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 本日、東京に有る「ベルサール神田」で、「ガンダム GLOBAL CHALLENGE」というプロジェクトの記者発表会が開催されました。この発表会は、前日にガンダムシリーズの公式サイト「GUNDAM.INFO」でも告知されており、ライブ配信も行われました。
 このプロジェクトは一般公募形式のプロジェクトで、「リアルエンターテイメント部門」と「バーチャルエンターテイメント部門」の2部門に分かれています。どちらも「18mの巨大ガンダムを動かす」事を目的にしているプロジェクトですが、とりわけ注目すべきは「リアルエンターテイメント部門」の方で、これが成功すれば1/1スケールの動くガンダムが誕生する事になりそうです。プロジェクトの終了は2019年との事ですが、アイデアの公募は今月下旬から開始するとの事で、約5年にわたるプロジェクトになります。5年後の2019年はガンダム生誕40周年となる為、これに向けたプロジェクトでもあるようです。
 このプロジェクトを実行する為に、「一般社団法人ガンダム GLOBAL CHALLENGE」が設立されており、関係企業の本気度が窺えます。2019年にはどんな結果が発表されるのか、気になるところです…!

 さて、ここから本題。
 今回のレビューは、いよいよ日本での公開まで1ヶ月を切った「トランスフォーマー/ロストエイジ」の「ムービーアドバンスドシリーズ」より、「AD02 クラシックオプティマスプライム」を紹介します。このトイは、5月に開催された「トランスフォーマー セレブレーション 2014」で「AD01 オプティマスプライム」と一緒に購入したのですが、先日ようやく開封しました(苦笑)。

関連記事:
 ・「AD01 オプティマスプライム」レビュー(2014年5月22日更新)
 ・「トランスフォーマー セレブレーション 2014」に行ってきました!(2014年5月18日更新)
 ・トランスフォーマー アンコール「01 コンボイ」レビュー(再掲載版)(2013年2月22日更新)
 ・「DD01 メガトロン」レビュー(2011年5月25日更新)


※写真をクリックすると、元のサイズで表示されます。
※一部の写真には、別売の「di:stage」を使用して撮影したものが有ります。


■キャラクター設定
 「オプティマスプライム」は、実写映画「トランスフォーマー」シリーズに登場するキャラクターです。
 映画ではオートボットのリーダーとして登場し、部下のオートボット戦士を率いて、敵対するディセプティコンと戦います。オプティマスプライムは2014年8月8日に全国の上映館で公開される実写映画第4作「トランスフォーマー/ロストエイジ」にも登場します。

■トイ概要
 このトイは2014年5月17日に、「トランスフォーマー/ロストエイジ」(以下「ロストエイジ」)のメイン展開トイシリーズの一つである「ムービーアドバンスドシリーズ」の1体として、小売価格4,500円(税別)でタカラトミーより発売されました。
 ロストエイジの予告編等の映像でのオプティマスプライムを基に完全新規造形で作られており、本トイオリジナルの武器パーツも付属しています。




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 パッケージ表面。ボックスのサイズは縦約24.5cm×横約18cm×奥行約8cmで、同時期に発売された同価格帯のムービーアドバンスドシリーズのトイのパッケージとほぼ同じサイズです。
 トイ本体のブリスターへの固定は、本シリーズで初めて採用されたと思われるプラスチック製の細いヒモを使用しています。
 パッケージのデザインは海外版のものを流用しており、下部には商品名が記載された日本語のシールが貼付されています。本トイの海外での商品名は「EVATION MODE OPTIMUS PRIME」で、日本での商品名とは異なっています。なお、「EVATION MODE」は「回避形態」という意味で、地球人によるトランスフォーマー狩りに遭う事を回避する為の形態とされているようです。
 イラストのオプティマスプライムのカラーリングは、本トイのカラーリングと大きく異なっています。劇中設定に準拠したカラーリングはイラストの方で、これを基にしたカラーリングの「オプティマスプライム ラスティVer.」は、トイザらス限定で2014年8月発売予定です。




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 パッケージ裏面。
 こちらも海外版と同一ですが、下部には公式サイトの案内が記載された日本語のシールが貼付されています。




