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 既にツイッターで報告しておりますが、一昨日、管理人の元に「『クロスアンジュ 天使と竜の輪舞』 第1話プレミア上映会」の当選ハガキが届きました!
 この作品は10月放送開始予定の奈々さん主演新作アニメである事はLIVE FLIGHT横浜公演のレポで少し触れた通りなのですが、会場は奈々さん関連作品のプレミア上映会ではよく使われている「新宿ミラノ1」です。管理人は「魔法少女リリカルなのは The MOVIE 2nd A's」の公開初日舞台挨拶以来、約2年ぶりに行く事になります。この新宿ミラノ1は観客動員の減少や建物の老朽化を理由に今年いっぱいで閉館する事が決定している為、奈々さんが新宿ミラノ1の舞台に立つのは今回が最後になるかもしれません。
 この舞台挨拶には奈々さんの他にも、喜多村英梨さん、田村ゆかりさん、石原夏織さん、小倉唯さん、堀江由衣さんの出演も決定しています。管理人が田村さんと堀江さんを生で観るのは約2年ぶり、そして喜多村さん、石原さん、小倉さんを生で観るのは初めてなので、その意味でも楽しみにしています。あ、個人的なメインはあくまでも奈々さんですよ!!(必死)

 さて、ここから本題。
 今回のレビューは「HG BUILD FIGHTERS」の「014 クロスボーンガンダム魔王」を紹介します。このキットは発売時に購入してゴールデンウィーク中には既に完成していたのですが、遅れに遅れてようやくの記事掲載となります。しかもその間に、このキットを仕様変更してHGUC版クロスボーンガンダムX1が発売される事が決定してしまってたり…(苦笑)。
 G-セルフのガンプラの発売日(9/20)まであと少しですが、それまでには今有る組み立て済みの全てのガンプラのレビュー記事を掲載出来ればと思ってます。

関連記事:HG BUILD FIGHTERS「003 ガンダムX魔王」レビュー(2013年11月18日更新)


※写真をクリックすると、元のサイズで表示されます。
※撮影の都合上、一部パーツを取り外して撮影した写真が有ります。
※写真のキットは、素組みした物に細かい塗装とスミ入れを施したものです。実際の商品とは仕様が異なります。


■作品概要 ~ガンダムビルドファイターズとは~
 「ガンダムビルドファイターズ」は、2013年10月7日から2014年3月31日にかけて、テレビ東京系全国ネットで全25話が放送されたロボットアニメで、「機動戦士ガンダム」シリーズのTVアニメの1つです。また、放送日の21時からは、公式サイト等において1週間限定の動画配信も行われました。
 物語は、ガンダムシリーズのプラモデル=「ガンプラ」を使用したバトルゲームである「ガンプラバトル」が流行している近未来の日本を舞台に、優れたガンプラ製作技術を持つ少年「イオリ・セイ」と、天性のガンプラ操縦技術を持つ謎の少年「レイジ」が、コンビを組んでガンプラバトルの世界大会での優勝を目指します。
 本作は、ガンダムシリーズの定番である「戦記もの」ではなく、ガンプラが物語の中心となっています。劇中では、既存のガンダムシリーズのアニメ作品に登場したモビルスーツ(以下「MS」)がガンプラとして戦うだけでなく、これまでに発売されたガンプラのパッケージも多数登場しています。

■キット概要
 このキットは、2014年4月12日頃にバンダイよりメーカー希望小売価格1,800円(税別)で発売されました。「ガンダムビルドファイターズ」のオリジナルMSをプラキット化する「HG BUILD FIGHTERS」シリーズの第14弾キットです。
 キットの内容は、物語終盤で「ヤサカ・マオ」が製作した新たなガンプラとして登場した「クロスボーンガンダム魔王」を、完全新規で立体化しています。ガンプラの定番である全身フル可動とプロポーションの両立を図っている他に、付属している武器で劇中の様々なアクションポーズを再現する事が出来ます。




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 パッケージ表面。パッケージは厚紙製のボックスに厚紙製のフタをする、ガンプラのパッケージでは定番の仕様です。
 ボックスのサイズは縦約18.5cm×横約30cm×高さ約7cmで、同じ価格帯の「HG」シリーズのパッケージとしては標準的なサイズです。イラストはメイン武器の「クロスボーン ガン&ソード」を両手に持ちつつ、最強兵器である「スカルサテライトキャノン」を発射するクロスボーンガンダム魔王が描かれています。




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 パッケージ側面。
 作品や機体の解説の他に、付属している武器等の紹介文も有ります。




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 ガンプラの説明書には、パッケージ側面よりも詳しい機体解説やキャラクター紹介が掲載されているのが定番ですが、それは本キットの説明書でも同様となっています。
 クロスボーンガンダム魔王の機体と装備の解説や、このガンプラのビルダー兼ファイターである「ヤサカ・マオ」のキャラクター紹介の他に、このガンプラの基になった「クロスボーンガンダムX1」や、改造コンセプトに関連して「超火力を持つ機体」の解説と、その代表的なMSの紹介もしています。また、組み立ての際のワンポイントテクニックとして、胸のドクロをディテールアップする為の工作方法を紹介しています。




