universecyclonus2008-007.jpg

 今回のリニューアルレビュー記事は、2008年に海外で発売された「TRANSFORMERS UNIVERSE(トランスフォーマー ユニバース)」版の「CYCLONUS(サイクロナス)」を再掲載します。
 2006年に海外でスタートした「CLASSICS(クラシックス)」シリーズは、2008年になると、2003年より展開していた「UNIVERSE」シリーズに組み込まれて展開を継続していました。このサイクロナスはクラシックスシリーズの流れを汲むトイの1体で、「戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー2010」のメインキャラクターの一人であった「サイクロナス」をリメイクしています。
 このトイは同型のトイが日本・海外を問わず何度もカラーリングや名称を変更して販売された為、カラーバリエーションが多い部類に入るトイです。その中で、当ブログでは過去に、Transformers Collectors' Club限定の「SHATTERED GLASS CYCLONUS」を紹介しています。

関連記事:
 ・「GALVATRON(TRANSFORMERS UNIVERSE版)」レビュー(再掲載版)(2012年12月15日更新)
 ・Transformers Collectors' Club限定「SHATTERED GLASS CYCLONUS」レビュー(2010年10月23日更新)

※本レビュー記事は、2009年1月28日に旧ホームページに掲載したレビューに一部加筆・修正等を加え再掲載したものです。


※写真をクリックすると元のサイズで表示されます。

■キャラクター設定
 「サイクロナス(CYCLONUS)」は、「トランスフォーマー・ザ・ムービー」、「戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー2010」、「トランスフォーマー ザ☆ヘッドマスターズ」、「トランスフォーマー ザ・リバース(TRANSFORMERS THE REBIRTH)」に登場したキャラクターです。
 アニメでは、「トランスフォーマー・ザ・ムービー」において、サイバトロンとの戦いの末に負傷したデストロン兵士が「ユニクロン」によって強化改造されて登場し、「ガルバトロン」や「スカージ」と共に、ユニクロンの尖兵として活躍します。続く「~2010」では、ガルバトロンに忠実なデストロン軍団のナンバー2である航空参謀として活躍します。

■トイ概要
 このトイは2008年12月頃に、海外の玩具展開シリーズ「TRANSFORMERS UNIVERSE(トランスフォーマー ユニバース、以下カナ表記)」の1体として、ハズブロ(HASBRO)より発売されました。「トランスフォーマー ザ・リバース」の劇中でターゲットマスターとなったサイクロナスを、新たな変形機構を採用してリメイクしています。
 日本では、「変形!ヘンケイ!トランスフォーマー」シリーズの「D-07 サイクロナス」として、全体のカラーリング変更やメッキパーツの採用等、一部仕様を変更して2009年1月にタカラトミーより発売されました。




universecyclonus2008-001.jpg

 パッケージアート(表)。パッケージのサイズは縦30.5cm×横19.5cm×奥行8cmで、同時期の「ユニバース」シリーズのデラックス・クラス(DELUXE CLASS)のトイとしては標準的なサイズです。
 海外版のトランスフォーマートイのブリスターパッケージは厚紙に直接貼り付けるのが定番ですが、このパッケージは上部のみがその形になっています。




universecyclonus2008-002.jpg

 パッケージアート(裏)。
 テックスペックや各種ギミック等が掲載されています。




universecyclonus2008-003.jpg universecyclonus2008-004.jpg

 ビークルモード。戦闘機に変形します。
 パッケージには、この形態は「HYPERSONIC STARFIGHTER(超音速宇宙戦闘機)」と記載されています。




universecyclonus2008-005.jpg universecyclonus2008-006.jpg

 ロボットモード。全高は約16cmあります。
 TVアニメ本放送当時のトイは、設定画上の変形機構の辻褄が合わなかった事に加えてトイの開発期間も短かった為に、アニメ版のデザインからかけ離れたものとなっていました。このトイはリメイクをした事によって、脚部が多少細めな印象こそあるものの、アニメ版のデザインに近い形となっています。




universecyclonus2008-007.jpg

 ロボットモード頭部。
 TVアニメ本放送当時のトイから大きくデザインが変更され、TVアニメ版のデザインに近いものになっています。




universecyclonus2008-008.jpg universecyclonus2008-009.jpg
universecyclonus2008-010.jpg

 ターゲットマスター(TARGETMASTER)の「ナイトスティック(NIGHTSTICK)。
 ナイトスティックは、「トランスフォーマー ザ・リバース」で、サイクロナスのパートナーとして登場します。ネビュロン星の圧政者「ロード・ザラク」に捕らえられたサイクロナスをはじめとするデストロン軍団は、取引と称してヘッドマスターシステムを付ける為に頭を提供するよう脅迫された際に、サイクロナスの提案により一部のデストロン兵士は頭を提供しない代わりに武器を提供する事で、頭を提供する事を免れています。
 「トランスフォーマー ザ・リバース」でのヘッドマスターとターゲットマスターの設定は国内版の設定と異なっており、「ザ・ムービー」や「2010」でダニエルが乗り込んだ「エクセルスーツ」に似たもので、人間が乗り込むものとなっています。
 ナイトスティックは変形機構こそTVアニメ本放送当時のターゲットマスターに近いものの、各所が可動するようになっており、単体でもある程度は遊べます。




universecyclonus2008-011.jpg

 説明書には記載されていない遊び方ですが、手首を収納してナイトスティックの後部を接続する事により、日本オリジナル作品である「ザ☆ヘッドマスターズ」の劇中に登場したターゲットマスターと同じ装備方法にする事も可能です。
 余談ですが、サイクロナスは、「ザ☆ヘッドマスターズ」ではターゲットマスターになってはいません。




universecyclonus2008-012.jpg

 ナイトスティックはビークルモード時にも取り付けが可能です。
 ビークルモード時にはコクピット部分の上部中央に有るピン受け穴に、ナイトスティックのピンを差し込んで取り付けます。




universecyclonus2008-013.jpg

 同シリーズの「GALVATRON(ガルバトロン)」と。
 サイクロナスは「~2010」以降の作品でデストロンのナンバー2として活躍しますが、前任者のスタースクリームとは対照的に、上司の命令に忠実な部下という設定になっています。それ故に気苦労が多いキャラでもありました。
 本シリーズのガルバトロンとサイクロナスを比較すると、ガルバトロンの方が若干小さめのサイズではあるものの、変形機構はサイクロナスよりも複雑になっています。




 以上、ユニバース版サイクロナスでした。

 今回、ユニバースシリーズのトイとしては初めて「トランスフォーマー ザ・リバース」からの登場となったサイクロナスですが、同シリーズの他のトイと同様に、新解釈の変形機構が採用された事等により、破綻の無いプロポーションとフリーポーザブルを実現した良作トイとなっています。更にナイトスティックが付属している事で、武器単体でもある程度遊べるようになっています。ただ、欲を言えば、「~2010」で使用していた銃も付属させて、ナイトスティックと選択出来るようにして欲しかったと思います。
 同シリーズでは、ガルバトロンやオクトーンといった、新生デストロン軍団のメンバーが既に発売されているので、それらと一緒にして遊ぶのも楽しいのではないかと思います。