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 「禁断のレジスタンス」発売まで、あと5日!
 その2曲目に収録される「BLUE」が、「宇宙戦艦ヤマト2199 追憶の航海」のエンディング主題歌である事は既に公式サイト等で告知されていますが、その「宇宙戦艦ヤマト2199 追憶の航海」は10月11日(公開初日)と10月18日に舞台挨拶付特別上映が行われる事が決定しており、しかも10月18日の舞台挨拶には奈々さんが出演する事が発表されています!この情報は10月3日頃には既に発表されていたにもかかわらず、奈々さんの公式サイト「NANAPARTY」では本記事掲載時点でも何も発表されていません。どういうことなの…。
 というわけで管理人は、奈々さんが出演する2回の舞台挨拶のチケットを購入しました。奈々さんはこの作品に声優として出演してはいないので、舞台挨拶では「BLUE」製作の裏話が色々聞けそうな予感がします。
 この舞台挨拶付き特別上映は本記事掲載時点でもまだ残っている席が有るので、気になる方は丸の内ピカデリーのサイトへ行けば、まだ買えますよ!

 さて、ここから本題。
 今回のレビューは、いよいよ始動した「ガンダム Gのレコンギスタ」のガンプラシリーズである「HG Reconguista in G」より、「01 ガンダム G-セルフ(大気圏用パック装備型)」を紹介します。
 この記事を掲載した日の深夜には、TBSで第3話「モンテーロの圧力」が放送されます。このエピソードは8月のイベント上映の際に観たのですが、富野総監督が公式サイトに掲載されたインタビューの中で語っている「アレ」が、初登場となる「クリム・ニック」や「モンテーロ」の活躍と並ぶ個人的な見どころです(笑)。

関連記事:
 ・HG CORRECT CENTURY「177 ターンエーガンダム」レビュー(2014年9月8日更新)
 ・「ガンダム Gのレコンギスタ」舞台挨拶イベントに行ってきました!(2014年8月25日更新)
 ・HG UNIVERSAL CENTURY「169 V2ガンダム」レビュー(2014年2月9日更新)


※写真をクリックすると、元のサイズで表示されます。
※写真のキットは、素組みした物に細かい塗装とスミ入れを施したものです。実際の商品とは仕様が異なります。


■作品概要 ~ガンダム Gのレコンギスタとは~
 「ガンダム G(ジー)のレコンギスタ」は、2014年10月2日より毎日放送・TBS他で放送が開始された(本記事掲載時点において放送中)ロボットアニメで、「機動戦士ガンダム」シリーズのTVアニメの1つです。ガンダムシリーズの生みの親である「富野由悠季(とみの・よしゆき)」さんが、「∀ガンダム」以来15年ぶりに総監督を務めているガンダムTVシリーズの作品です。なお、本作はガンダムシリーズ生誕35周年記念作品の1つでもあります。
 物語は、宇宙世紀から改暦した「リギルド・センチュリー(R.C.)」1014年の世界を舞台に、「キャピタル・ガード」の士官候補生である主人公「ベルリ・ゼナム」と、海賊部隊のパイロットであるヒロイン「アイーダ・スルガン」を中心にした物語を描きます。

■キット概要
 このキットは、2014年9月20日頃にバンダイよりメーカー希望小売価格1,600円(税別)で発売されました。
 「ガンダム Gのレコンギスタ」(以下「Gレコ」)に登場するモビルスーツ(以下「MS」)をプラキット化する「HG Reconguista in G(ハイグレード レコンギスタ・イン・ジー)」シリーズの第1弾キットで、主役MSである「G-セルフ」を1/144スケールで立体化しています。ガンプラの定番である全身フル可動とプロポーションの両立を図っている他に、劇中でG-セルフが使用する「大気圏用パック」等の各種装備や武器が付属しています。




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 パッケージ表面。パッケージは厚紙製のボックスに厚紙製のフタをする、ガンプラのパッケージでは定番の仕様です。
 ボックスのサイズは縦約19cm×横約30cm×高さ約7cmで、同じ価格帯の「HG」シリーズのパッケージとしては標準的なサイズです。イラストは大気圏用パックを装備してビームライフルを構えるG-セルフが描かれています。
 なお、このMSの名称は「G-セルフ」であり、商品名に「ガンダム」の名称が入っているのは商売上の関係によるものである事が、公式ツイッターでアナウンスされています。




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 パッケージ側面。
 作品や機体の解説の他に、付属している武器等の紹介文も有ります。




