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 12月28日に開催された、「ガンダム Gのレコンギスタ」のスペシャル上映イベントに行ってきました!
 今年10月からテレビ放送がスタートした「ガンダム Gのレコンギスタ」(以下「Gレコ」)は、現在第14話までテレビ放送を完了し、後半戦に突入しています。このイベントはメインキャストと総監督の「富野由悠季」さんが出演するトークショーと、2015年最初の放送となる第15話の先行上映を兼ねたイベントとなっていました。その為注目度も高く、発売(12月18日午前0時)から30分足らずで全てのチケットが完売しました。
 このイベントは2回行われたのですが、管理人は今回、2回目(20:20開始)のイベントに行ってきました。この回にはマスコミの取材も入っており、本記事掲載時点で既にレポートも掲載されていますので、それも絡めつつ紹介します。

関連記事:
 ・HG Reconguista in G「01 ガンダム G-セルフ(大気圏用パック装備型)」レビュー(2014年10月10日更新)
 ・「ガンダム Gのレコンギスタ」舞台挨拶イベントに行ってきました!(2014年8月25日更新)


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 今回のイベントが行われたのは、今年8月に舞台挨拶イベントを開催した会場でもある「新宿ピカデリー」。この映画館ではGレコだけでなく「機動戦士ガンダムUC」の舞台挨拶も開催しており、近年のガンダム作品の舞台挨拶ではお馴染みの会場となっています。
 なお、会場内にはGレコ関連の展示物が無かった為、会場内の様子は割愛します。




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 来場者特典は、サンライズのカット袋に封入された複製原画と、「マスクのマスク」でした。
 複製原画は「G-セルフ」が描かれたものと「アイーダ・スルガン」が描かれたものの2枚が入っていましたが、内容がランダムなのか否かについては分かりません。なお、マスクのマスクは後述の通り、イベント内で使用するところが有りました。




 トークショーの開始は、3分遅れの20時23分でした。この回は作品上映前のトークショー(1回目は作品上映後にトークショー)という事もあってか、先行上映となる第15話のネタバレに関する話は特に有りませんでした。
 司会を務めたのは、Gレコのプロデューサーである、サンライズの「小形尚弘」さん。挨拶の後に会場内の人に「コミケに行った人は?」「有馬記念に行った人は?」という質問をして挙手を求めた後、Gレコのブルーレイ第1巻を買ったかどうかの質問をし、「買ってない人は明日買って下さい」というお願いをしていました。

 この後、出演者が一斉に登壇しました。
 出演者は以下の通り。

 ・石井マークさん(ベルリ・ゼナム役)
 ・嶋村侑さん(アイーダ・スルガン役)
 ・佐藤拓也さん(マスク役)
 ・逢坂良太さん(クリム・ニック役)
 ・富野由悠季さん(総監督)

 出演者の中で、佐藤さんはオールバックの髪型にマスクのマスクを付けて登場しただけでなく、登壇した後にはアイキャッチのダンスのフィニッシュポーズを決めており、登壇した途端に観客席は爆笑していました。

 はじめに、出演者からの挨拶が有りました。
 最初に挨拶した富野さんは、登壇前の小形プロデューサーの発言を受けて「(ブルーレイを買ってという)押し付けがましいのはスルーしていいので、Gレコを30年~50年ご愛顧頂きたい」と話していました。
 この後、キャストの挨拶になり、逢坂さんは「つくづく天才だよ、俺は!」という、第14話でのセリフから挨拶を始め、嶋村さんは「今日は寒い中…」と言った所で富野さんが「寒くないよ」と口を挟む一幕が有りました。佐藤さんは、「僕はオイシイのは最後まで取っておくので…」という司会の意向で最後に回され、挨拶前には「出オチまでしたというのに、ふざけているのかー!」という、マスクのセリフ風の言葉で挨拶を始めました。

