




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 ビークルモード。救急車に変形しますが、車体形状は実写映画版に登場した同名のキャラクターのビークルモード(ハマー・H2)に似ています。
 フロントバンパー部分とルーフ部分のランプ、そして車体側面の心電図を思わせるラインやドア部分は、付属しているシールを貼付して写真のようになります。




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 シール未貼付のビークルモード。
 車体前部はレッドで塗装されている箇所が有りますが、車体後部に塗装箇所は有りません。




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 変形途中、車体後部のパネルを後ろに倒すと、連動して頭部がスプリングギミックにより飛び出します。




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 ロボットモード前面。全高は13.5cmあります。
 車体前部が下半身に、車体後部が上半身に変形します。プロポーションは劇中のラチェットに近いものになっています。




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 ロボットモード後ろ。
 劇中でも特徴的な、大きなバックパックも再現されています。




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 シール未貼付のロボットモード。
 頭部は全て塗装されていますが、胴体と肩にはシール貼付を要する部分が多数有ります。




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 ロボットモード頭部。
 TVアニメ第1作「戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー」に登場した同名キャラクターの頭部をモチーフにしてデザインされた造形を忠実に立体化しています。胴体に若干めり込んだ形になっている為、後ろから見ると少し隠れた感じになっています。




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 後頭部にはクリアーブルーで成型された部分が有ります。これは近年のトランスフォーマートイではお馴染みの集光装置で、ここに光を当てる事により目を発光させる事が出来ます。




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 可動は首、肩、二の腕、肘、腰、膝が可動します。
 首はデザインの関係上やや難の有る可動範囲ですが、肩と二の腕は変形機構の関係で可動する部分が有る為、非常に広い可動範囲となっています。




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 アームズマイクロン「アルエ」。ラチェットのパートナーのアームズマイクロンです。
 ランナーからパーツを切り出して組み立て、付属のシールを貼付する事で、写真のようになります。
 名前の由来は、ラチェットのアルファベット表記(RATCHET)の頭文字2文字との事。
 アームズマイクロンの設定は日本版独自の設定の為、アルエはTVアニメ本編には登場していませんが、おまけコーナーの「アームズマイクロン劇場」で活躍しています。声はラチェット役の飛田展男さんが演じています。




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 アルエのバストアップ。
 軍医とも言えるラチェットの役割に合わせたのか、手術中の外科医の服装を思わせる頭部デザインが特徴的です。




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 アルエの可動範囲は、腕と脚がそれぞれ独立して前後に可動します。
 余談ですが、アルエのデザインを担当した方が誰なのかは公式に発表されていません。しかしながら、「スーパーロボット大戦」に登場する「グランゾン」等のデザインを手がけた事で知られる「青木健太」さんのブログには、第1弾(2012年3月下旬発売分)のオートボット側のアームズマイクロンは全種デザインした事を示唆する内容の記事が有る為、このアルエも青木さんがデザインを担当したものと思われます。




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 アルエはサイズや可動範囲の関係上、ラチェットの前腕に乗せる事が可能ですが、バランスの調整が必要となります。
 また、アルエの尻部分には5mm径のジョイントが有る為、これをラチェットの手に持たせれば、固定された状態で持たせる事も可能です。




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 アルエ・ウェポンモード。ブレードに変形します。
 胴体の腰部分を軸にして折り畳み、背部のブレードを前に出すだけで変形が完了する、シンプルな変形機構です。
 アームズマイクロンは日本版独自の設定の為、この武器と同一の武器は本編には登場しませんが、このブレードの形状はラチェットが戦闘時に使用しているブレードに似たものになっています。
 3枚有る刃の先端部分は全て安全基準の関係で丸くなっていますが、この部分に貼付されているシールは丸くなっていません、写真では、シールを貼付した後に先端を切って調整しています。




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 刃の部分には、「エネルゴンクリスタル」が有ります。
 取扱説明書に記載されている設定によれば、「地球上に存在するエネルゴンが、地球に現れたトランスフォーマーに反応。彼らの武器に宿ることで、アームズマイクロンとして進化した。」との事で、アームズマイクロンの核と言える部分になっているようです。
 エネルゴンクリスタルの形状や色は、アームズマイクロン毎に異なるものになっています。アルエのエネルゴンクリスタルは四角形のクリアーブルーで、四角形はHP(ヒットポイント)クリスタルを表わし、クリアーブルーは「ピュア」の属性を表わしています。
 アームズマイクロンは複数個をリンク(合体)させる事でより大きな武器になりますが、下記の組み合わせによって、より強力な威力を発揮する設定が有ります。

 ・AP(アタックポイント)クリスタル、SP(スピードポイント)クリスタル、HPクリスタルを揃える … 「コンボウェポン」が完成
 ・コンボウェポンの組み合わせに加えて、エネルゴンクリスタルの色(属性)も揃える … 「スーパーコンボウェポン」が完成






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 アルエをラチェットにアームズアップ(装備)した状態。劇中のラチェットは手首を収納してそこからブレードを出している為、それとは異なるものになっています。
 前述の通り、この武器と同一の武器が劇中で活躍しているシーンは有りませんが、日本版アニメの劇中ではトランスフォーマー達が武器を構える際に「アームズアップ!」の掛け声を放っており、劇中でもアームズマイクロンが武器として活躍しているように見せています。なお、アームズマイクロン達全ての共通の設定として、「トランスフォーマー達は、自分の武器がロボットに変形するという事実を知らない」という設定が有るそうです。




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 アルエの左側面には5mm径のピンが有る為、これをラチェットの前腕に有る穴に差し込めば、腕にアームズアップさせる事も可能です。
 公式サイト等に掲載されている商品紹介の写真では、この方法でアームズアップした写真が掲載されています。




