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 奈々さんの話題とリニューアルレビュー記事の連続で話題にしそびれてたのですが(笑)、先日、タカラトミーから「中間株主通信」が届きました。
 「株主通信」とは、タカラトミーが株主に対して、金融機関に提出する事で配当金を受け取れる「配当金受取領収証」と一緒に送っている小冊子(年2回配布)で、直近の事業報告等が書かれている他、自社商品の紹介記事も掲載されています。
 その中に書かれていた事業報告等について全て書いてるとキリが無いのでトランスフォーマー関連の話題に絞って書くと、今年は日本とアジアでの営業利益が昨年より少なく、これが「ベイブレード」や「デュエルマスターズ」と並んで、売上高の大きなマイナス要因となっているようです。ここで注意しなければいけないのは、トランスフォーマーとベイブレードが「対前年比でマイナス」となっている点です。トランスフォーマーは昨年、実写映画「ダークサイド・ムーン」が公開された事で大きな話題になり、またベイブレードも昨年はヒットしたとの事で、この2つのシリーズについては前年のヒットからの「反動減」とされています。ベイブレードについては守備範囲外なので何とも言えませんが、トランスフォーマーについては、「現在展開中のシリーズの売上が不振」ではなく、「昨年は『ダークサイド・ムーン』関連商品のヒットで例年よりも高い売上高となったが、今年はそれに比べると売上高が少ない」と考えるのが適切なようです。これはハリウッド映画が関連商品の売上に大きなプラス効果をもたらす事の証左と言えるでしょう。
 マイナス要因になっているシリーズが有る一方で、定番商品の「トミカ」「プラレール」の売上は堅調との事です。また、今夏より展開を開始した「バトロボーグ20」や「ポケモントレッタ」、そして今年の株主優待品にも入った「プリティーリズム」は好調との事で、これらの事も有ってか、タカラトミーは9月に大幅な下方修正をした第2四半期の業績予想を、11月に急遽上方修正しました。
 いよいよクリスマス商戦の時期なので、ここでタカラトミーの商品がどれだけ売れるかで、来年の株主総会での報告内容が大きく変わるのではないかと思います。

 さて、小難しい話をしたところで(笑)、ここから本題。
 今回のレビューは今月15日に発売された、「AM-15 レオプライム」を紹介します。海外版とはカラーリングもキャラクター設定も全く違うのですが、このトイのキャラクター設定は、懐かしい「あの総司令官」を思わせるものになっていた為、発売を楽しみに待っていました!

関連記事:「AM-19 ガイアユニクロン」レビュー(2012年11月13日更新)


※画像をクリックすると元のサイズで表示されます。
※写真に写っている、エルピー以外のアームズマイクロンは全て別売です。


■キャラクター設定
 「レオプライム」は、TVアニメ「超ロボット生命体 トランスフォーマープライム」のキャラクターですが、TVアニメには登場しない、玩具オリジナルのキャラクターです。
 キャラクター設定は「ユニクロンの復活を察知して遠い次元からやって来たトランスフォーマーの長老」という設定で、元の世界では「グレートライオコンボイ」という名で知られた偉大な上級司令官とされています。

■関連キャラクター:ライオコンボイについて
 「ライオコンボイ」は、1998年4月~1999年1月に放送されたTVアニメ「ビーストウォーズⅡ(セカンド)超生命体トランスフォーマー」と、その続編作品で1999年2月~9月に放送されたTVアニメ「ビーストウォーズネオ 超生命体トランスフォーマー」に登場したキャラクターです。
 「ビーストウォーズⅡ」では、正義の軍団・サイバトロンの総司令官として登場し、仲間達と共に、「アンゴルモアエネルギー」を悪用して宇宙制服を企む「ガルバトロン」が率いる悪の軍団・デストロンと、「惑星ガイア」を舞台に激しい戦いを繰り広げました。続く「ビーストウォーズネオ」では、物語終盤で「ビッグコンボイ」達と共に、復活した「ユニクロン」を倒す為に活躍しました。ユニクロンとの決戦が終わった後、トランスフォーマーの神である「ベクターシグマ」から上級司令官である「グレートコンボイ」になるよう命じられ、それを引き受けました。

