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 今回のリニューアルレビュー記事は、「トランスフォーマー/リベンジ」の公開直後に発売された、「トランスフォーマー/リベンジ EZコレクション」を再掲載します。
 EZコレクションの歴史は、2005年に展開された「トランスフォーマー ギャラクシーフォース」まで遡ります。このシリーズは展開当初から、各作品の主要キャラクターを小サイズかつ簡単な変形機構で立体化しているシリーズで、それゆえに1体当たりの価格は平均500円前後、高い物でも1,000円くらいで、トランスフォーマートイとしては非常に安い価格帯です。
 EZコレクションは、トランスフォーマートイのシリーズとしてはそこそこの歴史を持つシリーズですが、パッケージデザインや販売形態はシリーズ毎に異なっています。本記事のシリーズのようなブラインドボックス形式で販売されるEZコレクションは、玩具店だけでなくコンビニで販売される事も珍しくありません。

関連記事:
 ・キャラホビ2009限定「サウンドウェーブ ブラックバージョン」レビュー(再掲載版)(2013年5月17日更新)
 ・「RA-04 サイドスワイプ」レビュー(再掲載版)(2013年4月7日更新)
 ・「RA-03 バンブルビー」レビュー(再掲載版)(2013年3月31日更新)
 ・「RD-02 スタースクリーム」レビュー(再掲載版)(2013年3月19日更新)
 ・「RD-01 メガトロン」レビュー(再掲載版)(2013年2月28日更新)
 ・「RA-01 オプティマスプライム」レビュー(再掲載版)(2013年2月14日更新)

※本レビュー記事は、2009年9月4日に旧ホームページに掲載したレビューに一部加筆・修正等を加え再掲載したものです。


※写真をクリックすると元のサイズで表示されます。

■トイ概要
 このトイは2009年6月27日に、タカラトミーより1個525円(税込)で発売されました。海外では最も安い価格帯である「レジェンズ・クラス(LEGENDS CLASS)」で販売されたトイを、食玩と同じブラインドボックス仕様にして販売されました。「EZ(イージー)=簡単(easy)」の通り、ラインナップされている全てのトイが簡単な変形機構になっているのと、全高約8~9cmの小サイズになっているのが特徴です。
 ラインナップは、映画本編にも登場した「01.オプティマスプライム」「02.メガトロン」「03.バンブルビー」「04.スタースクリーム」「05.ジェットファイアー」「06.サイドスワイプ」07.デザートトラッカーラチェット」の7体の他に、映画には登場しないオリジナルキャラクターである「08.オートボットスプリンガー」を加えた、全8種がラインナップされています。




■パッケージ

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 アソートボックスのパッケージ。元々は店頭に置く為の物なので、デザインはモノクロの簡単なものになっています。
 ボックスには12個封入されており、1アソートで購入した場合には525円×12個=6,300円(税込)となります。




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 アソートボックスを展開した状態。
 ボックスの蓋部分を正面に見せる形となり、ボックス側面の殆どは切り取り線から切り離します。




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 パッケージ表面。
 正面にはオプティマスプライム、メガトロン、バンブルビーのイラストが描かれています。また、右側面には01.~04.が紹介されています。




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 パッケージ裏面。
 オプティマスプライムを例に、「すべてのロボットがビークルへ完全変形!」と紹介されています。また、左側面には05.~08.が紹介されています。




■01.オプティマスプライム

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 ビークルモード。セミトラック(ピータービルト・379モデル・トレーラートラック)に変形します。
 形状や配色は変形機構の関係で細かい違いはあるものの、他のクラスで発売されている同名キャラクターのトイと大体同じで、特徴的なファイヤーパターンもプリントされています。




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 ロボットモード。オプティマスプライムのEZコレクションは前作の映画公開時にも販売されましたが、このトイは変形機構が一新されています。
 ビークルモードのトラック後部が分割されて前腕になる為、前腕がかなり大きめになっています。




