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 今回のリニューアルレビュー記事は、2006年より海外で展開をスタートした「TRANSFORMERS CLASSICS(トランスフォーマー クラシックス)」の第1弾トイの1体である、「MEGATRON(メガトロン、日本名:同じ)」を再掲載します。
 このメガトロンは、TVアニメ第1作に登場した同名のキャラクターのリメイクトイでありながらも、カラーリングは大きく異なるものになっています。アメリカでは銃玩具規制の関係によりリアルなデザインの銃玩具が造られる事が無い為、このトイは独自のカラーリングを施す事でガンモードのリアルさを取り除いています。しかしながら、日本の銃玩具にはそのような規制が無い為、2008年に「変形!ヘンケイ! トランスフォーマー」の1体として発売されたこのトイの日本版は、TVアニメ第1作の同名キャラクターと同様のシルバーをメインにしたカラーリングに変更して販売されました。また、日本では2010年の年末に「トランスフォーマー ユナイテッド」の1体としても発売されましたが、そちらもシルバーをメインとしたカラーリングでした。

関連記事:「トランスフォーマーコレクション 6 メガトロン」レビュー(再掲載版)(2013年1月15日更新)

※本レビュー記事は、2007年4月5日に旧ホームページに掲載したレビューに一部加筆・修正等を加え再掲載したものです。


※写真をクリックすると元のサイズで表示されます。

■キャラクター設定
 「メガトロン(MEGATRON、日本名:同じ)」は、「THE TRANSFORMERS(日本題:戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー)」シリーズに登場したキャラクターです。
 アニメでは、「ディセプティコン(DECEPTICON、日本名:デストロン)」のリーダーとして登場し、ディセプティコン兵士を率いて戦いました。「トランスフォーマー・ザ・ムービー」において、「オプティマスプライム(OPTIMUS PRIME、日本名:コンボイ)」との死闘の末に重傷を負い、「ユニクロン(UNICRON、日本名:同じ)」によって「ガルバトロン(GALVATRON、日本名:同じ)」に転生しました。
 このメガトロンは、以後のトランスフォーマーシリーズにおいて、「ディセプティコンのリーダー=名前に『メガトロン』が付く」という定番を作りました。

■トイ概要
 このトイは2006年11月頃に、過去のトランスフォーマーシリーズのキャラクターを変形機構やプロポーションに新解釈を加えて完全新規造形でリメイクする「TRANSFORMERS CLASSICS(トランスフォーマー クラシックス)」シリーズの1体として、海外でハズブロ(HASBRO)より発売されました。
 TVアニメ本放送当時のトイは、実在する拳銃(ワルサーP-38)からロボットに変形しましたが、近年のメガトロンのトイは、アメリカにおけるリアルな銃玩具に対する規制が本放送当時より厳しくなった為、リメイクされたトイや同名の別人のトイは戦車から変形する物が殆どでした。しかしながら、このトイはSF要素を多分に含んだなりきり玩具の銃に変形します。




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 パッケージアート(表)。箱のサイズは縦約20cm×横約28cm(上辺部)、20.5cm(底辺部)×奥行約9.5cmで、同シリーズのヴォイジャー・クラス(VOYAGER CLASS)の商品としては標準的なサイズです。
 上辺部が下辺部より長い台形のパッケージデザインが特徴的です。パッケージにはキャラクターのイラストは描かれておらず、商品写真のみが掲載されています。




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 パッケージアート(裏)。
 テックスペックが掲載されていると共に、各種ギミックも紹介されています。




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 パッケージ表の右下部分は折り畳まれており、マジックテープで接着されています。
 開くとロボットモードの写真が描かれており、展開と折り畳みを行う事で変形を楽しむ事が出来るようになっています。




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 ガンモード。スコープが付いているSF風の銃に変形します。
 スコープの内側にはモールドが入っている為、除くと照準を定める事が出来ます。引き金を引く事は可能ですが、弾丸を発射する等のギミックは有りません。




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 変形途中の、本体左側のカバーを外した状態。
 このトイの変形機構は所謂「ガワ変形」の為、銃の外装を取り外して、中に入っている本体を変形させる変形機構になっています。
 この変形機構が採用された事で、変形とフリーポーザブルの両立が取れるだけでなく、バランスの良さも確保出来るようになっています。




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 ロボットモード。全高は約21cmあります。
 ガンモード時の外装部分は、ロボットモード時には翼のようなものになります。本放送当時のトイのカラーリングははシルバーをメインにしていましたが、このトイはホワイトとパープルがメインカラーになっています。




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 ロボットモード頭部。
 TVアニメ本放送当時のトイの頭部デザインを基にしつつも新規で造られており、ディテールが細かくなっています。




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 このトイは全身各所の関節が可動するフリーポーザブル仕様の為、様々なアクションポーズが取れます。
 殆どの関節にクリックを採用している為、固定させ易く、また立たせ易いです。




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 ガンモード時のスコープは変形に連動して移動し、TVアニメで主力武器として使用していた「融合カノン砲」になります。
 可動の都合なのか変形機構の都合なのかは不明ですが、融合カノン砲は本放送当時のトイとは違う位置についています。なお、この融合カノン砲を取り外す事は出来ません。




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 ライバルである、同シリーズの「オプティマスプライム(OPTIMUS PRIME)」と。
 本体のサイズはほぼ同じですが、メガトロンの方が、背部に大きな銃の外装がある事により若干大きく見えます。




 以上、クラシックス版メガトロンでした。

 このトイは、海外版の商品としては珍しい、なりきり玩具の銃に変形します。更に、新解釈の変形機構を採用したリメイクで変形と可動を両立させている良作です。
 TVアニメ本放送当時に発売されたトイには様々な武器が付属していただけでなく、それらの武器を様々なバリエーションで遊ぶ事が出来ましたが、このトイにはそれが無いのが残念な点です。しかしながら、フリーポーザブルである事に加えて余分なギミックが無い為に遊び易いので、ガシガシ変形させたり動かしたりする事が出来ます。
 このシリーズのトイは低価格帯で販売しているので、同シリーズのオプティマスプライムやスタースクリーム等と組み合わせて、アニメでの様々なシーンを再現する事も出来ます。



※上記のリンクは日本版のトイです。