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 ここ1週間くらい、ガンプラEXPOレポにLIVE CIRCUS+レポにとイベントレポが続きましたが、今回から通常営業(?)再開です。
 今回のレビュー記事は、「HG BUILD FIGHTERS」の「004 ビルドガンダムMk-Ⅱ」を紹介します。このガンプラはガンプラEXPO開催前には既に完成していたのですが、イベントレポを掲載し続けた関係で遅れてしまい、今に至ります(苦笑)。
 実は管理人、このキットの仕様変更元であるHGUC版ガンダムMk-Ⅱは、2002年にティターンズカラー版が発売された際に初めて作りました。当時はまだエゥーゴカラー版が発売される予定が無かった事に加えて、合わせ目消しや全塗装する時間も十分に確保出来ていたので、1体しか購入しなかったにもかかわらずエゥーゴカラーに塗装してしまいました(笑)。

関連記事:
 ・HG AFTER WAR「163 ガンダムダブルエックス」レビュー(2013年11月5日更新)
 ・HG BUILD FIGHTERS「001 ビルドストライクガンダム フルパッケージ」レビュー(2013年10月17日更新)


※写真をクリックすると、元のサイズで表示されます。
※写真のキットは、素組みした物に細かい塗装とスミ入れを施したものです。実際の商品とは仕様が異なります


■作品概要 ~ガンダムビルドファイターズとは~
 「ガンダムビルドファイターズ」は、2013年10月7日よりテレビ東京系全国ネットで放送が開始された(本記事掲載時点において放送中)ロボットアニメで、「機動戦士ガンダム」シリーズのTVアニメの1つです。また、放送日の21時からは、公式サイト等において1週間限定の動画配信も行われています。
 物語は、ガンダムシリーズのプラモデル=「ガンプラ」を使用したバトルゲームである「ガンプラバトル」が流行している近未来の日本を舞台に、優れたガンプラ製作技術を持つ少年「イオリ・セイ」と、天性のガンプラ操縦技術を持つ謎の少年「レイジ」が、コンビを組んでガンプラバトルの世界大会での優勝を目指します。
 本作は、ガンダムシリーズの定番である「戦記もの」ではなく、ガンプラが物語の中心となっています。劇中では、既存のガンダムシリーズのアニメ作品に登場したモビルスーツ(以下「MS」)がガンプラとして戦うだけでなく、これまでに発売されたガンプラのパッケージも多数登場しています。

■キット概要
 このキットは、2013年11月16日にバンダイよりメーカー希望小売価格1,890円(税込)で発売されました。「ガンダムビルドファイターズ」のオリジナルMSをプラキット化する「HG BUILD FIGHTERS」シリーズの第4弾キットです。
 キットの内容は、イオリ・セイが製作しレイジが操縦する主役機「ビルドガンダムMk-Ⅱ」を、「HG UNIVERSAL CENTURY」の「ガンダムMk-Ⅱ」(以下「HGUC版ガンダムMk-Ⅱ」)のパーツを流用しつつ立体化しています。ガンプラの定番である全身フル可動とプロポーションの両立を図っている他に、付属している武器で劇中の様々なアクションポーズを再現する事が出来ます。




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 パッケージ表面。パッケージは厚紙製のボックスに厚紙製のフタをする、ガンプラのパッケージでは定番の仕様です。
 ボックスのサイズは縦約19cm×横約30cm×奥行約6.5cmで、同じ価格帯の「HG」シリーズのパッケージとしては標準的なサイズです。イラストは、「ビームライフルMk-Ⅱ」を発射しようとしているビルドガンダムMk-Ⅱと、支援戦闘機である「ビルドブースターMk-Ⅱ」が描かれています。




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 パッケージ側面。
 作品や機体の解説の他に、付属している武器等の解説文も有ります。また、本キットに付属している「ビルドブースターMk-Ⅱ」のパーツは、「HG UNIVERSAL CENTURY」シリーズの「ガンダム」「ゼータガンダム」「ジム」にも装備可能である事が書かれています。




