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 少し前の話ですが、先月28日より「機動戦士ガンダム THE ORIGIN Ⅰ 青い瞳のキャスバル」のイベント上映と配信が開始されました!
 管理人は今回のイベント上映も「機動戦士ガンダムUC」と同様に映画館で観る事を当初は考えていたのですが、上映館では限定ガンプラの販売が無い為、結局配信で観ました。原作は未読だったのですが、「シャア・アズナブル」の過去を描いた作品という点で楽しかっただけでなく、「機動戦士ガンダム」にも登場していたキャラクター達は、その時には見せなかった意外な一面が描かれている部分が多くて楽しかったです。この作品はガンダムのアニメ作品では珍しく、モビルスーツ戦をはじめとして各所に3DCGを多用しているのですが、これは「THE ORIGIN」のアニメシリーズだけでなく、今後の他のガンダムのアニメ作品においても、同様の手法を用いる作品が登場する可能性を示しているのかもしれません。
 このシリーズは全部で4話まで有るとの事で、今後も配信やイベント上映の際には必ず観ようと思います。
(´-`).。oO(シャア専用ザクⅡのプラモよりもガンタンク初期型のプラモが欲しくなるような内容であった)

 さて、ここから本題。
 今回のレビューは現在放送中の「キュートランスフォーマー 帰ってきたコンボイの謎」のトイシリーズより、「QT-03 ロックダウン」を紹介します。
 キュートランスフォーマーのトイは、昨年8月に開催された「トランスフォーマー博」で先行販売された「オプティマスプライム」と「バンブルビー」を購入しましたが、変形機構は全種共通との事で、それ以後に販売されるトイは購入しない予定でした。しかしながら、ロックダウンはオプティマスプライムやバンブルビーと共にレギュラーで登場する事が放送開始前から確定していた為、例外的に昨年12月の発売直後に購入しました(笑)。

関連記事:
 ・「QT-01E オプティマスプライム」&「QT-02E バンブルビー」レビュー(2014年8月22日更新)
 ・「LA09 ロックダウン」レビュー(2014年9月21日更新)


※画像をクリックすると、元のサイズで表示されます。
※「QT-01E オプティマスプライム」「QT-02E バンブルビー」は、別売です。


■キャラクター設定
 「ロックダウン」は、スマートフォンアプリでも展開されているテレビアニメ作品の「キュートランスフォーマー 帰ってきたコンボイの謎」に登場するキャラクターです。
 テレビアニメでは、「オプティマスプライム」や「バンブルビー」と共にレギュラーで登場し、主にトークでのツッコミ役を担当しています。テレビアニメでの声優は、本作のオープニングテーマを歌っている音楽ユニット「OLDCODEX」のボーカルも担当している「鈴木達央」さんが担当しています。

■トイ概要
 このトイは、2014年12月26日に、タカラトミーより999円(税別)で発売されました。
 一般販売された「キュートランスフォーマー」のトイシリーズの第1弾となるトイの一体で、「チョロQ」風のビークルモードからロボットモードへの変形機構を搭載している他、一部の関節が可動します。




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 パッケージ表面。パッケージはブリスターパック方式で、サイズは縦約12cm×横約8cm×奥行約4cmとなっています。
 ロックダウン本体はビークルモードの状態で梱包されており、パッケージにはロボットモードに変形出来る事が写真入りで紹介されています。なお、後ろの台紙には、実写映画「トランスフォーマー/ロストエイジ」のメインキャラクターがアメコミ風のセリフや擬音と共に描かれています。本トイはテレビアニメ放送開始前に発売された為、この台紙のデザインは実写映画との関連付けが狙いとなっていたものと思われます。




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 パッケージ裏面。
 取り扱いや遊び方の注意文が掲載されている他に、ゲームで使えるシリアルコードが本トイの中に入っている事も書かれています。




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 パッケージを斜め上から観た写真。
 ブリスターの側面には何も無く、中のトイ本体が見えるようになっています。




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 パッケージのブリスター部分の正面と底面の内側に入っている紙は一体のものとなっています。正面になる部分には商品名や写真が掲載されており、底面になる部分にはバーコード等、流通の関係上必要な情報が掲載されています。
 バーコードの上には、「ランボルギーニ」のロゴが有ります。この事から、このトイのビークルモードはメーカーの正規ライセンスを受けている事が分かります。
 折り畳まれて内側に隠れている面には、変形手順の説明が掲載されている他に、ゲームで使えるスペシャルコードが記載されています。




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 ビークルモード。「トランスフォーマー/ロストエイジ」に登場した「ロックダウン」(以下「ロストエイジ版ロックダウン」)と同様に「ランボルギーニ・アヴェンタドール LP700-4」に変形しますが、チョロQ風にアレンジされたデザインとなっています。
 チョロQはゼンマイによる駆動機構が搭載されているのが定番ですが、このトイには駆動機構は有りません。しかしながら、タイヤを転がして走行させる事は可能です。




