
今回のリニューアルレビュー記事は、「トランスフォーマー/リベンジ」のトイの第1弾シリーズの1体である、「RA-03 バンブルビー」です。
「バンブルビー」の名を持つトランスフォーマーの歴史は古く、初出はTVアニメ第1作「戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー」でした(日本名:バンブル)。その後、同名のキャラクターは永らく登場しませんでしたが、実写映画シリーズで同名のキャラクターが登場し、メインキャラクターとして活躍しただけでなくマスコットキャラクター的な役割を果たしました。この実写映画版バンブルビーがその後のシリーズに与えた影響は大きく、「トランスフォーマー アニメイテッド」や「超ロボット生命体 トランスフォーマープライム」では、同名のキャラクターがメインキャラクターの一人として大活躍しました。
バンブルビーは、実写映画シリーズのヒットによってトランスフォーマーの定番キャラクターの一人になったキャラクターと言えると思います。
関連記事:「RD-04 サウンドウェーブ」レビュー(再掲載版)(2013年3月18日更新)
※本レビュー記事は、2009年8月19日に旧ホームページに掲載したレビューに一部加筆・修正等を加え再掲載したものです。
※画像をクリックすると元のサイズで表示されます。
■キャラクター設定
バンブルビー(BUMBLEBEE)は、映画「トランスフォーマー」「トランスフォーマー/リベンジ」に登場したキャラクターです。
「トランスフォーマー/リベンジ」本編では、人間側の主人公、サム・ウィトウィッキーの友人兼ボディーガードとして登場し、サムの進学の関係で一時は突き放されるものの、ほぼ全編を通してサムと共に行動しています。
■トイ概要
このトイは2009年5月30にタカラトミーより、「トランスフォーマー/リベンジ」トイシリーズの第1弾トイの内の1種として発売されました。
トイの仕様は、2007年8月に発売された「MA-10 ニューバンブルビー
」(以下「ニューバンブルビー」)の仕様変更品で、頭部や右腕等の一部パーツを新規のものに変更しています。

パッケージアート(表)。パッケージのサイズは縦約31cm×横約19cm×奥行約7cmで、海外でのこのトイのグレードである「DELUXE CLASS(デラックス・クラス)」のトイとしては標準的な大きさです。
パッケージの全体的な仕様は海外版と同じで、国内版での変更点はブリスターの取り付け方(国内版は付け外しが可能ですが、海外版は台紙にブリスターをそのまま貼り付けただけのものになっています)と、日本語のシールが随所に貼付されている点です。

パッケージアート(裏)。テックスペックや各種ギミックの紹介がされています。

ビークルモード。シボレー・カマロ コンセプトモデルに変形します。
本体のメインカラーは、基になったキャラクターである「ミニボット 情報員 バンブル」と同じイエローです。ニューバンブルビーからは、後述のフロント部の他に、タイヤのホイールも変更されています。

ニューバンブルビーからの変更点の一つとして、フロント部が挙げられます。
前作・今作共に、同じカマロコンセプトモデルに変形しますが、今作ではバンパーが独自のものに変更されている為、それに合わせて変更されています。

変形に連動してパーツが動く「オートモーフ機構」は、前作のトイでは大半のトイに採用されていましたが、今作のトイではこのトイをはじめとして一部の前作トイを流用した物のみにとどまっています。
このトイでは車体後部の底に入っている足を引き出して、膝から下の脚部を形成する際に、後部ガラス窓やリアバンパーが連動して動く仕組みになっています。

ロボットモード。全高は約14.5cmあります。
全体的なプロポーションはニューバンブルビーと同じですが、一部パーツの変更やメカ部分の配色を黒からグレーに変更した事により、印象が大きく変わっています。

頭部は新規に制作されており、デザインはニューバンブルビーから大きく変更されています。
ムック本等でのタカラトミーの開発スタッフへのインタビュー記事によれば、「前作のトイは映像作品が無い状態での開発だったので資料でしか情報を入手できなかったが、今作では前作の映画が上映されて情報量が格段に増えた」との事で、今作のトイは既存キャラクターや既存トイの造形に対する「リベンジ」も試みているとの事です。

右腕も、ニューバンブルビーからの変更点の一つです。
ニューバンブルビーでは左腕と同様の腕が作られると共に、銃とナイフに変形する武器が付属していましたが、このトイでは右腕は銃と一体で作られています。
なお、劇中では前作・今作とも武器は前腕を変形させて使用するものになっており、このトイの右腕は武器を出した状態を再現したものになっています。

銃にはオレンジ色のミサイルが入っており、赤線で囲んだ部分を押し込むとミサイルが発射されます。
なお、このミサイルを銃に入れたままビークルモードに変形する事も可能です。