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 ガンプラの説明書には、パッケージ側面よりも詳しい機体解説やキャラクター紹介が掲載されているのが定番ですが、それは本キットの説明書でも同様となっています。
 G-セルフの機体や装備を紹介している他に、パイロットであるベルリ・ゼナムの紹介や第1話冒頭でのG-セルフの活躍を再現したジオラマ写真、そして今後発売予定のキットも紹介しています。
 説明書の他には「月刊ホビージャパン2014年12月号」のチラシも同梱されており、「ガンダムG-セルフ ヘッドディスプレイベース」が付録となる事が大きな写真と共に掲載されています。




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 本キットに付属しているシール。
 シールのナンバーは28番まで有ります。シールはセンサー部分を再現する為のシールと各所のホワイトの部分を再現する為のシールの他に、腕、腰、脚のブルー部分を再現する為のシールも有り、ブルー部分のシールが最も点数が多いです。これらのシールの内、ブルー部分にはUV発光塗料が使用されており、ブラックライトを照射すると青く発光します。
 本記事の写真のキットは、5番、6番、7番、14番、15番のシールを使用しておらず、それ以外は全て使用ています。また、シールで再現されていない部分は塗装を施しています。




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 G-セルフ本体前面。全高は約13cmあります。
 デザインは「∀ガンダム」でキャラクターデザインを担当した「安田朗(やすだ・あきら)」さんが手がけました。大まかなデザインはガンダムの定番に忠実でありながらも、各部の細かいデザインが独特のデザインになっている事で、全体的に特徴の有るデザインとなっています。またカラーリングも、ガンダムの定番であるトリコロールカラーでありつつもライトブルーや薄いグリーンの入ったホワイトを使用しており、こちらも独特のものとなっています。
 なお、本記事の写真のキットは、成型色やシールで色が再現されていない部分を「ガンダムマーカー」で足すと共に、スミ入れを行っています。また、ゲート痕にも成型色に近い色で塗装を施しています。カラーレシピは以下の通りです。
※塗装
 ・ホワイト(ビームライフル部分のみ) … ガンダムホワイト
 ・レッド … ガンダムレッド
 ・イエロー … ガンダムイエロー
 ・ブルー … ガンダムブルー(約30%)+ガンダムホワイト(約70%)
 ・グレー、胸部ダクト内部 … ファントムグレー
 ・シールド裏側 … ガンダムグレー
 ・ビームライフルセンサー部 … ガンダム蛍光ピンク
※スミ入れ
 ・ホワイト部分(モールド部分) … スミ入れ用<グレー>
 ・ホワイト部分(モールドではない部分) … スミ入れペン SHARP
 ・レッド部分、イエロー部分 … スミ入れ用<ブラウン>
 ・上記の部分以外、異なる色のパーツの境界 … スミ入れ用<ブラック>





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 G-セルフ本体後ろ。背部中央には、本キットに付属している「大気圏用パック」の他に、今後発売予定のパックを取り付ける事が出来ます。
 余談ですが、このMSは元々出自不明のMSの為、本当の名称は不明です。設定では、「G系統」のMSの中核をなすと考えられている事から、アイーダ・スルガンによって「Gそのもの」という意味でこの名前が付けられています。




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 バストアップ。
 アンテナやバルカン砲等、ガンダムの名を持つMSの頭部の特徴を有していながらも、そのデザインは独特のものとなっています。とりわけ特徴的なのは触覚のように伸びているアンテナですが、バンダイホビーサイトに掲載されたインタビュー記事によれば、これは宇宙世紀時代のガンダムの定番であるV字アンテナと、「∀ガンダム」のヒゲ型アンテナの間を取る形でデザインしたとの事です。




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 可動は、首、肩、二の腕、肘、手首、腰、股関節、膝、足首が可動する、ガンプラとしては定番の可動範囲です。
 2013年にスタートした「HGオールガンダムプロジェクト」と同じ規格の関節機構が採用されている為に関節そのものの可動範囲は非常に広いですが、腕や脚は装甲のデザインが原因で可動範囲がかなり狭められています。




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 可動範囲を活かせば、第1話ラストでの両腕を広げた状態のポーズも取れますが、平手のハンドパーツが付属していない為、完全再現は出来ません。




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 このキットのクリアーブルーのパーツとシールのブルー部分にはUV発光素材やUV発光塗料が使用されており、ブラックライトを当てるとこれらの部分が発光します。発光は、クリアーブルーのパーツの方がシールよりも明るく光ります。
 G-セルフの全身各所に有る「フォトン・フレーム」や「フォトン装甲」は、第1話冒頭において何らかの原因で発光しており、このギミックはそれをプラキットならではの方法で再現したものと思われます。
 なお、説明書にはこのギミックについて全く記載されていませんが、本キットの発売前に開催された模型関連イベントの展示の中で、このギミックが紹介されていました。




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 付属品一式。
 商品名にもなっている「大気圏用パック」の他に、「ビームライフル」が1丁と「ビームサーベル」が2本、そして「シールド」が付属します。
 ビームライフルには専用のハンドパーツ(右手のみ)も付いており、人差し指が引き金にかかった状態で持たせる事が出来ます。




