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 既にプロフィールの「近況」に書いているのですが、先日、「ハンガー・ゲーム2」の舞台挨拶(2回目)のチケットが確保出来ました!
 このチケットは12月11日午前0時からTOHOシネマズのサイトで販売開始されたのですが、抽選販売ではなかった為、販売開始直後はアクセスの殺到による順番待ちに早い者勝ちでの座席争奪戦等、ネット上であるにもかかわらず状況はさながら物販会場のようでした(笑)。悪戦苦闘の末に確保できた席は後ろから数えた方が早い列なのですが、席が確保出来ただけでも十分だと思ってます。
 この舞台挨拶が、管理人の今年最後の生奈々さん観覧になります。奈々さんの他には、「劇場版BLOOD-C The Last Dark」の舞台挨拶以来久々に生で観る「神谷浩史」さんの他に、現在「革命機ヴァルヴレイヴ(山田ライゾウ役)」と「ガンダムビルドファイターズ(リカルド・フェリーニ役)」に出演中の「中村悠一」さんが初めて生で観れるので、そちらの方も楽しみにしてます。

 さて、ここから本題。
 今回のレビューは、今年度のTCC限定トイの1体である「ULTRA MAMMOTH(ウルトラマンモス)」を紹介します。名前がウルトラマンの仲間っぽく聞こえるのは気のせいです(多分)。
 ウルトラマンモスは、今年のTCC会報内のコミックにも登場しています。仕様変更元のトイである「ビッグコンボイ」と同様に、不利な状況に陥っても見事に切り抜ける強くカッコイイキャラクターで、毎号会報で活躍が見れるのを楽しみにしていました。当然トイも欲しかったのですが、管理人はサブスクリプション・サービスの予約はしなかった為、海外のストアを利用して単品で購入しました。

関連記事:
 ・Transformers Collectors' Club限定「SCOURGE」レビュー(2013年7月19日更新)
 ・Transformers Collectors' Club限定「DEPTH CHARGE」レビュー(2013年7月12日更新)
 ・e-HOBBY限定「サイバトロン/バトルコマンダー レーザーウルトラマグナス」レビュー(再掲載版)(2013年2月9日更新)
 ・「C-69 サイバトロン/シティーコマンダー ウルトラマグナス(復刻版)」レビュー(再掲載版)(2012年12月10日更新)


※写真をクリックすると、元のサイズで表示されます。

■キャラクター設定
 「ウルトラマンモス(ULTRA MAMMOTH)」は、Transformers Collectors' Club(以下「TCC」)の会報第49号~54号(予定)に連載のコミック「BEAST WARS SHATTERED GLASS(ビーストウォーズ・シャッタードグラス)」に登場するキャラクターで、本作のメインキャラクターの1人です。
 オートボット(AUTOBOT)の宇宙船・グラビトン(GRAVITON)の艦長であるクラシックス(CLASSICS)世界のウルトラマグナス(ULTRA MAGNUS)が、不時着した未知の惑星の生物をスキャンした姿で、メガトロン(MEGATRON)率いるプレダコン(PREDACON)と戦います。なお、コミック内では生物をスキャンする前と変わらずに「マグナス(MAGNUS)」という名前で呼ばれています。

■トイ概要
 このトイは、Transformers Collectors' Club(以下「TCC」)が2013年度より開始した「フィギュア・サブスクリプション・サービス(Figure Subscription Service、以下「TFSS」)の内の1体で、2013年6月下旬に発送を開始しました。
 TFSSは、TCC会員で有料の予約をした人だけが受けられるサービスで、予約をした人には限定トイが毎月1体ずつ、6ヶ月連続で発送されます。2013年度の本サービスの予約は2012年8月17日~9月10日(米国中部標準時)に行われ、価格は282アメリカドル(一括払い)または94アメリカドル(3回分割払い)で、送料・手数料は別途負担となっていました。発送後には、TCCのクラブストアにおいて79アメリカドルで単品販売も行われました。 ※ウェブ魚拓
 本トイの発送は2013年10月中旬頃に行われ、6体の中では最後の発送となりました。トイの仕様は、1999年に日本で発売された「ビーストウォーズネオ」の「C-35 ビッグコンボイ」(以下「ビッグコンボイ」)の仕様変更品で、本トイオリジナルのカラーリングへの仕様変更が行われています。