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 アルエを手に持たせた状態で手首を収納すれば、劇中でブレードを使用している際の状態に近い形にする事が出来ます。




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 劇中では戦闘に参加する事が少ないラチェットですが、戦闘時には両手からブレードを出して戦う事が多いです。
 ラチェットを2個購入してアルエを2つ使用すつ方法や、後発商品の「シャイニングアルエ(「AM-21 アームズマスターオプティマス」に付属)」とそのバリエーションのトイを使用する事で、両手をブレードにした状態にする事も可能です。




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 アルエはビークルモード時のラチェットにアームズアップさせる事も可能です。
 パッケージや取扱説明書では上の写真のように、車体側面のドア部分に有るピン穴に取り付けた例が掲載されています。




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 ウェポンモードのアルエには、青い円で囲んだ2ヶ所のピンと、赤い円で囲んだ2ヶ所のピン受け穴が有ります。これらを使って、アームズアップの他に別売のアームズマイクロンとリンク(合体)させる事も出来ます。




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 AMシリーズのトイの共通した特徴として、トイ本体の各所に多数のピン受け穴が有る事が挙げられます。
 このピン受け穴はアームズマイクロンをアームズアップさせる為のものですが、アームズマイクロンのピンは近年のトランスフォーマートイの武器のピンでは定番の5mm径のピンの為、アームズマイクロン以外の武器の取り付けも可能です。
 ラチェットのビークルモードには8ヶ所のピン受け穴が有り、これら全ての部分にアームズアップが出来ます。




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 ビークルモード時のアームズアップの一例。アルエとシャイニングアルエはリンクした状態でフロントバンパーにアームズアップしています。
 ルーフ部分と車体側面のピン受け穴の間隔はアームズマイクロンの幅や奥行きよりも短い場合が有る為、これらには2ヶ所同時にアームズアップ出来ない場合が有ります。




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 ロボットモード時のピン受け穴も、全部で8ヶ所有ります。
 これらのピン受け穴には別売のアームズマイクロンを取り付けられるのはもちろん、アルエも取り付ける事が可能です。




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 ロボットモード時のアームズアップの一例。
 管理人が所有しているアームズマイクロンを使用して、パッケージ裏面のデストロイモード風にアームズアップしました。ビーツーはシャイニングビーツーを、シエルはてれびくん2012年9月号付録のオプティマスプライムブラスターをそれぞれ代用しています。




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 「AM-01 オプティマスプライム」と。価格帯が異なる為、トイのサイズも大きく異なっています。
 ラチェットは古くからオプティマスプライムを知っている数少ない人物の一人で、劇中ではオプティマスプライムが司令官になる前の話を仲間達にした事も有りました。




■スーパーコンボウェポン「スターセイバー」
 ここからは、スーパーコンボウェポン「スターセイバー」を簡単に紹介。
 スターセイバーは「アルエ」と、「オーピー」「ビーツー」の3体をリンクさせて作ることが出来ます。なお、写真ではビーツーの代わりにシャイニングビーツーを使用しています。
 スターセイバーは「ピュア」の属性を持つAP、SP、HPの3つのエネルゴンクリスタルが揃う為、スーパーコンボが成立します。

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 スターセイバーをラチェットにアームズアップした状態。
 スターセイバーは、オーピーをロボットモードの状態から銃身だけ変形させたものに、ビーツーを本体後部に、アルエを銃口部分にそれぞれリンクさせる事で完成します。トランスフォーマーへのアームズアップは、オーピーのグリップ部分を持たせる事で行います。
 「スターセイバー」の名称は、「戦え!超ロボット生命体トランスフォーマーV(ビクトリー)」に登場したサイバトロン総司令官の名前が初出ですが、このスーパーコンボウェポンの名称の元になったのは、2003年に展開された「マイクロン伝説」に登場した、3体の「エアディフェンスマイクロン」が合体して出来る剣に由来しているものと思われます。




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 「AM-01 オプティマスプライム」にアームズアップした状態。
 パッケージ裏面で紹介されているアームズアップ例でスターセイバーをアームズアップしているのはオプティマスプライムのみで、脚部に「シエル」もアームズアップした「アドバンスドモード」の他に、トイザらス限定「バトルシールドオプティマス」のパッケージ裏面には「コスモテクター」と一緒にアームズアップした「アルティメットモード」が紹介されています。また、「AM-19 ガイアユニクロン」のパッケージ裏面で紹介されている「ギャラクシープライムモード」でもオプティマスプライムはスターセイバーをアームズアップしていますが、この中ではスターセイバーについて、「歴代のオートボット司令官が受け継いできた伝説の大剣。」という説明が有ります。




 以上、ラチェットでした。

 このトイはホワイトをメインカラーにしているとはいえ、ロボットモードのシール貼付部分は多すぎるように感じました。付属しているシールの貼付を要する点はAMシリーズの特徴の一つですが、このトイのロボットモードの胸部にはシール貼付に向かない部分も有ったので、メーカーにはもう少し、シール貼付部分にするのが適切かどうかをよく考えて欲しかったと思います。しかしながら、塗装派の人なら成型色を活かせば手軽に塗装して楽しむ事も出来るのではないかと思います。
 肝心のトイそのものについては、可動範囲も十分に確保されている他にアームズマイクロンのアームズアップもしやすく、遊ぶ分には十分楽しめるものになっていると思います。また、付属しているアルエはスターセイバーを作る為に必要となる為、アルエの入手を目的に購入した人も少なくないのではないかと思います。
 劇中でのラチェットは、戦闘にあまり参加しないながらも活躍の機会は多いです。価格もトランスフォーマートイとしてはそこまで高額ではないので、TVアニメを観てラチェットが気に入った方なら、試しに購入してみるのも良いのではないかと思います。