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 先日の記事で「伏 鉄砲娘の捕物帳」の感想を書きましたが、実は同じ日に「映画スマイルプリキュア! 絵本の中はみんなチグハグ!」も観てきました(笑)! フクヘッドニツラレテマイシュウミテマス(;´∀`)
 本編の詳細な内容についてはネタバレ防止の為あえて書きませんが、「約束」と「笑顔」を一貫したテーマとして描いており、メッセージ性の強い作品だったと思います。そして、本編終了後にはまさかの「アレ」が…(笑)。
 今回の映画では上映前と「アレ」の前に、キャラクターがミラクルライトの取り扱い等についての様々な注意をする映像が有るのですが、その中で、子供やその親御さん以外に「大人の人」に対する注意も有り、それを観た時は「明らかに『大きなお友達』も意識してるな~」と、ニヤニヤしていました(笑)。
 そして映画の最後には、来年3月16日に「プリキュアオールスターズ New Stage 2」の公開が決定した事も告知されていました! 「オールスターズ」のタイトル通り、全てのプリキュアに出番が与えられるとは思うのですが、今年3月に公開された「New Stage(1)」では、作品のシリーズ毎に出番が差別化された為に台詞が無いプリキュアも多数いたので、果たしてキュアブロッサムに台詞が与えられるのか、今から楽しみだったり不安だったりします…(汗)。

 さて、ここから本題。
 今回のレビュー記事は、2007年度のTCC無料配布トイ「ブレイクアウェイ(BREAKAWAY)」です。久々のTCC限定トイのレビューです。
 「ネクサス・マキシマス(NEXUS MAXIMUS)」を構成する5体のTCC無料配布トイは、毎月1体ペースでレビュー記事を書き上げようとしてたのですが、現在かなり遅れています(苦笑)。しかし年内には完結させたい…!

関連記事:
 ・Transformers Collectors' Club限定「LANDQUAKE」レビュー(2012年7月5日更新)
 ・Transformers Collectors' Club限定「SKYFALL」レビュー(2012年5月23日更新)


※画像をクリックすると元のサイズで表示されます。
※写真の一部に、別売の「di:stage」を使用しています。


■キャラクター設定
 「ブレイクアウェイ(BREAKAWAY)」は、Transformers Collectors' Club(以下「TCC」)の会報第13号~18号に連載されたコミック「CROSSING OVER(訳:交差)」に登場するキャラクターで、本作のメインキャラクターの1人です。「スカイフォール(SKYFALL)」と「ランドクエイク(LANDQUAKE)」が辿り着いた異世界の戦士で、触れたトランスフォーマーを癒す特殊能力を持っていますが、自分の過去に関する記憶が無いキャラクターとして描かれています。

■トイ概要
 このトイは2007年度のTCC会員への無料配布トイとして、2007年3月16日時点で会員になっている人全員に1体ずつ配布されました。また、会員への配布後に残った余剰分はTCCクラブストアにて販売されました。
 トイの仕様は、「TRANSFORMERS ENERGON(日本題:トランスフォーマー スーパーリンク)」の「TREADSHOT(日本名:エアライダー)」及びその仕様違いである「WINDRAZOR(日本名:ファイヤーボルト)」をベースに、本トイオリジナルのカラーリングへの仕様変更が行われています。




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 パッケージ。2005年度の無料配布トイ「スカイフォール(SKYFALL)」や、2006年度の無料配布トイ「ランドクエイク(LANDQUAKE)」と同様の、ビニールの袋に本体と武器・説明書が同梱された形になっています。




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 内容物一式。ブレイクアウェイ本体以外に、取扱説明書とカードが入っています。




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 付属の取扱説明書は、縦約21.5cm×横約28cmの紙に片面だけ印刷がされています。
 印刷内容はこのトイの為に新規で書き起こされたものです。上部のロゴは海外で2006年頃にシリーズ展開された「クラシックス(CLASSICS)」シリーズのものが使用されています。
 この取扱説明書ではビークル⇔ロボットの変形機構については絵入りで説明されていますが、このトイが合体可能である事とその合体機構については、一切触れられていません。




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 ビークルモード。両翼に銃が付いた戦闘機に変形します。
 カラーリングはクリアーレッドをメインにして所々にブルーとクリアーグレーを配しており、スカイフォールやランドクエイクに似た感じのカラーリングになっています。




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 両翼の銃を取り付けるピン穴は翼を貫通している為、翼の下に銃を取り付ける事も可能です。




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 武器とエネルゴンスターを取り外した状態。機体が三角形状のデザインである事がハッキリと分かります。




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 機体上部にはオートボットのインシグニア(エンブレム)がモールドされており、その上から塗装が施されています。




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 コックピットのキャノピーは開閉しませんが、内側には座席が造られています。




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 機体底部には3つのランディングギア(着陸脚)が有ります。ランディングギアはタイヤと一体で造られている為、転がし走行は出来ません。




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 左右の尾翼の間に有るエネルゴンポケットにはエネルゴンスターの取り付けが可能で、その内側にはオートボットのインシグニアのモールドが有ります。




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 ロボットモード前面。全高は約10.5cmあります。
 機首部分は胴体前面に、主翼を含む機体両側部は脚部に変形し、腕は機体底部から出します。クリアーレッドのパーツが多数の箇所に使用されていますが、関節部分にはクリアーではないブルーのパーツが使用されています。




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 ロボットモード後ろ。
 説明書では、尾翼には変形させる指示がされていませんが、写真のように背中に来るように折り畳む方が正しいようです。このようにすると、背中に翼が有るように見えます。




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 頭部。形状は基になったトイのものがそのまま使用されており、新規造形のものではありません。箱型に近い形状が特徴的です。




