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 今回のリニューアルレビュー記事は、2010年2月に開催された「ワンダーフェスティバル2010[冬]」のタカラトミーブースで限定販売された、「ザ・フォールン ブレイジングエディション」を再掲載します。
 タカラトミーの子会社である「タカラトミーアーツ」はワンダーフェスティバルに頻繁に出展しているのですが、タカラトミー自体は数年に一回のペースでワンダーフェスティバルに出展しています。この時のトランスフォーマー関連の展示は、前年に公開された映画「トランスフォーマー/リベンジ」と、日本でのシリーズ展開開始を目前に控えていた「トランスフォーマー アニメイテッド」の展示がメインとなっていました。
 タカラトミーブースでは、このトイと当時最新シリーズだった「NEST」のトイ販売も行われていましたが、このトイの売れ行きは思わしくなく、行列が捌けた後も在庫が残っていました。また、イベント終了後に「e-HOBBY SHOP」で行われた追加販売でも長期にわたって在庫が残る事になってしまい、トイの売れ行きは仕様の豪華さに反する残念なものでした。

関連記事:「THE FALLEN」レビュー(再掲載版)(2013年6月3日更新)

※本レビュー記事は、2010年2月11日に旧ホームページに掲載したレビューに一部加筆・修正等を加え再掲載したものです。


※写真をクリックすると元のサイズで表示されます。

■キャラクター設定
 「ザ・フォールン(THE FALLEN)」は、映画「トランスフォーマー/リベンジ」に登場したキャラクターで、海外版の副題「REVENGE OF THE FALLEN」からも分かる通り、本作品の中核を担うキャラクターです。
 劇中では、ディセプティコンの創設者であると共にメガトロンの師でもあるキャラクターとして登場し、兄弟だった6人のプライムによってかつて阻止されてしまった自身の野望を成し遂げる為、メガトロンをはじめとするディセプティコンを陰で操りました。
 小説版において、このキャラクターの名称は海外名を日本語訳した「堕落せし者」が一貫して使用されている事から、「ザ・フォールン」という名前が通称である事が分かります。

■トイ概要
 このトイは2010年2月7日に幕張メッセで開催された「ワンダーフェスティバル2010[冬]」のタカラトミーブースにおいて、会場価格5,000円で限定販売されました。
 トイの仕様は「RD-10 フォーレン(以下「通常版」)」の仕様変更品で、海外の「ターゲット(TARGET)」限定で販売された特別仕様の「THE FALLEN」をベースに、このトイオリジナルの配色方法により、海外版とは似た配色ではありながらも別物のカラーリングとなっています。なお、このトイの通常版は、日本では「フォーレン」の名称で販売されましたが、このトイでは劇中での呼称に合わせて「ザ・フォールン」の名称で販売されています。
 イベント当日のタカラトミーブースでは、発売予定の「トランスフォーマー/リベンジ」関連トイと一緒に、このトイの展示もされました。




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 パッケージアート(表)。箱のサイズは全高25.5cm×全幅19cm×奥行17cmとなっています。
 パッケージの形状は珍しい六角柱の形状をしています。基になった通常版のトイでもザ・フォールンはロボットモードで梱包されていましたが、通常版が腕や脚を横に広げていたのに対し、このトイではほぼ直立で梱包されています。
 左下部分に描かれているザ・フォールンは、炎のようなものが浮かび出たイラストになっている点が、通常版のイラストと異なっています。




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 パッケージアート(裏)。
 能力値やテックスペックの記載内容は通常版と同じです。ギミック等の説明に使用されている写真は、このトイと同一のカラーリングのものです。




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 パッケージを斜め上から見下ろした写真。全体の形状がよく分かるかと思います。
 このパッケージは海外版のものを流用しており、また、取扱説明書も海外版と同一のものが入っています。




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 パッケージ上部。蓋になっており、付いているテープを剥がすと開けられるようになっています。
 持ち運び易さを考慮したのか、中央部分はタイトルロゴが有る部分以外は少し窪んだ形状になっています。