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 トイを梱包しているボックス。ボックスのサイズは縦約18cm×横約33cm×高さ約11cmです。
 ボックスの構造や梱包方法は、2013年度に発送された他のTFSSのトイと同一ですが、本体のサイズに合わせて大きなボックスとなっています。




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 輸送中にボックスが開かないようにする為の封印用シールには、「6 ULTRA MAMMMOTH」の文字が印刷されています。
 このトイの発送より前に発送されたTFSSの封印用シールには「1」~「5」の数字が印刷されており、また2013年度の無料配布トイである「DEPTH CHARGE(デプスチャージ、以下カナ表記)」の封印用シールには「7」の数字が印刷されていました。このトイをもって、1~7までの数字が全て出揃った事になります。




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 ボックスを開封した中身。
 梱包方法は他のTFSSのトイと同様で、ビニール袋を使用せずにスポンジを使用しています。トイ本体はビーストモードで収納されています。




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 内容物一式。トイ本体の他に、4本のミサイルとキャラクターカードと説明書が入っています。
 ミサイルはトイ本体から外された状態で、一つの袋に入れられていました。また、キャラクターカードと説明書はビニール製の袋に一緒に封入された状態で、スポンジの下に入っていました。




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 取扱説明書は、両面に印刷がされています。タイトルロゴはボットコン限定トイやTCC限定トイを人一括りにしたシリーズである「TRANSFORMERS TIMELINES(トランスフォーマー タイムライン)」となっており、説明書はこのトイの為に作られた物です。
 説明書は、表面から裏面にかけてビーストモードからロボットモードへの変形手順を記載している他に、各種ギミックの説明もされています。このトイの説明書のイラスト部分は、付属品の説明内容等から、2004年に発売されたビッグコンボイの仕様変更品である、「TRANSFORMERS UNIVERSE」版の「NEMESIS PRIME」(以下「ユニバース版ネメシスプライム」)の説明書を流用した事が窺えます。




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 ビーストモード。マンモスに変形します。
 形状はビッグコンボイから変更されていませんが、カラーリングがブルーとホワイトをメインにしたものに変更されています。
 可動は、後述の2つのギミック以外には有りません。




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 ビーストモード頭部。
 造形は左右対称になっています。長い鼻と牙が特徴的です。




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 耳を後ろに引っ張ると、それに連動して牙が上に上がります。
 写真では左耳を引っ張って左の牙を上に上げていますが、右耳を引っ張って右の牙を上げる事も可能です。




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 頭頂部のレバーを後ろに引くと、それに連動して鼻が上がります。




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 このトイもビッグコンボイと同様に、マンモスタンクモードにする事が出来ます。説明書には「Devastation Mode(訳:破壊形態)」と記載されています。
 変形は、ビーストモードの鼻から背中にかけての部分を180°回転し、両側部の毛皮の下に隠れているミサイル発射装置を引き出す事で、この形態になります。
 この形態は、TCC会報第54号に掲載されたコミックの中で登場しました。




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 両側部に有るミサイル発射装置は、ボタンを押すと錨型のミサイルが発射されます。




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 ロボットモード前面。全高は約18cmあります。
 ロボットモードのパーツは全てビーストモードの中に入っている、所謂「ガワ変形」です。カラーリングはブルー、ホワイト、レッドをメインにしたカラーリングで、「戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー2010」に登場した「ウルトラマグナス」(以下「G1ウルトラマグナス」)を彷彿とさせます。