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 パッケージ裏面には、オプティマスプライムのキャラクター紹介文が掲載されています。
 訳文は下記の通り(一部に意訳を含んでいます)。文章からは、オプティマスプライムは地球人から身を隠す為にビークルを再スキャンした事が分かります。
 オプティマスプライムとオートボット戦士達は、新しい種類の戦争に直面している。かつて強固だった地球人とオートボットの同盟には今、疑問が生じている。それにもかかわらず、地球はこれまで以上にオートボット達の守りを必要としているのだ。
 オプティマスプライムはこれまでのビークルモードに代わるビークルモードを再設計する事で、地球人に認識されずに移動出来るようにし、この状況に適応した。最前線での火力を伴う戦いに臨めない場合には、オプティマスプライムは端から密かな操縦をする事で戦う事が出来るのだ。





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 パッケージを斜め上から見た写真。ウィンドウは表面、右側面、上面が一つに繋がっています。
 左側面の下部には「TRANSFORMERS GENERATIONS(トランスフォーマー ジェネレーションズ)」の記載が有ります。ムービーアドバンスドシリーズの海外版は、2010年にスタートした「TRANSFORMERS GENERATIONS」のシリーズのトイとしてラインナップされており、この記載はそれを意味するものとなっています。




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 パッケージ底面。
 この面は全体に大きな日本語表記のシールが貼付されています。シールは表面下部に貼付されているシールと一体になっており、記載内容は流通上記載が必要なものが書かれています。




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 同梱されている説明書は、日本語で記載されたものとなっています。
 印刷はフルカラーで両面に行われており、ロボットモードからビークルモードへの変形手順を、両面を使用して説明しています。




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 ビークルモード。これまでの実写映画と同様にトレーラートラックに変形しますが、デザインは「73 マーモン・キャブオーバートラクター」という車種で、これまでと異なるものになっています。これは前述の通り、地球人から身を隠す為にビークルを再スキャンした為に変わったものとおもわれます。
 本トイのカラーリングは劇中でのカラーリングと大きく異なっていますが、カラーリングとビークル自体のデザインが相俟って、テレビアニメ第1作「戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー」に登場した「コンボイ」のビークルモードを彷彿とさせます。




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 ビークルモードからロボットモードへの変形は、15ステップで行います。なお、パッケージ裏面には18ステップで変形するとの記載が有る事から、日本版は手順の一部を纏めている事が窺えます。
 大まかな手順は以下の通り。
 ①車体前部を変形して、頭部と腕を引き出す(第1~第9ステップ)
 ②フロントグリルの一部とその周辺のパーツを変形させ、肩口部分と背中にする(第10~第11ステップ)
 ③車体後部を変形して下半身にする(第12~第15ステップ)
 ④フロントグリル中央部の裏側のパーツと運転席の裏側のパーツを畳んで胸部にする(第14ステップ)
 なお、説明書には前述の通りロボット→ビークルの手順しか記載されておらず、ビークル→ロボットは説明書とは逆の手順で行うよう記載されています。




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 ロボットモード前面。全高は18cmあります。
 デザインは実写映画第1作~第3作までのオプティマスプライムを基にデザインされていますが、ビークルが変更されている事に伴って胸部のデザインが大きく変更されています。




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 ロボットモード後ろ。
 本トイの変形機構の関係上、肩は小さめのデザインになっていると共に、ビークルモードの車体前部のパーツの一部が前腕に残っています。




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 バストアップ。
 頭部は実写映画第1作~第3作のデザインに近いものとなっており、口はマスクを装着していない状態で造られています。後頭部の頭頂部には近年のトランスフォーマートイではお馴染みとなっている、目を発光させる為の集光装置が付いていますが、目が塗装されている為に発光出来なくなっています。




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 可動は首、肩、二の腕、肘、手首、腰、股関節、太腿、膝、足首が可動します。
 首には2ヶ所の可動箇所が設けられており、また肘は変形機構の関係もあって広い可動範囲となっています。全体的な可動の自由度は高く、パンチ等の激しいアクションポーズも簡単に取る事が出来ます。




