HGBF001-001.jpg

 本日は、当ブログが旧ホームページから移転した日(2010年10月17日)から、丁度3年になります。
 以前の記事で告知していた通り、旧ホームページを本日閉鎖しました。旧ホームページで掲載していたレビュー記事は、全て当ブログ内に移転を完了していたので、ここ数ヶ月の間はTOPページ以外は何も無かったのですが…。
 当ブログのサーバーの歴史を振り返ると、スタートした当初はYahoo!ジオシティーズで「My Collection Toys」というサイト名で開始したのが始まりで、それから2005年5月のサイトリニューアルの際にサイト名を変更し、2006年1月にサーバーをniftyに移転して2010年10月まで旧ブログ(はてなダイアリー)と併用してやっていました。その後、このFC2に移転しましたが、移転の理由については移転当初の記事で書いている通り、「管理システムの一本化」や「維持コストの削減」等が主な理由でした。
 現状では次の移転の予定など当然無いのですが(笑)、現在のFC2のファイル容量(約10GB)が足りなくなったら、検討しようと思います。しかしながら、旧ホームページオープンから約8年分のレビュー記事を全て詰め込んでも、ファイル容量の使用率は全体の約8%となっています。1年に1%のペースでファイル容量を使って行くと考えると、あと90年以上はここでやれそうです…(笑)。

 さて、ここから本題。
 今回のレビューは、遂に今月7日より放送を開始した「ガンダムビルドファイターズ」より、放送開始の数日前に発売された、「HG BUILD FIGHTERS」の「001 ビルドストライクガンダム フルパッケージ」を紹介します。
 先日のレビュー記事の前フリでバンダイナムコホールディングスの株購入について書きましたが、このビルドストライクガンダムはそれと同じ日に購入しました。「ガンダムビルドファイターズ」は毎週楽しみに観ているだけでなく、放送期間中は他のガンプラの購入やバンダイナムコホールディングス株の買い進めも予定しているのですが、当ブログの記事のネタの傾向に大きな影響を与える事は無いと思います…多分…(笑)。

関連記事:「G01 ケンザン」レビュー(2013年8月7日更新)
関連リンク:ガンダムビルドファイターズ(公式サイト)


※写真をクリックすると、元のサイズで表示されます。
※一部の写真には、別売の「di:stage」を使用して撮影したものが有ります。
※写真のキットは、素組みした物に細かい塗装とスミ入れを施したものです。実際の商品とは仕様が異なります。


■作品概要 ~ガンダムビルドファイターズとは~
 「ガンダムビルドファイターズ」は、2013年10月7日よりテレビ東京系全国ネットで放送が開始された(本記事掲載時点において放送中)ロボットアニメで、「機動戦士ガンダム」シリーズのTVアニメの1つです。また、放送日の21時からは、公式サイト等において1週間限定の動画配信も行われています。
 物語は、ガンダムシリーズのプラモデル=「ガンプラ」を使用したバトルゲームである「ガンプラバトル」が流行している近未来の日本を舞台に、優れたガンプラ製作技術を持つ少年「イオリ・セイ」と、天性のガンプラ操縦技術を持つ謎の少年「レイジ」が、コンビを組んでガンプラバトルの世界大会での優勝を目指します。
 本作は、ガンダムシリーズの定番である「戦記もの」ではなく、ガンプラが物語の中心となっています。劇中では、既存のガンダムシリーズのアニメ作品に登場したモビルスーツ(以下「MS」)がガンプラとして戦うだけでなく、これまでに発売されたガンプラのパッケージも多数登場しています。

■キット概要
 このキットは、2013年10月5日にバンダイよりメーカー希望小売価格1,470円(税込)で発売されました。「ガンダムビルドファイターズ」のオリジナルMSをプラキット化する「HG BUILD FIGHTERS」シリーズの第1弾キットです。
 キットの内容は、イオリ・セイが製作しレイジが操縦する主役機「ビルドストライクガンダム」を立体化しています。ガンプラの定番である全身フル可動とプロポーションの両立を図っている他に、付属している武器で劇中の様々なアクションポーズを再現する事が出来ます。




HGBF001-002.jpg

 パッケージ表面。パッケージは厚紙製のボックスに厚紙製のフタをする、ガンプラのパッケージでは定番の仕様です。
 ボックスのサイズは縦約19cm×横約30cm×奥行約6.5cmで、同じ価格帯の「HG」シリーズのパッケージとしては標準的なサイズです。イラストはフル装備状態である「フルパッケージ」のビルドストライクガンダムと、支援戦闘機である「ビルドブースター」が描かれています。
 発売日に発売された物にはパッケージの各所に「初回限定同梱」の印刷が有り、後述する2つの特典が同梱されています。