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 大気圏用パックとビームライフル、シールドを装備した状態の前面。この状態が、基本的なフル装備の状態です。
 この状態のG-セルフは第1話冒頭で登場した後、第2話、第3話でも登場しました。大気圏用パックとシールドは劇中に登場しているものと同じですが、ビームライフルは本キットのものとは異なるデザインのものが登場しており、本キットのビームライフルは今後登場するものと思われます。




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 前述の状態の後姿。
 大気圏用パックの中央部分は、「ガンダムF91」のバックパックを思わせるデザインとなっています。




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 大気圏用パックは、折り畳む事が可能です。
 両側部を90°下に倒し、更に主翼を90°下に倒す事で、この状態になります。劇中ではこの状態から更に主翼が二つ折りされている為、本キットでは残念ながら完全再現には至っていません。




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 ビームサーベルは、握り拳のハンドパーツにグリップをそのまま持たせる事が出来ます。劇中ではエリのパーツの先端部からグリップがせり出し、それを引き抜きつつビームの刃を出して使用していましたが、本キットではグリップの収納まで再現されてはいません。
 シールドは、前腕に取り付けるジョイントパーツに2ヶ所のピンが有り、差し替える事でG-セルフ本体のポーズを妨げずに装備する事が可能です。




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 ここからは、アクションポーズの一例を紹介。
 1枚目は、別売の「バンダイプラモデル アクションベース2」を使用して、飛行シーンのアクションポーズ。アーム部分の角度調整をするだけで、武器を構えなくても十分良いポーズを決められます。




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 2枚目は、パッケージイラスト風のポーズ。
 股関節の可動範囲は写真の広さが限界の為、パッケージイラストほど脚を大きく開く事は出来ません。




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 3枚目は、大気圏用パックを折り畳んでビームサーベルを2本使用しているアクションポーズ。
 このようなポーズは第3話までの時点ではまだ有りませんが、富野由悠季さんが総監督を務めるガンダム作品では主役MSが2本のビームサーベルを使用して戦うシーンも少なくない為、もしかすると今後G-セルフにも同様の活躍シーンが有るかもしれません。




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 4枚目は、機動戦士ガンダム35周年記念ポータルサイトのトップページに掲載されているG-セルフのイラストを再現したポーズ。
 イラストのG-セルフは右手にビームサーベルを、左手にビームライフルをそれぞれ持っていますが、本キットにはビームライフル保持用ハンドパーツが右手しか付属していない為、イラストを反転させた形でポージングしています。




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 「HG UNIVERSAL CENTURY」の「169 V2ガンダム」、「HG CORRECT CENTURY」の「177 ターンエーガンダム」と。
 Gレコの舞台であるR.C.は、「機動戦士Vガンダム」が本記事掲載時点におけるTVシリーズ最終作となっている「宇宙世紀」の後の時代で、「∀ガンダム」の舞台である「正暦」よりも前の時代となっています。R.C.の世界では戦争や環境汚染の問題を解決する為に技術の発展が禁じられている為、劇中では宇宙世紀時代に使われた様々な技術や用語が登場しています。




 以上、G-セルフ 大気圏用パック装備型でした。

 イベント上映からは終了から約半月と遅めの発売でしたが、TVアニメの放映開始からは約半月前の発売となりました。
 各部パーツの色分けは、色分けが細かい頭部、肩、ビームライフル以外は成型色とシールで色分けがしっかりされており、組み立ててシールを貼るだけでも十分な出来になります。UV発光素材はクリアーブルーのパーツだけでなくシールにも使用されている為、塗装派の人にとっては考えどころになるのではないかと思います。個人的にはシールを貼付して発光ギミックも楽しめるようにする事をオススメしますが、自分の好きな色で塗装するのも良いかと思います。
 残念なのが可動で、可動範囲が非常に広いHGオールガンダムプロジェクトと同様の関節を使用しているにもかかわらず、肘関節や膝関節は、装甲パーツの干渉でそれが狭まってしまっています。これについてはデザインとの両立を考慮しなければならなかった事を考えると、やむを得ない点と言えるのかもしれません。
 ガンプラ初心者や非塗装派の人でも十分楽しめる内容になっている事に加えて、主役MSの最速立体化やUV発光ギミックが有る点も含めると、一番最初に購入するGレコのガンプラとしても打って付けの出来だと思います。
 GレコのHGシリーズはUV発光素材を採用したものが多数発売される事が、既に模型関連イベントで発表されています。その為、本キット以外にも購入を予定しているのであれば、ブラックライトと一緒に購入すれば、本キットの魅力を最大限まで楽しめるだけでなく、今後発売予定のキットでも同様に楽しむ事が出来ます。