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 今回のリニューアルレビュー記事は、2004年の年末に初の復刻を果たした、復刻版の「プレダキング」です。
 プレダキングがまだ復刻されていなかった頃、中古玩具点でのプレダキングは人気の為か非常に高い販売価格で、状態の良いものならば10万円を超える物も存在しました。そんな状況だった為、当時プレダキングやアニマトロンを入手したかった人達にとっては、この復刻は非常に嬉しかったのではないかと思います。
 2010年には「プレダキング 2010エディション」という、このトイの仕様を一部変更したものが販売されました。この時、プレダキングは2度目の復刻となりましたが、タカラトミーが販売する初の復刻版プレダキングにもなりました。

関連記事:「ガオガイガー&ゴルディーマーグ 最強勇者王セット」レビュー(再掲載版)(2012年6月22日更新)

※本レビュー記事は、2005年4月21日に旧ホームページに掲載したレビューに一部加筆・修正等を加え再掲載したものです。


※画像をクリックすると元のサイズで表示されます。

■キャラクター設定
 「プレダキング」は、「戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー2010」に登場したキャラクターです。
 アニマトロン部隊に所属する、動物に変形する5体のデストロン兵士が合体してプレダキングとなります。ロボットでありながら、野獣の本能に突き動かされているというキャラクター設定が特徴的です。

■トイ概要
 このトイの復刻元となったトイは日米共に1986年に、日本ではタカラ、アメリカではハズブロ(HASBRO)より発売されました。しかしながら、「プレダキング」として5体セットで販売されたのは日本だけで、アメリカでは5体セットでの販売はされませんでした。セット版のプレダキングの当時の小売価格は11,000円で、当時のトランスフォーマートイの中では最も高い価格でした。
 この「復刻版」は2004年12月にタカラより発売されました。このトイは5体各々のパーツの一部がダイキャスト製になっています。これは、アメリカの初回版の仕様に準じたもので、1986年に日本で販売された物には無かった仕様です。




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 パッケージアート(表)。箱のサイズは縦29cm×横45cm×奥行11cmです。
 この面の仕様は、上部に生誕20周年記念マークと復刻版の表記が有る事以外は、1986年当時に発売された物とほぼ同じです。




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 パッケージアート(裏)。これも基本的に1986年当時に発売された物と同じですが、赤いシートで見るテックスペックが無くなっており、代わって、近年の製造物責任法(PL法)に基づいて、材質等の説明が記載されています。
 画像にはありませんが、内箱は1986年当時に発売された物が発泡スチロールだったのに対し、復刻版はブリスターになっています。




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 パッケージの上部分には、1986年当時に発売された物と同様に取っ手が付いています。これはこのトイが当時としては最大級のサイズだった為に付けられたものと思われます。




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 ライオンに変形するアニマトロンのリーダー・レーザークロー。
 腰の部分がダイキャストパーツになっています。




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 「ガオガイガー&ゴルディーマーグ 最強勇者王セット」のギャレオンと。
 メカライオンという点では共通しています(笑)。




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 ラムページは、タイガーに変形します。
 変形機構はレーザークローに似ています。レーザークローと同様に、腰の部分がダイキャストパーツになっています。




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 ダイムボムは、イーグルに変形します。ちなみに海外名は「ダイブボム(DIVEBOMB)」で、日本名は微妙に異なっています。
 ダイムボムも、腰がダイキャストパーツです。




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 タントラムは、バッファローに変形します。
 前に紹介した3体とは異なり、アニマルモード時の4本の脚の付け根の辺りに有るオレンジのパーツがダイキャスト製になっています。




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 ヘッドストロングは、サイに変形します。
 背中部分がダイキャストパーツになっています。





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 5体を並べた写真。
 合体機構は「メナゾール」や「ブルーティカス」等の「スクランブル合体」するトイに似ているにもかかわらず、分離時には5体ともほぼ同じサイズになるのが、アニマトロンの特徴の一つです。




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 付属の武器類。左からタントラム、ラムページ、レーザークロー、ダイムボム、ヘッドストロングの武器です。
 各々の武器は似通っている部分が多い為、間違えないよう注意する必要が有ります。




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 5体それぞれの合体形態。
 レーザークローを中心に、ラムページが右腕、ダイムボムが左腕と翼、タントラムが右脚、ヘッドストロングが左脚になります。




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 5体のアニマトロンが合体して「プレダキング」となります。
 レーザークローと両脚の接続はツメで留める為に、膝部分のジョイントの保持力は高いです。ダイキャストを使用している為、見た目以上の重量が有ります。




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 プレダキング頭部。
 口部分は、口なのかマスクなのか分かりにくい造形となっています。




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 プレダキングの武器。
 どちらもレーザークローの物を使用しますが、銃は変形させます。




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 TVアニメで登場した姿と同じように合体したプレダキング。
 両腕・両脚がそれぞれ逆になっています。銃が右腕になる点は、銃をメインに戦うトランスフォーマーらしいと思います。




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 「ガオガイガー&ゴルディーマーグ 最強勇者王セット」のガオガイガーと。
 プレダキングもガオガイガーも、ライオンの頭が胸になる点が特徴的です。




 以上、復刻版プレダキングでした。

 プレダキングは今から約1~2年前に、秋葉原の某店でショーケースに入っている物を見て、その販売価格で驚いた事をよく覚えています。その販売されていた物が完品かどうかは覚えていないのですが、ボックス付きの物でおよそ100,000円、ボックス無しの物でもおよそ45,000円で、非常に高い価格で販売されていました。今回の復刻は、プレダキングが欲しくても変えなかった人にとっては、非常に嬉しい復刻だったのではないかと思います。
 トイの合体機構はスクランブル合体の応用とも言えるもので、5体のアニマトロンがそれぞれ胴体、両腕、両脚に変形して合体するものとなっています。その一方で、分離時の5体のサイズもほぼ完全に統一されており、当時としてはこれだけでも秀逸なギミックだったのではないかと思います。今回の復刻版では各所にダイキャストパーツが使用されていますが、これが合体時にはかなりの重量感を出しています。
 合体時の可動範囲はあまり広くないですが、変形と合体だけでも十分楽しめるトイになっているのではないかと思います。