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 本日、「超ロボット生命体 トランスフォーマープライム」の最終話(テレビ東京系列放送分)が放送され、1年間の放送が終了しました!
 日本版トランスフォーマーのTVアニメで1年間放送がされたのは、2005年1月~12月に放送された「トランスフォーマー ギャラクシーフォース」以来で、実に約7年ぶりの事でした。

※以下は作品のネタバレを含みます。


 この作品の原題は「Transformers: Prime」で、アメリカでは2010年から放送がスタートしており、現在も放送が継続中の作品です。
 日本のトランスフォーマーファンの間でもアメリカでの放送開始直後より日本語版の放送が期待されていましたが、2012年4月より、アメリカで2010年~2012年にかけて放送されたエピソード(第1話~第52話)を放送しました。

 映像は、CG版「ビーストウォーズ」シリーズ以来のフルCG映像でした。CG版ビーストウォーズでは太古の地球を舞台にしていた事もあって地球人が登場しませんでした(地球人の遠い祖先は登場しました)が、今作では現代の地球を舞台にしており、多数の地球人が登場し、ストーリー上においても重要な役割を果たしていました。CG版ビーストウォーズシリーズのシリーズ展開終了から約10年を経て、新たなフルCGのトランスフォーマーのアニメが誕生しましたが、時代の流れに伴うCG技術の進化も感じられました。
 余談ですが、この作品のCGアニメーションは「ポリゴン・ピクチュアズ」という、日本のアニメーションスタジオが製作していました。

 日本版のオープニングテーマ曲とエンディングテーマ曲はエイベックスが関わっており、DVDも同社から発売されています。
 楽曲の内容や起用したアーティストについてはファンによって賛否が大きく分かれるのではないかと思いますが、個人的にはクセになるフレーズが多いと感じる楽曲ばかりで、毎回聴くのが楽しみでした。ままままままま!(笑)

 日本語版演出は、CG版ビーストウォーズや「トランスフォーマー アニメイテッド」等、多数のトランスフォーマー作品で日本語版演出を手がけた「岩浪美和」さんが手がけていました。本編では声優さんによるアドリブも多数有りましたが、アドリブを頻繁に喋るのは「スタースクリーム」や「エアラクニッド」等の一部のキャラクターにとどまっていました。本編とは打って変わって、おまけコーナーの「アームズマイクロン劇場」は、ショートアニメでありながらもギャグが盛り沢山でした。

 前作の「アニメイテッド」では、「音仏一家」という、トイの販促を含めた実写映像のおまけコーナーが有りましたが、今作ではアイドルグループ「東京女子流」による「サイバトロンサテライト こちらトランスフォーマー部」という、同様のコンセプトを持ったおまけコーナーが放送されました。この販促を含んだおまけコーナーはトランスフォーマーだけでなく「プリティーリズム」でも同様のコーナーが有り、タカラトミー玩具のアニメ作品では恒例となりつつあるようです。
 コーナー内ではおふざけも有りましたが(笑)、基本的にはトランスフォーマートイの紹介にとどまらず、キャラクター設定や「アームズマイクロン」等の日本版独自設定の紹介、更にはアームズマイクロンを使用した、説明書には無いアームズアップ(装備)例も紹介されており、販促コーナーとしての役割を十分に果たしていたと思います。

