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 一昨日帰省から戻ってきたところ、S.C. NANA NETの会報「ななマガ」の第44号が到着していました。今回のレポート記事は、昨年末に開催された「シンフォギアライブ2013」と今年1月に開催された「NANA WINTER FESTA 2014」のレポートを中心に、「ハンガー・ゲーム2」の舞台挨拶芸術選奨授賞式、GDフェス等、昨年12月~先月までのイベントレポや映像収録風景が多数掲載されています。しかし、何故か「第64回NHK紅白歌合戦」に関する記事は全く無し…(汗)。
 毎回、ななマガの巻末には奈々さんの出演作情報が掲載されているのですが、今回のななマガではTVアニメのレギュラー出演が「NARUTO-疾風伝-(日向ヒナタ役、実際は不定期出演)」しか無くなってしまった一方で、ナレーション出演は「トキノヒト」のコーナーに出演している「news every.」が追加されていました。
 ここ数年はキャリアや知名度の向上もあってか、だんだんとナレーションや吹き替えの仕事が多くなってきている奈々さんですが、先日発売された「SUPERNAL LIBERTY」も、アニメ作品のタイアップ楽曲は非常に少なく、アニソン色が弱いものとなっていました。キングレコードの三嶋章夫プロデューサーは奈々さんについて、「年齢や時代に応じて変化していかなければならない」という内容の発言をしているのをよく目にしますが、その「変化」をしていかなければならない時が、もう来ているのかもしれません…。

 さて、ここから本題。
 今回のレビューは、「HG AFTER COLONY」の「174 ウイングガンダムゼロ」を紹介します。管理人は昔、TV放送時に発売されたウイングガンダムゼロのキットを3種全て(1/144、1/1001/60)作った事が有り、プラモ的には非常に思い入れの有るモビルスーツだったりします。実はアニメでの活躍を観たのは大分後のことなのですが…(苦笑)。
 このキットはTVアニメ版ウイングガンダムゼロのリメイクキットとしては初の商品という事で、当時作ったキットの事を思い返しながら作っていたのですが、最新の技術に驚愕する所も多かったです。

関連記事:HG AFTER COLONY「162 ウイングガンダム」レビュー(2014年2月19日更新)


※写真をクリックすると、元のサイズで表示されます。
※写真のキットは、素組みした物に細かい塗装とスミ入れを施したものです。実際の商品とは仕様が異なります。


■作品概要 ~新機動戦記ガンダムWとは~
 「新機動戦記ガンダムW(ウイング)」は、1995年4月~1996年3月にテレビ朝日系列で全49話が放送されたテレビアニメです。
 それまでのガンダム作品とは異なる世界設定の、「A.C.(アフターコロニー)」195年の世界を舞台に、「オペレーション・メテオ」によって地球に降下した5人の少年達の戦いを描きます。テレビシリーズの放送終了後、1997年にはOVA作品の「新機動戦記ガンダムW Endless Waltz(エンドレスワルツ)」が全3巻でリリースされ、翌1998年にはそれを編集すると共に新規映像を追加した劇場版作品「新機動戦記ガンダムW Endless Waltz 特別篇」が公開されました。
 本作において「ウイングガンダムゼロ」は、「ガンダムサンドロック」のパイロットである「カトル・ラバーバ・ウィナー」が、ガンダムを開発した5人の博士の設計図を基に建造した新型モビルスーツ(以下「MS」)として登場します。当初は建造したカトル本人が搭乗していましたが、その後は様々なパイロットに乗り継がれる事となり、最終的には主人公「ヒイロ・ユイ」の乗機となりました。

■キット概要
 このキットは2014年3月8日頃にメーカー希望小売価格1,600円(税別)でバンダイより発売されました。
 「新機動戦記ガンダムW」のMSをプラキット化した「HG AFTER COLONY(ハイグレード アフターコロニー)」の第2弾となるキットで、ウイングガンダムゼロを1/144スケールで立体化しています。ガンプラの定番である全身フル可動とプロポーションの両立を図っている他に、高速巡航形態である「ネオバード形態」への変形も再現されています。




