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 今回のリニューアルレビュー記事は、日本版「トランスフォーマー アニメイテッド」より、「TA-38 ウイングブレードオプティマスプライム」を再掲載します。
 日本版「アニメイテッド」のTVアニメは2010年4月から放送が開始されましたが、このトイはそれから約5ヶ月後に発売されました。このトイが発売された頃、日本版「アニメイテッド」は後半戦に突入していましたが、このオプティマスプライムが登場するのはディセプティコンとの決戦を描いた最終エピソードで、それが放送されたのは12月下旬でした。
 「アニメイテッド」のシリーズ展開が打ち切りとなった為にお蔵入りになってしまった、決戦後のストーリーを描いた「幻の第4シーズン」では、オプティマスプライムはこのトイとは異なるパワーアップをする企画が有った事が「トランスフォーマージェネレーション2011 VOL.1」の記事で書かれており、その記事には開発画稿も掲載されています。

関連記事:
 ・トランスフォーマーミュージアム開催記念「オプティマスプライム ブラックVer.」レビュー(再掲載版)(2013年8月14日更新)
 ・「SONS OF CYBERTRON 司令官セット」レビュー(再掲載版)(2013年8月12日更新)
 ・「TA-27 ウルトラマグナス ライト&サウンド」レビュー(再掲載版)(2013年7月30日更新)
 ・「TA-26 メガトロン ライト&サウンド」レビュー(再掲載版)(2013年7月27日更新)
 ・「VSセットA 最強の対決(オプティマスプライム vs メガトロン)」レビュー(再掲載版)(2013年4月16日更新)
 ・トランスフォーマー アニメイテッド「オプティマスプライム エリートガードVer.」レビュー(2011年3月14日更新)

※本レビュー記事は、2010年9月22日に旧ホームページに掲載したレビューに一部加筆・修正等を加え再掲載したものです。


※写真をクリックすると、元のサイズで表示されます。

■キャラクター設定
 「オプティマスプライム」は、「トランスフォーマー アニメイテッド」に登場するキャラクターです。
 アニメでは、過去のシリーズの定番となっていた「オートボットの総司令官」という設定ではなく、「オートボットのスペースブリッジ修復部隊の指揮官」という設定で登場し、偶然手に入れてしまったオールスパークを巡ってメガトロン率いるディセプティコンの野望を阻止する為、4人の仲間と共に戦います。
 日本版での声優は、「ビーストウォーズⅡ(セカンド)」の「スタースクリーム」や、「トランスフォーマー カーロボット」の「ギルドー」等を演じた、「高橋広樹」さんが演じています。

■トイ概要
 このトイは2010年9月18日に、タカラトミーよりメーカー希望小売価格4,725 円(税込)で発売されました。
 トイの内容は、海外版における第41話(第3シーズン第12話)と、第42話(第3シーズン第13話、シリーズ最終話)で登場した、メガトロンに対抗する為にパワーアップしたオプティマスプライムを立体化した商品で、クリアーカラー仕様に変更した「TA-01 オプティマスプライム(以下「ノーマル版」)」に新規パーツを追加する形で立体化しています。
 このトイは、「アニメイテッド」シリーズでは数少ない、海外版が販売されていないトイの内の1体です。




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 パッケージアート(表)。ボックスのサイズは縦約22cm×横約29cm×奥行約11cmとなっています。
 パッケージの形状はボックスですが、「VSセット」に似た横長のパッケージで、これは「アニメイテッド」シリーズの単体のトイとしては珍しい形状です。
 パッケージには、このトイの海外版でのグレードを表す「VOYAGER CLASS(ヴォイジャー・クラス)」の記載がされていますが、このトイはは元々がヴォイジャー・クラスのノーマル版に追加パーツが付いた仕様の為、実際に海外で販売された場合のグレードは、もう1段階高いものになると推測されます。