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 ビークルモード底面。
 車体前部にはロボットモードの脚が収納されており、また車体後部にはロボットモードの腕が収納されています。




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 「LA09 ロックダウン」(以下「LA09」)のビークルモードと。どちらも使われている車の車種が同じ為、全体的なデザインは似ています。
 テレビアニメ版「キュートランスフォーマー 帰ってきたコンボイの謎」(以下「アニメ版QTF」)に登場しているロックダウンのデザインは本トイとは大きく異なるデザインで、そのデザインは「トランスフォーマー アニメイテッド」に登場した同名のキャラクター(以下「アニメイテッド版ロックダウン」)に似ています。その為、トイとアニメでデザインが大きく異なっています。トイはビークル・ロボット共にロストエイジ版ロックダウンを基にデザインされている為、ロストエイジ版ロックダウンとはデザインの共通点が多いです。




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 ロボットモード前面。全高は約4cmあります。
 パッケージのブリスター内側に入っている紙に記載されている手順で変形します。車体後部が腕になり、車体前部はそのまま胴体になります。




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 ロボットモード後ろ。
 ビークルモードのルーフ部分は、そのまま背面に移動します。




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 ロボットモードのバストアップ。
 頭部はロストエイジ版ロックダウンの頭部を基にデザインされており、こちらもアニメ版QTFに登場しているロックダウンの頭部とは大きく異なるデザインになっています。頭部は1パーツ成型の為、後頭部には肉抜き穴が有ります。




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 脚部は、股関節と足首にボールジョイントが有り、2ヶ所で可動します。
 この可動構造はロボットモード時のポージングの際に必要となるだけでなく、変形の際にも必要となります。




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 ロボットモードの可動は、首、肩、脚が可動します。
 首は左右に振る事しかできませんが、肩には3ヶ所の可動箇所が有り、また脚には前述の通り2ヶ所の可動箇所が有る為、ゲームでの走っている状態をイメージしたポーズを取る事も比較的簡単に出来ます。




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 肩部分をパッケージ写真の通りに変形させた状態。こちらの方が、腕が腕らしい形になります。
 この状態の肩のデザインはアニメ版QTFに登場しているロックダウンの肩のデザインに似ており、数少ないトイと共通しているデザインの一つです。




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 LA09のロボットモードと。
 LA09のロボットモード頭部は「トランスフォーマー/ロストエイジ」劇中で一度だけ見せたサーモグラフィ機能付バトルマスクを装着した状態で造られている為、本トイの頭部とはデザインが大きく異なっていますが、劇中で見せたマスクの下の素顔のデザインは本トイに酷似しています。サイズはLA09の方が大きいですが、3~4ステップで変形出来る本トイに対してLA09は1ステップで変形出来る為、本トイよりも簡単な変形機構になっています。




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 スマートフォンアプリ「キュートランスフォーマー 帰ってきたコンボイの謎」で前述のスペシャルコードを入力すると、ロックダウンを使用する事が出来るようになります。
 このゲームでのロックダウンのデザインは、アニメ版QTFに登場しているロックダウンを基にしたデザインになっています。速度、勇気、火力の数値は初期状態から使える「オプティマスプライム」と同じですが、発射する弾の形状がオプティマスプライムとは異なるものになっています。なお、キャラクター選択画面で表示されるキャラクター設定文の内容はアニメイテッド版ロックダウンを基にしているものと思われます。




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 「QT-01E オプティマスプライム」「QT-02E バンブルビー」と。この3人がアニメ版QTFのレギュラーメンバーで、トイのCMにも登場して喋っています。
 アニメ版QTFは高速道路のサービスエリアを舞台に、1986年に発売されたファミコン用ゲーム「トランスフォーマー コンボイの謎」に関するトークや、そのトークの中で出た事柄をテーマにした大喜利を繰り広げます。第4話まではこの3人だけしか登場していませんでしたが、第5話からは毎回異なるゲストキャラクターが登場すると共に、トークのテーマも所謂「クソゲー」と呼ばれるゲーム全体に範囲を広げています。




 以上、QT-03 ロックダウンでした。

 このトイはキュートランスフォーマーのトイ共通の変形機構により僅か3~4ステップで簡単に変形出来る為、トランスフォーマートイを手に取った事が無い人でも簡単に変形させられます。デザインはアニメ版QTFのロックダウンとは大きく異なるデザインになっていますが、同シリーズのオプティマスプライムやバンブルビーと同様に「実写映画に登場した同名キャラクターのデフォルメトイ」という見方も出来る為、この点ではユーザーにとって評価が分かれるのではないかと思います。
 ロックダウンはアニメ版QTFではレギュラーで登場するキャラクターの一人となっている為、QTFのトイを集めるに当たっては、オプティマスプライムやバンブルビーと並んでマストバイの一品となっています。2014年12月に行われた先行上映会のトークショーの中で、キュートランスフォーマーは人気が続く限りシリーズを継続する方針である事が語られていた為、機会に恵まれれば、アニメ版に準拠したデザインのロックダウンも発売して欲しいと思います。