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 今回のリニューアルレビュー記事は、2010年8月に「西武大津店」と「横浜そごう」で開催された「トランスフォーマーミュージアム」のイベント限定トイである、「オプティマスプライム ブラックVer.」を再掲載します。
 この頃のトランスフォーマー関連イベントは、「東京おもちゃショー」と「キャラホビ」への出展が定番となっていましたが、それ以外で限定トイの販売まで行う本格的なイベントは、あまり行われていませんでした。その意味では、このイベントは非常に珍しい部類のイベントだったのではないかと思います。
 このトイのカラーリングはブラックをメインカラーとしつつ、各所にブルーグリーンとレッドを配したものとなっています。このカラーリングは、オプティマスプライム(コンボイ)のブラックバージョンのトイとしては定番のカラーリングで、最近では、「東京おもちゃショー2012」限定の「ブラックオプティマスプライム」や「AM-25 ネメシスプライム」、TCC限定の「SCOURGE」等が存在します。

関連記事:
 ・Transformers Collectors' Club限定「SCOURGE」レビュー(2013年7月19日更新)
 ・「VSセットA 最強の対決(オプティマスプライム vs メガトロン)」レビュー(再掲載版)(2013年4月16日更新)

※本レビュー記事は、2010年8月19日に旧ホームページに掲載したレビューに一部加筆・修正等を加え再掲載したものです。


※写真をクリックすると、元のサイズで表示されます。

■キャラクター設定
 「オプティマスプライム」は、「トランスフォーマー アニメイテッド」に登場するキャラクターです。
 アニメでは、過去のシリーズの定番となっていた「オートボットの総司令官」という設定ではなく、「オートボットのスペースブリッジ修復部隊の指揮官」という設定で登場し、偶然手に入れてしまったオールスパークを巡ってメガトロン率いるディセプティコンの野望を阻止する為、4人の仲間と共に戦います。
 日本版での声優は、「ビーストウォーズⅡ(セカンド)」の「スタースクリーム」や、「トランスフォーマー カーロボット」の「ギルドー」等を演じた、「高橋広樹」さんが演じています。

■トイ概要
 このトイは、2010年8月3日~8日に西武大津店で、2010年8月10日~16日にそごう横浜店で開催された「トランスフォーマーミュージアム」の開催記念アイテムとして、会場内の物販コーナーにて4,200 円(税込)で限定販売されました。
 販売個数は西武大津店にてイベント開始時に300個が販売され、8月7日に60個が追加販売されました。また、そごう横浜店ではイベント開始時に1650個が販売され、2会場での販売個数の総計は、発売年に合わせた2010個となりました。
 トイの内容は、2010年3月に発売された「TA-01 オプティマスプライム(以下「通常版」)」の仕様変更品で、劇中では登場しないブラックをメインにしたカラーリングとなっています。




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 パッケージアート(表)。箱のサイズは縦約22cm×横約22cm×奥行約11cmとなっています。
 パッケージはサイズ・レイアウト共に通常版と同一で、色がモノクロになっており、ウィンドウ部分には限定品である事を示すシールが貼付されています。




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 パッケージのウィンドウ部分には、限定品である事を表すシールが貼付されています。
 シールの色はゴールドで、そこにブラックの文字で記載がされています。




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 パッケージアート(裏)。
 こちらも通常版と同一のものとなっています。




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 ビークルモード。
 通常版と同様のトラックに変形します。




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 ビークルモードを斜め上から見た写真。
 通常版ではクリアーブルーとなっていたルーフ部分のパトランプは、このトイではクリアーレッドに変更されています。




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 通常版と同様に、コンテナに付いている放水機を前に向ける事も可能です。




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 通常版とのビークルモード比較。
 本体色がブラックをメインとしたカラーリングに変更されたのに合わせて、グレーの成型色やシルバーの塗装の色味も暗めのものに変更されています。





 通常版と同様に、変形途中に背部中央のレバーを下げる事で、腰部分が回転しながら横向きから下向きに移動します。しかしながら、パーツの干渉等により回転が止まる場合が有る為、手動での補助が必要となる場合が有ります。
※動画です。クリックすると動画が再生されます。




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 ロボットモード。全高は約18cmあります。
 本体色はブラックをメインに、各所にレッドやメタリックグリーンを配したカラーリングとなっており、「トランスフォーマー カーロボット」に登場した「暗黒司令官 ブラックコンボイ」や、「超生命体トランスフォーマー マイクロン伝説」に登場した「大量破壊兵 スカージ」等の、「悪のオプティマスプライム(コンボイ)」の設定を持つキャラクターに多く見られるカラーリングとなっています。




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 ロボットモードのバストアップ。
 造形は通常版から変更されていませんが、カラーリングの変更により、悪役キャラクターのイメージが強くなっています。