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 パッケージアート(裏)。
 ウイングブレードオプティマスプライムが登場する最終決戦のストーリー解説文や各種ギミックの説明が掲載されています。
 下部分には、同日に発売された新商品を含むオートボット所属キャラクターのトイのラインナップが掲載されています。




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 ビークルモード。トラックに変形しますが、車体後部はノーマル版では放水器が付いたコンテナだったのに対し、このトイではキャノン砲と翼の付いたブースターに変更されています。後述のキャラクターカードでは、この形態は「トレーラージェット」と記載されています。
 このビークルモードは本トイオリジナルの形態で、劇中には登場しません。




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 ビークルモードを斜め上から見た写真。
 車体前部がトラック、車体後部がV字ウイングの付いたブースターという構成は、「GC-01 ギャラクシーコンボイ」の「フライトモード」に似ています。




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 ブースターの取り付けは、ノーマル版では使用しなかった運転席後ろのジョイント穴に接続パーツを取り付けて固定します。




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 ノーマル版との比較。
 コンテナパーツの変更により、ボリュームに違いが出ている事が分かります。




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 このトイには、ノーマル版に付属している放水器付きコンテナも付属している為、ノーマル版と同じ装備にする事も可能です。
 コンテナのカラーリングはオプティマスプライム本体のカラーリング変更に合わせて、クリアー系カラーをメインとしたカラーリングに変更されています。




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 放水器付きコンテナ装備状態(中央)と、ノーマル版(左)、「トランスフォーマーミュージアム開催記念 オプティマスプライム ブラックVer.(以下「ブラックVer.」と記載)」(右)との比較。
 本体のメインカラーだけでなく、各所のグレー部分もそれぞれ異なるものになっています。




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 オプティマスプライム本体のロボットモード。全高は約18cmあります。
 本体色はノーマル版をベースに、大部分をクリアー成型のパーツに変更しています。変形機構や関節の可動等の各種ギミックは、ノーマル版やブラックVer.と同じです。




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 ロボットモードのバストアップ。
 頭部、肩、胸部のウィンドウ部分周辺等が、ノーマル版と同じ配色でクリアー成型のパーツに変更されています。




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 頭部にはノーマル版やブラックVer.と同様に、首の後ろのレバー操作によるマスクの装着⇔解除ギミックや、頭頂部の集光装置による目の発光ギミックも有ります。
 頭部のほぼ全体がクリアー成型のパーツに変更されている為に、集光装置に光を当てると目以外の部分も発光してしまいます。




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 放水器付きコンテナはノーマル版と同様に、分離・変形してウルトラアックスとオプティマスライフルになります。
 装備の方法やオプティマスライフルの水鉄砲ギミックも、ノーマル版やブラックVer.と同様です。




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 ノーマル版とのロボットモード比較。
 ウルトラアックスのグレー部分や太腿のシルバーはクリアーグレーに変更されている為、色味が異なっています。




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 このトイで新規に追加された強化パーツ。
 ビークルモード時は車体後部のブースターになりますが、変形の際には分解して変形し、ウイング付きブースター、前腕アーマー、キャノン砲、武器(ストームブリンガー)の4つになります。
 キャラクター解説文では、飛行用の強化パーツには「BMGB型ウイングユニット」という名称が付いています。




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 ロボットモードへの強化パーツの取り付け方は、前腕アーマーは内側のピンを使って手に持たせるような形で装着し、ウイング付きブースターは背部に有るパトランプに取り付けます。




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 ウイングブレードオプティマスプライム形態。強化パーツの装着により全高は約18.5cm、全幅は約20cmとなります。
 メガトロンとの決戦に備え、飛行能力の無いオプティマスプライムに飛行能力を付けるというラチェットのアイデアにより、オプティマスプライムは背部にブースターを付けたテスト飛行を行うも、テストは失敗に終わります。失敗の原因はブースターに翼が無い事であると考えたラチェットはブースターに翼を付け、その結果、オプティマスプライムは飛行出来るようになりました。
 全体の大まかなデザインは「トランスフォーマー 超神マスターフォース」に登場した「ゴッドジンライ」に似ています。