HGBF001-003.jpg HGBF001-004.jpg

 パッケージ側面。
 作品や機体の解説の他に、付属している武器等の解説文も有ります。また、本キットに付属している「ビルドブースター」は、「HG」シリーズの「エールストライクガンダム」「シラヌイアカツキガンダム」「ストライクノワールガンダム」にも装備可能である事が書かれています。




HGBF001-005.jpg HGBF001-006.jpg

 ガンプラの説明書には、パッケージ側面よりも詳しい機体解説やキャラクター紹介が掲載されているのが定番ですが、それは本キットの説明書でも同様となっています。
 ビルドストライクガンダムの機体や装備の解説やイオリ・セイとレイジのキャラクター紹介だけでなく、ビルドストライクガンダムの基になった「ストライクガンダム」や、ビルドブースターに関連して「ストライカーパック」の紹介もしています。また、組み立ての際のワンポイントテクニックとして、「スミ入れ」を紹介しています。




HGBF001-007.jpg

 本キットの初回版には、2つの特典が同梱されています。
 1つは、「ガンダムビルドファイターズ オリジナルモビルスーツ選手権」の「ガンプラコース」にエントリー出来るリーフレットです。締切りは2013年11月10日(日)で、優秀作品はアニメに登場するとの事です。
 もう1つは、アーケードで稼働中のゲーム「ガンダムトライエイジ」でビルドストライクガンダムが使用出来るプロモーションカードです。裏面には、ガンダムビルドファイターズとガンダムトライエイジの宣伝が印刷されています。




HGBF001-008.jpg

 本キットに付属しているシール。
 シールのナンバーは24番まで有ります。シールの半分近くはビルドブースター用のシールとなっていますが、シールの貼付面積で考えれば、ビルドブースター用のシールが大部分を占めています。
 本記事の写真のキットはシールを一切使用しておらず、全て塗装で仕上げています。




HGBF001-009.jpg

 ビルドストライクガンダム本体前面。全高は約13.5cmあります。
 その名の通り、ベースになった機体は「機動戦士ガンダムSEED」に登場する「GAT-X105 ストライクガンダム」(以下「ストライクガンダム」)で、二の腕、肘、胴体、脚部にその面影が残っています。
 このキットのスケールは1/144とされていますが、これはMSとしての設定上のサイズに対してのスケールです。劇中でガンプラとして登場するビルドストライクガンダムは、このキットにほぼ近いサイズで描かれています。




HGBF001-010.jpg

 ビルドストライクガンダム本体後ろ。
 背部中央にはピン受け穴が有り、ここにビルドブースターを取り付ける事が出来ます。
 なお、本記事の写真のキットは、色が足りない部分を「ガンダムマーカー」で足すと共に、スミ入れを行っています。また、ゲート痕にも成型色に近い色で塗装を施しています。カラーレシピは以下の通りです。
※塗装
 ・レッド … ガンダムレッド(下地にガンダムホワイトを使用)
 ・ブルー … ガンダムブルー
 ・イエロー … ガンダムイエロー
 ・グレー … ガンダムグレー
 ・ブラック … ガンダムブラック
 ・カメラアイ … ガンダムアイグリーン
 ・メインカメラ&サブカメラ … ガンダムブルー(50%)+ガンダムホワイト(50%)
※スミ入れ
 ・ホワイト部分 … スミ入れ用<グレー>
 ・レッド部分 … スミ入れ用<ブラウン>
 ・グレー部分、異なる色のパーツの境界 … スミ入れ用<ブラック> & スミ入れふでペン<ブラック>





HGBF001-011.jpg

HGBF001-012.jpg HGBF001-013.jpg

 バストアップ。
 頭部はストライクガンダムと同様に4本のブレードアンテナが付いていますが、それ以外の部分についてはバルカン砲が4門に増設される等、大きく変更されています。




HGBF001-014.jpg

 ビルドストライクガンダム本体の可動は、首、肩、二の腕、肘、手首、腰、股関節、膝、足首が可動する、ガンプラとしては定番の可動範囲ですが、手首と二の腕以外の関節は2ヶ所以上の可動箇所が有り、非常に広い可動範囲となっています。
 肘は関節を軸に180°近くまで可動する為、写真のように肘を思い切り曲げたポーズも可能となっています。




HGBF001-016.jpg

 膝も、肘と同様に180°近くまで可動する為、正座のポーズを取る事も可能です。




HGBF001-017.jpg

 腹部のレッドとホワイトのパーツは内部でボールジョイントによる接続がされており、これにより胸を反らしたポーズを取る事も可能になっています。
 ホワイトのパーツの内、レッドのパーツで隠れてしまう部分はガンダムグレーで塗装しています。