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 ロボットモード後ろ。
 TCC会報第53号に掲載されたキャラクター紹介文(以下「MTMTE」)には、「ヒップにブースターがマウントされており、これで短時間の飛行が可能」という内容の記述が有ります。これは、太腿に付いているマンモスの脚を指しているらしく、コミック作中ではマンモスの足の裏からジェットを噴射して飛行しているシーンが有りました。




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 バストアップ。
 頭部のカラーリングは、スキャン前のウルトラマグナスやG1ウルトラマグナスの内部のロボットの頭部に近い配色となっておいます。頭部だけがG1ウルトラマグナスと異なるこの配色は、2006年にe-HOBBY限定で販売された「レーザーウルトラマグナス」に似ています。




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 可動は、首、肩、肘、腰、股関節、膝、足首が可動します。
 ビッグコンボイが発売された1999年当時のトランスフォーマートイとしては標準的なフリーポーザブル仕様で、ボールジョイントの多用によって広い可動範囲を確保しています。




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 脚部にはミサイル発射装置が有ります。
 この装置はマンモスタンクモード時に展開したものと同一で、ボタンを押す事により、錨型のミサイルを発射する事が出来ます。




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 前腕の毛皮の内側にはトンファーが内蔵されており、展開して持たせる事が出来ます。




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 背部に有る、マンモスの鼻から背中にかけての部分は、変形して巨大なキャノン砲になります。
 このトイの説明書には名称に関する記述は有りませんが、MTMTEやコミックの作中では、「ブルーボルトキャノン(BLUE-BOLT CANNON)」という名称で呼ばれています。




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 ブルーボルトキャノンを装備し、背部のミサイルポッドを展開した状態。
 ミサイルポッドは、マンモスの牙の付け根部分を90°動かす事で出現します。




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 ブルーボルトキャノンの上面に付いているダイヤルを回転させると、ミサイルが発射されます。
 砲門は2連装になっており、ダイヤルを回す事で1発ずつ発射されます。




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「BLUE-BOLT CANNON, FIRE!」

 ブルーボルトキャノンを構えたアクションポーズの一例。コミック作中ではウルトラマンモスの必殺武器として使用され、味方のピンチを何度も救っています。
 ブルーボルトキャノンを発射する際、ウルトラマンモスは必ず「BLUE-BOLT CANNON FIRE!(訳:ブルーボルトキャノン発射!)」の掛け声と共に発射します。これは「ビーストウォーズネオ」の劇中で、ビッグコンボイが必殺武器・ビッグキャノンを発射する際に放った掛け声の「ビッグキャノン、ゴー!」を意識して作られたセリフと思われます。




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 胸部には、ビッグコンボイと同様に「マトリクス」が収納されています。説明書には「Dead Matrix(デッド・マトリクス)」と記載されていますが、これはユニバース版ネメシスプライムの胸部に収納されているマトリクスの名称です。
 MTMTEではこのパーツに関する設定には言及されておらず、またコミックではコウモリを追い払う為にこのパーツから光を放っている事から、設定上はマトリクスではないものと思われます。




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 マトリクスは、取り出して手に持たせる事も可能です。




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 TFSSの告知用に描かれたイラストを再現したポーズ。告知用イラストで描かれたウルトラマンモスはその後、MTMTEのイラストや本トイのキャラクターカード等にも使用されています。
 トンファーは左腕だけ展開しています。ブルーボルトキャノンは何故か描かれておらず、また背部のミサイルポッドは展開された状態になっています。




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 2013年度のTCCの無料配布トイであるデプスチャージと。
 デプスチャージは並行世界からやってきてウルトラマンモスが率いるオートボットに味方し、メンバーの一員となります。ウルトラマンモスが率いるオートボットのメンバー達はビーストのスキャンと同時にビークルモードを失ってしまった為、以後は軍団名を「マキシマル(MAXIMAL)」に改め、ディセプティコン(DECEPTICON)から軍団名を改めたプレダコンと戦います。




