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 先日の「水樹奈々 スマイルギャング」で発表が有りましたが、12月12日に発売される奈々さんの9thアルバムのタイトルが「ROCKBOUND NEIGHBORS(ロックバウンド・ネイバーズ)」に決定しました!
 タイトルの由来についても番組内で説明が有り、ROCKBOUND=「強固な」、NEIGHBORS=「隣人、奈々さん的にはここから転じて『同じ意志を持った仲間達』」という意味から、「不屈の仲間・同胞達」という意味を込めて名付けたとの事。今年6月~9月にかけて開催された「LIVE UNION」も「絆」をテーマにしていた為、ツアー終了後に発売されるアルバムである事も名前の要素に含まれているようです。
 ちなみにこのアルバムには、LIVE UNIONでも歌われた「METRO BAROQUE」「BRIGHT STREAM」が収録される他、同じくLIVE UNIONで歌われた「Synchrogazer」と「Sacred Force」は、このアルバムだけのスペシャルバージョンが収録されます!
 そして、この発表と一緒に、2013年3月3日に両国国技館で第3弾の座長公演を行う事も発表されました! 詳細は後日発表との事ですが、応募方法は「ROCKBOUND NEIGHBORS」に付いているシリアルコードで応募するそうで、今回も激戦が予想されます。イキタイナァ…(;´Д`)
 それと、来週の「水樹奈々 スマイルギャング」では、「ROCKBOUND NEIGHBORS」に収録される楽曲の1つで、10月からTVアニメ「トリコ」のエンディングテーマになっている「Lovely Fruit」がフルサイズで初オンエアされるそうなので、要チェックです!

 さて、ここから本題。
 今回のレビューは今年8月末に発売された、「AM-18 エアラクニッド」です。実は管理人は当初、エアラクニッドを購入する予定は無かったのですが、ここ最近「アームズマイクロン」シリーズを(管理人的には)結構買っている事に加えて、上の写真に少し写っている「アノ人」と、トランスフォーマーシリーズのクモ女の競演を以前からやってみたいと思っていたので、ある種の特別枠扱いで購入しました(笑)。
※画像をクリックすると元のサイズで表示されます。
※イダ以外の写真に写っているアームズマイクロンは全て別売です。


■キャラクター設定
 「エアラクニッド」は、TVアニメ「超ロボット生命体 トランスフォーマープライム」に登場するキャラクターです。
 アニメでは、当初は他の生物を狩る事を喜びとする、ディセプティコン本隊から離脱した女ハンターとして登場しますが、後にメガトロン率いるディセプティコン本隊に合流し、ディセプティコンの一兵士として活躍します。
 日本版の声優は、CG版「ビーストウォーズ」シリーズの「ブラックウィドー」や、「トランスフォーマー アニメイテッド」の「諜報工作兵 ブラックアラクニア」を演じた、柚木涼香さんが担当しています。

■トイ概要
 このトイは、2012年8月25日にタカラトミーより、メーカー希望小売価格2,100円(税込)で発売されました。
 海外では「ROBOTS IN DISGUSE」というシリーズの内の1体として発売されたエアラクニッドのトイをベースに、日本版独自の要素である「アームズマイクロン」に対応した一部仕様の変更がされている他、アームズマイクロン「イダ」が付属しています。




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 パッケージ表面。ボックスのサイズはベロを含めて縦約18.5cm×横約22cm×奥行約8cmで、同じ価格帯のアームズマイクロンシリーズ(以下「AMシリーズ」)のトイのパッケージと同じサイズです。
 正面中央にはオープニングアニメーションでも使われているエアラクニッドのイラストが描かれている他、ロボットからステルスヘリにトランスフォームする事やアームズマイクロンが付属している事が記載されています。 




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 パッケージ裏面。エアラクニッドのキャラクター設定やアームズマイクロンの紹介の他に、他のAMシリーズに付属するアームズマイクロンと組み合わせた遊び方も紹介されています。
 大きな写真で紹介されているエアラクニッドは「アームズアップエアラクニッド(ハンターモード)」と紹介されており、エアラクニッドは本トイに付属する「イダ」と「ジダ(「AM-08 テラーコン クリフジャンパー」に付属)」「ノジ(「AM-14 ディセプティコンビーコン」に付属)」をリンク(合体)させたスーパーコンボウェポン「ルナティックチェーンソー」を装備しています。




