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 少し前から少しずつ様々な情報が公開されてきた実写映画「トランスフォーマー」の第4作ですが、本日、「シネマトゥデイ」の記事等でタイトルが発表されました!
 タイトルは「Transformers: Age of Extinction(トランスフォーマー エイジ・オブ・エクスティンクション)」。副題の「Age of Extinction」は「絶滅の時代」という意味です。また、日本での邦題も発表されており、こちらは「トランスフォーマー ロストエイジ」というタイトルになります。邦題のタイトルで原題には無い言葉が使われるのはシリーズ初ですが、分かり易さを考慮した事が窺えます。
 「Age of Extinction」や「ロストエイジ(失われた時代)」という副題は、この映画での初登場が噂されている、恐竜に変形するトランスフォーマー「ダイノボット」が登場する事を裏付けるとも言われています。ダイノボット達の登場の有無等の詳細については今後発表が有るものと思われますので、これから目が離せなくなりそうです…!

 さて、ここから本題。
 今回のレビューは「参乗合体 トランスフォーマーGo!」より、「G03 ガンオウ」を紹介します。上の写真ではキャンペーン特典を装備していますが、それについては後日、別の記事で紹介します。
 ロボットモードのデザインから一目瞭然ではあるのですが、ガンオウのモチーフは「僧兵」です。ガンオウを購入してからというもの、管理人の中では「『僧兵』というバナナは、『侍』というおやつの中に含まれるのか?」という疑問が有りました。これを解決する為に日本の歴史を紐解いて行くと、僧兵と侍には、起源に「私有財産(主に土地)を実力で守る事を目的とした武装集団」という共通点が有るだけでなく、多数の僧兵を擁する大寺院は武士に対抗出来る程になっており、これらの点から、僧兵と侍は似たような存在と言えなくもないと思います。しかしながら、ガンオウのキャラクター設定の裏側については、そこまで深く考えられているとは思えないので、この件については「こまけぇこたぁいいんだよ!!」で片付けてしまう方が良いのかもしれません…(笑)。

関連記事:
 ・「G02 ジンブ」レビュー(2013年8月10日更新)
 ・「G01 ケンザン」レビュー(2013年8月7日更新)


※写真をクリックすると、元のサイズで表示されます。

■キャラクター設定
 「ガンオウ」は、「てれびくん」と「テレビマガジン」の付録DVDで展開されるアニメ作品「参乗合体 トランスフォーマーGo!(サンジョウガッタイ トランスフォーマーゴウ!)」に登場するキャラクターで、「侍編」のメインキャラクターの一人です。
 アニメでは、オートボットの対プレダコン特殊部隊「ソードボット 侍チーム」のメンバーの戦士として登場し、同じチームのメンバーである「ケンザン」、「ジンブ」、そして地球人の仲間である「帯刀勇(たてわき・いさみ)」と共に、復活したプレダコンの野望を阻止する為に戦います。
 アニメでの声優は、「SDガンダム三国伝 BraveBattleWarriors」で「関羽ガンダム」を演じた、「安元洋貴」さんが担当しています。

■トイ概要
 このトイは、タカラトミーよりメーカー希望小売価格3,675円(税込)で発売されました。全国の玩具店等では2013年6月22日に発売されましたが、2013年6月15日~16日に開催された「東京おもちゃショー2013(一般公開日)」のタカラトミーブースでは先行販売が行われました。
 トイの内容は、消防車からロボットへの変形機構の他に、同シリーズの「G01 ケンザン」「G02 ジンブ」と合体(参乗合体)させる事で、「ゴウケンザン」「ゴウジンブ」「ゴウガンオウ」を作る事が出来ます。




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 パッケージ表面。パッケージはボックスで、サイズは縦24cm×横23cm×奥行8.5cmとなっており、発売時点における同シリーズのトイのパッケージとしては標準的なサイズです。
 パッケージの基本的なレイアウトは同シリーズの他のトイと同じですが、名前が記載されている部分の隣に有るオートボットのエンブレムには「侍」の文字が書かれており、その上には3体合体が出来る事が写真入りで掲載されています。