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 付属のキャラクターカード。サイズやデザインは近年のTCCやボットコン限定トイの定番となっているサイズとデザインで、縦約9.5cm×横約14cmの厚紙に片面だけ印刷がされたものとなっています。ウルトラマンモスのイラストは前述のTFSS告知用イラストを左右反転したものが使用されており、この反転によって左右の腕のカラーリングが逆になってしまっています。
 記載されているキャラクターバイオの訳文は下記の通りです(意訳を含んでいます)。座右の銘の「一貫性は勝利である」は、G1ウルトラマグナスやレーザーウルトラマグナスの座右の銘と同じです。バイオに有る「アイアンワークスからの遭難信号」は、ボットコン2012(BOTCON2012)の限定コミック「INVASION」で描かれた、「悪のオートボット」による襲撃事件と思われ、このバイオではそれからTCC会報内コミックに続くストーリーが書かれています。
 余談ですが、MTMTEに書かれているバイオは、これと全く異なる内容の文章になっています。その中では、彼が法律の条文や一貫性に厳格な性格である事から、クルーの一人で指示に従おうとしないグリムロック(GRIMLOCK)が悩みの種となっている事や、そのグリムロックが彼の新たな姿を見て「ウルトラマンモス」という名前を言った事から、それを実際に採用した事等が書かれています。

ウルトラマンモス

(役割)マキシマル指揮官

テクニカルデータ
 体力:10  知力:9  速度:6  耐久力:9  地位:10  勇気:10  火力:9  技能:8

「一貫性は勝利である」

 ウルトラマンモスは、宇宙船「グラビトン」の最も新しい司令官であると共にオートボットの秘密工作部隊の指揮官である「ウルトラマグナス」として長い間知られてきた人物である。しかしながら、地球上のアイアンワークス基地から送信された遭難信号が、全てを変えてしまうと共に、全てを終わらせた出来事になったのである。
 ウルトラマンモスとグラビトンのクルーが、多くのサイバトロニアンが帰る場所として知っていた光る青い球(地球)に近づいた時、宇宙の構造が裂けて出現した時間的なワームホールが彼らの前に現れ、グラビトンはその中に投げ込まれてしまった。その歪みからの勢いで、グラビトンは惑星の方に向けて吐き出された。その惑星は地球だったが、グラビトンのクルー達が知っている地球ではなかった。
 奇妙なエネルギーの有る場所は彼らのロボットモードに影響を与えるようで、彼らはこの敵対的な新しい環境で機能する為に新しい姿を手に入れると同時にビークルモードを放棄した事で、ウルトラマグナスとグラビトンのクルーは「オートボット」ではなくなってしまった。奇妙な訪問者(デプスチャージ)との接触を通じて、現在ウルトラマンモスとグラビトンのクルーは「マキシマル」として知られており、戦いの中で轟音を鳴らすのだ!





 以上、TCC限定ウルトラマンモスでした。

 2013年度のTFCCのトイの中では最大級のボリュームであるこのトイですが、満を持してと言わんばかりに最後の発送商品となりました。
 トイの仕様はビッグコンボイやユニバース版ネメシスプライムからカラーリングを変更しただけなので、可動やギミックについてはそれらと同一なのですが、複雑な変形機構やボールジョイントの多用によるフリーポーザブル、そして全身各所に内蔵されたギミックは、ビッグコンボイの発売から15年近くが経過した現在でも色褪せる事の無い魅力を持っています。
 個体差の可能性が有りますが、管理人が手にしたウルトラマンモスはブルーボルトキャノンのダイヤルが少し回しづらくなっており、2発目のミサイルの発射がしづらくなっていました。ボールジョイントの保持力については申し分無かったのですが、この点だけは残念に感じました。
 コミックでは部隊司令官らしくヒロイックな活躍を度々見せてくれるキャラクターなので、コミックでの活躍ぶりに惚れた人なら、複雑な変形機構に抵抗が無ければギミックも含めて楽しめると思います。また、TCCの限定トイ(ボットコン限定品を除く)としては、「SCOURGE」に続く2体目の「オプティマスプライム(コンボイ)のトイの仕様変更品」で、その点においては貴重なトイだと思います。