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 唐突ですが、先日、初めて「ふるさと納税」をしました。
 きっかけは、毎月読んでいるとある投資雑誌でふるさと納税を勧めていて、それに触発されました(笑)。TVや雑誌等では「地元への恩返しが出来る」「お礼として地域の特産品が貰える」という点が特に強調されている感が有るこの制度ですが、実はこの制度は「自治体への寄附」というのが正確な内容で、縁もゆかりも無い地域の自治体に「納税」する事も可能です。その投資雑誌ではふるさと納税で地域の特産品を沢山貰っている人が、色々な自治体のふるさと納税を紹介していました。流石に極端な事例だとは思いますが…(苦笑)。
 そんな訳で今回管理人が納税先に選んだのは、Amazon.co.jpの物流センターが有る事でも知られる「千葉県市川市」。この自治体のお礼は「10,000円以上の納税(決済方法等の条件有)1回につきTポイント2,000ポイント」です。決済はクレジットカードを使わなければならない事からクレジットカードのポイントが貯まりますし、2,000円を超える部分は上限額(年間所得により異なる)までを、翌年確定申告を行う事で取り戻す事が出来るので、10,000円×2回以上納税すれば、Tポイントで確実に得をする事になります。管理人は自分の上限額を計算してみたところ、年間20,000円までは確実に上限額に達しなかったので、今回は2回納税してみました。
(´-`).。oO(来年は、初めての確定申告…)
(´-`).。oO(ここまでは分かる人だけが分かればいい…)

 さて、ここから本題。
 今回のレビューは「HG AFTER WAR」の、「184 ガンダムエアマスター」を紹介します。「機動新世紀ガンダムX」に登場したモビルスーツの新たなリメイクキットという事で発売前から楽しみにしていたのですが、偶然にもこのキットの発売直前に、管理人の元にバンダイナムコホールディングスの株主優待品であるこども商品券(2,000円分)が届いたので、その内の半分を使って購入しました。購入店独自の割引もあって、結局出した現金は約400円…(笑)。
 「みせて貫(もら)おうか。バンダイナムコの株主優待(で買ったモノ)の性能とやらを!」(二度目)

関連記事:
 ・HG AFTER WAR「163 ガンダムダブルエックス」レビュー(2013年11月5日更新)
 ・HG AFTER WAR「109 ガンダムX」レビュー(再掲載版)(2012年12月20日更新)


※写真をクリックすると、元のサイズで表示されます。
※写真のキットは、素組みした物に細かい塗装とスミ入れを施したものです。実際の商品とは仕様が異なります。


■作品概要 ~機動新世紀ガンダムXとは~
 「機動新世紀ガンダムX」は、1996年4月~12月にテレビ朝日系列で全39話が放送されたテレビアニメです。
 物語は、当時100億を誇った人類の殆どをを死滅させ、地球にも致命的なダメージを与えた「第7次宇宙戦争」の終戦から15年後の地球を舞台に、荒廃した地球でたくましく生きる主人公の少年「ガロード・ラン」と、ニュータイプの少女「ティファ・アディール」を中心に、新たな戦争とニュータイプの真実をめぐる物語を展開します。
 「ガンダムエアマスター」は、本作のメインキャラクターの一人である「ウィッツ・スー」が駆るモビルスーツ(以下「MS」)で、高速飛行形態である「ファイターモード」への変形が可能な「トランスシステム」を採用した機体です。作品全体を通して「フリーデン」の主力MSの1機として活躍しますが、物語中盤で武装を強化した「ガンダムエアマスターバースト」に改修され、最終決戦まで活躍しました。

■キット概要
 このキットは2014年7月26日頃にメーカー希望小売価格1,700円(税別)でバンダイより発売されました。
 「機動新世紀ガンダムX」のモビルスーツをプラキット化した「HG AFTER WAR(ハイグレード アフターウォー)」の第4弾となるキットで、ガンダムエアマスターを1/144スケールで立体化しています。ガンプラの定番である全身フル可動とプロポーションの両立を図っている他に、ファイターモードへの変形機構も再現しています。




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 パッケージ表面。パッケージは厚紙製のボックスに厚紙製のフタをする、ガンプラのパッケージでは定番の仕様です。
 ボックスのサイズは縦約19cm×横約29.5cm×高さ約7cmで、同じ価格帯の「HG」シリーズのパッケージとしては標準的なサイズです。イラストは2丁の「バスターライフル」で射撃を行うガンダムエアマスターが描かれており、その後ろにはファイターモードのガンダムエアマスターが描かれています。




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 パッケージ側面。
 作品や機体の解説の他に、付属している武器等の紹介文も有ります。




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 ガンプラの説明書には、パッケージ側面よりも詳しい機体解説やキャラクター紹介が掲載されているのが定番ですが、それは本キットの説明書でも同様となっています。
 ガンダムエアマスターの機体や装備を解説したページの下には、発売中の「HG AFTER WAR」のキットが紹介されています。これとは別にアクションポーズや変形機構、カラーガイドを紹介したページには、劇中でのガンダムエアマスターの活躍について書かれた文章が掲載されていますが、その内容は第18話「Lorelei(ローレライ)の海」を中心にしたものになっています。




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 本キットに付属しているシール。
 シールのナンバーは5番まで有ります。シールはセンサー部分を再現する為のシールと肩のブラック部分を再現する為のものとなっていますが、貼付面積は非常に少ないものとなっています。
 本記事の写真のキットはシールを一切使用しておらず、全て塗装で仕上げています。




