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 今回のリニューアルレビュー記事は、2006年に展開された「ビーストウォーズリボーン」の第1弾商品にして本シリーズ唯一の商品である、「BWR-01 帰ってきた最強ビースト対決!」を再掲載します。
 海外で「ビーストウォーズ」のシリーズ展開がスタートしたのは1996年でしたが、このトイが発売された2006年はシリーズ展開10周年という事で、日本・海外共にビーストウォーズ10周年を記念した企画が立ち上げられました。海外では過去に販売されたメインキャラクターのトイが多数販売されただけでなく、この年のボットコン(BOTCON)はビーストウォーズの前日談がテーマとなっている等、10周年記念に相応しい企画が行われていました。一方日本では、このトイが発売された翌月にタカラとトミーが合併した事もあってか、この年に発売されたトランスフォーマートイの数は少なく、本シリーズの展開はこのトイの発売後に自然消滅するように終了しました。

関連記事:
 ・「トランスフォーマーコレクション 6 メガトロン」レビュー(再掲載版)(2013年1月15日更新)
 ・「トランスフォーマーコレクション 0 コンボイ」レビュー(再掲載版)(2012年12月7日更新)

※本レビュー記事は、2006年3月19日に旧ホームページに掲載したレビューに一部加筆・修正等を加え再掲載したものです。


※画像をクリックすると元のサイズで表示されます。

■トイ概要
 このトイは2006年2月にタカラより、メーカー希望小売価格8,190円(税込)で発売されました。
 トイの仕様は、1997年に発売された「VS-1 最強ビーストの対決」をベースに、「C-1 コンボイ」と「D-1 メガトロン」の両方をアニメに近い仕様に改修している他、特典としてゴールデンディスク型CD-ROMが付属しています。




■パッケージ

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 パッケージアート(表)。箱のサイズは縦約24.5cm×横約48cm×奥行約13cmで、かなり大きめのサイズです。
 タイトルロゴは海外版のものが使用されています。また、ビーストウォーズ生誕10周年記念を表すロゴも印刷されています。




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 パッケージアート(裏)。
 内容物についての説明が詳しく書かれています。




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 フラップをめくった状態。
 中身が見えるだけでなく、コンボイ、メガトロン、ゴールデンディスクに関する説明も書かれています。




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 付属のキャラクターカード。
 片面にはコンボイの情報が掲載されていますが、その裏にはメガトロンの情報が掲載されています。2つは並べる事で1枚のカードにする事が可能なデザインになっています。




■ゴールデンディスク型CD-ROM

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 ゴールデンディスク型CD-ROMの中には、「ビーストウォーズ」と「ビーストウォーズメタルス」の商品ラインナップや、関係者からのコメント、開発の際のデザイン画が収録されているだけでなく、今後の「ビーストウォーズリボーン」シリーズの商品展開の内容を匂わせる情報も収録されています。




■コンボイ

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 ビーストモード。ゴリラに変身します。以後のビーストウォーズシリーズにおいても、コンボイはゴリラに変身します。
 今回の復刻に当たって、体毛のカラーがアニメ版に近い色に変更されています。




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 ビーストモード頭部。
 フェイス部分は本放送当時に発売された物から全面的に変更されており、アニメ版のデザインに近いものになりました。




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 背中にあるレバーを上下させると、ゴリラの定番アクションであるドラミングアクションを行います。
 可動との両立の関係で、綺麗にドラミングギミックを作動させるには腕の位置を調整しなければなりません。




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 ロボットモード。全高は約21cmあり、同時期に発売されたビーストウォーズシリーズのトイの中では最大級のサイズでした。
 今回の復刻に当たって、胸部中央部分がアニメ版に近い形に変更されています。




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 ロボットモード頭部。
 本放送当時の物から口部分のマスクと側部のアンテナがアニメ準拠のデザインに変更されると共に、玩具オリジナルのギミックであった「ビーストヘッド」が削除されています。




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 背中に有るグレーのボタンを押すと、キャノン砲がスプリングで勢いよく展開されます。更にキャノン砲の根元部分に有るグレーのボタンを押すと、ミサイルが発射されます。
 アニメでは、このキャノン砲は空中戦の際によく使用していました。




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 背中には「サイバーブレード」という剣が内蔵されています。キャノン砲の内側に収納されている為、取り出す際には一度キャノン砲を展開する必要が有ります。
 サイバーブレードは右側と左側にそれぞれ1本ずつ収納されています。両手にそれぞれ1本ずつ持たせる事ができる他に、2本を片手に持たせる事も出来ます。
 サイバーブレードの形状は本放送当時の物から変更されていませんが、刃と鍔の設定が逆転してした事でアニメと同じ設定になっています。この武器は、アニメでは2~3回程度しか登場しませんでした。