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 後頭部にはクリアーレッドで成型された部分が有ります。これは近年のトランスフォーマートイではお馴染みの集光装置で、光を当てる事で目を発光させる事が出来ます。




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 ロボットモード時には尾翼が背部に有る為、正面からはエネルゴンポケットやエネルゴンスターが見えなくなってしまっています。




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 可動は首、肩、肘、股関節、膝が可動します。可動部分は基本的な部分のみですが、ボールジョイントにより広い可動範囲が確保されている事に加えてパーツの干渉も無い為、可動範囲は非常に広いです。




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  付属品は、武器(銃)と、合体時に武器を連結させる為のジョイントパーツ、そしてエネルゴンスターが付属しています。合体時以外は余剰パーツが発生してしまう仕様になっていますが、これは近年はもちろん、このトイの基になったトイが作られた時代のトランスフォーマートイとしても珍しい仕様となっています。
 武器はビークルモード時のものを、そのまま手に持たせるだけです。また、エネルゴンスターは背部のエネルゴンポケットに取り付けます。




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 腕に変形した合体形態。合体形態である「ネクサス・マキシマス(NEXUS MAXIMUS)」の腕になります。
 変形手順はビークルモードから機体側部と尾翼を変形させ武器を取り付けてこの形になりますが、スカイフォールやランドクエイクと比べると複雑な変形機構です。なお、この形態で左右どちらの腕にもなります。




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 脚に変形した合体形態。合体形態であるネクサス・マキシマスの脚になります。
 変形手順は腕の合体形態から武器のクリアーグレーのパーツを動かすだけで、この形態になります。なお、この形態で左右どちらの脚にもなります。




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 スカイフォール、ランドクエイクと。ブレイクアウェイのカラーリングはスカイフォールやランドクエイクと似たものになっていますが、クリアーグレーが使用されているのが大きな違いです。
 ブレイクアウェイが住んでいた異世界は、ボットコン2012(BOTCON2012)の限定コミック「インベイジョン(INVASION)」の舞台にもなった、「クラシックス(CLASSICS)」の世界です。ブレイクアウェイは彼ら2人と共に、次の異世界へ旅立ちます。




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 付属のカード。サイズは縦約5.6cm×横約8.8cmです。
 表面はTCCのロゴとブレイクアウェイのイラストが立体的に見えるよう加工がされており、中央付近にはTCCの代表であるブライアン・サベージ(Brian Savage)のサインと、英語で「これは、このカードの最初の所持人が2007年4月の時点で有効な会員である事を証明すると共に、会員の権利と特権を全て得ている事も証明する物である。」というメッセージが書かれています。
 裏面にはブレイクアウェイのキャラクターバイオが書かれています。訳文は以下の通り(一部に意訳を含みます)。本文の殆どが、彼自身も忘れてしまっていた過去について書かれています。また、彼がクラシックス世界の地球で蓄えていたラリファイド・エネルゴン(濃縮エネルゴン)は、後にこれをめぐってクラシックス世界のオートボットとディセプティコンが争う事になります。

ブレイクアウェイ
役割:管理人
専門:形而上学、治癒、人工知能
武装:エネルゴン・プラズマ・ウェポン×2、空対空ミサイル
固有の特性:精製されていないエネルゴンを、致命傷を瞬時に癒す目的で使う事が出来る。

 ブレイクアウェイの記憶は、明け方の東の地平線のようなものである。彼が過去を振り返っても、光と、暖かさと、影に囲まれた記憶しか見えない。
 ブレイクアウェイは「サイバトロン星」という言葉を、彼が過去を振り返った時に見る「暖かさ」と「平和」を連想する単語としてしか覚えていない。彼自身の本当の人生について詳細に知るものは、彼が眠っていた何世紀もの間、神聖なエネルゴンのプールによって限りなく囲まれていたのである。

 ブレイクアウェイが地球に到着した時、そこはまだ不毛の世界だった。
 20マイル(約3200m)の高さの火山からはアンモニアの雲が沸き出ており、そして果て無きマグマの海が広がる地表は、惑星形成の混沌としたエネルギーと共に跳ねてうねっていたのである。
 彼は、トランスフォーマーの生命を構築する源となる最も希少かつ貴重なエネルギーを、銀河を、次元をまたいで送り続けていたのだ。ブレイクアウェイはあらゆる不測の事態からそれを守っており、プライマスが彼を呼ぶまで故郷に帰らなかったのである。

 プライマスの呼び声は今まさに来ているが、彼の任務はまだ終わっていない。
 ブレイクアウェイがどこへ行こうと、彼自身が蓄えたラリファイド・エネルゴン(濃縮エネルゴン)が彼の任務となるからだ。彼はこの事を知っており、また、彼はラリファイド・エネルゴンが保護されていない状態で自分が離れる事は非常に重大な事であるという事も知っている。この為、ブレイクアウェイは何故自分が永きにわたりラリファイド・エネルゴンの守護者として選ばれていたのか、正確に思い出せずにいたのである。

(座右の銘)「生命には固有の目的が有る。その幸福は私のものとなっている。」






 以上、TCC限定ブレイクアウェイでした。

 このトイは合体が前提に有るとはいえ、ビークル⇔ロボットの変形機構は比較的分かり易く、また、ロボットモードは可動を妨げるパーツが存在しないお陰でガシガシ動かせます。合体形態時以外では余剰パーツが発生してしまうのが残念なところではありますが、合体形態時に使用するパーツを銃に取り付けたままブレイクアウェイに持たせる事も可能なので、この難点はそれで一応解決出来ます。
 このトイは単体でも十分遊べるトイではあるもののクリアーレッドの耐久性が低いので、単体でガシガシ遊びたい方は同型の他のトイを購入する事をオススメします。