12月6日より、奈々さんが「日向ヒナタ」役で出演している「THE LAST -NARUTO THE MOVIE-」が、全国の上映館で公開されています!
 管理人も公開初日に観に行く予定だったのですが、人身事故が原因で電車に遅れが生じた為に初日は観に行くことが出来ず、その数日後に観に行く事が出来ました。更にブログ更新をサボってしまった為に掲載が遅れてしまい、今日になってようやく記事にする事が出来ました(汗)。

関連リンク:映画『THE LAST -NARUTO THE MOVIE-』(公式サイト)

※以下は作品のネタバレを含みます。


 はじめに、作品の概要とあらすじ。
 この作品は、1999年より「週刊少年ジャンプ」で連載が開始されると共に2002年からテレビアニメ版の放映もスタートした「NARUTO」の劇場映画の第10作に当たる作品で、原作では描かれなかったエピソードを描いています。原作は2014年11月に「第700話」の掲載をもって完結しましたが、この作品は第699話と第700話の間を描いた、所謂「第699.5話」と呼べる位置付けの作品です。
 ストーリーは第699話から2年後を描いており、月の地球接近に伴う大量の隕石落下と月の崩壊による世界の破滅を阻止する為に、各国の長が密かに調査を開始する中、ヒナタの妹・ハナビが何者かにさらわれます。火影となった「はたけカカシ」の「ハナビをさらった人物と月を動かしている人物は同じ」という勘に基づき、ナルト達はハナビをさらった犯人を捜すと共に月の地球接近の原因を究明する任務に当たります。クライマックスでは月面を舞台に、2つの事件を引き起こした「大筒木トネリ」とナルトの壮絶なバトルが繰り広げられます。
 このストーリーの一方で繰り広げられるのが「ナルトとヒナタの恋愛物語」で、ナルトに気持ちを打ち明けられないヒナタと、ふとしたきっかけでその気持ちに気づくナルト、そしてそれをきっかけに戦いの中で急接近していく二人の様子もしっかり描かれています。

 作品の感想について。原作は未読状態で観たので、大雑把な感想で。
 作品の時系列は前述の通りですが、キャッチコピーは「原作の、その先へ」となっていたので、原作完結後の物語を描くと思っていただけに、このストーリー設定は予想外でした。原作では第699話と第700話の間に十数年のブランクが有るとの事で、原作第700話の内容を補完するという意味合いが強い作品なのではないかと思います。
 舞台は前述の通り、NARUTOではよくある「祖先の代からの因縁」をテーマにしつつも、舞台は月と地球という、恐らくシリーズ史上最もスケールの大きいであろう作品になっています。「何故月面で普通に活動できるのか」等、科学的な面から見るとツッコミどころは満載ではないかと思うのですが(笑)、「ナルト最後の戦い」という意味では、それに相応しいスケールになっていると思います。
 NARUTOは多数の個性的なキャラクターが登場するのが作品の魅力の一つではあるのですが、この作品は前述の通り、ナルトとヒナタが中心の物語になっています。その為、登場しなかったり出番が少なかったりするキャラクターも多く、特定のキャラクターが好きな人にとっては楽しむのが難しいかもしれません。

 奈々さんについて。
 奈々さんが演じる日向ヒナタは、この作品ではナルトの恋人となるだけでなく物語の鍵を握るキャラクターの一人でもあり、実質上メインヒロインとなっています。その為、全編を通じて出番が多く、奈々さんファンにとっても見応えの有る作品になっています。キャラクター設定等について予習する必要は有ると思いますが…(苦笑)。
 ヒナタはラストで2児の母となりますが、奈々さんは母親となったヒナタの声を本編でのヒナタと演じ分けている事で「大人の女性」の雰囲気が出ており、こちらも必聴です。
 奈々さんはテレビアニメ版の放送が開始されて間もない頃から日向ヒナタ役でこの作品に不定期出演していますが、この作品は奈々さんにとっても一つの区切りになったのではないかと思われます。テレビアニメ版の完結は暫く先になりそうですが…。
 余談ですが、上映館で販売されているパンフレットの中に、奈々さんへのインタビュー記事が1ページ全体にわたって掲載されていますので、こちらも必見です。




 原作の連載終了とこの映画の公開をもって、あとはテレビアニメの完結で展開の殆どが終了すると思われたNARUTOですが、既に続編映画の公開が決定しています!


 今度の主役はナルトとヒナタの間に生まれた息子・ボルトになるとの事で、奈々さんもヒナタ役でまた出演する可能性が十分考えられます。
 次回作でのヒナタは主人公の母親というポジションになりますが、作品の内容やヒナタ登場の有無等、今後の続報が待たれます。