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 パッケージを斜め上から見た写真。
 上部にはこのトイの変形の複雑さを示す「テクニカルレベル」の記載が有り、数値は「3」となっています。また、両側面の下部には、エアラクニッドとイダのテクニカルデータが掲載されています。
 ここで少し余談。AMシリーズのパッケージには、各所に変形可能である事を表す「トランスフォーム」の記載が有りますが、「AM-12 ウォーブレークダウン」からは、これらの「トランスフォーム」の記載には登録商標である事を示す「」のマークが付いています。商標登録は申請から手続完了まで9ヶ月~1年かかるそうで、タカラトミーがAMシリーズ展開前より「トランスフォーム」を商標登録する申請を行い、AMシリーズ展開開始前後にに完了した事が窺えます。




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 ビークルモード。ステルスヘリに変形します。地球に来た当初はビークルモードを持っていませんでしたが、第17話で逃走する際にファウラー捜査官の乗るヘリをスキャンして、このビークルモードに変形出来るようになりました。
 造形は劇中のデザインに近い形になっていますが、このトイではアームズマイクロンとの連動性を考慮し、ローター基部には海外版には無かったエンジンのようなものが追加されています。




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 シール未貼付のビークルモード。
 シールはメインローターにブラックのシールと、機種部分にディセプティコンのエンブレムのシールを貼付します。元々ブラックが殆どを占めるカラーリングの為、ビークルモード時のシール貼付部分は少ないです。




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 メインローターは手動で回転させる事が可能です。




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 キャノピーは開閉が可能で、中にはクリアーパープルで成型された座席シートが有ります。




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 ロボットモード前面。頭頂高は約13cm、全高は約17cmあります。
 ビークルの前部が上半身に、後部が下半身に変形します。メインローターは折り曲げて、劇中でも特徴的な触手のようなものになります。




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 ロボットモード後ろ。
 ビークルのテールローター下部は脚部に変形しますが、上部は尻尾のようなものに変形します。機首部分は先端をキャノピーに収納します。




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 シール未貼付のロボットモード。
 胸部中央のディセプティコンのエンブレム、膝と頬のゴールド、爪先のパープルはシール貼付が必要です。




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 付属のシールはメタリックシールです。
 エアラクニッド本体に貼付するものの他にアームズマイクロンに貼付するものも有り、総計で29点のシールを貼付しますが、約2/3がアームズマイクロンに貼付するものです。また、22番シールの隣に有る、ディセプティコンのエンブレムが描かれたシールとクモの巣が描かれたシールは、ユーザーが好きな場所に貼付出来るものになっています。




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 ロボットモードのバストアップ。
 頭部は、頬の部分のゴールドは前述の通りシール貼付が必要となりますが、眉と眉間のゴールドは塗装済となっています。後頭部はビークルの機首部分に隠れて見えなくなっています。




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 キャノピー内部に有る座席シートは頭頂部や目と一体成型となっており、ここに光を当てる事により目を発光させる事が出来ます。なお、このギミックは頭頂部に光を当てる事でも行えます。




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 可動は首、肩、肘、股関節、膝の他、変形機構の関係で手首と爪先が可動します。頭部は後頭部が座席シートと一体成型になっている為に殆ど動かす事が出来ず、足の接地面積が非常に少ない為、単体での自立したポーズはかなり限られてしまいます。また、その他の関節もパーツ同士の干渉により、あまり広い可動範囲は確保出来ていません。
※別売の「di:stage」を使用しています。




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 メインローターとその基部は、5mm径のピンとピン穴で接続されています。その為、エンジン部分に有る5mm径のピンにローターを2つ取り付けて、下半身をビークルモード時の状態に近い形にすれば、劇中で頻繁に見せている多脚形態に近い形態にする事も可能です。但し、この形態を完成させる為には本トイを2個購入する必要が有ります。
 写真では、1体分で可能な限り変形させてみました。