 この後は「1クール終わっての感想」という事で、各キャストの感想は以下の通り。
 ・石井さん … 最初は緊張してたけど、今は1話1話(のアフレコ)が楽しい。
 ・嶋村さん … 21話までアフレコが終わった。相変わらず大変だけど、頑張ってる。
 ・佐藤さん … マスクが無いと落ち着かない。新キャラがどんどん出てきているが、それでも相変わらずのマスクは、実は
          一番マイペースなのではないか、と思う。
          (小形プロデューサーが「バララ・ぺオール」の名前を「バナナ」と間違えた件について)バララです。バナナは現場ネタ
          (バナナの差し入れが多い模様)。
          (乗機・マックナイフが劇中でよくグルグル回っている件について)回るのはマスクが解決してくれている。
 ・逢坂さん … クリムみたいな性格のキャラクターを演じるのは初めて。登場は3話からだったけど、初登場前に別の現場で会った
          佐藤さんと嶋村さんに相談したところ、佐藤さんからは「やってみよう」と言われ、嶋村さんからは「逢坂さんなら
          大丈夫」と言われた。
          (劇中での高笑いについて)本番前はもっと貴族っぽい笑い方にしていたのだけれど、本番で「ヒャッハー!」な
          笑い方にしたところ、OKが出た。
          ※なお、この件について富野さんは「覚えていない」との事で、その理由は、「(今回出演している)4人には、
           (演技の)注文をつけていない。だから覚えていない。だから楽している。」との事。

 この後は、今後の展開や制作の進捗状況について、主に富野さんに質問する形でトークが進められました。
 ・現在の状況 … 最終話ラスト前のコンテをやっている。忙しい中での今回のイベントなので、今は腹が立っている。それどころじゃ
            ねーんだよ!
 ・今後のストーリー展開 … ここでの4人の声を聞いて変わる(「潰しちゃえ」と考える)可能性有るかも → キャスト陣が、自分が演じて
                  いるキャラが死ぬかもと騒ぎ出す → (騒ぎ出した事に対して)うるせーな!それが出来るのが私の
                  立場なの!
 ・第25話 … マスク絡みのストーリー。詳細は言えないが、終わった。(これを受けてマスクが死んだのでは、という憶測が広がる)
 ・クリム・ニックについて …どうしようかな…?(逢坂さんが反応)
 ・最終回のコンテ … 年明けにやる。
             (キャストに)1口350円でシナリオの変更を考えるが、男の申し出は受けない。
 ・アイーダについて … (ポンコツという評判について)そんな事は無い。
               (恐らく第25話の)コンテを見たが、「イヤだな」と思った。
               第25話で凄い活躍が有る。2秒だけ。
 ・結末について … シナリオは何が有っても影響されない(前述の1口350円は冗談の模様)。Gレコは楽しいアニメ、ハッピーに
             終わらせたい。(キャスト陣は不安を拭えない表情)
 ・最終話の制作状況 … (メカデザイン担当の)安田(朗)君は天才なので、こちらのスケジュールを無視してアイデアを出してくる。
                楽しみにして欲しい。一度コンテを出したのを、変更する為に戻した。だから今が忙しい。分かれ!
                最終的な設定が出来たのが10月末から11月あたり。それに合わせてその後のストーリーを全部
                組み直した。
 ・手応えは有るか? … 無い。

 この後、嶋村さんが「皆、富野さんは凄い(人)と言ってます」という話をすると、富野さんは照れ隠しなのか、嶋村さんに「殴るぞ!」と怒鳴りつけ、司会が「公開の場で殴るのはやめて下さい」と注意する一幕が有りました。
 また、この後の展開について富野さんが「G-セルフは負けるかもしれない」という含みをもった話をしたところ、石井さんが「(前述の1口350円で)いっぱい払いますから!」というやり取りも有りました。
 富野さんは結末について、「愛とロマンと感動の有るエンディングを…」という話をした後、舞台から帰ろうとしてしまった為、これまた司会に注意されていました。

