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 今回のリニューアルレビュー記事は、2006年より海外で展開をスタートした「TRANSFORMERS CLASSICS」の第1弾トイの1体である、「OPTIMUS PRIME」を再掲載します。
 2006年にスタートしたこのシリーズは、過去のトランスフォーマー作品に登場したキャラクターを、現在の変形技術を利用しつつ独自の解釈でリメイクするシリーズでした。日本では、このシリーズのトイは「変形!ヘンケイ! トランスフォーマー」というシリーズ名で、2008年~2009年にかけて一部仕様を変更したものが販売されました。
 このクラシックス版オプティマスプライムのトイは簡単すぎでも難しすぎでもない変形機構、堅牢かつ広い可動範囲と優れたプロポーション、シンプルながらも優れたギミックを搭載した武器等、見どころの多い優秀なトイで、同型のトイが「東京おもちゃショー」において二度(2008年、2012年)販売されただけでなく、「ボットコン2008(BOTCON2008)」のボックスセットに入った「悪のオプティマスプライム」も、このトイと同型のトイでした。また、これら以外にも、海外ではこれまでに多数の仕様変更品が販売されています。

関連記事:トランスフォーマー アンコール「01 コンボイ」レビュー(再掲載版)(2013年2月22日更新)

※本レビュー記事は、2007年4月5日に旧ホームページに掲載したレビューに一部加筆・修正等を加え再掲載したものです。


※写真をクリックすると元のサイズで表示されます。

■キャラクター設定
 「オプティマスプライム(OPTIMUS PRIME、日本名:コンボイ)」は、「THE TRANSFORMERS(日本題:戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー)」シリーズに登場したキャラクターです。
 アニメでは、全てのシリーズにおいて「オートボット(AUTOBOT、日本名:サイバトロン)」の総司令官として登場し、オートボット戦士達を率いて戦いました。また、ストーリー中で戦死するも、幾度となく甦っています。
 このオプティマスプライムは、以後のトランスフォーマーシリーズにおいて、「オートボット総司令官=名前に『オプティマス』が付く」事と、特徴的な頭部デザインの2つの定番を作りました。

■トイ概要
 このトイは2006年11月頃に、過去のトランスフォーマーシリーズのキャラクターを変形機構やプロポーションに新解釈を加えて完全新規造形でリメイクする「TRANSFORMERS CLASSICS(トランスフォーマー クラシックス)」シリーズの1体として、海外でハズブロ(HASBRO)より発売されました。
 トレーラーキャブからロボットに変形するギミックは本放送当時のトイと変わってはいませんが、新解釈を加えられた事や近年のトランスフォーマートイでは定番になったフリーポーザブル仕様を加えられた事により、全くの別物となっています。




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 パッケージアート(表)。箱のサイズは縦約20cm×横約28cm(上辺部)、20.5cm(底辺部)×奥行約9.5cmで、同シリーズのヴォイジャー・クラス(VOYAGER CLASS)の商品としては標準的なサイズです。
 上辺部が下辺部より長い台形のパッケージデザインが特徴的です。パッケージにはキャラクターのイラストは描かれておらず、商品写真のみが掲載されています。




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 パッケージアート(裏)。
 テックスペックが掲載されていると共に、各種ギミックも紹介されています。




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 パッケージ表の右下部分は折り畳まれており、マジックテープで接着されています。
 開くとロボットモードの写真が描かれており、展開と折り畳みを行う事で変形を楽しむ事が出来るようになっています。




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 ビークルモード。トレーラートラックに変形しますが、本放送当時の物とは大きく異なるデザインになっています。
 コンテナは付属していませんが、これは近年のオプティマスプライムのトイでは珍しくない仕様です。




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 ビークルモードの右側ドアのすぐ下、ロボットモードでは右前腕横部分になる部分には、1980年代のトランスフォーマートイでは定番だった「シークレットエンブレム」が付いています。
 指を押し付ける等の方法で暖める事によって、所属する軍団のエンブレムが浮かび上がります。




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 ロボットモード。全高は約17cmあります。
 変形機構はTVアニメ本放送当時のトイよりも複雑になっていますが、プロポーションは格段に良くなっています。
 TVアニメのロボットモードではビークルモード時のタイヤが見えないようになっていましたが、このトイでは新解釈の変形機構でタイヤを隠すようにしてあります。




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 ロボットモード頭部。
 TVアニメ本放送当時のトイの頭部デザインを基にしつつも新規で造られており、ディテールが細かくなっています。




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 このトイは全身各所の関節が可動するフリーポーザブル仕様の為、様々なアクションポーズが取れます。
 殆どの関節にクリックを採用している為、固定させ易く、また立たせ易いです。




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 ビークルモード時の煙突(SMOKESTACK)は、変形して「レーザーキャノン(LASER CANNON)」になります。
 TVアニメ本放送当時のトイの煙突は肩にそのまま付いていましたが、このトイではTVアニメ版のロボットモードの肩に煙突が付いていなかった点を基にした為か、肩に煙突は付かずに武器に変形するという新解釈をしています。




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 ビークルモード時のルーフ部分(WING VANE)はロボットモード時にバックパックになりますが、取り外して変形させる事で「イオンブラスター(ION BLASTER)」となります。
 TVアニメ本放送当時のトイでは、ビークルモードのルーフ部分はそのままロボットモードの首周りになっていました。




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 レーザーキャノンとイオンブラスターは、合体させて背部に取り付ける事により、「ショルダーキャノン(SHOULDER CANNON)」にする事が出来ます。
 個体差かもしれませんが、武器同士を合体させるピンとピン受けの位置が微妙にズレている為に、少し合体させづらくなっています。
 砲口の向きは、本体正面から本体真上の90度まで自由に動かす事が出来ます。




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 右手にレーザーキャノン、左手にイオンブラスターを装備。
 逆に持たせる事も、もちろん可能です。




 以上、クラシックス版オプティマスプライムでした。

 このトイは新解釈の変形機構とリメイクされたプロポーションにより、近年のトランスフォーマートイでは標準となっている、余剰パーツが発生しない仕様になっています。更にこれまた近年のトランスフォーマートイに標準で採用されているクリック式のフリーポーザブルのお陰で、様々なアクションを取らせる事も可能で、変形トイとしてだけではなくアクションフィギュアとしても楽しむ事が出来ます。
 残念な点としては、前年までのヴォイジャー・クラスのトイは電飾系ギミックの搭載が基本になっていたのに、このトイにはそれが搭載されていない点です。しかしながら、取れるアクションポーズの幅はTVアニメ本放送当時のトイとは比べ物にならない程広く、また、このシリーズ自体が基本的に低価格帯で販売しているので、他のトイと組み合わせて様々なシーンを作るのが、最も楽しい遊び方かと思います。



※上記のリンクは日本版のトイです。