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 レビューの最初でこんな事を書くのもいかがなものかと思うのですが、残念な近況報告。
 先日「ねんどろいどぷち『高町ヴィヴィオ&セイクリッド・ハート』」のレビュー記事で書いた、3月28日にNHKホールで開催される予定だった「MUSIC JAPAN」の番組観覧が開催中止となりました。理由はやはり「東北関東大震災の影響を総合的に判断した結果」との事。当選ハガキにも中止の可能性について書かれていたので、当選した時点である程度の覚悟は出来ていたのですが、アニメコンテンツエキスポに続いてこちらまで中止となってしまい、今月の奈々さん出演イベントがことごとく中止になってしまったのは仕方が無い事とはいえ本当に残念…。

 さて、気を取り直して本日のレビュー。
 今回は発売延期の懸念を乗り越えて見事に予定通りの発売となった「S.H.フィギュアーツ」の「キュアブロッサム」です。オイラはブログで水樹奈々さんの情報を書くより以前から「ロザリオとバンパイア」「WHITE ALBUM」「黒執事Ⅱ」と、2008年頃から奈々さんが主役もしくは主役級キャラを務める作品は本放送時に全話視聴しており、「ハートキャッチプリキュア!」も当初はそんな作品群の一つとして視聴してました。ところが映画「花の都でファッションショー…ですか!?」を観たあたりから、この作品自体や花咲つぼみ(キュアブロッサム)にハマりだして、先日「プリキュアオールスターズDX3」を公開初日に観に行ったりTVシリーズを再度全話視聴したりと、見事にハートキャッチされてます(笑)
 劇中では「史上最弱のプリキュア」と敵から度々言われたキュアブロッサムですが、数々の戦いや試練を経て、最終話では仲間達と共に地球の命運を賭けた戦いに臨み、見事に勝利しました。また担当声優の奈々さんにもまさに「深愛」と言える程愛された為に奈々さんの西武ドームライブにゲスト出演しただけでなく、難しいと言われる放送局の壁を越えてNHKの「MUSIC JAPAN」に出演したりプリキュア史上初の「紅白歌合戦」出場を果たす等、番組外でも縦横無尽の活躍をしました。それらの原動力となる役割を果たしたという意味では、キュアブロッサムはまさに「史上最強のプリキュア」と言えるかもしれません(笑)。
 実はオイラ、「S.H.フィギュアーツ」は今まで手に取った事が無く、主力である「仮面ライダー」シリーズを差し置いて、このキュアブロッサムが記念すべきフィギュアーツデビューとなりました(;´∀`)


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■作品概要 ~ハートキャッチプリキュア!とは~
 「ハートキャッチプリキュア!」は2010年2月~2011年1月にテレビ朝日系列で全49話が放送されたテレビアニメ作品で、「プリキュア」シリーズの7作目の作品です。物語の内容は、中学2年生の少女・花咲つぼみが妖精・シプレとコフレに出会った事がきっかけでキュアブロッサムに変身し、「こころの大樹」の破壊を目論む「砂漠の使徒」からこころの大樹を守ると共にこころの大樹を復活させる為、仲間達と共に戦います。劇場映画「花の都でファッションショー…ですか!?」が2010年10月に公開された他、全てのシリーズのプリキュアが一堂に会する映画「プリキュアオールスターズDX」シリーズには、第2作目から本作のプリキュアが出演しています。

■フィギュア概要
 このフィギュアは、映画「プリキュアオールスターズDX3」公開初日の3月19日に、バンダイのアクションフィギュアブランド「S.H.フィギュアーツ」の1体として、価格3,675円(税込)で発売されました。主人公・キュアブロッサムを同ブランドのフォーマットで立体化している他、劇中でキュアブロッサムが使用した武器等が付属しています。




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 パッケージ(表)。箱のサイズは縦約18cm×横約15cm×奥行約6cmとなっています。中央部分はウィンドウになっており、中身が見えるようになっています。




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 パッケージ(裏)。アクションポーズの見本写真やキュアブロッサムのキャラクター説明が載っている他、別売のキュアマリンと組み合わせたアクションポーズの写真も掲載されています。




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 パッケージを斜め上から見た写真。正面のウィンドウは上部まで続いています。
 このフィギュアではパッケージのウィンドウ部分をはじめとしてサクラの花が各所にプリントされていますが、これはアニメ第1話においてキュアブロッサムが近くにあったサクラの花からプリキュアとしての名前を決めた事と、漫画版において花咲つぼみのこころの花がサクラであった事に由来しているものと思われます。ちなみに、サクラの花言葉は「純潔」「精神美」だそうです。




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 キュアブロッサム本体前面。頭頂高約12.5cm、全高は約14cmで、変身前の花咲つぼみの設定身長156cmから計算すると、約1/12のスケールです。独特のスリムな体型を再現する為、既存のS.H.フィギュアーツの素体とは違う、新造の素体を使用しているとの事です。




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 本体後ろ。キュアブロッサムの特徴である巨大なテールも再現されていますが、このテールの重量が原因で自立が出来なくなっています。
 なお、このフィギュアには後述する専用台座が付属しているのですが、本体の紹介時の写真には個人的な使い易さを含めて適さないと考えた為、他社製の「di:stage」を使用しています。




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 頭部。横に飛び出ているもみあげもしっかり再現されています。




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 顔パーツは、通常時の物の他に、口を開いた笑顔と叫び顔の2種類が付属しています。交換方法は前髪パーツを取り外して交換し、また前髪パーツを付け直す、「figma」と同じ方法が採られています。




