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 今回のリニューアルレビュー記事は、「トランスフォーマー/リベンジ」より、海外版の「MEGATRON(VOYAGER CLASS版)」を再掲載します。記事の中でも書いていますが、このトイは海外版の発売後に、日本でも「RD-11 メガトロン」として発売されました。
 実写映画第1作のトイシリーズで行われた「映画公開後に劇中での設定やデザインを取り入れたメインキャラクターのトイをもう1体販売する」という流れは、第2作である「リベンジ」のトイシリーズでも行われており、このメガトロンはその内の1体と言えます。公開前に発売された「RD-01 メガトロン」に搭載されていたライト&サウンドギミックは価格帯の関係で搭載されていませんが、腕のデザインやビークルの翼等が新たに変更・追加されており、「RD-01 メガトロン」よりも劇中のデザインに忠実になっています。

関連記事:
 ・「OPTIMUS PRIME(VOYAGER CLASS版)」レビュー(再掲載版)(2013年6月2日更新)
 ・「RD-02 スタースクリーム」レビュー(再掲載版)(2013年3月19日更新)
 ・「RD-01 メガトロン」レビュー(再掲載版)(2013年2月28日更新)

※本レビュー記事は、2009年9月2日に旧ホームページに掲載したレビューに一部加筆・修正等を加え再掲載したものです。


※写真をクリックすると元のサイズで表示されます。

■キャラクター設定
 「メガトロン(MEGATRON)」は、映画「トランスフォーマー」「トランスフォーマー/リベンジ」に登場したキャラクターです。
 「トランスフォーマー/リベンジ」本編では、前作の戦いで敗死し残骸をローレンシア海溝の底に沈められたものの、ディセプティコンの残党によって復活してリーダーとして返り咲き、オートボットと地球人への復讐と、自身が師と呼ぶ「ザ・フォールン」の野望を成就させる為に行動しました。

■トイ概要
 このトイは2009年6月下旬頃に、海外でハズブロ(HASBRO)より発売されました。
 先に発売された同一キャラクターのトイ(RD-01 メガトロン)と異なり、このトイはダウンサイズされた「ヴォイジャー・クラス(VOYAGER CLASS)」で造られています。
 日本では、2009年8月1日に「RD-11 メガトロン」として、「トランスフォーマー/リベンジ」のトイシリーズの1体として発売されました。




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 パッケージアート(表)。箱のサイズは縦約20cm×横約28cm×奥行約10cmで、海外でのこのトイのグレードであるヴォイジャー・クラスのトイとしては標準的な大きさです。
 右下にメガトロンの顔が描かれていますが、これは「RD-01 メガトロン」と同じものです。




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 パッケージアート(裏)。
 テックスペックやメックアライヴ機構を含む各種ギミックの紹介がされています。なお、写真のロボットモードは変形が間違っています。




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 ビークルモード。エイリアンタンクに変形しますが、劇中での飛行形態に準拠した翼の付いたデザインになっている点が「RD-01 メガトロン」と異なっています。
 全体的なカラーリングも「RD-01 メガトロン」から見直されており、グリーンをメインとしたカラーリングに変更されています。




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 ビークルモードを正面から見ると、左右のキャタピラの間にロボットモードの頭部が有る事が分かります。
 この形は「RD-01 メガトロン」と同じですが、「RD-01 メガトロン」が顎部近辺をパーツで覆う形だったのに対し、このトイではほぼ全面を覆う形になっています。




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 右腕は、ビークルモード時には曲げた状態で収納されていますが、変形の際にこれを真っ直ぐに伸ばすと、連動して前腕からブレード(ENERGY SWORD)が展開されます。




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 ロボットモード。全高は約21cm、頭頂高は18cmあります。
 両腕の形状が「RD-01 メガトロン」から変更されただけでなく、本体の全体的なプロポーションは劇中のイメージに近くなっていますが、ビークルモード時の本体上部のパーツが翼のように背中に残ります。




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 頭部。デザインは「RD-01 メガトロン」とほぼ同じですが、小サイズながら細かく造られています。
 後頭部には集光装置が付いており、後頭部に光を当てて目を光らせる事が出来ます。




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 右腕はブレード以外にも、反対側に付いているツメが可動します。




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 左手の形状は「RD-01 メガトロン」に似たものになっていますが、ミサイル発射装置が内蔵されています。
 クリアーレッドのボタンを押すと、ミサイルが発射されます。




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 本作の大部分のトイに採用されている「メックアライヴ機構」は、腰を捻る動きに連動して胴体内側に有る茶色の歯車が回転するギミックになっています。




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 メックアライヴ機構ではありませんが、両腕の二の腕部分は前腕を捻ると見える位置が変わり、生きているように見えます。
 また、右腕は外側のパーツが動き、左腕は内側のパーツが動くという、左右で異なる形になっています。




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 アクションポーズの一例。
 腕や首の可動が非常に広い為、上半身の可動の自由度は高いですが、下半身は構造上の関係で膝や股関節の可動に制限が有る為、上半身に比べると動かしづらいです。




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 パッケージ写真に近い形の変形。後部の翼パーツを畳み、左腕を180°回転させて「RD-01 メガトロン」に近いスタイルにしています。
 正面から見たプロポーションは劇中のデザインに近くなっていますが、後部には大きなコブのようなパーツが出来てしまいます。




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 「RD-01 メガトロン」と。
 本体のプロポーションはこのトイの方が劇中のデザインに近いですが、「RD-01 メガトロン」はライト&サウンドギミックや大型サイズゆえの迫力が有ります。




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 「OPTIMUS PRIME(オプティマスプライム)」と。
 同じヴォイジャー・クラスの商品である為、サイズも大体同じです。このトイは完全新規で造られていますが、オプティマスプライムは前作のシリーズのトイの仕様変更品です。




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 映画の中盤における、森林での戦闘シーンを可能な限り再現。
 オプティマスプライムは仲間たちが到着するまでの間、メガトロン、スタースクリーム、グラインダーの3人をを相手に、1対3の死闘を繰り広げました。
 画像内のセリフはオプティマスプライムが喋ったもので、通常は見せない意外な一面が垣間見えていました。




 以上、ヴォイジャー・クラス版メガトロンでした。

 前作の「MD-14 フローズンメガトロン」と同様に、映画公開後に完全新規で造られて発売されたこのトイですが、劇中でのデザインや活躍を踏まえて、両腕のバランスを整えたり、ビークルモードに翼が付いていたりと、映画を見た人なら納得の行くデザインになっています。
 変形機構は所謂「ガワ変形」で、ビークルモード時の本体上部パーツがそのまま翼のようなものになりますが、これはこれでロボットモード時に良い形になっていると思います。
 ライト&サウンドギミックは無いものの、変形に連動して展開するブレードや広い上半身の可動、「RD-01 メガトロン」に比べて簡単な変形機構で、単体でも非常に遊べるだけでなく、多くのヴォイジャー・クラスのトイと一緒に遊べるようになっています。