■トイ概要
 このトイは、2012年12月15日にタカラトミーより、メーカー希望小売価格4,200円(税込)で発売されました。
 海外で「THUNDERTRON(サンダートロン、以下カナ表記)」として発売されたトイをベースに、本体色をライオコンボイ風のカラーリングに変更すると共に、キャラクター設定もサンダートロンとは全く異なる別人に変更されています。日本版独自の要素である「アームズマイクロン」にも対応しており、アームズマイクロン「エルピー」が付属しています。




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 パッケージ表面。ボックスのサイズは縦約23cm×横約20cm×奥行約10cmで、同じ価格帯のアームズマイクロンシリーズ(以下「AMシリーズ」)のトイのパッケージと同じサイズです。
 正面は殆どがウィンドウになっていて中身が見える他、ウィンドウ枠の部分にはアームズマイクロンが付属している事も書かれています。また、このトイの変形の複雑さを示す「テクニカルレベル」は「4」となっています。
 レオプライムの役職に記載されている組織「マキシマル」は、「ビーストウォーズ」シリーズが日本で展開された際には「サイバトロン」という軍団名になっていました。ライオコンボイもマキシマルの所属であった為、カラーリングやビーストモードに加えてこの点も、レオプライムがライオコンボイと同一人物である事を匂わせる要素になっています。




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 パッケージ裏面。レオプライムのキャラクター設定やアームズマイクロンの紹介の他に、他のAMシリーズに付属するアームズマイクロンと組み合わせた遊び方も紹介されています。
 大きな写真で紹介されているレオプライムは「アームズアップレオプライム(レオニドモード)」と紹介されており、本トイに付属する「エルピー」と「ソウ(「AM-17 オートボットスワーブ」に付属)」「エスツー(「AM-26 スモークスクリーン」に付属)」を組み合わせたスーパーコンボウェポン「レオニドトンファー」を左手に持っています。「レオニド(Leonid)」は「獅子座流星群」を意味する英語で、その名を冠するレオニドトンファーは流星群のような乱れうちが可能なトンファーとされています。




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 パッケージを斜め上から見た写真。上部の角の片方は切り取られたような形状になっています。
 このトイのパッケージのデザインは全て日本版独自のものですが、形状は海外版のパッケージに近いものになっています。
 両側面の下部には、レオプライムとエルピーのテクニカルデータが掲載されています。レオプライムのテクニカルデータはHP4000、SP2000、AP1900で、体力等8項目のスペックは、火力(9)を除く全てが最高値の「10」となっています。この能力値は、本トイ発売時点では「AM-19 ガイアユニクロン」に次いで2番目に高い能力値です。




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 ビーストモード。ライオンに変形します。AMシリーズにおいて、ディセプティコン側のアームズマイクロン以外でビーストモードに変形するトイは、このレオプライムが初となります。
 カラーリングはライオコンボイのビーストモードに似たカラーリングになっていますが、ライオコンボイのビーストモードに比べるとレッドの割合が高い点と、デザインにメカ的な要素が含まれている点が大きな違いです。




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 シールを貼付する前の状態の写真。シール貼付が必要な箇所は主に頭部周辺で、それ以外の箇所では腰部にオートボットのエンブレムのシールを貼付します。




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 ビーストモード頭部。ライオコンボイのビーストモードはゴールドのたてがみが特徴的でしたが、レオプライムの配色は、それとはやや異なるものになっています。口は開いた状態で造られており、開閉は出来ません。




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 ビーストモードの可動は、主に後脚が大きく可動します。前脚も一応可動しますが、可動範囲は非常に狭い為、ほぼ固定に近いものになっています。