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 ロボットモードのバストアップ。
 頭部の造形は劇中のイメージに準じているものの、サイズの都合でデザインや塗装は甘くなっています。




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 可動は肩関節、肘、股関節が可動します。




■02.メガトロン

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 ビークルモード。戦車(エイリアンタンク)に変形します。
 形状や配色は「RD-01 メガトロン」に近いものになっていますが、「RD-01 メガトロン」の場合には前面中央にあるロボットモードの頭部が、このトイでは変形機構の関係で後方中央にあります。




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 ロボットモード。メガトロンのEZコレクションは前作の映画公開時にも販売されましたが、デザインが変更されている事も有って変形機構やデザインが一新されています。
 カラーリングや右腕の長い砲身から、「RD-01 メガトロン」を基に造られている事が分かります。脚は一番伸ばしても膝が少し曲がる形になり、このシリーズの中では一番立たせづらい形になっています。




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 ロボットモードのバストアップ。
 こちらもオプティマスプライムと同様に劇中のイメージに準じた造形となっているものの、サイズの関係でディテールや塗装は甘くなっています。




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 可動は肩関節、肘、股関節、膝が可動します。




■03.バンブルビー

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 ビークルモード。スポーツカー(カマロコンセプトモデル)に変形します。
 形状や配色は「RA-03 バンブルビー」や「RA-14 カノンバンブルビー」と同じになっており、本作登場モデル限定仕様のフロントバンパーもちゃんと再現されています。




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 ロボットモード。バンブルビーのEZコレクションは前作の映画公開時にも販売されましたが、このトイは変形機構が一新されています。前作の映画公開時に販売された物は、運転席と補助席のドアが腕と連動する形で変形したのに対し、このトイではボンネットを90°動かして胸にする際に運転席と補助席のドアが連動して動くように、パーツを一体化して造られています。




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 ロボットモードのバストアップ。
 サイズは小さいですが、それなりに造り込まれています。額には、設定には無いオートボットのマークがタンポ印刷されています。




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 可動は、肩関節と股関節が可動します。




■04.スタースクリーム

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 ビークルモード。ジェット機(F-22ラプター)に変形します。
 変形機構や形状は、前作の映画公開時に発売されたEZコレクション版スタースクリームと同じです。本体成型色は「RD-03 スタースクリーム」の物に比べて明るめですが、今作の設定に基づいてエイリアン・タトゥーが入っています。




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 ロボットモード。こちらも前作の映画公開時に発売された物と同じです。
 ロボットモードの前面は、ビークルモード時には殆どが底面に隠れている形になっている為、ひっくり返して腕や脚を展開する変形機構となっています。




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 ロボットモードのバストアップ。
 こちらも前作映画公開時に販売された物と同じですが、今作の劇中においてロボットモードでも見られたエイリアン・タトゥーは、このトイでは殆ど省略されています。




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 可動は、肩関節と肘関節が可動します。
 下半身は股関節が変形機構の関係上若干動きますが、可動と言えるほどの可動範囲は有りません。




■05.ジェットファイアー

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 ビークルモード。ジェット機(SR-71 ブラックバード)に変形します。
 機体底部にはロボットモードの頭部がそのまま逆さに付いており、これによって、ランディングギアが展開出来ない代わりに機体をバランス良く支えています。




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 ロボットモード。
 「RA-13 ジェットファイアー」では背部に付いていたエンジンは、このトイでは太腿になり、杖になるランディングギアは左腕と一体化しています。
 膝には脚を伸ばす事で固定されるロック機構が有りますが、写真の状態で固定する膝のロック機構は無い為、立たせづらくなっています。また、オプティマスプライムとの合体機構は省略されています。




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 ロボットモードのバストアップ。
 胴体は劇中のイメージ通りに腰を曲げたような形になっています。また、胴体は両翼を機体上部に畳んで形成する変形機構となっており、この点は「RA-13 ジェットファイアー」と異なっています。