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 パッケージ表面。パッケージは厚紙製のボックスに厚紙製のフタをする、ガンプラのパッケージでは定番の仕様です。
 ボックスのサイズは縦約19cm×横約30cm×高さ約5.5cmで、同じ価格帯の「HG」シリーズのパッケージとしては標準的なサイズです。イラストはTVアニメ第49話(最終話)において、地球に落下しようとしている「リーブラ」のブロックを「ツインバスターライフル」で破壊しようとしているシーンをイメージしたと思われるウイングガンダムゼロが描かれており、その後ろには「ネオバード形態」のウイングガンダムゼロが描かれています。




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 パッケージ側面。
 付属品の紹介や機体解説を、写真と共に掲載しています。




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 ガンプラの説明書には、パッケージ側面よりも詳しい機体解説やキャラクター紹介が掲載されているのが定番ですが、それは本キットの説明書でも同様となっています。
 ウイングガンダムゼロの機体や装備を解説したページが有る他に、アクションポーズや可動範囲、カラーリングガイドを紹介したページには、劇中でのウイングガンダムゼロの活躍について書かれた文章が掲載されていますが、その内容は第49話(最終話)「最後の勝利者」を中心にしたものになっています。




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 本キットに付属しているシール。
 シールのナンバーは12番まで有ります。シールはウイングバインダー、センサー部、武器に貼付するものが中心になっています。
 本記事の写真のキットはシールを一切使用しておらず、全て塗装で仕上げています。




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 ウイングガンダムゼロ本体前面。全高は約12.5cmあります。
 設定では、「ウイングガンダム」をはじめとした5体のガンダムの基になった機体とされていますが、デザインはウイングガンダムに近いものとなっています。本放送当時に発売されたキットの解説文には「宇宙空間での戦闘を想定して設計された」という内容が記載されており、各所にスラスターやバーニアが搭載されています。




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 ウイングガンダムゼロ本体後ろ。
 ウイングガンダムと同様に2つのウイングユニットが有りますが、その形状は大きく異なっています。リアスカート中央部に開いている穴は、後述の「ネオバード形態」時に、別売の「バンダイプラモデル アクションベース2」のアームを接続する際に使用します。
 なお、本記事の写真のキットは、色が足りない部分を「ガンダムマーカー」で足すと共に、スミ入れを行っています。また、ゲート痕にも成型色に近い色で塗装を施しています。カラーレシピは以下の通りです。
※塗装
 ・レッド … ガンダムレッド
 ・ブルー … ガンダムブルー(約80%)+ガンダムブラック(約20%)
 ・イエロー … ガンダムイエロー
 ・グレー … ガンダムグレー
 ・ダークグレー、装甲内側部分 … ファントムグレー
 ・センサー部分 … ガンダムアイグリーン
 ・胸部中央部分のクリアーグリーンのパーツの内側 … ガンダムメタグリーン

※スミ入れ
 ・ホワイト部分(モールド部分) … スミ入れ用<グレー>
 ・ホワイト部分(モールドではない部分) … スミ入れペン SHARP
 ・レッド部分、イエロー部分 … スミ入れ用<ブラウン>
 ・ホワイト部分・レッド部分以外、異なる色のパーツの境界 … スミ入れ用<ブラック>





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 バストアップ。
 頭部・胸部共にウイングガンダムのデザインを踏襲しつつも、額中央部にカメラが付いていたりアンテナが4本になっている等、様々な違いが有ります。アゴのレッドの部分の形状はウイングガンダムとは大きく異なっていますが、この部分は「ガンダムサンドロック」のそれに近いものになっています。
 胸部中央のグリーンのパーツはクリアーグリーン成型で、説明書では内側にメタリックグリーンのシールを貼付した上で組み立てるよう指示されていますが、写真のキットでは前述の通り、シール貼付部分をガンダムメタグリーンで塗装しています。
 なお、設定では胸部左右に有るセンサーの下部分には開閉式の放熱用ダクトが有り、本放送当時に発売された1/100スケールと1/60スケールのキットではその開閉ギミックが再現されていましたが、このキットでは再現されていません。