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 付属のアームズマイクロン「イダ」は組み立て式キットで、開封時にはランナーの状態で入っています。
 全てのパーツが成型色のままで、塗装されている部分は有りません。中央に有るアームズマイクロン共通のパーツである「エネルゴンクリスタル」は、本体とは別の成型色で成型されたものがランナー中央付近に取り付けられています。




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 アームズマイクロン「イダ」。エアラクニッドのパートナーのアームズマイクロンです。ランナーからパーツを切り取って組み立て、シールを貼付する事でこの形になります。
 取扱説明書には「クモ型」の記載が有り、名前はクモを意味する英語の「SPIDER(スパイダー)」に由来しているようです。クモ型の為、脚は左右計8本有りますが、それそれの脚の長さの差が大きい為、一見しただけでは8本の脚が有る事が分かりづらくなっています。
 アームズマイクロンの設定は日本版独自の設定の為、イダはアニメの本編には登場していませんが、おまけコーナーの「アームズマイクロン劇場」やアイキャッチで活躍しています。声はエアラクニッド役の柚木涼香さんが担当しており、語尾に「~ですだ」を付ける口癖が有る新人のアームズマイクロンという設定で、先輩のアームズマイクロンであるシエルやビーツーからリンクについて教わっていました。




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 イダを正面から見た写真。
 目は単眼で、これはディセプティコン側のアームズマイクロンの殆どで共通しています。目の両横には巨大なキバが付いています。




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 イダ・ウェポンモード。2つの爪を持つ、巨大なブレードクローに変形します。
 アームズマイクロンのウェポンモードはパートナーのトランスフォーマーが劇中で使用している武器に似た形状のものに変形するものが殆どですが、劇中でのエアラクニッドはクモの糸のようなもので敵を拘束する事が殆どで、ブレードクローのような武器を使用するシーンは本記事掲載時点で一度も有りません。この点から、この武器はエアラクニッドのイメージやイダの変形機構を踏まえて製作された、完全オリジナルの武器である事が分かります。




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 ブレードクローの中央部分には、「エネルゴンクリスタル」が有ります。
 取扱説明書に記載されている設定によれば、「地球上に存在するエネルゴンが、地球に現れたトランスフォーマーに反応。彼らの武器に宿ることで、アームズマイクロンとして進化した。」との事で、アームズマイクロンの核と言える部分になっているようです。
 エネルゴンクリスタルの形状や色は、アームズマイクロン毎に異なるものになっています。イダのエネルゴンクリスタルは六角形のクリアーグリーンで、六角形はAP(アタックポイント)クリスタルを表わし、クリアーグリーンは「パワー」の属性を表わしています。
 アームズマイクロンは複数個をリンク(合体)させる事でより大きな武器になりますが、下記の組み合わせによって、より強力な威力を発揮する設定が有ります。

 ・APクリスタル、SP(スピードポイント)クリスタル、HP(ヒットポイント)クリスタルを揃える … 「コンボウェポン」が完成
 ・コンボウェポンの組み合わせに加えて、エネルゴンクリスタルの色(属性)も揃える … 「スーパーコンボウェポン」が完成






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 イダをエアラクニッドにアームズアップ(装備)した状態。
 イダのサイズはエアラクニッドと比較すると結構大きい為にアームズアップの方法は限られており、肩のピン穴にイダの5mm径のピンを差し込む方法が最もスタンダードです。




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 イダの側面にも5mm径のピンが有る為、写真のようにアームズアップする事も可能です。




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 イダの側面に有るピンをエアラクニッドの掌に差し込む事も可能です。しかしながら、このアームズアップは腕の可動が大幅に制限されてしまいます。




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 イダはビークルモード時のエアラクニッドにアームズアップさせる事も可能です。
 写真では、パッケージに掲載されている写真と同じ方法でアームズアップさせています。




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 ウェポンモードのイダには、黄緑の円で囲んだ4ヶ所のピンと、橙色の円で囲んだ8ヶ所のピン受け穴が有ります。これらを使って、アームズアップの他に別売のアームズマイクロンとリンク(合体)させる事も出来ます。