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 腰ブロックには、後部と底部に六角形の穴が有ります。
 説明書には記載されていませんが、これは他社製のアクションフィギュア用台座に対応したピン受け穴で、それらのアーム先端部と接続する事が可能になっています。




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 本トイには銃が付属しています。説明書には「武器」と記載されています。
 形状はショットガンを思わせるものとなっていますが、パッケージ裏面にはこの武器について「ION CANNON(イオンキャノン)」と記載されています。




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 銃を持たせた状態。
 グリップ部分の先端に有るピンを、拳のピン受け穴に差し込んで持たせます。ピンが武器のグリップを兼ねたものになっていない為、持たせた状態には若干の違和感が有ります。




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 銃の後部にはレバーが有り、ここを動かす事でミサイルが発射されます。




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 銃のグリップは2ヶ所有ります。1つは本トイに対応したグリップですが、もう1つのグリップにはツメが付いています。
 説明書には記載されていませんが、これは2011年に発売された「DD01 メガトロン」に持たせる為のもので、「トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン」の終盤でのメガトロンを再現出来るようになっています。




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 武器はビークルモード時にも取り付ける事が可能です。
 説明書ではルーフ部分中央のピン受け穴に取り付けるよう指示されていますが、車体後部に有る2ヶ所のピン受け穴にも取り付けが可能です。




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 ここからは、アクションポーズの一例を紹介。
 1枚目は、パッケージ裏面のポーズを基にしたポーズ。パッケージ裏面に使用されている海外版のトイとはカラーリングが大きく異なる為、受ける印象も大きく異なります。




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 2枚目は、実写映画第1作公開時に公開された公式イラストの1つを基にしたアクションポーズ。
 腰や脚の可動範囲が広い為、大きく腰を捻ったり股を開いたポーズも簡単に取れます。




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 3枚目は、銃を構えたアクションポーズ。
 腕は肘を少し曲げた形が基本となっていますが、肘の可動は腕を真っ直ぐ伸ばせるようにもなっています。




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 別売の「di:stage」を使用して、跳び上がりながら銃撃するアクションポーズ。
 本トイのピン受け穴は「di:stage」の他に、バンダイから発売されている「魂STAGE」にも対応しています。




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 本トイと同時に発売された「AD01 オプティマスプライム」(以下「AD01」)と。
 どちらも同じキャラクターを基にしたトイですが、オプティマスプライムは劇中で本トイと同様の状態からAD01と同様の状態に姿を変える事になっており、その為にこの2体のトイのデザインも大きく異なっています。サイズはAD01の方が大型で価格も(税別で)3000円も異なっていますが、変形機構は本トイの方が複雑です。




 以上、AD02 クラシックオプティマスプライムでした。

 ムービーアドバンスドシリーズは初心者向けの簡素な変形機構を採用しているのがシリーズ全体の特長とされていますが、このトイはムービーアドバンスドシリーズとしては複雑な変形機構と比較的広い可動範囲を有しており、ギミック面はトランスフォーマートイ初心者ではない方には楽しめるのではないかと思います。逆に初心者にとっては難しい変形機構かもしれませんが、本トイのキャラクター設定が再スキャン前のオプティマスプライムである事を考えると、初心者の場合は購入しなくてもシリーズ全体を楽しむ事にあまり問題が生じない事から、このような仕様になったのかもしれません。
 個体差が有るのかもしれませんが、ビークルモード時の車体前部のパーツの噛み合わせが若干悪くなっていました。適度な変形機構の複雑さや広い可動範囲については個人的に好感が持てたトイだっただけに、この点については唯一残念に感じました。
 このトイは単体でも変形と可動で十分楽しめるトイになっていますが、「DD01 メガトロン」が有れば、更に楽しむ事が出来ます。また、本記事掲載時点において、このトイのカラーリングを変更したトイをイベントやキャンペーン等で販売・プレゼントする事が既に複数発表されています。その為、ムービーアドバンスドシリーズやロストエイジシリーズの展開期間中には、このトイの仕様変更品が更に登場する可能性が有ると思います。