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 今回は特に前フリで書く話題が無いので(笑)、先日レポを掲載した「トランスフォーマー セレブレーション 2014」のイベント終了後の話をば。
 イベントが終了した時は既に26時30分を過ぎており、当然ながら終電の発車時刻を過ぎた後でした。管理人は事前にカプセルホテルの予約を取っていたのでそこに宿泊し、翌朝は池袋シネマサンシャインでの「機動戦士ガンダムUC episode7 虹の彼方に」のイベント上映を観てきました。このイベント上映も行列が出来る事は事前に予想出来ていたので、早めに行列に並ぶ事を計画していたのですが、結果的にカプセルホテルでの睡眠時間は約3時間半しか取れませんでした。その時は疲れは全く感じていなかったのですが、イベント上映を観終えて帰宅した後、それが一気に襲いかかってくる事に…(汗)。このイベント上映については後日別の記事で、作品の感想等も含めて書こうと思います。
 なお、今回管理人が宿泊したカプセルホテルは、池袋サンシャインシティの近くに有る「カプセルきぬやホテル池袋」というホテルです。男性限定で内装が古いのがネックではありますが、2,980円(税込)で宿泊出来るだけでなく、空きが有れば当日急遽の宿泊も可能なようなので、今回のイベントのように池袋駅東口近辺で始発を待たなければならない人にはオススメです。

 さて、ここから本題。
 今回のレビューは、遂に始動した「ムービーアドバンスドシリーズ」より、「AD01 オプティマスプライム」を紹介します。
 「トランスフォーマー セレブレーション 2014」のレポでも書きましたが、管理人はイベント開催時に購入したこのトイに、幸日佐志さんをはじめとする4人のデザイナーさんからサインを頂きました。そこで、今回のレビューでのパッケージ紹介は、恐らく世界に一つしかないであろう、その特別仕様パッケージで紹介します!
 なお、本レビューで使用している開封状態のトイは、イベントの翌日に別の店舗で購入した物を使用しています。サイン入りパッケージのトイは、5年前のカウントダウンイベントで貰ったEZコレクション版オプティマスプライムと同様に、未開封のまま大切に保管しようと思います。

関連記事:
 ・「トランスフォーマー セレブレーション 2014」に行ってきました!(2014年5月18日更新)
 ・「オプティマスプライム プレミアエディション」レビュー(2014年5月3日更新)
 ・「RA-01 オプティマスプライム」レビュー(再掲載版)(2013年2月14日更新)
 ・「DA03 オプティマスプライム メックテックトレーラー」レビュー(後編)(2011年5月18日更新)
 ・「DA03 オプティマスプライム メックテックトレーラー」レビュー(前編)(2011年5月17日更新)


※写真をクリックすると、元のサイズで表示されます。
※一部の写真には、別売の「di:stage」を使用して撮影したものが有ります。
※デザイナーさんのサインは、「トランスフォーマー セレブレーション 2014」開催時に頂いたもので、一般販売されているものには
  書かれていません。


■キャラクター設定
 「オプティマスプライム」は、実写映画「トランスフォーマー」シリーズに登場するキャラクターです。
 映画ではオートボットのリーダーとして登場し、部下のオートボット戦士を率いて、敵対するディセプティコンと戦います。オプティマスプライムは2014年8月8日に全国の上映館で公開される実写映画第4作「トランスフォーマー/ロストエイジ」にも登場します。

■トイ概要
 このトイは2014年5月17日に、「トランスフォーマー/ロストエイジ」(以下「ロストエイジ」)のメイン展開トイシリーズの一つである「ムービーアドバンスドシリーズ」の1体として、小売価格7,500円(税別)でタカラトミーより発売されました。
 ロストエイジの予告編等の映像でのオプティマスプライムを基に完全新規造形で作られており、映像内で使用している武器を基にした武器パーツも付属しています。