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 両肩のキャノン砲にはスイッチが有り、これを押すとミサイルが発射されます。
 ビークルモード時にも、このギミックは使用可能です。




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 付属武器の「ストームブリンガー」。
 元々はウルトラマグナスが愛用していた武器の「マグナスハンマー」でしたが、ウルトラマグナスがショックウェーブに倒された後、紆余曲折を経てオプティマスプライムの手に渡り、最終決戦時に使用しました。
 海外版のアニメでの名称は、一貫してマグナスハンマーとされていましたが、日本版のアニメでは、オプティマスプライムの手に渡った時点で名称が変更されるものと思われます。
 装備は、柄に付いているツメを手の穴に差し込んで固定します。




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 本体の肩関節の可動範囲が広い為、ストームブリンガーの両手持ちも可能です。
 劇中では、ストームブリンガーはマグナスハンマーと同様に雷を放つ能力が有りますが、オプティマスプライムがこの武器を完全にコントロール出来ていない状態で出撃した為か、劇中では振る事により小規模な雷を放つ程度のものとなっていました。




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 ストームブリンガーのヘッド部分は変形機構の関係もあって360°回転する為、柄が固定されているにもかかわらず、ヘッド部分の向きを自由に調整出来ます。




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 「TA-27 ウルトラマグナス ライト&サウンド」に付属しているマグナスハンマーとの比較。
 トイ本体のサイズはウルトラマグナスの方が大きい為、ハンマーのサイズもマグナスハンマーの方が大きく造られています。




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 手を開いた状態。
 親指を除く4本の指はスプリングで戻る仕組みになっています。4指の裏側にはストームブリンガー固定用のツメ穴が有りますが、掌にはそれよりも大きなツメ穴のようなものが有り、これを使ってマグナスハンマーを持たせる事が出来ます。




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 マグナスハンマーを装備。ストームブリンガーよりも大きいサイズですが、見た目の違和感は有りません。
 劇中のマグナスハンマー(ストームブリンガー)は、柄だけでもオプティマスプライムの身の丈を超える長さの大きい武器として描かれていた為、このサイズでも劇中イメージの完全再現には至っていません。




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 ノーマル版との比較。
 ゴッドジンライ等の合体機構で採用されていた「下駄履き合体」の合体機構は無い為、本体の高さはあまり変わりません。しかしながら、腕の大型化と翼が付いた事によって、ボリュームにかなりの違いが出ています。




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 ノーマル版に強化パーツを取り付けた状態。
 このトイのオプティマスプライム本体とノーマル版はカラーリングが異なっているだけなので、問題無く装備出来ます。強化パーツのカラーリングは、日本版「アニメイテッド」シリーズではお馴染みのメタリック塗装を施した物になっているので、カラーリング面でも違和感が有りません。




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 強化パーツのノーマル版への取り付けは、ビークルモードでも出来ます。




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 ノーマル版に強化パーツを取り付け、マグナスハンマーも装備。
 3種のトイを揃えれば、こんな遊び方も出来ます。




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 ブラックVer.に強化パーツを取り付けた状態。
 こちらも問題無く取り付けられますが、カラーリングにおいては違和感が生じます。




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 ブラックVer.のビークルモードにも、強化パーツの取り付けが出来ます。