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 本キットに付属しているシール。
 シールのナンバーは18番まで有ります。シールの殆どは、全身各所に有るリフレクターを再現する為のシールと、センサー部分と胸のドクロのブラックの部分を再現する為のシールとなっています。
 本記事の写真のキットは4番と8番~12番のシールを使用していませんが、それ以外のシールは使用して仕上げています。




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 本キットは前述の通り完全新規で作られていますが、ランナーに刻まれている商品名は「HG1/144 クロスボーンガンダム魔王」と、「HG1/144 クロスボーンガンダム」の2種類が有ります。本記事掲載時点において、このキットを仕様変更して「HG UNIVERSAL CENTURY」版の「クロスボーンガンダムX1」(以下「HGUC版クロスボーンガンダムX1」)を2014年11月に発売する事が決定していますが、HGUC版クロスボーンガンダムX1の発売は当初より想定されていた事が、このランナーの構成から窺えます。




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 本体前面。頭頂高は約12cm、全高は約15cmあります。
 デザインはクロスボーンガンダムX1を基にしていますが、全身各所のリフレクターをはじめとして改造されている部分が多く、クロスボーンガンダムX1のデザインをそのまま残している部分は僅かにとどまっています。
 なお、本記事の写真のキットは、色が足りない部分を「ガンダムマーカー」で足すと共に、スミ入れを行っています。また、ゲート痕にも成型色に近い色で塗装を施しています。カラーレシピは以下の通りです。
※塗装
 ・ライトグレー … ガンダムホワイト(80%)+ファントムグレー(20%)
 ・レッド … ガンダムレッド
 ・イエロー … ガンダムイエロー
 ・グレー … ガンダムグレー
 ・ブラック、アーマー内側 … ファントムグレー
 ・センサー部 … ガンダムアイグリーン
※スミ入れ
 ・ホワイト部分(モールド部分) … スミ入れ用<グレー>
 ・ホワイト部分(モールドではない部分) … スミ入れペン SHARP
 ・レッド部分、イエロー部分 … スミ入れ用<ブラウン>
 ・上記の部分以外、異なる色のパーツの境界 … スミ入れ用<ブラック>
 なお、リフレクターは前述の通り付属のシールを使用し、ネービーブルー部分のゲート塗装は省略しています。




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 本体後ろ。
 クロスボーンガンダムX1の特徴の一つであるX字型スラスターはシルエットをそのまま残しつつも、リフレクターミラーユニットに変更されています。




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 バストアップ。
 クロスボーンガンダムX1の額中央部分に有ったドクロは無くなっており、代わりにリフレクターミラーが付けられています。また、胸部中央には、クロスボーンガンダムX1には無かった巨大なドクロが付けられています。




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 可動は首、肩、二の腕、肘、手首、腰、股関節、膝、足首が可動します。また、バックパックのリフレクターミラーユニットも付け根部分で可動します。
 完全新規で作られている事から、各部の関節はHGオールガンダムプロジェクトで発売されたガンプラと同じ規格の関節構造が採用されており、非常に広い可動範囲を誇ります。




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 肘や膝の可動範囲は非常に広く、膝の可動範囲を活用すれば正座のポーズを取る事も可能です。




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 付属品一式。
 武器は劇中でも登場した「クロスボーン ガン&ソード」の他に、「機動戦士クロスボーンガンダム」でクロスボーンガンダムX1が使用した「ビームザンバー」「バスターガン」「ヒートダガー(携行用&足裏取付用)」「ビームサーベル」も付属しており、またバックパックに有る「アームパック」に取り付けられるビームサーベルの刃も付属しています。
 ハンドパーツはバスターガン保持用のものとピースをしたものが有る他、「ザンバスター」を保持する為のものが右手のみ付属しています。




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 クロスボーン ガン&ソードを装備した状態。銃口部分からビームの刃が出ており、斬撃が可能です。
 ビームの刃を取り付けた状態の全長は、本体の全高に匹敵する長さになります。またグリップ部分の周囲に有るジョイントの位置を変える事で、銃身の角度を変える事が可能です。




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 クロスボーン ガン&ソードはビームの刃を取り外せば、その名が示す通りに銃として使用する事も可能です。
 なお、この武器のデザインのモチーフは骨のようです。写真には有りませんが、胸のドクロの下でこの武器を交差させると、海賊のマークのように見えます。




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 ビームザンバーとバスターガンを装備した状態。
 バスターガンを持たせるには専用のハンドパーツに差し替えなければなりませんが、ビームザンバーは握り拳のハンドパーツをそのまま使用して持たせる事が出来ます。




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 ビームザンバーとバスターガンは、合体して「ザンバスター」になります。
 ザンバスターの保持は前述の通り、専用の右手ハンドパーツを使用します。




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 クロスボーン ガン&ソード、ビームザンバー、バスターガンの3つは、サイドスカートに取り付ける事が可能です。
 各々の武器に取り付け用のピンが有り、それをサイドスカートの穴に差し込んで取り付けます。