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 ロボットモード前面。頭頂高は約17cm、全高は約18cmあります。
 ライオコンボイはロボットモード時にライオン頭部が右肩になりましたが、このトイでは胸部になります。
 海外で販売された「サンダートロン」は、ブルーとホワイトをメインにしたカラーリングでしたが、このトイはホワイト、レッド、ダークグレーをメインにした、ライオコンボイ風のカラーリングとなっています。




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 ロボットモード後ろ。
 「サンダートロン」のキャラクター設定は「宇宙海賊」のような設定となっている為、このロボットモードのデザインは、フィクション作品に登場する海賊船の船長を基にしたと思われるものになっています。




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 ロボットモード時の、シールを貼付する前の状態の写真。
 腕や脚にシールを貼付する箇所は無く、シール貼付箇所の殆どは胸部のライオン頭部に集中しています。




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 付属のシールはメタリックシールです。
 レオプライム本体に貼付するものが8点、アームズマイクロンに貼付するものが6点有ります。番号の振られていないエンブレムのシールが2点有りますが、これはユーザーが好きな場所に貼付出来るものになっています。




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 前述のユーザーが好きな場所に貼付出来るエンブレムシールには、マキシマルのエンブレムがデザインされています。
 ライオコンボイはマキシマル所属のキャラクターなので、11番と12番のオートボットのエンブレムのシールの代わりにこのシールを貼るのも良いと思います。




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 ロボットモード頭部。
 形状はサンダートロンと同一ですが、カラーリングが大きく異なっています。この頭部もフィクション作品に登場する海賊船の船長を基にしたと思われるデザインになっており、海賊帽を思わせる額のデザインと、口元のヒゲのようなものが特徴的です。
 レオプライムには「トランスフォーマーの長老」という設定が有り、それがこの頭部デザインに説得力を持たせています。




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 頭頂部にはクリアーオレンジで成型された部分が有ります。これは近年のトランスフォーマートイではお馴染みの集光装置で、ここに光を当てる事で、目を発光させる事が出来ます。




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 ロボットモードの可動は首、肩、肘、二の腕、股関節、太モモ、膝、足首が可動する、近年のトランスフォーマートイではお馴染みのフリーポーザブル仕様です。
 両横のスカートアーマーはボールジョイントで可動する為、脚の可動を妨げません。また肩アーマーも肩の可動を妨げないよう、肩から若干離れています。
 足首の可動は後述のクロー装備ギミックの関係により、左右の可動範囲が大きく異なっています。この為、素立ちポーズを取った際には左右で異なる接地状態になってしまいます。




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 右足は取り外して変形させる事で、武器(クロー)になります。この武器は5mm径のピンを使用して左右の前腕に有る穴に取り付ける事が可能ですが、手に持たせる事も可能です。
 足を取り外した右脚は、海賊の義足を思わせる形状になります。




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 説明書には記載されていない遊び方ですが、肩アーマーをビーストモード時の状態である前足に変形させると、隠し武器(隠し腕)のような状態に出来ます。
 ライオコンボイのビーストモードの前足の裏には、近接戦闘における主力武器となった「ライオンクロー」が内蔵されていました。「ビーストウォーズⅡ」最終話では「ガルバトロン」に止めを刺したこの武器が、ライオコンボイがグレートコンボイになった際に形を変えたものと考えると、楽しいのではないかと思います。




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 付属のアームズマイクロン「エルピー」は組み立て式キットで、開封時にはランナーの状態で入っています。
 全てのパーツが成型色のままで、塗装されている部分は有りません。中央に有るアームズマイクロン共通のパーツである「エネルゴンクリスタル」は、本体とは別の成型色で成型されたものがランナー中央に取り付けられています。