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 「SONS OF CYBERTRON 司令官セット」のオプティマスプライム(以下「デラックス・クラス版」)に、強化パーツを取り付けた状態。
 このトイは元々海外でアニメ放映が終了した後に開発の企画が有る事が公表されましたが、アニメが放映終了した事やその直後の実写映画「トランスフォーマー/リベンジ」の関連商品のリリースラッシュが有った事もあってか、結局お蔵入りとなってしまいました。その海外での公表時の仕様は「デラックス・クラス版オプティマスプライム+強化パーツ」となっており、価格やボリュームの面で丁度ヴォイジャー・クラス相当のものとなっていました。この写真はそれを日本版トイで再現したものです。
 強化パーツの形状は、海外での公表時の写真と酷似しています。強化パーツの取り付けは、前腕アーマーは問題無く行えますが、ブースターはジョイントが合わず固定出来ない為、写真のものは背部の各パーツを角度調整する等の方法で、本体に乗せる形で装備しています。また、本体の関節強度に対してパーツが重い為、この状態でのポージングはかなり難しくなっています。




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 デラックス・クラス版のビークルモードに強化パーツを取り付けた状態。
 接続可能なジョイントが無い為、取り付けではなく、車体後部に強化パーツを乗せているだけです。




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 ノーマル版、ブラックVer.と揃い踏み。
 2010年に日本で発売された「アニメイテッド」のヴォイジャー・クラス版オプティマスプライムは、このトイの発売時点で3種類となりました。また、2011年には「トランスフォーマーアニメイテッド大百科」の誌上限定通販(2010年11月26日消印有効)で、4つ目のカラーバリエーションとなる「オプティマスプライム エリートガードVer.」の発送が予定されています。




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 「TA-26 メガトロン ライト&サウンド」と対決!
 ブースターによる飛行能力とストームブリンガーを得てパワーアップしたオプティマスプライムは、全宇宙の命運を賭け、メガトロン率いるディセプティコンとの最終決戦に臨みます。




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 取扱説明書は、このトイ独自の説明書と、ノーマル版と同じ説明書の2つが同梱されています。
 このトイ独自の説明書では強化パーツの変形・合体についてのみの説明がされているだけで、オプティマスプライム本体の変形はノーマル版と同じ説明書での説明をもって補完しています。




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 付属のキャラクターカード。
 「TA-26 メガトロン ライト&サウンド」から一新されたレイアウトと同じ構成で、パッケージと同じウイングブレードオプティマスプライムのイラストが掲載されています。設定ではパワーアップしたとされているオプティマスプライムですが、このカード表面に記載されている能力値は、パワーアップ前から変化していません。
 裏面にはこのカードも対応しているアーケードゲーム「トランスフォーマー アニメイテッド ザ・チェイス/ザ・シューティング」の宣伝が掲載されています。




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 発売月や梱包するトイによってデザインが違う同梱のチラシの表面は、このトイと、同日に発売された「TA-39 ジェットパックバンブルビー」の2体をメインに、9月発売の新商品を含めた「アニメイテッド」シリーズのトイを多数紹介しています。
 裏面には、ウイングブレードオプティマスプライムのギミック紹介の他、「空飛ぶオプティマスプライム」として、2009年に公開された映画「トランスフォーマー/リベンジ」に登場した「ジェットパワーオプティマスプライム」が紹介されています。




 以上、TA-38 ウイングブレードオプティマスプライムでした。

 海外では企画が公表されていながらも発売されていない最終決戦時のオプティマスプライムが、日本ではアニメ本編の登場に先行して発売となりました。
 販売戦略の関係か、オプティマスプライム本体はクリアー仕様の物になっていますが、個人的にはノーマル版を同梱して強化パーツとのカラーリングの辻褄合わせをして欲しかったと思います。強化パーツについては概ね問題無いものの、4指がスプリング内蔵になっている為にストームブリンガーの保持がゆるくなってしまっているのが残念な点です。
 このトイ1体でノーマル版のギミックも100%楽しめるお得な仕様や、説明書に記載は無いものの、ウルトラマグナスや他のヴォイジャー・クラス版オプティマスプライムと絡めた遊びが出来る為、ギミック面でも楽しむ事が出来ます。また、最終決戦という重要な局面で登場していながら、今まで商品化されていなかったこのトイがファン待望の商品化を実現したという経緯が有る為、その意味でも楽しめるトイになっていると思います。





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