 「アニメイテッド」の日本版トイは、その殆どが海外版の一部仕様変更品でしたが、本作のトイの主力シリーズとなった「アームズマイクロン」シリーズ(以下「AMシリーズ」)は、海外版のトイをベースにしつつも武器を日本版独自のものに変更するという、これまでに無い試みがされました。
 日本版で新規に付属したアームズマイクロン達は組み立てを要するプラキットで、またトランスフォーマー本体も一部にシール貼付を要するものとなっていました。この点についてもファンの間で賛否が分かれましたが、メインターゲットとされていた子供達には組み立てやシール貼付も遊びの一つと解釈されていたようで、評判は良かったようです。
 キットは破損や白化し易い物が多く、タカラトミーのプラキット製作技術の拙さを感じましたが、トランスフォーマーに変形・合体が可能な武器が付属するだけでなく、他のトイに付属するアームズマイクロンと合体(リンク)させる事を可能にした事で、トイ同士に海外版には無かった連動性を持たせていました。また、「ガチャ」や「アームズマイクロンウェポンシリーズ」で単品販売も行われた事で、手軽に集められる環境が作られていました。
 アームズマイクロンは日本版独自の設定ゆえに本編での活躍は有りませんでしたが、トランスフォーマー達が武器を展開する際に「アームズアップ!」の台詞が追加されていました。また、「アームズマイクロン劇場」ではアームズマイクロンそのものに活躍の機会が与えられ、「サイバトロンサテライト こちらトランスフォーマー部」では、アームズアップ例も頻繁に紹介されており、TV番組を利用したフォローはとても充実していました。
 放送開始当初、管理人はAMシリーズを買わずにいたのですが、昨年6月末に行われたタカラトミーの株主総会に出席した際に、そこで「日本おもちゃ大賞」を受賞したトイとして展示されていた「AM-01 オプティマスプライム」を見て急に欲しくなり、株主総会から帰る途中で購入しました。その後はアームズマイクロンシリーズのトイを頻繁に購入するようになった為、当ブログの昨年のトイレビュー記事はAMシリーズが多数を占めました。
 AMシリーズは構造的な問題点も多かったですが、近年のトランスフォーマーのトイでは非常に楽しいシリーズだったと思います。近年のトランスフォーマートイは生産コストの高騰に伴って塗装や構造が簡素化されてしまっているものも多く、AMシリーズのトイもこの例外ではないのですが、AMシリーズは武器のプラキット化や一部塗装箇所をシール貼付にする事で、この問題を解決しつつプレイバリューも高める工夫をしており、生産コスト高騰への対策の形として見ても興味深いものでした。

 昨年8月には、テレビ東京のみで「深夜の完全変形2時間スペシャル」という、深夜枠の特別番組が放送されました。
 内容は、声優さんからのコメント映像やマニアックなアドリブネタ等、高年齢のファンをターゲットにしていると思われる内容がふんだんに盛り込まれたものでした。近年のトランスフォーマーのアニメ作品としては異例ともいえる特番でしたが、このような番組が放送出来たのは、トランスフォーマーの認知度が上がってきている事の証左ではないかと思います。

 日本版のTVアニメは、オートボット基地がディセプティコンの攻撃を受け、不利になったオートボット達は態勢を立て直して反撃のチャンスを窺う為に、基地を捨てて散り散りになり、オプティマスはディセプティコンを引きつける為に、崩れ行く基地に一人残る…という、バッドエンドとも言える形で放送終了となりました。
 原語版では、このエピソードは第2シーズンの最終話となっていますが、第3シーズンに続く事を前提にして作られています。アメリカでは、第3シーズンは「BEAST HUNTERS(ビーストハンターズ、以下カナ表記)」の副題が付けられ、今年3月より放送が開始されていますが、日本版は第2シーズンまでの放送で終了となりました。日本での第3シーズンの放送予定はまだ有りません。ビーストハンターズのトイは、海外では今年1月より販売が開始されましたが、日本では4月末よりスタートする玩具展開の新シリーズ「トランスフォーマーGO!」で、早くも日本上陸となります!

 トイだけは非常に早い日本上陸となりますが、これはTVアニメの放送が終了してから月日が経過して熱が冷めてしまう前に、トイだけでもシリーズ展開しようという狙いが有ったのかもしれません。


 一年間、毎週楽しみに観続けていただけに、記事がかなりの長文になってしまいました(笑)。
 ビーストハンターズが日本でも何らかの形で放映される事に期待したいですが、「GO!」がどのような展開をするのかにも、期待しています。





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