可動箇所は多く、また可動範囲も広い為、様々なアクションポーズを取る事が可能です。

「RD-04 サウンドウェーブ」と。
どちらも同じデラックス・クラスですが、サイズはバンブルビーの方が大きいです。
海外では、この2体は「プレビュー・フィギュア」として、解禁日の2009年5月30日よりも半月ほど早く発売されました。
以上、RA-03 バンブルビーでした。
ニューバンブルビーの武器変形のギミックは個人的に気に入っていたのですが、このトイではそれが無くなってしまっているという事を発売前に知った為に購入を少し躊躇っていたのですが、実際に手に取ってみると、元々の変形機構の良さに加えて新規造形の頭部等もあって劇中のイメージにより近くなっており、「これはこれでアリ」と思っています。
劇中での活躍の機会が多いことに加え、使用変更元のニューバンブルビーは発売当時品薄になる程の人気トイだった為、映画に詳しくない人でも十分楽しめると思います。
■キャラクター設定
バンブルビー(BUMBLEBEE)は、映画「トランスフォーマー」「トランスフォーマー/リベンジ」に登場したキャラクターです。
「トランスフォーマー/リベンジ」本編では、人間側の主人公、サム・ウィトウィッキーの友人兼ボディーガードとして登場し、サムの進学の関係で一時は突き放されるものの、ほぼ全編を通してサムと共に行動しています。
■トイ概要
このトイは2009年5月30にタカラトミーより、「トランスフォーマー/リベンジ」トイシリーズの第1弾トイの内の1種として発売されました。
トイの仕様は、2007年8月に発売された「MA-10 ニューバンブルビー

パッケージアート(表)。パッケージのサイズは縦約31cm×横約19cm×奥行約7cmで、海外でのこのトイのグレードである「DELUXE CLASS(デラックス・クラス)」のトイとしては標準的な大きさです。
パッケージの全体的な仕様は海外版と同じで、国内版での変更点はブリスターの取り付け方(国内版は付け外しが可能ですが、海外版は台紙にブリスターをそのまま貼り付けただけのものになっています)と、日本語のシールが随所に貼付されている点です。

パッケージアート(裏)。テックスペックや各種ギミックの紹介がされています。


ビークルモード。シボレー・カマロ コンセプトモデルに変形します。
本体のメインカラーは、基になったキャラクターである「ミニボット 情報員 バンブル」と同じイエローです。ニューバンブルビーからは、後述のフロント部の他に、タイヤのホイールも変更されています。

ニューバンブルビーからの変更点の一つとして、フロント部が挙げられます。
前作・今作共に、同じカマロコンセプトモデルに変形しますが、今作ではバンパーが独自のものに変更されている為、それに合わせて変更されています。

変形に連動してパーツが動く「オートモーフ機構」は、前作のトイでは大半のトイに採用されていましたが、今作のトイではこのトイをはじめとして一部の前作トイを流用した物のみにとどまっています。
このトイでは車体後部の底に入っている足を引き出して、膝から下の脚部を形成する際に、後部ガラス窓やリアバンパーが連動して動く仕組みになっています。


ロボットモード。全高は約14.5cmあります。
全体的なプロポーションはニューバンブルビーと同じですが、一部パーツの変更やメカ部分の配色を黒からグレーに変更した事により、印象が大きく変わっています。

頭部は新規に制作されており、デザインはニューバンブルビーから大きく変更されています。
ムック本等でのタカラトミーの開発スタッフへのインタビュー記事によれば、「前作のトイは映像作品が無い状態での開発だったので資料でしか情報を入手できなかったが、今作では前作の映画が上映されて情報量が格段に増えた」との事で、今作のトイは既存キャラクターや既存トイの造形に対する「リベンジ」も試みているとの事です。

右腕も、ニューバンブルビーからの変更点の一つです。
ニューバンブルビーでは左腕と同様の腕が作られると共に、銃とナイフに変形する武器が付属していましたが、このトイでは右腕は銃と一体で作られています。
なお、劇中では前作・今作とも武器は前腕を変形させて使用するものになっており、このトイの右腕は武器を出した状態を再現したものになっています。

銃にはオレンジ色のミサイルが入っており、赤線で囲んだ部分を押し込むとミサイルが発射されます。
なお、このミサイルを銃に入れたままビークルモードに変形する事も可能です。

可動箇所は多く、また可動範囲も広い為、様々なアクションポーズを取る事が可能です。

「RD-04 サウンドウェーブ」と。
どちらも同じデラックス・クラスですが、サイズはバンブルビーの方が大きいです。
海外では、この2体は「プレビュー・フィギュア」として、解禁日の2009年5月30日よりも半月ほど早く発売されました。
以上、RA-03 バンブルビーでした。
ニューバンブルビーの武器変形のギミックは個人的に気に入っていたのですが、このトイではそれが無くなってしまっているという事を発売前に知った為に購入を少し躊躇っていたのですが、実際に手に取ってみると、元々の変形機構の良さに加えて新規造形の頭部等もあって劇中のイメージにより近くなっており、「これはこれでアリ」と思っています。
劇中での活躍の機会が多いことに加え、使用変更元のニューバンブルビーは発売当時品薄になる程の人気トイだった為、映画に詳しくない人でも十分楽しめると思います。