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 パッケージ裏面。
 3形態に完全変形出来る事や、「ゴウガンオウ」への合体ギミックが紹介されています。下部には、「参乗合体」に必要な「G01 ケンザン」と「G02 ジンブ」が写真付きで紹介されている他に、アニメに関する情報も掲載されています。




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 パッケージを斜め上から見た写真。
 右側面には、「参乗合体」で完成する3つの形態と、3体それぞれの配置が掲載されています。また、左側面には完全変形が可能である事が掲載されている他に、テクニカルデータも掲載されています。
 掲載されているテクニカルデータの数値は、以下の通りです。「体力(STRENGTH)」と「耐久力(ENDURANCE)」の2つが最大値の「10」に設定されている事から、力自慢のパワーファイターである事が窺えます。これはガンオウ単体での能力値の為、参乗合体した場合には能力値が変化します。
 体力(STRENGTH):10   知力(INTELLIGENCE):6   速度(SPEED):6   耐久力(ENDURANCE):10
 地位(RANK):6   勇気(COURAGE):9   火力(FIREBLAST):8   技能(SKILL):6





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 ビークルモード。消防車に変形します。
 デザインは、日本で一般的に使用されている消防車のデザインとは異なっており、「DA02 センチネルプライム」等のビークルモードにもなっている「化学消防車」に近いデザインです。カラーリングはレッドとブラックをメインカラーにしています。
 ルーフ部分中央には放水器とハシゴを兼ねたような装置が、前後一直線に走るようについています。劇中ではこれを動かしている描写が有りましたが、このトイでは動かす事が出来ません。




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 ビークルモード底面。
 この面の殆どが、ロボットモード時に脚部になります。




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 同シリーズの「G01 ケンザン」「G02 ジンブ」のビークルモードと。
 ソードボット侍チームのビークルモードは、パトカー、ジェット機、消防車という、トランスフォーマーのビークルとしては定番の3種類が揃っています。




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 ロボットモード前面。全高は約19.5cmあります。
 ビークルモードの機体前部が胸部に変形し、車体底部は脚部に変形します。車体前部自体に大きな変形機構は有りませんが、胸部に付くアーマーとフロントバンパーから引き出す股間部分のパーツにより、大きく変化しているように見えます。




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 ロボットモード後ろ。
 ビークルモード時のランプ部分はロボットモード時に前腕となる為、ランプがそのまま残っています。また、参乗合体モード時に拳となる部分は、ロボットモード時にはそのままの状態でカカトになります。




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 ロボットモードのバストアップ。
 胴体と頭部のサイズ差が大きく、頭部が小さい印象を受けます。頭が球状になっているだけでなく、額にはハチマキのようなディテールが有り、僧兵を髣髴とさせるデザインになっています。




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 ロボットモードの可動は、首、肩、二の腕、肘、股関節、膝が可動する他、変形機構の関係で爪先も可動します。
 肩にはボールジョイントが採用されており、股関節と膝にはクリック関節が使用されています。上半身は自由度の高い可動範囲を確保している一方で、下半身は立たせ易さを重視した関節構造になっています。




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 このトイには、1本の槍とカブトが付属しています。槍はビークルモード時に放水器とハシゴを兼ねた装置として付いているものを変形させます。
 設定では、槍には「ドリルラダー」という名称が付いていますが、このトイの説明書にはその記載が無く、「武器」としか書かれていません。
 これらの武器はガンオウの全ての形態で取り付けや使用が可能になっている為、形態によって余剰パーツとなる事は基本的に有りません。




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 右手に槍を持ち、左手にカブトを持った、フル装備状態。
 槍はグリップ部分の位置の関係で、持たると銃のように持たせるようになります。写真のように、槍の後ろ半分を腋の下に挟むように通すと、槍を持っているように見せる事が出来ます。




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 槍は、ジョイントを使用して背部にマウントする事が出来ます。
 槍をV字に変形させ、それを背部のジョイントに取り付けるだけの、シンプルなギミックです。