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 ガンダムエアマスター本体前面。全高は約13cmあります。
 全身の殆どのカラーリングが成型色で再現されていますが、肩アーマー上部の小さな翼と「ショルダーミサイル」先端のレッドの部分は成型色・シールのどちらでも再現されていません。
 なお、本記事の写真のキットは、色が足りない部分を「ガンダムマーカー」で足すと共に、スミ入れを行っています。また、ゲート痕にも成型色に近い色で塗装を施しています。カラーレシピは以下の通りです。
※塗装
 ・ホワイト … ガンダムホワイト
 ・レッド … ガンダムレッド
 ・イエロー … ガンダムイエロー
 ・グレー … ガンダムグレー
 ・肩アーマーブラック部分、バスターライフルグリップ部分 … ファントムグレー
 ・センサー部 … ガンダムアイグリーン
※スミ入れ
 ・ホワイト部分(モールド部分) … スミ入れ用<グレー>
 ・ホワイト部分(モールドではない部分) … スミ入れペン SHARP
 ・レッド部分、イエロー部分 … スミ入れ用<ブラウン>
 ・上記の部分以外、異なる色のパーツの境界 … スミ入れ用<ブラック>





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 ガンダムエアマスター本体後ろ。
 ファイターモード時の機首部分と翼が、この面の殆どを占めています。この面の殆どの部分のカラーリングは成型色で再現されています。




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 バストアップ。
 額のブレードアンテナは独特の形状をしています。両肩に装備されている「ショルダーミサイル」は、第14話「俺の声が聞こえるか!」で、モビルアーマー「パトゥーリア」との戦いの際に使用されただけでしたが、本放送当時に発売された1/100スケールのキットにも付属していた事もあってか、このキットにも付属しています。




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 ガンダムエアマスター本体の可動は、首、肩、二の腕、肘、手首、腰、股関節、膝、足首が可動する、ガンプラとしては定番の可動範囲ですが、HGオールガンダムプロジェクト共通の関節機構が採用されている事で手首と二の腕を除く各関節には2ヶ所以上の可動箇所が有り、非常に広い可動範囲となっています。




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 バスターライフルは、設定どおりにサイドスカートにマウントする事が可能です。
 しかしながら、このキットにはトリガーに指をかけている状態のハンドパーツしか付属していない為、バスターライフルを持たせていないと、手の状態が若干不自然になります。




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 前述の通り、このキットは高速飛行形態である「ファイターモード」への変形が可能です。
 頭部を首パーツごと取り外した後に胸部ブロックを90°動かしてウイングを展開し、更に下半身を180°回転して向きを変えて脚部を変形させる事で、この形態になります。また、バスターライフルは両前腕に取り付けます。
 なお、この形態時には頭部が余剰パーツになります。




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 ファイターモード底面。
 胸部上部のホワイトのパーツは、本放送当時に発売された1/100スケールのキットでは展開式になっていましたが、このキットでは材質の耐久性や構造に問題が有ったのか、一旦取り外して機首底面に取り付ける方式になっています。




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 MS形態時のリアスカートはファイターモード時に機体底面の中央部分になります。
 ここの中央部分のパーツは取り外しが可能になっており、ここに別売の「バンダイプラモデル アクションベース2」のアームを接続出来ます。




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 ここからは、アクションポーズの一例を紹介。
 1枚目は、MS形態でウイングを展開してのアクションポーズ。劇中では、この状態で空中戦に臨む事が多かったです。
 また、股関節部分にも「バンダイプラモデル アクションベース2」に対応したピン受け穴が有り、これによって空中戦をイメージしたポーズが取り易くなっています。




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 2枚目も、空中戦をイメージしたポーズ。
 肩アーマーのデザインの関係で腕を大きく広げたポーズが取り易いので、2丁のバスターライフルを様々な方向に向ける事が出来ます。




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 3枚目は、ショルダーミサイル発射のポーズ。
 ショルダーミサイルの後部には穴が有り、ここに別売の「di:stage」等のアクションフィギュア用スタンドのアームを接続出来ます。なお、この遊び方は説明書には記載されていません。
 ショルダーミサイルはガンダムエアマスターの正規装備ではなく、フリーデンのチーフメカニック「キッド・サルサミル」によって増設された装備です。ミサイルは着弾直前に無数の小型弾に拡散するようになっており、これによって命中精度や打撃範囲を向上させています。




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 4枚目は、ファイターモードでのディスプレイの一例。
 「バンダイプラモデル アクションベース2」のアーム先端部は角度の変更も可能な為、傾けた状態でのディスプレイも可能となっています。




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 同シリーズの「109 ガンダムX」と。
 ガンダムエアマスターとガンダムXは、共に「第7次宇宙戦争」に投入された旧地球連邦軍のニュータイプ専用機で、ニュータイプの精神感応能力を使用して多数の「Gビット」を同時に操る事が可能な「フラッシュシステム」を搭載しています。第7次宇宙戦争の終戦から15年が経った後、この2体はフリーデンの主力MSとして再び共に戦う事になります。




 以上、HG AFTER WAR版ガンダムエアマスターでした。

 可動機構はHGオールガンダムプロジェクト共通の可動機構が採用されている為に申し分の無いものになっており、また変形機構も、一部が差し替えを要する点についてはスタイル重視と考えれば、少なく済んでいる方だと思います。成型色での色分けも概ね申し分無いですが、肩アーマー上部の小さな翼とショルダーミサイル先端部のレッドが再現されていないのが残念な点でした。これらの箇所についてはガンダムマーカー(ガンダムレッド)を使えば設定どおりのカラーリングに出来ますが、せめてシールくらいは付けた方が良かったのではないかと思います。
 色分けの問題が若干ネックではありますが、それさえ問題にならなければ、劇中で使用した武器が全て付属している事もあって、全体的に楽しめるキットになっていると思います。ガンダムエアマスターのリメイクキットはこれまで一度も発売されていなかった為、その点においても貴重と言えます。