hggs36-004.jpg

 今回のリニューアルレビュー記事は、HG(ハイグレード)版の「デスティニーガンダム」です。
 「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」は、本放送時に毎週欠かさず観ていました。当時は既に旧ホームページをオープンしていたので、旧ブログで少し話題にした事も有ったのですが、物語の展開だけでなくネット上の反応も楽しみにしていた記憶が有ります。
 このデスティニーガンダムはそのコンセプトから、皮肉を込めて「僕の考えた最強のガンダム」と言われたりする事も有るのですが、個人的にはこういった強力武装全部乗せな機体は、結構好きだったりします(笑)。
 先頃「機動戦士ガンダムSEED HDリマスター」の最終回が放送された際、「~DESTINY」のHDリマスター化が決定したとの発表が有りました。全体的なストーリーの流れは変更されないと思いますが、映像面や細かい部分がどのように変わるのかが気になるので、放送が開始されたらチェックしようと思ってます。

※本レビュー記事は、2007年2月16日に旧ホームページに掲載したレビューに一部加筆・修正等を加え再掲載したものです。


※画像をクリックすると元のサイズで表示されます。
※画像のキットは、素組みした物に細かい塗装とスミ入れを施したものです。実際の商品とは仕様が異なります。


■作品概要 ~機動戦士ガンダムSEED DESTINYとは~
 「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」は、2004年10月から2005年10月までTBS系列にて放送された、「機動戦士ガンダムSEED」の続編に当たる作品です。当初は、戦争で家族を失った怒りと悲しみからザフト(Z.A.F.T.)の軍人となった「シン・アスカ」を主人公として展開しましたが、物語中盤から、前作の主人公「キラ・ヤマト」と「アスラン・ザラ」の2人を主人公に加えた3軸の物語として展開しました。

■キット概要
 このキットは、2005年11月にバンダイより「HG GUNDAM SEED(ハイグレード・ガンダムシード)」シリーズの1体として発売されました。先行して発売された「1/100デスティニーガンダム」に、アクション面・ディスプレイ面の両面において改良を加えた上で、1/144スケールへのダウンサイズを図っています。




hggs36-001.jpg

 パッケージアート。箱のサイズは縦19cm×横31cm×奥行8cmで、標準的な1/144HGシリーズのサイズです。
 デスティニーガンダムの後ろには、僚機の「レジェンドガンダム」の後姿が有ります。




hggs36-002.jpg hggs36-003.jpg

 本体。全高は約13.5cmあります。
 「とにかく最強」をコンセプトにデザインされたとの事で、ビームライフルやシールド等の基本的な装備に加え、巨大な剣、ランチャー、翼も装備しており、外見の点から見ても、あらゆる戦況に対応可能になっています。




hggs36-004.jpg

 頭部。主人公MSとしては珍しい、非RX-78型(中央に2本のモールドが無い)のフェイスデザインになっています。
 頭部の両側部には、劇中未使用の機関砲「MMI-GAU26 17.5mmCIWS」が装備されています。




hggs36-005.jpg hggs36-006.jpg
hggs36-007.jpg

 「MA-BAR73/S 高エネルギービームライフル」は、デスティニーガンダム専用のビームライフルです。
 使用しない場合には、腰部にマウントする事が出来ます。




hggs36-008.jpg hggs36-009.jpg
hggs36-010.jpg

 対ビームシールド。
 サイズは比較的小さく、使用時には展開して使用します。




hggs36-011.jpg

 「MX2351 ソリドゥス フルゴール ビームシールド」。シールドを装備しているにもかかわらず、ビームシールドも装備されています。
 このビームシールドは、手の甲に装備されている発生装置から展開されます。両手の甲に装備されていますが、付属している展開状態のシールドは1つのみです。




hggs36-012.jpg hggs36-013.jpg

 「RQM60F フラッシュエッジ2ビームブーメラン」は、「ソードインパルスガンダム」に装備されていた「フラッシュエッジ」の発展型です。
 ビームブーメランとしての使用する他、ビームサーベルとしても使用出来ます。




hggs36-014.jpg hggs36-015.jpg

 「M2000GX 高エネルギー長射程ビーム砲」は、背部左ウェポンラックに装備されており、非使用時には折り畳まれています。
 使用時には腋の下からせり出し、横に付いているグリップを持つ形になります。基部の可動範囲が狭い為、展開時に取れるポーズは限られてしまいます。




hggs36-016.jpg hggs36-017.jpg

 「MMI-714 アロンダイトビームソード」。戦艦をも切り裂ける程の長い刃渡りを持っている「対艦刀」で、「ガンダムSEED」シリーズを代表する武装の一つです。
 背部右ウェポンラックに装備されており、非使用時には折り畳まれています。刃の部分は後述の「光の翼」のビーム部分と同じランナーで成型されている為、ラメが入っています。




hggs36-018.jpg hggs36-019.jpg

 MG(マスターグレード)版の「ゴッドガンダム」に採用されて以来、アクション重視型のMGのガンプラには肩関節の引き出し機構が内蔵されていますが、このプラモはHGであるにもかかわらず肩関節の引き出し機構が内蔵されています。これにより「MMI-714 アロンダイトビームソード」を両手持ちする事ができます。
 接続部分はボールジョイントを使用している為、取れるポーズのバリエーションは様々です。




hggs36-020.jpg hggs36-021.jpg

 このキットには、通常の握り拳と武器を持たせる為の握り拳の他に、表情の付いた平手も付属しています。
 基本的には、デスティニーガンダムの掌に装備された「MMI-X340 パルマフィオキーナ掌部ビーム砲」を使用しているポーズを取る為に使用しますが、使い方次第では他のポーズのバリエーションを増やすのに役立ちます。




hggs36-022.jpg hggs36-023.jpg

 「光の翼」は、機動性を向上させる点においては「V2ガンダム」に装備されている物と同じですが、この光の翼には武器としての運用方法が無い点が異なっています。
 設定では、ミラージュコロイドを散布する事により残像を発生させる装置とされているので、機動性向上と撹乱を目的とした装備となっているようです。
 このキットには、専用のエフェクトパーツが付属しており、劇中で使用している時の姿を再現する事が出来ます。




hggs36-024.jpg hggs36-025.jpg

 このキットには、飛行ポーズを再現する為の台座も付属しています。
 1つの台座に最大2体まで飾る事が出来るので、アーム先端のピンに接続出来るプラモをもう1体買う事で、2体が対決もしくは共闘するシーンを作る事が出来ます。




hggs36-026.jpg
「アンタって人はぁー!!」

 本体の可動範囲が広い事に加えて飛行状態を再現可能な台座も付属している為、劇中のポーズを比較的簡単に再現出来ます。




 以上、HG版デスティニーガンダムでした。

 劇中では最後まで不遇な扱いだったデスティニーガンダムですが、プラモは小サイズながらも非常に良い出来になっています。肩関節の引き出し機構に加えて付属品も充実しており、単体でもアクションフィギュアとしては十分楽しめます。
 少し不満が残るのがバックパックで、ビーム砲展開時に取れるアクションがかなり限られるのに加えてウェポンラックと翼は干渉し合う為、十分なアクションが取れなくなっています。
 同シリーズの「ストライクフリーダムガンダム」「インフィニットジャスティスガンダム」「レジェンドガンダム」を揃えれば、劇中の様々な対決・共闘シーンを再現する事も可能です。