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 パッケージ底面。流通の関係や法律の関係で記載が必要な情報は、全てここに記載されています。
 このトイの商品名は「ザ・フォールン ブレイジングエディション」となっていますが、タカラトミーの公式サイトで発売がアナウンスされた際の名称は「フォールン ブレイジングエディション」でした。これは販売直前に、劇中での呼称に合わせて名称を変更したものと思われます。




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 ビークルモード。通常版と同様のエイリアンジェットに変形します。
 本体のカラーリングの殆どがオレンジとブラックになっている事により、溶岩のイメージに近いカラーリングになっています。




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 ロボットモード。
 造形は通常版と同じですが、本体カラーの殆どをグリーンが占めていた通常版に対して、このトイは部分毎にオレンジとブラックに分かれており、メリハリの利いたカラーリングになっています。
 タカラトミーの公式サイトによれば、このカラーリングはアメコミ版で見せた、体内から炎を飛び散らせているイメージが基になっているようです。




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 ロボットモード頭部。
 目や顔の中央部分はクリアーレッドで成型されています。




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 このトイは、主にオレンジ部分にクリアーオレンジで成型されたパーツを使用し、黒い部分にクリアーブラックで成型されたパーツを使用しています。
 海外版はクリアーではない成型色を使用している為、この仕様はこのトイオリジナルの仕様です。




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 通常版と同様に、膝のアーマーは膝の動きに連動して可動します。
 膝アーマーは上部分がクリアーレッド、下部分がクリアーオレンジで成型されており、それにダークグレーで塗装が施されています。




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 通常版と同様に、頭部、上腕、前腕のパーツを展開する事で「サヴェッジモード」に変形出来ます。




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 サヴェッジモード時に展開する部分を拡大した写真。
 クリアーレッドのパーツは、通常版より少し薄い色味の物が使用されています。




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 全身各所の可動範囲はそこそこの範囲を確保している為、比較的自由にポーズが決められます。




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 通常版との比較。
 劇中で体内の一部に燃えているような描写が有る為か、通常版にもオレンジの塗装が施されている部分が多数有ります。




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 通常版とのサヴェッジモードの比較。
 通常版は本体色の殆どがグリーンである為、クリアーレッドのパーツは非常に目立ちますが、このトイではメインカラーにクリアーオレンジが採用されている事に加えてクリアーレッドの成型色も薄めのものが使用されている為に、あまり目立たなくなっています。




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 このトイが限定販売された「ワンダーフェスティバル2010[冬]」開催当日の、このトイの見本の展示の様子。
 このトイは「NEST」シリーズのトイと一緒に、大きなパネル付きで展示されていました。




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 「ワンダーフェスティバル2010[冬]」のタカラトミーブースの様子その1。
 「トランスフォーマー アニメイテッド」のTV放送開始とトイのシリーズ展開開始を間近に控えていた為、「アニメイテッド」関連商品の展示が多数有りました。




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 「ワンダーフェスティバル2010[冬]」のタカラトミーブースの様子その2。
 物販コーナーではこのトイの他に、一般販売されている「リベンジ」シリーズのトイも販売されていました。また、アニメイテッド版と実写映画版の2体のオプティマスプライムの巨大なスタチューが、アニメイテッドのビジュアルをバックに並べて展示されていました。




 以上、ザ・フォールン ブレイジングエディションでした。

 限定トランスフォーマートイは、いつもなら遅くても午前中に完売しているはずなのですが、「リベンジ」ブームが過ぎたのか、はたまた他企業の限定品が優先される傾向が強かったのか、イベント当日のこのトイの売れ行きは、管理人が会場を出た午後2時頃の時点でも在庫が有るという珍しい事態になっていました。
 トイについては、当初海外版とは仕様が異なるというアナウンスがされていなかった為、管理人は購入するか否か検討していたのですが、イベントの数日前に、海外サイト等で異なる仕様になるという情報が流れた事を受けて購入に踏み切りました。
 「クリアーバージョン」という名称は付いていないものの、本体カラーにクリアーパーツをふんだんに使用している為に非常に綺麗で、燃えているイメージは海外版よりも強くなっていると思うのですが、それだけにイベント当日の売れ具合が残念に思えます。