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 右前腕にはハンマー(フレイル)が内蔵されています。野獣らしさを出す為か、鉄球部分はドクロ型になっています。
 アニメでは使用されませんでした。




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 左前腕にはブラスターが内蔵されています。
 手首の付け根付近のツメを引くと、スプリングによって展開します。背中に内蔵されているミサイルを発射する事が出来ます。
 アニメではこのブラスターは使用されず、これとは異なる展開機構で展開されるブラスターが主力武器として使用されました。




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 二の腕に有るグレーのスイッチを上下に操作すると、ビーストモード時のドラミングギミックがロボットモード時の腕回転ギミックに変わります。
 このギミックを利用して、サイバーブレードやハンマーを回転させます。




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 「トランスフォーマーコレクション」の「0 コンボイ(以下「初代コンボイ」)」と。
 コンボイと初代コンボイは、「同名の別人」という設定になっています。初代コンボイは、「ビーストウォーズメタルス」において休眠状態で登場し、トランスメタルスになったコンボイとスパークの融合を果たし、コンボイを「メタルスパワードコンボイ」にパワーアップさせます。




■メガトロン

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 ビーストモード。ティラノサウルスに変身します。




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 ビーストモード頭部。
 本放送当時の物から、目に瞳が追加される変更が施されています。




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 ティラノサウルスの喉と口は一体で水鉄砲の発射装置になっています。
 これに水を注入すると、口の展開に合わせて、舌先から霧状の水が発射されます。




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 ロボットモード。全高は約19cmあります。こちらもコンボイと同様に、同時期に発売されたビーストウォーズシリーズのトイの中では最大級のサイズでした。
 今回の復刻に当たって、胴体から腿にかけての部分にアニメ準拠の塗装が施されています。




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 ロボットモード頭部。
 本放送当時の物から大幅にデザインが変更されており、カラーリングはアニメ準拠に、また口は歯を食いしばった状態ではない物に変更されています。また、玩具オリジナルのギミックであった「ビーストヘッド」が削除されています。




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 ビーストモード時のティラノサウルス頭部は右腕になります。ロボットモード時でもビーストモード時と同様に水鉄砲発射ギミックを行う事が出来ます。
 アニメでは、このティラノサウルスの口からレーザーを発射していました。




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 左腕は、マジックハンド状の武器になっています。肘部分の近くに有る黒いレバーを操作して動かします。
 アニメではこの武器は使用されておらず、代わりに先端部分からミサイルを発射していました。




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 太腿部分の横にはミサイル発射装置が有り、ハーケン状のミサイルを発射します。
 アニメでは、この武器は殆ど使用されませんでした。




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 「トランスフォーマーコレクション」の「6 メガトロン(以下「初代メガトロン」)」と。
 こちらもコンボイと同様に「同名の別人」という設定になっています。初代メガトロンは「ビーストウォーズメタルス」において休眠状態で登場し、トランスメタルスになったメガトロンとスパークの融合を果たし、メガトロンを「メタルスドラゴンメガトロン」にパワーアップさせます。その他、初代メガトロンは未来のデストロン兵士の為に残したメッセージ映像でも登場していました。




■その他

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 コンボイとメガトロン。
 どちらも同時期に発売されたビーストウォーズシリーズのトイとしては最大級クラスでしたが、価格はどちらも2,980円(税抜)で、トランスフォーマートイとしては比較的安い価格でした。




 以上、帰ってきた最強ビースト対決!でした。

 ビーストウォーズ生誕10周年記念アイテム第1弾として発売されたこのトイは、大幅な仕様変更によりアニメにより近い姿になってはいるものの、「ロボットマスターズ」版のようにギミックにまで仕様変更が及んでいないのが残念な点です。
 管理人は、コンボイはこれまでにカラーリングが異なる物を何度か手に取った事が有るのですが、このトイは一部の仕様変更だけでも結構新鮮に感じます。しかしながら、頭部横のアンテナの形状が変更された事でビーストモード時に収納しづらくなっているのが残念な点です。
 メガトロンは、本放送当時はトイが売れていた為に店頭で殆ど見かけられず、それゆえに手に取れる機会が無かった為、今回初めて手に取りました。しかしながら、ギミックの充実度はコンボイに比べると劣っているように感じられました。
 2体ともトイとして総合的に見ると、フリーポーザブル仕様であると共に全身各所にギミックが内蔵されており、大充実の内容です。付属のCD-ROMには今後もまだまだ展開を続ける内容が収録されていたので、今後の展開にも期待です。