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 10月20日より全国の上映館で公開されている、奈々さんが「凍鶴(いてづる)」役で出演されている映画「伏 鉄砲娘の捕物帳」を、今日観てきました!イクジカンガナカナカトレナカッタノヨ(;´∀`)
 管理人が行ったのは池袋に有る「シネ・リーブル池袋」。この映画館は「魔法少女リリカルなのは」シリーズの映画を毎回上映している事でもお馴染みなのですが、今回行ってみたら、館内はこの作品の宣伝看板等や展示が多数有りました。そして、管理人が到着した時には、チケット販売所は「劇場版 魔法少女まどか☆マギカ」のチケットを買おうとしている(と思われる)人達で行列が出来てました(笑)。
 管理人は、映画を観に行くと売店でパンフレットを買う事が多いのですが、売店ではこの映画のパンフレットは販売されていませんでした。しかしそこで、先行販売されていたグラフィグの「信乃」を偶然発見したので、代わりに買ってきてしまいました(笑)。後で知ったのですが、このグラフィグは来年1月に発売予定との事で、上映館ではそれに先行して販売されたようです。当ブログでは一般販売が開始される前にレビュー出来ればと思ってます。

関連リンク:
 ・伏 鉄砲娘の捕物帳(公式サイト)
 ・大人スイッチオンっ!(水樹奈々公式ブログ、2012年8月17日付)

※以下は作品のネタバレを含みます。


 始めに、作品のあらすじから。
 時代は江戸時代後期、徳川幕府は13代将軍家定の時代。陸奥国の山奥で猟をして暮らす主人公の少女・浜路(CV:寿美菜子)は、祖父が亡くなった事を知った兄・道節(CV:小西克幸)から、道節が暮らす江戸で一緒に暮らす事を薦める手紙を貰い、兄と一緒に暮らす為に江戸に向かいます。その道中で謎の青年・信乃(CV:宮野真守)と偶然出逢い、江戸に詳しくないだけでなく文字も読めない浜路は、信乃に導かれて道節の住む長屋に辿り着き、道節ははるばるやって来た浜路を歓迎します。しかし江戸では、人に化けて暮らし、人の生珠(いきだま)を喰らう妖怪「伏」による事件が相次いでおり、道節は幕府から懸賞金が懸かっている伏を狩って自らが目指す仕官のチャンスとする為に、浜路と協力して伏狩りを始めます。
 冒頭で、作品の根幹を成すものは「因果」である事が語られており、この作品の時代よりも昔に起こった「因(始まり)」について、この作品の終盤で「果(終わり)」を迎える為の決着が付けられる事になります。また、原作の副題に「贋作 里見八犬伝」と有る通り、この作品はあの「南総里見八犬伝(以下「八犬伝」)」がモチーフとなっており、本作の登場人物の多くが南総里見八犬伝の登場人物と同じ名前を持っています。

 作品についての感想。ちなみに、原作は未読です。
 前述の通り、この作品のモチーフは八犬伝ですが、本作での八犬伝における「犬士」に似た設定を持つキャラクターは「伏」で、彼らは狩られる側のキャラクターとなっており、八犬伝とは立場が逆転しています。本作の開始時点で、8人いた伏のうち6人は既に殺されてしまっており、残っていた2人の伏はただ狩られるだけのキャラクターとしてではなく、それぞれに人間と変わらない背景が有る事が描かれていました。とりわけ、奈々さんが演じた凍鶴については、隠されていた事情が彼女の死後に明かされており、また、凍鶴が息子・親兵衛に宛てて書き浜路に託した「行き場の無い手紙」の内容が明かされるシーンは、個人的に涙無しでは見られないものになっていました。
 最後は一応のハッピーエンドとなりますが、終盤で浜路が急激に女らしくなっていったのに少し違和感を覚えたものの、可愛くなって良かったと思います(笑)。

 奈々さんについて。
 奈々さんが本作で演じている「凍鶴」は、吉原の花魁で、浜路が最初に発見する伏でもあります。多数のアニメ作品で様々なキャラクターを演じてきた奈々さんですが、花魁の役、は管理人が記憶している限りでは初めて演じたのではないかと思います。登場してからすぐに浜路と道節に追われた末に狩られてしまう為に出番は少なく、普通に喋る台詞もそれほど多くはないのですが、奈々さんは花魁らしい台詞回しで演じていました。また、凍鶴が親兵衛に宛てた「行き場の無い手紙」や信乃しか知らなかった彼女の素性は、物語後半のキーとなる要素で、物語上重要な人物でもありました。

 この作品は寿美菜子さんや宮野真守さん以外にも、小西克幸さんや坂本真綾さん等、人気の声優さんが多数出演されています。
 その中で、とりわけ管理人が奈々さん以外で個人的に最も気になったのは神谷浩史さん(馬加役)でした。神谷さんは「機動戦士ガンダムAGE」ではゼハート・ガレット役、「劇場版BLOOD-C The Last Dark」では殯蔵人役を演じており、個人的にクールなキャラクターや二枚目なキャラクターばかり演じているイメージが強かったのですが、本作では「三ピン侍」の設定の通り、ならず者な感じのキャラクターを演じており、ファンの方は神谷さんが演じるキャラクターとしては新しいジャンルのものが観れたのではないかと思います。


 感想等は以上です。
 本作では、嫌悪感が生じるようなグロと言うほどではないものの、犬(伏)の首が晒されているシーンや人が体を貫かれるシーンが描かれています。また、日本史や八犬伝に関する知識も(齧る程度で済むとはいえ)要求される作品なので、それらの点を考慮すると、この作品は楽しく観れる人を選んでしまうのではないかと思います。ただ、それらが大丈夫な人なら楽しく観れるのではないかと思います。
 奈々さんの出番は上映時間と比べるとそれほど多くはありませんが、凍鶴は奈々さんが演じるキャラクターとしては新しいジャンルに入ると思うので、その意味では貴重だと思います。





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