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 アームズマイクロン「エルピー」。レオプライムのパートナーのアームズマイクロンです。ランナーからパーツを切り取って組み立て、シールを貼付する事でこの形になります。
 名前は、レオプライムのアルファベット表記(LEO PRIME)の頭文字2文字に由来しているようです。
 全体のデザインは、「ビーストウォーズⅡ」に登場した惑星ガイアの監視員「ムーン」のロボットモードに似ています。




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 エルピーのバストアップ。パーツには塗装がされていない為、頭部のカラーリングは成型色1色のみとなっています。
 頭部の形状も、「ムーン」のロボットモードの形状に似たものになっています。




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 エルピーの可動範囲は、腕を横に広げられる他、脚と腰は前後に可動します。
 この可動範囲は全て、変形機構の関係によるものです。




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 エルピーとレオプライム。
 エルピーの尻部分には5mm径のピンが有り、これをレオプライムの前腕の穴に差し込めば、写真のようにエルピーをレオプライムの腕に座らせているような状態に出来ます。




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 エルピー・ウェポンモード。エンシェント・ソード(太古の剣)に変形します。
 パッケージ裏面に記載されている「プロフィール」によれば、この武器はレオプライムの「エネルゴンマトリクス」の力を引き出すことが出来る武器だそうです。
 「エネルゴンマトリクス」は、「ビーストウォーズⅡ」と「ビーストウォーズネオ」で登場したサイバトロン総司令官の証で、マキシマルの叡智と強力なエネルギーを蓄えており、劇中では度々重要な役割を果たしていました。ライオコンボイは左胸にエネルゴンマトリクスを内蔵していました。




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 刀身の先端部分近くには、「エネルゴンクリスタル」が有ります。
 取扱説明書に記載されている設定によれば、「地球上に存在するエネルゴンが、地球に現れたトランスフォーマーに反応。彼らの武器に宿ることで、アームズマイクロンとして進化した。」との事で、アームズマイクロンの核と言える部分になっているようです。
 エネルゴンクリスタルの形状や色は、アームズマイクロン毎に異なるものになっています。エルピーのエネルゴンクリスタルは六角形のクリアーブラックで、六角形はAP(アタックポイント)クリスタルを表わし、クリアーブラックは「マグネ」の属性を表わしています。
 アームズマイクロンは複数個をリンク(合体)させる事でより大きな武器になりますが、下記の組み合わせによって、より強力な威力を発揮する設定が有ります。

 ・APクリスタル、SP(スピードポイント)クリスタル、HP(ヒットポイント)クリスタルを揃える … 「コンボウェポン」が完成
 ・コンボウェポンの組み合わせに加えて、エネルゴンクリスタルの色(属性)も揃える … 「スーパーコンボウェポン」が完成

 パッケージ裏面で紹介されている「レオニドトンファー」は、「マグネ」の属性を持つ3種のエネルゴンクリスタルが揃った、スーパーコンボウェポンです。




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 エルピーをレオプライムに装備(アームズアップ)した状態。
 5mm径のピンを手首に持たせる形の、最も基本的なアームズアップです。説明書には、ロボットモード時のアームズアップはこの方法で行うよう記載されています。




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 エルピーの側部に有る5mm径のピンを使用すれば、前腕にアームズアップさせる事も可能です。




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 エルピーをアームズアップした状態でのアクションポーズの一例。
 可動範囲の広さを利用して剣を振り下ろすポーズが出来るだけでなく、その他にも様々なポーズを取る事が出来ます。




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 エルピーは、ビーストモード時にもアームズアップが出来ます。
 説明書に記載されているアームズアップの方法は、写真のように刃を水平にしてアームズアップする、少し変わったものになっています。




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 説明書には記載されていないアームズアップの方法ですが、反対側の5mm径のピンを使えば、刃を反対向きにしたアームズアップも可能です。




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 ウェポンモードのエルピーには、赤い円で囲んだ3ヶ所のピンと、青い円で囲んだ2ヶ所のピン受け穴が有ります。
 これらを使って、アームズアップの他に別売のアームズマイクロンとリンク(合体)させる事も出来ます。