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 ガンプラの説明書には、パッケージ側面よりも詳しい機体解説やキャラクター紹介が掲載されているのが定番ですが、それは本キットの説明書でも同様となっています。
 ビルドガンダムMk-Ⅱの機体と装備の解説や、イオリ・セイとレイジのキャラクター紹介の他に、ビルドガンダムMk-Ⅱの基になった「スーパーガンダム」や、ビルドブースターMk-Ⅱに関連して「外部兵装を取り付ける」と「コクピットブロック」の解説と、その代表的なMSの紹介もしています。また、組み立ての際のワンポイントテクニックとして、別売のマーキングシールを使用したディテールアップを紹介しています。




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 本キットに付属しているシール。
 シールのナンバーは17番まで有ります。シールの殆どはセンサー部分と各所のイエローの部分を再現する為のシールとなっています。
 本記事の写真のキットはシールを一切使用しておらず、全て塗装で仕上げています。




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 ビルドガンダムMk-Ⅱ本体前面。全高は約15cmあります。
 その名の通り、ベースになった機体は「機動戦士Zガンダム」に登場する「RX-178 ガンダムMk-Ⅱ」(以下「ガンダムMk-Ⅱ」)です。パーツの大部分はHGUC版ガンダムMk-Ⅱ(エゥーゴカラー、HGUC版「スーパーガンダム」等に付属)と同一ですが、胸部と頭部アンテナが変更されていると共に新規の武装が追加されています。また、ブルー部分の色味も変更されています。
 公式設定では、このガンプラには「『機動戦士Zガンダム』の設定には存在しない『幻のガンダムMk-Ⅱ5号機』がエゥーゴに奪取された」という、独自の設定が付けられています。また、特徴的な追加武装は、ティターンズが可変モビルアーマー「ギャプラン」を参考にして開発した武装であるという独自設定が付けられています。
 このキットのスケールは1/144とされていますが、これはMSとしての設定上のサイズに対してのスケールです。劇中でガンプラとして登場するビルドガンダムMk-Ⅱは、このキットにほぼ近いサイズで描かれています。




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 ビルドガンダムMk-Ⅱ本体後ろ。
 背部の巨大なブースターは、HGUC版「スーパーガンダム」で「Gディフェンサー」を取り付ける際に使用する、バックパックのピン受け穴を使用して取り付けます。
 なお、本記事の写真のキットは、色が足りない部分を「ガンダムマーカー」で足すと共に、スミ入れを行っています。また、ゲート痕にも成型色に近い色で塗装を施しています。カラーレシピは以下の通りです。
※塗装
 ・レッド … ガンダムレッド
 ・ブルー … ガンダムブルー(約60%)+ガンダムブラック(約30%)+ガンダムレッド(約10%)
 ・イエロー … ガンダムイエロー
 ・グレー … ガンダムグレー
 ・ブラック … ガンダムブラック
 ・カメラ部分 … ガンダムアイグリーン
※スミ入れ
 ・ホワイト部分 … スミ入れ用<グレー>
 ・レッド部分 … スミ入れ用<ブラウン>
 ・グレー部分、ブルー部分、異なる色のパーツの境界 … スミ入れ用<ブラック> & スミ入れふでペン<ブラック>






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 バストアップ。
 前述の通り、HGUC版ガンダムMk-Ⅱからは額のアンテナとメインカメラ、胸部のパーツが変更されています。このMSのデザインは、「機動戦士ガンダム00」や「機動戦士ガンダムAGE」の主役MSのデザインを手がけた「海老川兼武」さんが手がけており、ガンダムMk-Ⅱのデザインを残しつつも、他ではあまり見られない特徴的な変更が加えられています。




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 可動は首、肩、二の腕、肘、手首、腰、股関節、膝、足首が可動します。また、肩アーマーとスカートも本体の可動に合わせて、ある程度可動します。
 近年のガンプラでは肘や膝が180°近くまで可動しますが、このキットでは90°近くまでしか可動しません。これは、HGUC版ガンダムMk-Ⅱ(ティターンズカラー)が発売された2002年当時のHGシリーズのガンプラとしては標準的な仕様でした。