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 可動はアクションフィギュアとしては標準的な可動箇所を確保している他、髪のテールは付け根部分が可動します。肩の外装パーツは肩付け根部分に広い穴を開けた独立パーツとなっており、肩の可動を殺さない工夫がされています。




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 手首パーツは、平手(左右)、握り拳(左右)、ブロッサムタクト持ち手(右手のみ)、ココロパフューム持ち手(右手のみ)、指を閉じた平手(左手のみ)、親指を立てた指差し(右手のみ)、親指を立てていない指差し(左手のみ)の、計9種が付属しています。




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 このフィギュアはテールの重量により任意の部分で顔の向きを固定する事が難しくなっている為に、首の付け根パーツは可動パーツと非可動パーツの2種類が用意されています。球の部分に円(可動軸)が有るのが可動パーツです。




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 ココロパフュームを持った状態。劇中では、こころの種を入れたココロパフュームを自身に吹き付けて素早さを上昇させ敵を翻弄するシーンが有りました。ココロパフュームはかなり小さいパーツの為、紛失しないよう注意する必要が有ります。




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 ブロッサムタクトを持った状態。先端のクリスタルは本体成型色のクリアーピンクそのままで、その他は設定通りに塗装されています。劇中で技発動時に回している中央部分の「クリスタルドーム」は、設定通りに回せます。




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 このフィギュアには、前述の通り専用台座が付属しています。台座部分の形状はハート型になっており、サクラの花と「Blossom(ブロッサム)」の文字がプリントされています。また台座部分には3ヶ所の穴が開いており、アームの取り付け場所を任意に選ぶ事が出来、選ばなかった穴はピンで塞ぐようになっています。




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 キュアブロッサムを台座に固定した状態。アーム先端が刺又状になっているので、その部分で腰を挟んで固定します。




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 このフィギュアには、キュアブロッサムのパートナーの妖精・シプレも付属しています。全高は約3cmで、可動は首が360°回るのみです。花咲つぼみがキュアブロッサムに変身するにはシプレの出す「プリキュアの種」が必要である為、つぼみがシプレと離ればなれになって変身できずピンチに陥るシーンが度々有りました。




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 キュアブロッサムとシプレ。シプレは劇中でのキュアブロッサムとの対比に合わせたサイズになっているようです。



 ここからは劇中のアクションポーズを再現した写真を何枚か紹介。


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「大地に咲く、一輪の花!」





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「キュアブロッサム!」

 劇中での変身ポーズのフィニッシュも、対応した手首パーツが付属しているおかげで再現可能です。しかしながら、対応した表情パーツは付属していないので完全再現には至っていません。




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「私、堪忍袋の緒が切れました!」

 目がやや左向きなので少々無理が有るかもしれませんが、キュアブロッサムの名台詞として有名なこのシーンも一応再現可能です。劇中では顔がドアップだったり口がドアップだったりしていたので、この写真では演出が控えめだと思います(笑)。




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「ブロッサム、おしりパンチ!」

 劇中で砂漠の使徒の大幹部・サソリーナが「おしりなのにパンチ!?」とツッコミを入れていたこの技も一応再現可能です。ちなみにこの技は第6話で初めて使用し、以後も何度か劇中で使用されましたが、「おしりパンチ」の名称を叫んだのは初使用時のみでした。技名は初使用後「大人の事情」により封印されたようです(笑)。「プリキュアぴあ」での本作のシリーズディレクター・長峯達也氏の話によれば、アイデアに「熱がある」ものはどんどん採用したそうなので、この技も恐らくはそういった経緯で採用されたものと思われます。
 ちなみにスカートの下はスパッツのようなものになっていて、これはメガハウスから発売された「エクセレントモデル」シリーズのキュアブロッサムの他、様々なステージに登場した着ぐるみもこのようになっており、公式の仕様です。




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「はあああああぁぁぁ~!」

 必殺技「プリキュア・ピンクフォルテウェイブ」やキュアマリンとの合体技「プリキュア・フローラルパワー・フォルティシモ」を決めた後の、デザトリアンを浄化するシーンも再現可能です。指を閉じた平手パーツはこの為に付属しているようです。




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 figma「フェイト・テスタロッサ The MOVIE 1st ver.」と。作品の関連は有りませんが、どちらもキャラクターボイスは管理人のイチ押し声優・水樹奈々さんが担当しています。キュアブロッサムのヒールの高さを含めなければ2体共同じくらいの身長になる為、2体のスケールは若干異なるものになっています。




 以上、S.H.フィギュアーツ「キュアブロッサム」でした。

 実は管理人は企画が出た段階から楽しみにしており、予約受付開始とほぼ同時に予約しました。当初の発売予定から約3ヶ月延期しての発売でかなり待ちわびていただけに、東日本大震災の影響を受けずに予定通り発売された時は本当に嬉しかったです。作品が徒手空拳主体のバトルアニメという事もあって、開封してからガシガシ遊び倒してます(笑)。
 フィギュア自体の感想ですが、通常時の表情がやや似ていない感じがする点と、非可動の首付け根パーツが有るものの、それでもテールの重量を支えられずにポーズが決めづらくなっている点が難点です。しかしながらプロポーションに関しては新造素体で対応した為に申し分無いですし、付属パーツは変身フィニッシュ時の決めポーズも再現可能な手首が付いている等、多くのユーザーが再現したいと思われるポーズに対応した手首を見事にチョイスしています。何よりも、今まで本格的なアクションフィギュアが発売されなかった「ハートキャッチプリキュア!」が初の本格的アクションフィギュア化をしたという点は一番大きいと思うので、作品やキャラクターのファンで劇中の様々なシーンを再現したいという方にとっては買うだけの価値は十分有ると思います。