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 可動は、肩関節と太腿(股関節)、膝が可動します。
 下半身の可動が比較的広い為、写真のような立ち膝ポーズも出来ます。




■06.サイドスワイプ

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 ビークルモード。スポーツカー(シボレー・コルベット スティングレイコンセプト)に変形します。
 「RA-04 サイドスワイプ」とほぼ同じ仕様ですが、メタリックシルバーによる塗装は施されていません。




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 ロボットモード。両腕はブレードを展開した状態になっています。
 ブレード内側には設定画の通りにツメのようなブレードが彫られています。「RA-04 サイドスワイプ」は背部にビークルモード時のパーツが有りましたが、このトイにはそれが無い為、全体の形は劇中のイメージに近いものになっています。




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 ロボットモードのバストアップ。
 胴体は「RA-04 サイドスワイプ」に似た変形機構で、車体後部がロボットモードの胸部になります。




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 ロボットモード脚部。ビークルモードのタイヤを足にせず、別にモールドを彫っています。
 フロントバンパーからツメが出るようになっている事でカカトの役割を果たす為、立たせ易くなっています。




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 可動は、肩関節と股関節の他に、膝が若干可動します。




■07.デザートトラッカーラチェット

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 ビークルモード。レスキュービークル(ハマーH2・レスキュー車仕様)に変形します。
 このトイは前作の映画公開時に発売された「オートボットラチェット」と同一で、カラーリングが変更されています。




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 ロボットモード。
 全体的にマッシブな印象のデザインになっています。




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 ロボットモードのバストアップ。
 一部に塗装が施されているものの、頭部のデザインは若干分かりづらくなっています。




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 可動は両肩関節のみが可動し、その他は全く可動しません。




■08.オートボットスプリンガー

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 ビークルモード。ヘリコプターに変形します。
 このキャラクターの名称は、「戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー2010」に登場した「スプラング」の海外名(SPRINGER)に由来しており、カラーリングもスプラングと同様のグリーンをメインとしたカラーリングになっています。




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 ロボットモード。
 肩の間に頭部が有るデザインは、前作の「MD-01 ブラックアウト」に似ています。




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 ロボットモードのバストアップ。
 頭部のデザインは、実写映画シリーズではあまり見られないデザインになっています。




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 可動は、股関節の他に、肘関節が変形機構の関係で若干可動し、肩関節は左右にのみ可動します。




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 8体全員集合した写真。
 オートボットが6体なのに対してディセプティコンは2体で、バランスの悪いラインアップになっています。




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 「キャラホビ2009限定 サウンドウェーブ ブラックバージョン」との比較。
 サウンドウェーブの全高は約14cmで、デラックス・クラスのトイの中では小さい部類に入るサイズですが、EZコレクションはそれぞれ全高約8~9cmで、サウンドウェーブよりも更に小さく纏められています。




 以上、トランスフォーマー/リベンジ EZコレクションでした。

 EZコレクションは当初購入する予定が無かったのですが、簡易変形や集め易さが魅力という事で、試しに12個入ボックスを1箱購入したところ、見事に全種コンプリート出来ました。昔「マイクロンブースター」を購入した時もそうだったのですが、タカラトミーのブラインドボックス商品は1ボックス購入すると全種コンプリートできるようになっているようです。
 トイの仕様は、8種全てが簡易変形と小型サイズを特徴としている為に、小型サイズゆえの造形の粗さやプロポーションの難が有る部分が見受けられます。可動もさほど広いわけではなく、変形以外のギミックも特には有りません。しかしながら、簡単に変形させることが出来る為に、総じて変形が複雑なムービーシリーズのトイが嫌な方にはオススメ出来ますし、低価格・小型サイズゆえにコレクション性が高いので、メインキャラクターを低価格・省スペースで揃えたい方にもオススメです。また、「デバステーター」のような大型キャラクターのトイは、他のムービーシリーズのトイとの対比が合わないので、そういったトイと連動させて遊ぶ方法も良いのではないかと思います。