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 ウイングガンダムゼロ本体の可動は、首、肩、二の腕、肘、手首、腰、股関節、膝、足首が可動する、ガンプラとしては定番の可動範囲です。全パーツが新規に作られている為に可動構造は近年のガンプラと同様に広い範囲で、手首、二の腕以外の関節は2ヶ所以上の可動箇所が有ります。




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 胴体の肩口部分に有るホワイトのパーツは、取り外す事でマシンキャノンが出現します。
 劇中ではカバーとなっているホワイトのパーツが上に上がる、または回転して胴体内部に収納されるという2通りの展開機構でマシンキャノンを出していましたが、本キットではどちらの機構も採用せず、本放送当時に発売された1/100スケールのキットと同じ機構が採用されています。




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 肩アーマーのブルーのパーツを上に上げる事で、内蔵されているバーニアを出す事が出来ます。
 前述の通り、ウイングガンダムゼロは宇宙空間での戦闘を想定した設計が行われている為、恐らくは宇宙空間での姿勢制御を目的として装備されたものと思われます。本放送当時に発売されたキットでこのバーニア展開機構を再現していたのは1/100スケールと1/60スケールのキットのみで、1/144スケールのキットでは再現されていませんでした。




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 肩アーマーのホワイトのパーツは、説明書には開閉出来るという記載は有りませんが、構造上開閉が可能です。
 設定では、この部分にビームサーベルのグリップが収納されていますが、このキットではグリップの収納まで再現されてはいません。
 なお、本放送当時に発売されたキットでは、1/100スケールのキットが開閉機構のみ再現していた他、1/60スケールのキットでは更にグリップの収納まで再現していました。




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 背部のウイングバインダーは、設定どおりに展開出来ます。
 このキットでは、ウイングバインダーの基部が少し角度を動かせるジョイントになっており、展開したウイングバインダーに角度付けする事が可能です。ウイングバインダーの展開機構は「ネオバード形態」への変形する関係上必要である事から、本放送当時に発売されたキットではスケール毎に様々な形の展開機構が採用されていましたが、角度付け出来るジョイントの採用は本キットが初になります。




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 付属品一式。
 メインウェポンである「ツインバスターライフル」、シールド、ビームサーベル2本の他に、「ネオバード形態」時に必要な差し替え用足パーツが付属しています。




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 ツインバスターライフルとシールドを装備した状態。この状態が、ウイングガンダムゼロの基本的な状態です。
 ツインバスターライフルのグリップは、2つ有る内の1つを使用して持たせます。シールドは内側に有るジョイントを前腕に接続して装備します。




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 ツインバスターライフルは、左右で2つに分割して持たせる事が可能です。また、説明書には無い遊び方ではありますが、シールド内側のジョイントを差し替えれば、右腕に装備する事も可能です。
 シールドはジョイントを挟んで前腕から若干離れた位置に装備される為、シールドを装備した状態の手に武器を持たせても干渉しません。




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 シールド先端部には伸縮機構が有ります。
 設定では、これで打突が行えるとされていますが、劇中では殆ど使われませんでした。




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 ビームサーベルを両手に持たせてのアクションポーズ。
 ウイングガンダムゼロはツインバスターライフルをマウント出来る部分が無い事も有ってか、劇中でビームサーベル2本を使用して戦う事は有りませんでした。




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 前述の通り、このキットは高速巡航形態である「ネオバード形態」への変形も可能です。
 変形機構はウイングガンダムに似た変形機構で、ウイングバインダーが展開して「W」のような形を形成します。足首部分は前述の差し替え用パーツを使用しますが、足裏部分に有るバーニアは付いていない為、差し替えで取り付ける必要が有ります。