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 AMシリーズのトイの共通した特徴として、トイ本体の各所に多数のピン受け穴が有る事が挙げられます。
 このピン受け穴はアームズマイクロンをアームズアップさせる為のものですが、アームズマイクロンのピンは近年のトランスフォーマートイの武器のピンでは定番の5mm径のピンの為、アームズマイクロン以外の武器の取り付けも可能です。
 エアラクニッドのビークルモードには4ヶ所のピン受け穴が有り、これら全ての部分にアームズアップが出来ます。また、ローターを取り外して、その部分にアームズアップする事も可能です。
※撮影の都合上、メインローターを取り外してあります。




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 ビークルモード時のアームズアップの一例。メインローター基部のエンジンにはガチャ版アームズマイクロンVol.1の「オプティマスプライムブラスター」てれびくん2012年9月号付録の「オプティマスプライムブラスター」を、機首の両側面にはガチャ版アームズマイクロンVol.2の「メガトロンカノン」を2個アームズアップさせています。
 エアラクニッド本体のサイズが小さい事も有って、アームズアップの幅はかなり限られています。




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 ロボットモード時のピン受け穴も、全部で4ヶ所有ります。また、ビークルモード時と同様にローターを取り外してのアームズアップも可能です。
 これらのピン受け穴には別売のアームズマイクロンを取り付けられるのはもちろん、イダも取り付ける事が可能です。




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 ロボットモード時のアームズアップの一例。
 イダは使用せず、本記事掲載時点で発売されているガチャ版アームズマイクロンだけでアームズアップさせてみました。
 両手に持たせているメガトロンカノンは、そのままアームズアップさせると可動が妨げられてしまう為、腕部分を逆向きに変形させています。また、肩にはスーパーコンボウェポン「ワームホールウィップ」をアームズアップさせ、触手の本数を増やしています。




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 figma「043 シャマル 騎士服ver.」と。
 担当声優はどちらも同じ、柚木涼香さんです。柚木さんは「ビーストウォーズ 超生命体トランスフォーマー」の「ブラックウィドー」と「ナビ子」の2役で声優デビューし(当時は「永椎あゆ美」名義)、以後のトランスフォーマーシリーズにも度々出演されているだけでなく、他のアニメにも多数出演されています。
 エアラクニッドは日本、海外共に狂気を孕んだ残忍な性格のキャラクター設定(その性格の表現方法は日本と海外で大分異なっているようですが…)ですが、シャマルは回復と補助が得意な心優しき湖の騎士で、柚木さんは全く異なる声でこの2人のキャラクターを演じ分けています。
 柚木さんがシャマル役で出演中の「魔法少女リリカルなのは The MOVIE 2nd A's」は、本記事掲載時点において、全国の映画館で大ヒット上映中です。





 管理人がツイッターに投稿した画像から1枚を紹介。エアラクニッドとシャマルは性格こそ全く違うものの、敵を拘束する戦い方を得意としている点では共通しています。




 以上、エアラクニッドでした。

 エアラクニッドはTVアニメの登場キャラクターの中でも数少ない女性型トランスフォーマーで、劇中ではビークル、ロボット共に女性型である事を反映したスマートなデザインとなっています。このトイでもそれが再現されており、変形とプロポーションの両立という点では良いトイになっているものの、その一方で可動がかなり犠牲になっています。また、ロボットモードの足の接地面積が少ない為に立たせづらく、アクションフィギュアとして遊ぶにはかなり難の有るトイになっています。日本版ではこれにアームズマイクロンの要素が追加された事で海外版よりも若干遊べる仕様になってはいますが、本体のサイズが小さめな事やピン受け穴の位置の関係でアームズアップの幅もかなり制限されており、他のAMシリーズのトイに比べると、アームズアップもさせづらくなっています。
 このトイは「全く遊べない」というわけではありませんが、とことん遊ぶ為には元々自立しないアクションフィギュアに関する知識や、所謂「俺変形」が出来る発想力を要する為、その意味では「上級者向けのトイ」と言えるかもしれません。