HGBF001-018.jpg

 このキットには、ガンダムの定番武器の一つである「ビームサーベル」の刃が2本付属しています。
 成型色はクリアーピンクで、劇中でビルドストライクガンダムが使用しているビームサーベルの刃の色と同じになっています。




HGBF001-019.jpg

 ビームサーベルを装備した状態。左右のサイドスカートアーマーに付いている柄を取り外して刃を取り付け、それを手に持たせます。
 ビームサーベルの刃の長さは約11cmで、ビルドストライクガンダム本体の全高に近い長さです。
 劇中でのビルドストライクガンダムの初登場は第1話でしたが、その時点では本体しか完成していなかった為、ガンプラバトルではビームサーベルと頭部のバルカン砲のみで戦っていました。




HGBF001-020.jpg

 このキットは近年の他のガンプラと同様に、バンダイから発売されている「アクションベース」シリーズ(別売)に対応しています。
 これを使用する事で、躍動感の有るポーズも再現可能になっています。




HGBF001-021.jpg

 本キットに付属している「ビルドブースター」は、ビルドストライクガンダムに合体出来るだけでなく、単独で支援戦闘機としても活動できる設定になっています。
 説明書に記載されている設定によれば、これは「機動戦士ガンダムSEED DESTINY HDリマスター版」で初登場した「ストライクルージュ」の新装備である「EW454F オオトリ」をベース作られたとの事で、全体のシルエットにその面影が残っています。
 本記事掲載時点では、ビルドブースターはまだTVアニメに登場しておらず、今後の放送で登場予定となっています。




HGBF001-022.jpg

 ビルドブースター後ろ。
 ビルドブースターのパーツは2枚のブルー成型のランナーに全て付いており、シール貼付や塗装をせずに組み立てるとブルー1色になります。後部中央にはピン受け穴が2ヶ所有りますが、用途は不明です。
 余談ですが、このビルドブースターは単品での販売も行われており、他のガンプラに取り付けて遊ぶ事も可能になっています。




HGBF001-023.jpg

 ビルドブースター底面。
 中央には「アクションベース」シリーズに対応したピン受け穴が有り、取り付けることで飛行状態を再現出来ます。




HGBF001-024.jpg

 ビルドブースターに「アクションベース2」を取り付けた状態で、ビルドストライクガンダム本体とのツーショット。
 2体分のアクションベースを用意すれば、2体を同時に飛ばす事も可能です。




HGBF001-025.jpg

 ビルドブースターの合体形態。
 左右の翼を展開すると共に基部のブロックを90°倒し、機首部分も一旦手前に引き出した後に90°倒します。機首部分の内側にはピンが隠れており、これをビルドストライクガンダム本体の背部中央に有るピン受け穴に差し込んで合体させます。




HGBF001-026.jpg

 このキットには、ビームサーベルの他にも武器が付属しています。
 付属武器は盾の「チョバムシールド」と3種類の銃で、銃は銃身が短い方から順に「ビームガン」「ビームライフル」「強化ビームライフル」となっています。3種の銃はビームサーベルと同様にそのまま手に持たせる事が出来ますが、チョバムシールドは専用のジョイントを使用して前腕に装備します。




HGBF001-027.jpg

 フルパッケージ状態前面。ビルドブースターを背部に取り付け、武器を持たせる事で、この状態になります。
 設定では、ビルドブースターを装備する事で機体出力が160%以上アップするだけでなく、ビルドブースターに装備されている大型ビームキャノンで戦闘力も大幅にアップする、とされています。
 この状態には、ガンプラの商品名では聞き慣れない「フルパッケージ」という言葉が使用されています。これは、ビルドストライクガンダムがそもそもガンプラである事から付けられたものと思われます。




HGBF001-028.jpg

 フルパッケージ状態後ろ。
 背部のウイングは、「フリーダムガンダム」のウイングに似たデザインになっています。




HGBF001-029.jpg

 ビルドブースターのウイングは変形が可能です。
 2つ目はウイングを水平にした状態で、合体前の状態と同じ状態です。この形状は、「EW454F オオトリ」に似たものになっています。




HGBF001-030.jpg

 2つ目はウイングを畳んだ状態で、ウイングの上部を下げるだけで、この状態になります。
 「機動戦士ガンダムSEED」シリーズで登場した「エールストライカー」や「EW454F オオトリ」は、ウイングを畳んだ状態で戦艦内に格納されていた為、これはそれを意識したギミックと思われます。




HGBF001-036.jpg

 ビルドブースターのウイングは、付け根部分で90°畳む事も可能です。
 ウイングを水平にした状態でこれを行うと、ウイングを垂直に立たせる事になります。




HGBF001-031.jpg

 ここからは、アクションポーズの一例を紹介。
 1枚目は、ウイングを水平にした状態で、出撃時のイメージでポージング。「機動戦士ガンダムSEED」第1期オープニングアニメーションの最後の、ストライクガンダム出撃シーンのポーズを意識して撮影してみました。




