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トランスフォーマー TFアンコール23 フォートレス・マキシマストランスフォーマー TFアンコール23 フォートレス・マキシマス
(2013/02/23)
タカラトミー

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 1987年に発売され、全高55cmというトランスフォーマー史上最大の巨大なサイズを誇り、そしてその記録は今だに破られていない「フォートレス・マキシマス」。
 そのフォートレス・マキシマスが、復刻商品をラインナップしている「トランスフォーマーアンコール」シリーズの1体として、2013年2月に発売されます!
 今回はそのフォートレス・マキシマスに関する四方山話です(笑)。


 始めに、アニメ作品でのフォートレス・マキシマスについて簡単に紹介。
 フォートレス・マキシマスは、「トランスフォーマー ザ☆ヘッドマスターズ」に登場した、サイバトロンの総司令官です。
 当初は「クロームドーム」達ヘッドマスターの指揮官として登場しましたが、デストロンによってセイバートロン星が爆破された際に、新たな故郷を探すべく旅立った「ロディマスコンボイ」から、総司令官の地位を引き継ぐ事になります。
 物語の途中でサイバトロンの総司令官が交代した一方で、デストロンもガルバトロンが行方不明になった事をきっかけにスコルポノック(メガザラック)がデストロンの実権を掌握し、物語後半はフォートレス率いるサイバトロンと、メガザラック率いるデストロンが、銀河の命運を賭けて対決する事になります。
 普段は中型ロボ「フォートレス」の状態で、「戦艦マキシマス」で指揮を執っていますが、仲間が危機的状況に陥る等した場合には、戦艦内に有る王者の剣「マスターソード」を引き抜き、全高3000mを誇る巨大な「ビッグ・モード」にトランスフォームして、自ら戦います。しかしながら、ビッグ・モードは「切り札」としての意味合いが強く、登場話数はあまり多くありません。

 フォートレス・マキシマスが発売された1987年は、日本と海外で異なる「戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー2010」の続編作品が製作された年です。トイは一部を除いて日本と海外で同じものが販売されましたが、キャラクター設定は大きく異なっていました。
 日本で「ザ☆ヘッドマスターズ」が展開されていた頃、海外では設定やストーリーが大きく異なる「TRANSFORMERS THE REBIRTH(トランスフォーマー ザ・リバース、以下「ザ・リバース」)」が、アニメやコミックで展開されていました。フォートレス・マキシマスはこの作品でも登場していますが、こちらは設定が日本版とは大きく異なり、TVアニメ第1作から登場している地球人「スパイク」が、争いを好まないサイバトロンの「セレブロス」とコンビを組み、スパイクはエクセルスーツから彼の頭部に変形して合体する「ヘッドマスター」となります。更に、セレブロスはスパイクと協力してネビュロン星で戦艦を作り上げ、これと合体する事で、フォートレス・マキシマスとなります。

 ここからはトイとその後の仕様変更品等について。
 フォートレス・マキシマスのトイは前述の通り1987年に発売されました。この年に発売されたトランスフォーマートイは、小型ロボが銃に変形する「ターゲットマスター」、ボタンを押すと火花を発する「ファイアーボット」、当時のトランスフォーマートイとしては最多の6段変形が可能な「シックスショット」等、それまでの変形するだけのトイに+αの要素が付いたものが多数販売されました。フォートレス・マキシマスは、小型ロボットが頭部に変形してビークル等と合体(ヘッドオン)する主力シリーズ「ヘッドマスター」の1体です。基本的な仕様は日本版・海外版共に同じですが、日本版には劇中の設定に合わせて大小計2本の「マスターソード」が付属しています。
 全高は約55cmで、これは現在もトランスフォーマー史上最大の大きさを誇ります。なお、2008年にJG版ゼータガンダム(全高約60cm)が発売されるまでは、変形ロボットトイとしても史上最大の大きさだったそうです。
 当時の販売価格は12,800円。当時の玩具としても高額商品だったそうですが、それにもかかわらず非常に売れたそうで、当時の日本経済がバブル期の真っ只中であった事を窺わせます。

 その後、「超神マスターフォース」が放映された1988年には「プリテンダー」の要素を追加した仕様変更品の「グランドマキシマス」が、「トランスフォーマー カーロボット」が放映された2000年には、付属パーツを大幅に削除した仕様変更品の「ブレイブマキシマス」が販売されました。また、2004年に玩具のみで展開された「ロボットマスターズ」の展開時には、ブレイブマキシマスと同一のトイが「サイバトロンベース」として、キャンペーン賞品でプレゼントされました。
 フォートレスマキシマスを非変形化・縮小化したトイも幾つか存在しますが、最近では「DXトランスフォーマーガム」で、変形する縮小版のフォートレスマキシマスが登場し、ファンの間で大きな話題となりました。
 商品化はされていませんが、ボットコン(BOTCON)やTCCのコミックで人気の「シャッタード・グラス(SHATTERED GLASS)」の世界には、「悪のフォートレス・マキシマス」が存在します。詳細な設定は不明ですが、カラーリングはメガザラックのそれに酷似したものとなっています。

 フォートレス・マキシマスの復刻については、ファンの間で希望の声が絶えず出ていたにもかかわらず、これまで一度も復刻されませんでした。
 明確なソースは失念してしまったのですが、2004年~2005年頃のあるホビー誌の記事によれば、海外でも復刻が検討されていたそうです。しかしながら、フォートレス・マキシマスのトイは、その大きさが現在の米国の玩具安全基準をクリア出来ない事が原因で、復刻は実現しなかったとの事。
 一方日本では、「キャラホビ2010」でのタカラトミーブースで行われたステージイベントの中で、「(フォートレス・マキシマスの)復刻については、これまで何度もたたき台に上がってきた事がある」という話が有りました。今回の復刻は、永きにわたるタカラトミー社内での検討を重ねた結果、遂に実現したものと思われます。また、現在タカラトミーはトランスフォーマーを自社の主力商品の一つと位置づけているようで、これはその現れの一つではないかと、個人的に思います。

 今回の「アンコール」版のメーカー希望小売価格は31,290円(税込)で、本放送当時の3倍に近い価格に設定されています。
 原因としては、ここ最近の海外でのトイを生産するに当たってのコストが上昇している事に加えて、そもそもトイの復刻自体が金型の修繕等で新規にトイを製作するよりもコストが掛かると言われているので、これらの要素が加わってしまった結果と思われます。しかしながら、中古玩具市場のフォートレス・マキシマスは良好なコンディションの物ならインターネットオークションでの落札価格や中古玩具店での販売価格がこの価格の2倍を超える事も珍しくないので、それを考えると、この価格はむしろ安い方なのではないかと思います。

 コレクター向けの商品ゆえに万人向けとは言い難いのですが、今まで復刻がなされなかった為にフォートレス・マキシマスを手に取るチャンスが無かった方にとっては、千載一遇のチャンスなのではないかと思います。


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