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 パッケージ表面。ボックスのサイズは縦約28cm×横約24cm×奥行約11.5cmで、同時期に発売されたムービーアドバンスドシリーズのトイの中では最大級のサイズとなっています。
 トイ本体のブリスターへの固定は、2010年頃から海外版で使われるようになった後に日本版でも使われるようになった紙製のヒモの他に、それ以前から使用されているビニール製の透明な輪ゴム、そして本シリーズで初めて採用されたと思われるプラスチック製の細いヒモの、3種類で固定されています。
 パッケージのデザインは海外版のものを流用しており、下部には商品名が記載された日本語のシールが貼付されています。




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 オプティマスプライムのイラストの上には、「TG-23 メトロプレックス」をはじめとして、多数のトランスフォーマートイや「勇者シリーズ」のトイのデザインを手がけた「幸日佐志(ゆき・ひさし)」さんのサインを頂きました。
 幸さんはツイッターもやっており(ID:TFYUKI)、ツイッターでは発売前のトランスフォーマートイを紹介したり、トイ開発に関する貴重な話をツイートしています。




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 パッケージ裏面。
 こちらも海外版と同一ですが、下部には公式サイトの案内が記載された日本語のシールが貼付されています。




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 パッケージ裏面には、オプティマスプライムのキャラクター紹介文が掲載されています。
 訳文は下記の通り(一部に意訳を含んでいます)。前作では先代のプライム(司令官)である「センチネルプライム」に裏切られ、今作ではこれまで守ってきた地球人に追われる身になってしまうオプティマスプライムですが、それでもその信念は全く揺るがない事が窺える内容の文章となっています。
 オプティマスプライムは永い間、自由は全ての知的生命体が持つ権利であると信じてきた。彼は戦いの中で何が起ころうとも、その信念が揺らぐ事は無かった。
 不屈のオートボットの司令官は、彼自身が選んだ惑星(=地球)の人々を守る為の準備を再び行う事で、オートボットが地球の名誉ある守護者としての役割を取り戻す為の戦いに備えているのだ。





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 パッケージを斜め上から見た写真。ウィンドウは表面、右側面、上面が一つに繋がっています。
 「トランスフォーマー セレブレーション 2014」のサイン会に出席されたデザイナーさんは前述の幸さんを含めて4名で、サインは表面、右側面、左側面、上面の計4面に、それぞれお一人ずつ頂きました。サインの際にはリクエストも出来たのですが、管理人は各デザイナーさんに「一面全部使ってドカンと書いて下さい!」とお願いしたものの、いずれのデザイナーさんもそれは気が引けたようで、一面全部使うほどの大きなサインは頂けませんでした(笑)。




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 上面には、「大西裕弥(おおにし・ゆうや)」さんからのサインを頂きました。大西さんは、今後発売が予定されているムービーアドバンスドシリーズ版「ドリフト」をはじめとして、ムービーアドバンスドシリーズのメイン開発担当を務めているとの事です。
 余談ですが、タカラトミーの公式サイトの新卒採用情報のページに、大西さんのインタビュー記事が掲載されています。入社は2011年との事で、比較的若手のデザイナーさんのようです。




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 左側面には、「齊藤崇光(さいとう・たかみつ)」さんからのサインを頂きました。齊藤さんも前述の大西さんと同様にムービーアドバンスドシリーズのメイン開発担当を務めているとの事ですが、代表的な作品には本記事掲載時点では未発表の「少し大きいダイナボット」を挙げており、今後の新作の発表が待たれます。




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 右側面には、「TA-01 オプティマスプライム」や多数の「マスターピース」シリーズのトイのデザインを担当した、「蓮井章悟(はすい・しょうご)」さんからのサインを頂きました。サインは下から上にかけて横書きで頂いたものですが、「Shogo(しょうご)」の文字が書かれている事が分かります。
 蓮井さんもツイッターをやっており(ID:Hasui_TF)、マスターピースシリーズの新作を中心に発売予定のトイを多数の写真と共に紹介しています。




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 パッケージ底面。
 この面は全体に大きな日本語表記のシールが貼付されています。シールは表面下部に貼付されているシールと一体になっており、記載内容は流通上記載が必要なものが書かれています。




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 同梱されている説明書は、日本語で記載されたものとなっています。
 印刷はフルカラーで両面に行われており、ロボットモードからビークルモードへの変形手順を、両面を使用して説明しています。