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 AMシリーズのトイの共通した特徴として、トイ本体の各所に多数のピン受け穴が有る事が挙げられます。
 このピン受け穴はアームズマイクロンをアームズアップさせる為のものですが、アームズマイクロンのピンは近年のトランスフォーマートイの武器のピンでは定番の5mm径のピンの為、アームズマイクロン以外の武器の取り付けも可能です。
 このトイのビーストモードに有るピン受け穴は背中と左右の脚の計3ヶ所で、AMシリーズとしては少ない部類の数です。




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 ビーストモード時のアームズアップ例。
 「シャイニングビーツー」をブースターとしてアームズアップし、エルピーと「シャイニングアルエR」を説明書には記載されていない形態に変形させて前脚にアームズアップさせましたが、「ブレードライガー」みたいになってしまいました(笑)。




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 ロボットモード時の場合、ピン受け穴は計4ヶ所有ります。
 ビーストモード時と同様に、これらの箇所にアームズマイクロンをアームズアップする事が出来ます。




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 背部中央にピン受け穴が有る為、ウイングモードの「ハデス(「AM-15 メガトロンダークネス」に付属)」を、そのままアームズアップさせる事が出来ます。




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 エルピーをアームズアップし、右足の武器を装備した状態。
 右足が義足になると接地面積が著しく減ってしまう為、取れるアクションポーズはかなり制限されてしまいます。




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 「AM-19 ガイアユニクロン」と。
 レオプライムはユニクロンの復活を察知して遠い次元からやって来たトランスフォーマーで、ガイアユニクロンとの関連が有るキャラクターです。
 前述の通り、ガイアユニクロンは本記事掲載時点のAMシリーズの中では最も高い能力値を持ち、レオプライムはガイアユニクロンに次いで高い能力値となっています。




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 ガイアユニクロンと対決!
 オプティマスプライムやメガトロンがユニクロン復活を阻止する為に戦っていた裏側で、レオプライムも人知れずガイアユニクロンと戦っていたのかもしれません…。




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 トイに同梱されているチラシの一部。
 このトイに同梱されているチラシには、12月中旬発売の新作を含めたAMシリーズのトイが多数紹介されていますが、その中のレオプライムは「サンダートロン」の商品名で掲載されています。写真や役職はレオプライムのものが掲載されている為、商品名変更の情報伝達に何らかの問題が有ったものと思われます。




 以上、レオプライムでした。

 ビーストモード、ロボットモード共にアームズアップ可能な箇所が少ない為、アームズマイクロンと連動した遊びが少々しづらいのが残念ではありますが、付属武器はエルピーだけでなく右足が変形するクローも有り、単体でも十分なプレイバリューになっていると思います。また、個体差の可能性が有りますが、関節の固さは他のAMシリーズよりも固めになっており、重量の関係で保持がしにくいスーパーコンボウェポンをアームズアップさせ易くなっています。
 ギミックだけでなく設定でも楽しめるのがこのトイの特徴で、レオプライムのキャラクター設定やアームズマイクロンのデザインにはファンサービス的な要素が多分に含まれており、「ビーストウォーズⅡ」や「ビーストウォーズネオ」を観た人にとっては設定やデザインの面だけでも非常に魅力的なトイになっていると思います。奇しくも2011年から2012年にかけて、「ビーストウォーズⅡ」と「ビーストウォーズネオ」がニコニコ動画で配信されただけでなくDVD-BOX化もされた事で、最近になってライオコンボイの活躍を観る機会に恵まれた人も少なくないと思います。元々ライオコンボイとして造られたトイではありませんが、「ビーストウォーズⅡ」や「ビーストウォーズネオ」、そしてライオコンボイが好きな人なら、「グレートコンボイになったライオコンボイ」を想像しながら色々楽しめるのではないかと思います。