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 背部には、カブトと槍を同時にマウントする事も出来ます。
 カブトを背部にマウントした後に、槍をカブトのジョイントに取り付けます。




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 ここからは、フル装備状態でのアクションポーズ例を3つ紹介。
 一つ目は槍を突き立てたポーズです。拳を下向きにするだけで、槍を突き立てる事が可能になります。なお、写真ではカブトを背部にマウントしています。




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 カブトの先端部には銃口のようなものが有るだけでなく、カブトの使い方に関する設定は特に無い為、写真のように銃として扱う事も可能です。
 説明書には無い遊び方ですが、槍はどちらか片方の半分を180°移動させる事で銃のような形に出来ます。




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 カブトを背部にマウントした状態でのアクションポーズ。ガンオウは「消防突撃流」の使い手で、劇中では槍でプレダコンの小鬼達を次々と薙ぎ倒しています。
 槍を劇中のように両手持ちさせる事は出来ませんが、槍を持っていない方の拳を槍の柄に近づける事で、槍を両手持ちしているかのように見せる事が出来ます。




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 ビークルモード時にカブトを装備した状態。変形した槍を、通常とは異なるもう一つのツメを使用して取り付け、それによって空いた車体前部のルーフ部分に取り付けます。




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 参乗合体モードの一つ目、脚部形態。
 ロボットモードから頭部、腕、腹部、脚を変形させます。ロボットモード時にスネだったパーツは足になると共に、腹部の変形によって脚の付け根が見えるようになっており、その分だけロボットモードよりも脚部が長くなります。
 この形態は、「ゴウケンザン」に合体する際に変形します。




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 参乗合体モードの二つ目、腹部形態。
 ビークルモードから車体後部を折り畳んで、バックパックのようにします。車体前部は変形せず、そのまま使用します。
 この形態は、「ゴウジンブ」に合体する際に変形します。




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 参乗合体モードの三つ目、胸部・腕部形態。
 ロボットモードから胴体ブロック後部のロックを解除して折り畳み、脚部は巨大な腕に変形します。ロボットモードから変化していないのは頭部のみで、それ以外は大きく変化しています。
 この形態は、「ゴウガンオウ」に合体する際に変形します。




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 カブトの参乗合体モード。折り畳まれているカブトを展開するだけのシンプルな変形機構です。
 この形態は、「ゴウガンオウ」に合体する際だけ変形させる形態で、「ゴウケンザン」「ゴウジンブ」に合体させる際には、この変形を行わずにそのまま使用します。




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 同シリーズの「G01 ケンザン」「G02 ジンブ」と。
 この3体が「ソードボット侍チーム」で、3体を揃える事で「参乗合体」が可能になります。設定では、ガンオウはこのチームのメンバーでは最年長となっています。




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 このトイには、キャラクターカードが3枚付属しています。
 付属しているカードは全て、厚紙に片面だけ印刷したもので、ガンオウのビークルモードとロボットモード、そしてゴウガンオウの写真が掲載されています。また、ロボットモードとゴウガンオウには、アニメの劇中で喋った台詞の一つが書かれています。




 以上、G03 ガンオウでした。

 ビークル⇔ロボットの変形機構は同シリーズのケンザンやジンブと同様にシンプルな構造で子供や初心者でも遊び易いと思いますし、槍とカブトも様々な組み合わせで遊ぶ事が出来る為、単体でも十分楽しめるようになっていると思います。
 ロボットモードのプロポーションは、設定の関係も有っての事なのか、ケンザンやジンブよりもマッシブなプロポーションになっているだけでなく、関節の固さや接地性の高さ等、玩具としても堅牢さが感じられるものになっており、遊び易さに一役買っています。しかしながら、ロボットモード時の股関節は、胴体部分の構造の関係で前と左右に動かす事が難しくなっており、この点については残念に感じました。
 槍の保持は銃を持たせるような方法を取る事しか出来ず、この点についても残念に感じました。これについては槍らしく持たせる事を可能にする簡単なピンやツメを柄に付けても良かったのではないか、と思いました。