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 ビークルモード。これまでの実写映画と同様にトレーラートラックに変形しますが、デザインは「ウェスタンスター・4900SBトラクター」という車種で、これまでと異なるものになっています。
 オプティマスプライムは実写映画第1作で地球に来た際にトレーラートラック(ピータービルト・379モデル)をスキャンして以来ビークルモードを変更した事が無く、ロストエイジで初の変更をする事になります。
 フロント部分のグリルとバンパーとフロントガラスのヒサシ、煙突、そして側面下部のタンクとその周辺にはシルバーメッキのパーツが使用されています。




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 ビークルモード底面。
 前面にはロボットモードの脚部が収納されている事が分かります。また後部はロボットモード時にスライド式の変形をして背部に畳まれる関係から、骨組みのような形になっています。




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 ビークルモードの車体後部と車体底部には、付属の武器を取り付ける事が出来ます。
 車体後部には盾型の武器を取り付ける事が出来、車体底部にはソード型の武器を取り付ける事が出来ます。




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 ムービーアドバンスシリーズの展開開始より約3ヶ月前に発売された、「オプティマスプライム プレミアエディション」(以下「プレミアエディション」)のビークルモードと。
 どちらも同じキャラクターを基にデザインされている事から、ビークルモードのデザインも同じものとなっていますが、このトイはプレミアエディションから流用されたパーツは一つも無く完全新規で造られており、またプレミアエディションよりも小さいサイズとなっています。




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 ビークルモードからロボットモードへの変形は、武器の取り外しを含めて、20ステップで行います。大まかな手順は以下の通り。
 ①武器を取り外し、車体側部を展開した後に車体後部を畳み、ルーフ部分を展開する(第1~第3ステップ)
 ②車体内部から腕を引き出し、ルーフ部分を変形して肩アーマーにする(第4~第8ステップ)
 ③変形した上半身を後ろに90°倒した後にフロント部分を変形し、下半身にする(第9~第19ステップ)
 ④胸部装甲を90°倒し、それと連動してスプリングアクションで頭部がせり出す(第20ステップ)
 なお、説明書には前述の通りロボット→ビークルの手順しか記載されておらず、ビークル→ロボットは説明書とは逆の手順で行うよう記載されています。




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 ロボットモード前面。全高は約22.5cmで、本記事掲載時点で発売されたムービーアドバンスシリーズのトイとしては最大のサイズとなっています。
 デザインはこれまでの実写映画でのオプティマスプライムのデザインを踏襲しつつ新しいデザインになっています。同時期に発売された海外版には無いシルバーの追加塗装が全身各所に多数施されており、劇中のイメージに近付けられています。




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 ロボットモード後ろ。
 ビークルモードの車体後部は折り畳まれて、バックパックのようなものを形成します。




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 バストアップ。
 頭部はこれまでのオプティマスプライムのデザインを踏襲したデザインになっています。口部分はマスクを付けた状態で造られています。
 頭部はブルー成型のパーツが使用されていますが、日本版独自の重塗装仕様により、配色はシルバーの比率が高くなっています。




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 後頭部のクリアーイエローの部分に光を当てると目を発光させる事が出来ますが、目が塗装されている為にあまり発光しません。
 発光させると、目の部分には瞳のディテールが有る事が分かります。




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 可動は、首、肩、二の腕、肘、腰、股関節、膝、足首が可動します。
 肩アーマーとフロントスカート、サイドスカートは上に動かす事が出来る為、これにより腕と脚を更に広く動かす事が出来ます。




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 武器は、剣と盾が付属しています。パッケージや説明書にはどちらも「武器」と記載されていますが、「ソード型の武器」「盾型の武器」と記載されている部分も有ります。
 パッケージ裏面の紹介文の中には、「SWORD OF JUDGEMENT(ソード・オブ・ジャッジメント)」と「VECTOR SHIELD(ベクター・シールド)」という記載が有り、これらが武器の名称である事が窺えます。