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 ブースターのスラスター部分は上下に可動します。




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 腕に装備されている「ビームライフルMk-Ⅱ」には、ブースター部分に付いているムーバブルシールドを取り付ける事が出来ます。
 設定では、こうする事によりブースターの大きなパワーをダイレクトに受け取る事が出来、それにより威力が飛躍的にアップするとされています。




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 ビームライフルMk-Ⅱは、腕のムーバブルシールドから取り外して手に持たせる事も可能です。
 右手はビームライフル保持用の手首が基本となっている為に、手の甲を一旦取り外してそのまま持たせる事が出来ますが、左手はビームライフル保持用の手首に差し替える必要が有ります。




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 このキットには、ガンダムの定番武器の一つである「ビームサーベル」の刃が2本付属しています。
 成型色・形状共に、同シリーズの「001 ビルドストライクガンダム フルパッケージ」に付属している物と同一です。




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 ビームサーベルを装備した状態。バックパックに付いている柄を取り外して刃を取り付け、それを手に持たせます。
 ビームサーベルの刃の長さは約11cmで、ビルドガンダムMk-Ⅱ本体の全高に近い長さです。




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 ビームサーベルを使用したアクションポーズの一例。
 このキットの仕様変更元であるHGUC版ガンダムMk-Ⅱには、近年のガンプラでは定番となっている肩関節の引き出し機構は有りませんが、肩関節をある程度前後に動かせる構造になっている為、これを利用すればビームサーベルを振り下ろしたポーズをキレイに決める事も可能です。




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 支援戦闘機「ビルドブースターMk-Ⅱ」のコクピットブロック。ビルドガンダムMk-Ⅱの武装と合体させる事でビルドブースターMk-Ⅱになります。
 全体的なデザインは、「Gディフェンサー」のコクピットブロックに似ています。




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 ビルドブースターMk-Ⅱへの合体は、ビルドガンダムMk-Ⅱから、ブースター部分、ビームライフルMk-Ⅱ、ムーバブルシールドを取り外して行います。
 コクピットブロック以外のパーツを全て合体させた後に、コクピットブロックを取り付けます。ブースターのアーム部分は、一旦外して差し替える事で前方に向けます。




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 支援戦闘機「ビルドブースターMk-Ⅱ」。全体的なデザインは「Gディフェンサー」を思わせるものとなっていますが、前面のデザインには「ガンダムGP03 デンドロビウム」のアームドベース・オーキスを髣髴とさせる部分が有ります。
 底面の形状の関係で、単体で水平に立たせる事は出来ませんが、コクピットブロック底面には別売の「アクションベース2」に対応したピン受け穴が有る為、アクションベース2を利用すれば水平に飾る事が可能です。
 余談ですが、このビルドブースターMk-Ⅱは単品での販売も行われています。




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 ビルドガンダムMk-ⅡとビルドブースターMk-Ⅱ。
 ビルドガンダムMk-Ⅱ本体にはアクションベース2に対応したピン受け穴が有りませんが、アクションベース2に付属しているジョイントを使用すれば対応可能になります。




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 このキットには、HGUC版ガンダムMk-Ⅱの武器も全て付属しています。
 付属している武器は、ビームライフル、バズーカ、シールド、バルカンポッドの他、ビームサーベルを持った右手首パーツです。
 ビームライフルとバズーカのグレー部分は、見本写真ではグレーで塗装されている部分とダークグレーで塗装されている部分が有るのですが、写真のキットでは塗り分けせずに、成型色をそのままにしてあります。




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 ガンダムMk-Ⅱの武器をフル装備した状態。シールドはムーバブルシールドを取り外した上で取り付け、ビームライフルMk-Ⅱとムーバブルシールドは、キャノン砲のような形でブースターに取り付けます。
 パッケージや説明書には、ガンダムMk-Ⅱの武器については「おまけ」であるようなニュアンスを含んでいると思われる記載がされている事から、これらの武器は劇中には登場しないものと思われます。




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 ガンダムMk-Ⅱの武器をフル装備した状態で全弾一斉発射をするアクションポーズの一例。