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 ネオバード形態底面。
 本体の変形はウイングガンダムと同様に下半身を180°回転して膝を曲げ、肩アーマーを畳む方式となっていますが、手首は取り外さずにそのままにしておきます。




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 別売の「バンダイプラモデル アクションベース2」を使用したディスプレイの一例。アームへの接続には前述のリアスカートの穴を使用します。
 ネオバード形態のウイングガンダムゼロは可動しませんが、アクションベース2のアームは様々な角度に動かせる為、これによりネオバード形態時の様々な動きをイメージしてディスプレイ出来ます。




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 ここからは、MS形態でのアクションポーズの一例を紹介。
 1枚目は、本放送時に発売された1/60スケールのキットのパッケージイラストを再現したポーズ。本放送当時に発売された1/100スケールと1/60スケールのキットのパッケージイラストでは、何故か肩アーマーが3段に開いている状態で描かれていました。




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 2枚目は、劇中でも多用された、2つに分離したツインバスターライフルを回転しながら左右に発射しているイメージでのアクションポーズ。このポーズだと、ウイングバインダーとシールドが干渉する恐れが有る為、シールドの位置に注意する必要が有ります。
 ゲーム作品では、この発射方法を「ローリングバスターライフル」もしくは「ローリングツインバスターライフル」という名称の技で使えるようにしている作品が多数有ります。余談ですが、最終的にパイロットとなったヒイロ・ユイは、劇中でこの発射方法を使う事は一度も有りませんでした。




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 3枚目は、ビームサーベルを持って突撃するイメージでのアクションポーズ。
 劇中では、ツインバスターライフルを片手に持った状態でビームサーベルを持って近接戦闘に臨むシーンが多く有りました。




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 4枚目は、最終話ラストでの「リーブラ」のブロックを破壊しようとしているシーンのイメージでのポーズ。
 ツインバスターライフルの両手持ちは不可能の為、左手をグリップ部分に添える形を取る事で、それらしく見えるようになります。




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 同シリーズの「162 ウイングガンダム」と。
 MS形態、ネオバード形態共に、ウイングガンダムのデザインや変形機構を踏襲している事が分かります。




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 前述のHGAC版ウイングガンダムと組み合わせたアクションポーズの一例、
 2体を一緒にして遊ぶ為のパーツは何も付属していませんが、劇中ではこの2体が共闘するシーンは無かった為、「夢のタッグ」として様々な発想で遊ぶ事が出来ます。




 以上、HG AFTER COLONY版ウイングガンダムゼロでした。

 TVアニメ版ウイングガンダムゼロのリメイクキットとしては初のキットとなるこのキット、TVアニメ本放送当時から約19年も経過しているだけあって技術の進歩が凄まじく、殆どのカラーリングが成型色で再現されているだけでなく、本放送当時に発売された1/144スケールのキットではオミットされてしまっていた肩部バーニアやマシンキャノンの展開機構も搭載されている等、ギミック面も充実しています。
 しかしながら、同シリーズのウイングガンダムに有った腰の変形ロック機構が採用されていない他、肩関節が他のキットに比べて外れやすく動かしづらい点等、若干の難点が有ります。ツインバスターライフルの両手持ちが出来ない点も残念ではあるのですが、基本的にはシールドで隠れてしまう為、この点に関してはあまり問題にはならないと、個人的には思います。
 若干の難点は有るものの、可動範囲の広さとアクションベース2シリーズへの対応機構、そしてシールド接続ジョイントに工夫が有るおかげで、劇中での様々なアクションポーズを取る事が出来るようになっています。また小スケールながらも胴体や肩の各所に有るギミックの一部が再現された事で、イラストやCGからは読み取りにくい、このMSの内蔵ギミックの量の多さも味わえるようになっていると思います。





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