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 プレミアエディションに付属している武器との比較。
 剣はプレミアエディションの剣に酷似した形状ですが、サイズが小型化しています。盾は形状が大きく異なっている他、プレミアエディションのパッケージ裏面に記載された名称(と思われるもの)は「センチネル・シールド」となっており、この点も異なっています。




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 手首は、親指を最大で135°近くまで回す事が出来ます。手に剣を持たせた後、これを戻す事で剣を保持できます。
 左前腕には穴が有り、ここに盾型の武器のピンを差し込んで取り付ける事が出来ます。




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 武器を装備した、基本的なフル装備状態。ソード型の武器は左手にも持たせる事が可能ですが、盾型の武器は左前腕にしか取り付け出来ず、また手に持たせる事も出来ません。
 幸日佐志さんのツイッターでのツイートによれば、今作の新たなオプティマスプライムは「騎士」をモチーフにデザインしているそうです。




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 ソード型の武器は、背部に取り付けることが可能です。
 取り付けるジョイントはビークルモード時に車体底面に取り付ける際に使用するものと同じですが、ロボットモードへの変形の際に位置が変わる事により、剣を斜めに取り付ける事になります。




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 ここからは、アクションポーズの一例を紹介。
 1枚目は剣を振り下ろしたアクションポーズ。変形機構の関係で肩関節が前方にスライドする為、剣を振り下ろしたアクションポーズが取り易くなっています。




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 2枚目は、パッケージ表面のイラスト風にポージング。
 こちらも比較的簡単にポーズを決められます。




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 3枚目は、ポスター等に使用されている剣を突き立てたポーズを基にしたポーズ。剣を逆手持ちさせる事は出来ますが、手首に可動機構が無い為に完全再現は難しくなっています。
 なお、写真では比較として、「トランスフォーマー セレブレーション 2014」の会場で販売されていた「ムビチケカード」と一緒に撮影しています。このムビチケカードは、本記事掲載時点において全国の販売劇場で販売されている他に、通信販売も行われています。




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 プレミアエディションのロボットモードと。
 このトイの変形機構はプレミアエディションと似通ってはいるものの、ルーフ部分が肩アーマーになる点や車体側部がサイドスカートになる点等、異なっている部分も多く有ります。またフェイス部分のマスク装着の有無や可動箇所も異なっています。




 以上、AD01 オプティマスプライムでした。

 ムービーアドバンスドシリーズの展開に先行して発売されたプレミアエディションは、そのあまりにも簡素な変形機構と可動機構から、個人的には不満点が非常に多く、またそれを継承するであろうムービーアドバンスドシリーズのクオリティに対する不安も有りました。しかしながら、このトイはプレミアエディションの変形機構を踏襲つつも独自の変形機構を採用しており、ビークルモードのルーフ部分や側部が装甲になる事で、プレミアエディションで最も際立っていた所謂「ガワ変形」の度合いがやや低くなっています。またプロポーションも改善されているだけでなく可動機構も見直された事でプレミアエディションよりもストレスを感じない可動になっており、遊び易さについては全体的に良いバランスが取れているのではないかと思います。
 最大のネックとなるのはやはり、プレミアエディションと同様にトイの内容に対する価格設定で、5年前に発売された「RA-01 オプティマスプライム」(メーカー希望小売価格7,140円、税5%込)と比べると、価格が高くなっているだけでなくサイズが小型化しライト&サウンドギミック未搭載となっている為、その時代のトイを知っていると割高感を感じるのではないかと思います。この点については昨今の「トミカ」と同様に、生産コストの高騰に伴って仕様の簡素化を強いられている事が窺える為、時代や生産地域の状況を反映した、やむを得ない部分としか言いようが無いと思います。
 オプティマスプライムは、ロストエイジではトランスフォーマー側の主役として大活躍する事が予想されます。このトイは、トランスフォーマーを手に取った事が無い人でも、ある程度変形を繰り返せば割と短い時間で覚えられると思われるので、予算が許すのであれば、トランスフォーマー初心者であるか否かを問わず、このトイはムービーアドバンスドシリーズにおけるマストバイの一品だと思います。