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 前述の通り悪役キャラクターを思わせるカラーリングではありますが、左肩には通常版と同様にオートボットのエンブレムがタンポ印刷されています。このトイにはキャラクターカード等の設定を記載したものが同梱されていない為、公式でのキャラクター設定は無いものと思われます。
 なお、個体差かと思われますが、タンポ印刷時にはみ出したと思われる塗料がエンブレムの周辺にハッキリと残っています。




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 可動は、首、肩、肘、腰、股関節、膝と、変形機構の関係で爪先が可動します。通常版に有った、肩関節の引き出し機構も有ります。
 その他の可動箇所や可動範囲も、通常版から変更されていません。




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 首の後ろに有るレバーを上下に動かす事でマスクの装着・解除がされるギミックも、通常版と同様に有ります。




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 通常版と同様に、集光装置に光を当てる事で目が発光するギミックも有ります。
 集光装置の成型色は、本体色の変更に合わせてクリアーレッドに変更されています。




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 コンテナは、ウルトラアックスとオプティマスライフルに分離変形します。




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 ウルトラアックスは通常版と同様の造形・変形機構となっていますが、本体カラーの変更に合わせてカラーリングが変更されています。




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 通常版付属のウルトラアックスとの比較。
 ブルーの部分がレッドに、レッドの部分がブラックに変更されているだけでなく、グレーの成型色の色味も変更されています。




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 オプティマスライフルは造形・持たせ方共に、通常版と同様です。




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 オプティマスライフルには、通常版と同様の水鉄砲機能も付いています。
 本体底部から水を入れ、銃口部を押し込む事で水が発射されます。




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 通常版のオプティマスライフルとの比較。
 ブルーがブラックに変更されただけでなく、グレーの成型色の色味も変更されています。




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 フル装備。
 通常版のブラックとシルバーのカラーはそのままに、本体カラーの殆どをブラックに変更し、それに合わせてグレーの色味も変更した事で、全体的にモノトーンの色合いになっています。




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 通常版と同様に、ウルトラアックスとオプティマスライフルは、合体してオプティマスプライムの背中に取り付けられます。




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 パッケージ裏面の写真風に、フル装備でアクションポーズ。




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 オプティマスライフルを構えた射撃ポーズの一例。




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 通常版と。
 カラーリングの変更により、印象がかなり異なるものになっています。




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 通常版との対決ポーズの一例。
 このトイの遊び方として最も考えられると思われるものは、「悪のオプティマスプライム」として通常版と戦わせる遊び方と思われますが、他にも「夜間戦闘時等の特殊環境での戦闘用に適応する為のカラーリング」や、「オプティマスプライムの影武者・コピーロボット」等の設定も考える事が出来ます。公式設定が無い為、他にも様々な遊び方を考える事が出来ます。




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 そごう横浜店で開催された「トランスフォーマーミュージアム」の様子。展示内容の殆どは、先行して開催された西武大津店の内容と同じものでした。
 年代別等、様々に分類されたトランスフォーマートイの展示やパッケージイラスト原画等のイラストの展示、トイのコマーシャルフィルムの上映、過去のアニメ作品の上映等がされていました。また、物販コーナーではトランスフォーマートイの販売の他、コスパより発売されているアパレル等のグッズや書籍・DVDの販売もされていました。




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 トランスフォーマーミュージアム限定配布のステッカー。物販コーナーで3,150円(税込)の購入ごとに1枚配布されました。
 シールはキャラクターが描かれている部分、オートボットエンブレム、トランスフォーマーミュージアムのロゴの3つが別々のシールになっています。種類は全3種で、TVアニメ第1作「戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー」に登場した「コンボイ(海外名:オプティマスプライム)」、実写映画シリーズ(ロゴは「トランスフォーマー/リベンジ」)に登場したオプティマスプライム、「トランスフォーマー アニメイテッド」に登場したオプティマスプライムの、3人のオプティマスプライムがそれぞれデザインされたシールとなっています。




 以上、オプティマスプライム ブラックVer.でした。

 「トランスフォーマー アニメイテッド」版オプティマスプライムの限定トイとしては恐らく初となったこのトイは、カラーバリエーションは過去のシリーズのオプティマスプライムでも行われた事のある、ほぼ定番とも言えるものですが、販売総個数はそごう横浜店で開場前に突然のアナウンスがされるという、非常に面白いサプライズがされました。しかしながら、限定トイであったにもかかわらず、前述の通りの塗料のはみ出しや気泡と思われるものが出来ていて、個体差はあると思われるものの、通常版と比べると塗装が粗くなっているのが残念な点です。
 基本は開封しないで保存するコレクター向けのトイかと思いますが、開封して遊ぶ場合には、公式でのキャラクター設定が無い事を利用して、前述の通り様々な設定で遊べる魅力が有ります。