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 ビームサーベルを持ち、アームパックを展開した状態。
 ビームサーベルは肩口に装備されており、ビームガンとしての機能も有しています。サイズの関係もあってか、ビームサーベルのグリップを収納出来るギミックは有りません。
 アームパックは先端にビームサーベルが付いており、ここに刃を取り付ける事が出来ます。刃の長さは、手に持たせるビームサーベルのそれよりも長くなっています。




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 ヒートダガーを使用してのアクションポーズ。
 携行用は握り拳のハンドパーツに持たせ、足裏取付用は足裏に取り付けます。クロスボーンガンダムX1のヒートダガーはフクラハギに内蔵されていましたが、クロスボーンガンダム魔王もそれを引き継いでいると思われるディテールがフクラハギに有ります。




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 ピースをしたハンドパーツを使用したポーズの一例。
 劇中でクロスボーンガンダム魔王がピースをするシーンは有りませんでしたが、「ガンダムビルドファイターズ」という作品の特色やヤサカ・マオのキャラクターをよく表したパーツと言えます。




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 胸部には、クロスボーンガンダム魔王の最強兵器である「スカルサテライトキャノン」が内蔵されています。ドクロの上部分を一旦取り外し、角度を変えて差し直す事で、砲口が出現します。
 この武器は「ガンダムX魔王」の「ハイパーサテライトキャノン」を継承したもので、全身各所のリフレクターでスーパーマイクロウェーブを受信してビーム砲を発射する事が出来ます。




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 ここからは、アクションポーズ等の一例を紹介。
 1枚目は、両手にクロスボーン ガン&ソードを持ち、サイドスカートにビームザンバーとバスターガンを装備した状態。劇中ではビームザンバーとバスターガンは登場しませんでしたが、この状態が本キットのフル装備状態と言えます。




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 右手にザンバスターを持ち、左手にクロスボーン ガン&ソードを持った状態でのアクションポーズ。
 付属武器が豊富な為、様々な武器の組み合わせてアクションポーズを取る事が出来ます。また、「バンダイプラモデル アクションベース2」に対応している為、宇宙空間をイメージしたディスプレイも可能です。




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 右手にビームザンバーを持ち、左手にクロスボーン ガン&ソードを持って、アームパックを展開した状態のアクションポーズ。
 クロスボーンガンダム魔王は最大で4本のビームサーベルを同時に使用する事が出来、これに武装の豊富さが相俟って、ガンダムX魔王よりも多彩な戦い方が出来るようになっています。




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 フル装備でスカルサテライトキャノンを発射すえうアクションポーズ。
 ガンダムX魔王のハイパーサテライトキャノンは長い砲身を両手で保持する必要が有りましたが、クロスボーンガンダム魔王はこれを内蔵型に変更した事によって武器を持ちながら発射する事が出来るようになりましたが、連続発射出来ない問題点はハイパーサテライトキャノンから変わっておらず、そのまま残っています。




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 同シリーズの「003 ガンダムX魔王」と。
 ヤサカ・マオは、ガンダムX魔王が「ガンダムF91イマジン」との戦いに敗北して壊れてしまった後にクロスボーンガンダム魔王を作りました。クロスボーンガンダム魔王はハイパーサテライトキャノンを内蔵型に変更しているだけでなく、本体サイズもガンダムX魔王より少し小型のサイズとなっています。
 ガンダムX魔王の基になった「ガンダムX」の後継機である「ガンダムダブルエックス」は、ガンダムXの機能や火力を拡張する形での後継機でしたが、この2体の関係は、サテライトキャノンの機能をそのままにしつつも機体の小型化や戦い方の多彩さを加える形での後継機となっています。また、作品の世界設定に繋がりを持たない「機動戦士クロスボーン・ガンダム」と「機動新世紀ガンダムX」のモビルスーツに関連性が付けられるのも、ガンプラを題材にしている「ガンダムビルドファイターズ」ならではと言えます。




 以上、クロスボーンガンダム魔王でした。

 ガンダムX魔王の後継機はクロスボーンガンダムX1が選ばれるという、まさかのチョイスとなりました。個人的にはガンダムダブルエックスの改造ガンプラの登場を期待していたのですが…(笑)。
 キットの出来は、完全新規で作られているだけあって関節の可動が広く、更に付属武器も多い為、色々な武器の組み合わせで様々なアクションポーズを取る事が出来ます。また、一部パーツの単品販売を行わない事を前提に作られただけあって各部の大まかな色分けもしっかりしているので、組み立てとシール貼付だけでも十分満足できると思いますし、ガンダムマーカーで塗装する場合でも、武器のディテール等の限られた部分だけで済みます。劇中では終盤からの登場だっただけに活躍シーンが非常に少ないのが残念でしたが、説明書には付属している武器等の解説文も掲載されているので、それを基に想像を膨らませて遊ぶ事が出来ます。
 本キットは単体でも十分遊べるものになっていますが、別売の「HG BUILD CUSTOM」の「012 スカルウェポン」とも相性が良いので、組み合わせれば更に楽しく遊べます。