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 このキットのランナーの構成は、「HGUCガンダムMk-Ⅱ(エゥーゴカラー、一部成型色変更)+ビルドブースターMk-Ⅱ+ビームサーベルの刃」となっている為、HGUC版ガンダムMk-Ⅱの頭部アンテナと胸部パーツとバックパックの穴を塞ぐパーツがランナーに付いています。説明書ではこれらのパーツは使用しないパーツとされていますが、これを使用する事でガンダムMk-Ⅱを作る事も可能です。
 元々は使用しないパーツである為に、当然ながらコンバーチブル仕様にはなっていませんが、このパーツの頭部アンテナの裏側のツメと、このパーツとビルドガンダムMk-Ⅱの胸部ダクトの裏側に有るピンを少し切って短くすれば取り外しがし易くなり、コンバーチブル仕様にする事が出来ます。




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 ガンダムMk-Ⅱのアクションポーズの一例。
 写真では単体での基本的なアクションポーズしか取っていませんが、ビルドブースターMk-Ⅱとの合体ももちろん可能です。




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 同シリーズの「001 ビルドストライクガンダム フルパッケージ」と。
 ガンプラバトル地区予選の決勝戦直前に急遽行ったユウキ・タツヤとのガンプラバトルでビルドストライクガンダムは大破し、その破損は修理が決勝戦までに間に合わないほど酷いものでした。そこでセイは、以前から製作を進めていたビルドガンダムMk-Ⅱをレイジに託して決勝戦に臨みます。
 本記事掲載時点までに放送されたTVアニメの劇中でこの2体のMSが共闘しているシーンは有りません。しかし、どちらも主役MSである事から、オープニングアニメーションの最後のカットでは一緒に並び立っています。




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 「HG AFTER WAR」の「163 ガンダムダブルエックス」を使用して、地区予選の決勝戦のワンシーンを再現。なお、劇中で登場したガンダムダブルエックスは、ゴールドをメインにしたカラーリングに変更されていました。
 「軍団の魔術師」の異名を持つファイター・カトウが駆るガンダムダブルエックスは、12機のGビットでビルドガンダムMk-Ⅱを攻撃するも全滅し、次にツインサテライトキャノンで攻撃しようとしたところ、ビルドガンダムMk-Ⅱはその隙を突いて懐に飛び込み、ビームライフルMk-Ⅱをコクピットに直撃させて勝利しました。




 以上、ビルドガンダムMk-Ⅱでした。

 HGUC版ガンダムMk-Ⅱは、初の商品化となったティターンズカラー版の発売時は当時の最新技術を採用しただけでなく、可動、プロポーション、そして価格の点においてバランス良く出来ていた傑作キットでしたが、それから現在までの11年の間にガンプラの技術も著しく進歩した為、このキットは近年のガンプラと比べると、可動だけでなくパーツの分割の方法や手首パーツの構成においても年代を感じるものになってしまっています。しかしながら、ビルドブースターMk-ⅡやガンダムMk-Ⅱの武器が付属している事で様々な装備での遊びが可能になっており、全体的なプレイバリューは非常に高くなっています。また、本来であれば捨てる事になるであろうガンダムmk-Ⅱの頭部アンテナと胸部パーツを利用してコンバーチブル仕様にすれば、更に遊べるキットになります。
 このガンプラには、ビルドストライクガンダムには無かった「登場作品での独自設定」が有ります。改造して製作されたガンプラに独自設定が付けられる事はホビー誌で古くから行われていましたが、ビルドガンダムMk-Ⅱの独自設定は、これを「改造ガンプラの楽しみ方の一つ」として紹介する目的も有ったのではないかと思います。
 単体でも十分遊べるこのキットですが、劇中準拠のカラーに塗装したガンダムダブルエックスと一緒にして地区予選決勝戦を再現したり、同シリーズの「003 ガンダムX魔王」と並べて第7話の共闘を再現する事も出来ます。また、独自設定を活かして、「もしこのMSが『機動戦士Zガンダム』で活躍していたら」という遊び方や、ティターンズカラーに塗装して「もしエゥーゴに奪取されていなかったら」等、「機動戦士Zガンダム」の世界のMSとして楽しむ事も出来ます。





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