 この後には、Gレコへの出演が決定した際の周りの反応について、キャスト陣に質問する形でトークが進められました。
 ・石井さん … 父(50歳)がガンダム好きで、自分がフィリピンから日本に来た時、「ザク」が置いてあった。ベルリ役に決まった
         時の反応は薄かったが、土曜日(G-セルフのガンプラ発売日の9月20日?)に(実家に)帰ったらG-セルフが
         置いてあって、どうやら発売日に買って作ったらしい。その後また(実家に)帰ったら、今度はもう1体(G-セルフが)
         有って、汚し塗装が施されていた。この仕事がようやく認められたと思った。
 ・嶋村さん … 兄がガンダム好きなので報告したが、「お前のセリフにギュッとこなければ嬉しくない」と言われた。
          (司会より、イベント開催の前日に発表された「Go!プリンセスプリキュア」で主役を演じる事が決まった件に
          ついての話を振られ)それについてはまだ報告してない。(会場からは拍手)
 ・佐藤さん … 今、ガンダム作品でマスクキャラを2役も演じている(もう一人は「ガンダムビルドファイターズトライ」の「メイジン・
          カワグチ」)。ガンダムが好きだったことから声優になったので、今年は忘れられない年になった。
 ・逢坂さん … 知り合いに声優を目指している人がいるのだが、「お前にムカッときた」と言われた。

 この後、フォトセッションが行われ、観客は全員「マスクのマスク」を付けるよう指示が有りました。
 更に途中からは、席を立ってエンディングアニメーションでのマスクのように右手をを上げるよう、指示が有りました。その時の写真は公式ツイッターアカウントが2枚掲載しています。

 なお、この光景を見た佐藤さんは「これだけのマスク部隊がいれば、G-セルフにも勝てるな!」「お前達、クンタラだな?」と、マスクのセリフ風にコメントをしていました。

 フォトセッションの後には、出演者からのメッセージが有りました。
 ・逢坂さん … (Gレコのイベントで)話すのは初めてだった。(Gレコでは)名言を色々言わせて頂いた。
 ・佐藤さん … (Gレコのイベントで舞台に)立つのは2度目。来年も元気をもって立ち向かうので、付いてきて欲しい。
 ・嶋村さん … 元気のGを充電して、2015年を元気に迎えていただきたい。
 ・石井さん … 収録がもうすぐ終わってしまうが、残りの回も全力で駆け抜けていきたい。「Gのレコンラジオ」(ネットラジオ)も
          宜しくお願いします。
 ・富野さん … (テレビアニメはキツいか?という質問に)自分でキツくしてる。
          (Gレコは)「アニメや映画にはこんな事も出来る」というサンプルを出したつもり。恐らく今まででこんなにストーリー
          展開の早い作品を作った事が無いので、(視聴者を)振り落としてるかもしれない。分からない人にはフォローして
          欲しい。小学生が理解しているという情報も入っている。大人の皆さんも付いてきてほしい。

 トークショーは以上で終了し、出演者が退場した後、司会の小形プロデューサーが退場しました。
 終了は21時0分でした。
 なお、トークショーの詳細な内容については、既にネットニュースでも紹介されています。

 ・富野監督 Gレコ最終回は“イデ化”もある?「潰しちゃえ」(ニュースラウンジ)


 この後、作品の上映が有りました。
 上映されたのは、以下の5つです。

 ・第1話「謎のモビルスーツ」
 ・第6話「強敵、デレンセン!」
 ・第10話「テリトリィ脱出」
 ・第14話「宇宙、モビルスーツ戦」
 ・第15話「飛べ!トワサンガへ」 ※先行上映

 上映された作品は、全て次回予告無しで、第1話はオープニングのテロップのフォントが修正されていました。
 第15話の内容はの紹介は、テレビ放送が近い事とトークショーの中で触れられなかった事から、割愛させて頂きます。




 以上、Gレコスペシャル上映イベントレポでした。

 今回はストーリーが折り返しを過ぎた時点でのイベント開催という事もあって、リアルタイムで進んでいる制作やアフレコの状況について、様々な話が聞けて良かったです。特に富野さんについては、前回行ったイベントでは控え目な感じのあった「富野節」が今回は全開で繰り出されていました。その一方でキャスト陣の褒め言葉に対しては照れ隠しをしているお茶目な面も有り、「これでこそ富野由悠季」と思えるトークショーでした。
 キャスト陣も初のガンダム出演や初めて演じるタイプのキャラ等、「初めて」に関する感想が色々聞けましたが、特に佐藤さんが外見から言い回しまでマスクになっている事が多くて楽しかったです。また、嶋村さんと佐藤さんの他作品に関する話は個人的に少し気になっていたので、これらの話が聴けたのも良かったですし、貴重だったと思います。
 Gレコは既に後半戦に突入していますが、富野さんはどのような結末の形を描くのか、最終話までしっかりチェックしようと思います。