HGBF001-032.jpg

 ビームサーベルを装備したアクションポーズの一例。
 設定では、チョバムシールドは薄いプラ版を何枚も貼り合わせて作った盾で、壊れる事によりダメージを吸収する、とされており、板のような形状からそれが窺えます。中央部分にはライフルの銃口のようなものが付いていますが、説明書にはこれについての記載は有りません。




HGBF001-033.jpg

 ビームサーベルとビームガンを装備してアクションポーズ。
 足首の可動範囲が広い為、大きく脚を開いたポーズでもしっかり立たせる事が出来ます。




HGBF001-034.jpg

 強化ビームライフルを装備したポーズの一例。左側には収納が可能なグリップが付いており、両手で持たせる事が可能です。
 第2話の劇中で、イオリ・セイはビームライフルの出力とライフルの大型化に関する話をしていますが、このキットに3種類の銃が付属しているのは、今後のストーリーの中で、それについて「戦況に応じて使い分ける」という回答を出すのではないかと思われます。




HGBF001-035.jpg

 ビルドブースターに付いている大型ビームキャノンを装備したポーズの一例。
 大型ビームキャノンにはグリップが内蔵されており、それを引き出して手に持たせます。設定では、このグリップのカラーはレッドとなっていますが、塗装すると展開・収納の際に塗膜が剥がれる恐れが有る為、写真のキットでは塗装していません。




HGBF001-037.jpg

 「参乗合体 トランスフォーマーGo!」の、「G01 ケンザン」と。
 ビルドストライクガンダムを製作したイオリ・セイと、ケンザンがリーダーを務める「ソードボット侍チーム」と一緒に戦う地球人の少年「帯刀勇」は、どちらも「小松未可子」さんが演じています。本記事掲載時点で、小松さんは他にも「プリティーリズム・レインボーライブ」や「遊☆戯☆王ZEXAL」等、多数のアニメに出演されている他、歌手やラジオパーソナリティーとしても精力的に活動しています。




 以上、ビルドストライクガンダムでした。

 デザインのベースになったMSがストライクガンダムという事も有って、ガンダムとしては王道的なデザインとカラーリングで、必要なガンダムマーカーの色も揃え易い為、ガンプラをあまり作った事が無い方でも、ガンダムマーカーによる簡単な塗装まで出来るのではないかと思います。ストライクガンダムは個人的に好きなMSの1体なのですが、ストライクガンダムとのデザインの共通点や相違点を探すという面でも楽しめました。
 可動範囲は非常に広い可動範囲となっている為、様々なアクションポーズを取って楽しむ事が出来ます。ガンダムで定番の装備が一式付属している為、単体でも様々なアクションポーズを取る事が出来ますが、アクションベースを使用すればポーズの幅を更に広げられます。
 「ガンダムビルドファイターズ」で一番最初に購入するガンプラとしては最適な仕様になっていると思いますが、ビルドストライクガンダムは主役MSでもある事から、その意味でも一番最初に購入するのにオススメです。

 ここからは、キットの感想から離れて、「ガンダムビルドファイターズ」についての、現時点での個人的な感想をば。
 「子供のファン層獲得」を目論んだ企画は前作「機動戦士ガンダムAGE」の頃から有りましたが、今作では戦記ものから離れるという思い切った企画にした事で戦記もの特有の重さが無くなり、視聴し易くなったと思います。子供向けアニメとしては、自分達と同じ平凡な少年が活躍するアニメとして楽しめるのではないかと思いますが、過去に発表されたガンダム作品を知っている大人の場合には、ストーリー展開やガンプラだけでなく、過去のガンダム作品のMSが現在の映像技術で繰り広げるアクションや、各所に散りばめられているパロディネタも楽しめると思います。
 ガンプラをテーマにした作品は、過去にコミック作品で「プラモ狂四郎」や「超戦士ガンダム野郎」という作品が有りましたが、TVアニメ作品としては今作が初となります。これは「ガンプラ」というブランドがプラモ業界において昔よりも大きな存在感を持つようになった事や、ホビー誌が昔よりも充実している事を現していると個人的には推察しています。
 前述の通り、1/1スケールのガンプラが劇中に登場する作品やそれを利用したバトルゲームを行う作品は、過去にコミック作品で描かれた事が有るのですが、これらは現在の子供達にも受け入れてもらえるのではないかと思います。
 本記事掲載時点において、「ガンダムビルドファイターズ」はまだ第2話までしか放送されていないのですが、個人的には今後の展開も楽しみにしています。